ぐるっと一回りで1000Km!
8月14日
夏休みに滞在中の御殿場を8時半に出発しました。
まずは本栖湖を目指しますが、その途中で「音止めの滝」と「白糸の滝」を見物することにしました。「白糸の滝」というと、私には軽井沢にあるものを思い浮かべますが、全国にあるみたいですね。手前にあるのが「音止めの滝」で、その昔、主君の敵討ちをしようと忠臣達が相談をした際に神に祈ったらうるさい滝が止んで相談がまとまったとされています。そして、白糸の滝ですが、がけの下までずうっと歩いていかなければなりませんので、横着をして降りずに写真だけ撮って帰ってきました。
その後は朝霧高原を北上、本栖湖に入りました。富士五湖で一番深いだけあって水が綺麗ですね。湖の周りをぐるっと回って国道300号通称「本栖みち」にはいりました。途中で道の駅「下部」があったので覗いてみると、馬肉を使った味噌煮込みと馬丼の具がある、これは珍しいですね、お買いあげ〜。
そして南アルプス市は増穂インターから中央高速へ。
ランチは諏訪湖サービスエリアでとり、上信越自動車道に入って妙高高原でお茶休息。それ以外はずっと走って富山インターで降りたのが3時半。少し時間があるので富山港に行ってみました。ここでは「森家」という、昔の回船問屋を見物させてもらいました。
富山駅前のホテルにチェックインしてから、ホテルの隣の「旬の味 実りのかしら」という小料理屋で夕食。ここは前日に買った富山のガイドブックで紹介されていた店で、あらかじめ予約を入れておいたのです。旬の白エビのコースにも引かれたのですが・・結局アラカルトで、白エビの刺身とオコゼの姿造り、コノワタ、青バイ貝の塩焼き、ノドグロの塩焼き、それに白エビのかき揚げをいただきました。お酒は地元の「立山」の大吟醸・・いやあ富山の味を楽しみましたよ!
これが史実にある「音止めの滝」です。
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ことらが「白糸の滝」、きれいですね。
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これが昔の海鮮問屋「森家」。
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北前船の模型。これで北海道まで行ったのか。
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さあ、白エビの刺身とオコゼの活け作りです!
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初めて食べた、青バイ貝の塩焼きです。
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脂がのったノドグロを焼いてもらいました〜♪
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白エビのかき揚げです。
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2日目、8月15日です。富山の朝は雨でした。
ホテルの朝食はなんと280円です。ホントに大丈夫?でも、ちゃんと和食か洋食をチョイスできます。で、私が選んだ和食は、味噌汁とおにぎりとたくあん・・・・ではなくて、鶏肉と冬瓜の煮付け、鮭の塩焼き、温泉卵、海苔、漬物に味噌汁という、吉野家も顔負けの充実した内容なのです。そしてご飯は富山のコシヒカリだそうで、ウン、美味しかったです。
さて、8時半にホテルを出発して、まずは城跡公園の向こうにある「せきの屋」本店を目指します。
富山といえば「ますの寿司」、全国的に有名なあのデザインの店以外にも地元にはたくさんの製造元があります。その中でもちょっとマイナーなメーカーですが、以前に地元の人が美味しいからと送ってくれたことがあるのです。希望の品をゲットして、さあ、土砂降りの富山を後にして白川郷を目指しましょう。
と、ここで携帯電話が・・見ると船仲間のSさんからです。「きーさん、富山にいるんですって?ますの寿司は買いました?」彼は、富山には良く釣りに来るのであちこち詳しいそうで、おすすめのお店やますの寿司情報をいただきました。うむむ、もう一日早く知っていれば・・でも、「せきの屋」は彼も「オッケー」だそうで・・・よかった・・
さて、最初の目的地は五箇山です。
インターから一番近い萱沼集落を見ることにしましょう。結構混んでいますので、第二駐車場へ。あら、こちらの方が集落の真ん前じゃないですか。何度か来ていればこういうことも覚えるのですけれどね。ここでたまたま話をした家族は、渋滞を避けるために朝6時に白川郷を見てきたそうです。うはあ、そんなに混みますか・・・じゃあともかく行くだけ行ってみますかね。近いので高速には乗らず一般道で白川郷へ向かう途中の道の駅で素麺かぼちゃを買い、名物の固い豆腐を食べてみました。うん、これは美味しい、しっかりと大豆が甘いです。
白川郷に近づくにつれて、案の定、道は渋滞しています。こりゃ、駐車場まで1時間くらいかかるんじゃない?
