<Golden week 2007>
2007年ゴールデンウィーク:益子/袋田/北茨城の旅

美味しいそばを食べに行こう!

今年のゴールデンウィークは前半に浦賀までボートでクルージングを楽しんだので、後半は家族で車で旅行することにしました。幸い天気も良さそうですし、直前の手配にも関わらずリーズナブルな宿も確保できました。

5月4日金曜の朝8時半に自宅を出て、首都高速経由で常磐道を下り谷田部を過ぎたあたりで渋滞が始まりました。別に急ぐ旅ではありませんが、たいした距離でもないので下を走っても時間的には同じ・・・そこで千代田石岡で高速を降りてしまいました。
まずは笠間を目指し、そこからツインリンクで有名な茂木(もてぎ)を目指します。別にサーキットに用事があるわけではなく、ツインリンクのそばにある「おうめ」というそば屋さんでお昼を食べたいからです。見つけたお店は、イメージとは違って一見「道の駅」みたいなパーキング内にあるプレハブの小さな建物。それでもお客さんで満席、10分くらい外で待たなければいけませんでした。丁度節句の前とあって、裏には鯉のぼりがたくさん空を泳いでいます。そのときに気が付いたのは、パーキングの名前が「青梅」であることです。何となくお店を「お梅」と思いこんでいましたが、アクセントが違いましたね。
さて、頼んだそばが出てきました。隣の物産館で地元のおばさん達が打ったそばはしっかりとして美味しい、つゆも悪くないですね。

お昼をすませてから、「道の駅茂木」に立ち寄ってみました。気温も上昇して暑いくらい。
見るとアイスクリームの売り場に長い列が出来ています。どうも地元の「栃乙女」というイチゴをそのまま細かく潰してバニラに混ぜ込んだ、「イチゴミルク」が人気の中心なようです。ガラス越しに見える作業場ではイチゴの箱が山積みになっており作業員が必死でイチゴを混ぜ込んでいます。これは並ぶ価値がありそうです。待つこと約15分で食べることが出来ましたが、確かにイチゴがたっぷり入っていて美味しかったです。
ここで買ったお土産で面白かったのが、「苺うどん」(写真上)。確かにピンク色をしていますが、帰宅して食べてみたら、甘酸っぱいわけではなくつるりとした普通のうどんでした。

そして約20分走って益子の街に行ってみました。丁度、陶器のお祭りが開催されていて、全国の陶芸家が持ち込んだ作品の即売会もあれば地元の工房も道ばたにずらりと店を広げています。ここでは取り皿を6枚と刺身皿を1枚買いました。

その後はまた茂木の街に戻り、中心部にある「ホテル若葉」に宿泊。
お風呂でサッパリとして、夕食にはホテルの自慢というウナギを追加注文しました。蒲焼きも白焼きも1400円とこれまた手頃なお値段。適度な脂があり、臭みのない美味しいウナギでした。


5月ですね、沢山の鯉のぼりが見事!

右側の建物がそば屋の「おうめ」です

茂木のパーキング、左がそば屋で右が物産館

こちらが「おうめ」のご主人、いい人です

天ぷらが250円とは安いでしょう?

隣の物産館ではスタッフがそばを打っています

これが盛りそば大盛り

「道の駅茂木」に到着です

庭には公園ときれいな花壇がありました

アイスクリームには長い列が・・

こちらの店も同じ状態です

さらに店内もこの通り

これが一番人気の生イチゴとバニラのミックス

そば屋は、なんと「おうめ」の出店でした

益子の町では、イベントの実施中でした

ここは臨時のテント村会場

全国から作品を持って集まっていました

こちらは常設の地元のお店です

夕食はこれで1500円

白焼き、蒲焼きともに1400円を追加

5月5日、今日も良い天気です。茂木を出て、まっすぐ袋田の滝へ向かいました。駐車場は近いところは500円ですが、少し歩く気になれば100円のところだってあります。トンネルの入り口で300円の通行料を払います。中はひんやりとして滝の音が聞こえてきます。やがて明るくなったら目の前に滝が広がっています。ううむ、なかなかの見応えですね。
そこからは大子(だいご)町を抜けて「月待ちの滝もみじ苑」というそば屋さんへ。ここは滝の水を利用して水車で粉を挽き、いわゆる「さんたて(挽きたて、打ちたて、茹でたて)のそばを食べさせるので有名です。そのため、席に着いてから60分の待ち時間と張り紙がありましたが、まさにそれくらい待たされました。普通の二八そばと十割そばをいただいて較べてみました。どちらも香りと甘みが素晴らしかったですね。
そこからは一気に山を越えて北茨城に入り、大津港を目指します。そこに岡倉天心の記念館があるので見学してから宿である「民宿しずか」へ。

ここはお風呂が小さくて混んでいるというので車で10分走って市営の温泉「とおりゃんせの湯」に行くことにしました。戻ったところで夕食。あらかじめヒラメの刺身3000円を追加してもらいましたが、活魚と違って一日寝かしたヒラメはより甘みが増して美味しくなっていました。こりゃ日本酒をもらわなければ・・・いけませんね!


袋田の滝に到着、滝への入り口はこの奥です

滝へのトンネルの入り口で300円を払う

トンネルの向こうから滝の音が聞こえます

これが名爆、袋田の滝ですよ〜

写りきらないので、2枚の写真を合成しました

こちらは横の出入り口から見たところ

下におりると土産物屋が並びます

アユの塩焼き400円をもらいました

これは面白いですね〜でも売り切れでした

これがもみじ苑の粉ひき水車小屋

何とも良い風情です・・ここの庭は

こちらの二階席からの眺めが最高ですね

店内の「流しそうめん」コーナー!

これがお店自慢の二八そば

十割そば(左)と二八そば(右)、十割の方が若干そばの色が黒い

岡倉天心設計の釣り船、船底の金属製キールに注目!

ここは天心の書斎とも言える六角堂

六角堂の前は磯になっている

こちらは天心の住居兼研究所

対岸の岬から六角堂を見る

市民の温泉「とうりゃんせの湯」

ここに宿泊します

部屋は2LDKでまるでアパートそのもの

夕食はこれの他につぶとズワイガニが付く

手前は追加のヒラメ3000円

夜の太平洋です

さすがは茨城、アンコウの唐揚げサンドです

5月6日、天気は曇りで、宿を出ることにはポツリポツリと降り出しました。帰りは渋滞を避けるためにまっすぐ東京に戻る予定でしたので、ゆっくりと高速道を南下しました。途中のパーキングエリアで見つけたのはアンコウの唐揚げサンド、なるほど、茨城県ですものね。
その後は渋滞もなく、2時間半で東京に到着。今年も充実したゴールデンウィークとなりました。

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