そこで、昼も近いので道路端の食堂と思しき店の駐車場に車を突っ込みました。そこでご飯を食べてから、そのままちゃっかり車を置かせてもらって村を見物しようという作戦です。ところが、お盆のせいかお昼の営業はしていないとか・・・でも車は短時間なら置いておいても良いと言ってくれました、ラッキー!!まずは一番メインの和田家を見物しましょう、これは大きい建物ですね〜
そして・・奥のプライベートエリアからはカレーの匂い・・・おや、和田家の皆さんの今日のお昼はカレーですね。
こちらもお腹が空きました。次は集落を見下ろす展望台に登って行きます。たった1軒の食堂は団体さんで大混雑でしたが、うまく割り込ませてもらってとろろソバとうどんで昼食を済ませて展望台へ・・
おおお、これがテレビやポスターで見た集落の風景かぁ〜確かに、冬なら素晴らしいでしょうね!
五箇山の萱沼集落です。
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屋根が半分、新しいのがわかります。
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結構、観光客が来ています。
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茅葺き屋根を葺き替えるのは大変ですね。
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これが「こきりこ」です。
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昼顔よりずっと大きな花です。
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万が一の際の用心です。
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茅葺き屋根を下から見てみました。色が違います。
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さあ、白川郷ですよ!
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いい風景ですね。
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コスモスがきれいです。
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さすがに観光客が多い。
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こちらが「和田家」です。 |
外に並んでいる人がいます。 |
ここは1階の縁側です。 |
記念に一枚・・。 |
2階に上がってみました。 |
さらにもう1階上があります。 |
天井は結構高いです。 |
屋根の梁は縄で縛ってあります。 |
カイコのマユ・・。 |
2階の窓からの眺めです。 |
睡蓮が咲いていました・・。 |
消火栓も目立たないようにしてありますね。 |
展望台の食堂にはこんなに写真がありました。
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お昼は簡単にとろろそばにしました。
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まさに・・・テレビで見たとおりの光景です。
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富山の名物、マスの寿司。 |
こちらは山梨の名物。 |
これで観光はお終いです。帰るとしましょう。
おお、反対車線はずうっと高速のインターまで渋滞ですよ〜こりゃ大変です。さすがは世界遺産、すごい人気ですね。休日に車で白川郷に行く方は、先に展望台に行ってそこに車を置いてシャトルバスを利用するのが良いです。集落は昼間は交通規制で一般車が入ることが出来ませんし、ずっと離れた駐車場に誘導されますが、シャトルバスなら一気に中まで運んでくれますからね。
帰り道は途中で少し渋滞はありましたが、スムーズなものでした。
美濃市で東海環状自動車道に乗り換えて豊田ジャンクションから東名高速に乗りました。浜名湖SAではウナギジェラートを食べられたのですが、小笠PAではサービスエリアガイドに記載のあった「桜えびパスタ」は見あたらず・・
代わりに富士市内で検索して見つけた「鐘庵」で桜えびおろしソバ/うどん&駿河丼の夕食をすませ・・・8時半頃に無事、御殿場に戻ってきました。
シャワーを浴びて、ビールでぷはぁ〜。富山で買った白エビカマボコとますの寿司をつまんで・・ふうぅ〜。
静岡県を出て山梨県、長野県、富山県、岐阜県、そして愛知県から静岡県に戻る、ぐるっと一回りで約1000キロの旅でした。
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