もう一度花見をしよう! 東京の花見は4月の初めですが、私の生まれ故郷の札幌ではゴールデンウィークが丁度花見の季節。そして北軽井沢の気候は丁度札幌を同じくらいなので、まさに今頃は桜が満開のはずです。 というわけで、金曜の晩に自宅を出て首都高速道路5号線を下ったところすぐに渋滞が始まりました。どうも前の方で事故があったようです。残念、もう少しずれていたら高速に乗らずに下を行ったのに・・・結局関越に乗るまで普段の倍の時間がかかってしまいました。 上信越道に入ったときは12度だった外気温度は、碓氷軽井沢で降りて軽井沢市内に入ったら0度になっていました。そして深夜1時に山荘に到着したときにはマイナス2度。早速ストーブを焚いたことはいうまでもありません。 4月29日、天気も良く気温も急に上昇して気持ちの良い朝になりました。遅い朝食の後、ナビで近隣の名所を検索したところ、佐久の桃源郷というのが目に入りました。桃の花がきれいだそうです。とりあえず案内に電話してみるとつながった先は佐久市役所!きれいな声のお嬢さんがいうには「桜は満開ですが、桃はまだ早いかも」ということでしたが、じゃあ桜でいいやとばかり佐久に向けて出発。 そのあと、遅いお昼に美味しいそばを食べようということで、小諸の市街に向かって走行中に道ばたで「十割そば」の看板を発見、すかさず左折して細い道を進むこと約100メートル、意外なほどモダンなお店がありました。敷地のなかにフレンチのレストランもあります。3人なので例によって私は「更科」、妻が「挽きぐるみ」そして息子は「田舎そば」を注文しました。上田の柳町のソバ屋「おお西」に行った時と同じ注文です。 私が一番感心したのは、更科の白さと透明感です。取り敢えず一口、そばだけを頂きます。シャキッとした食感に甘さと香りが広がります。これは美味しい!残念ながらそばが短いのですが、これは蕎麦の実の芯だけ(これが更科粉です)で作ると当然つながりが悪くなりますし、まして本当に十割であれば細かく切れていても無理はありません。 蕎麦を楽しんだ後は小諸の市内を抜けて「マンズワイナリー」へ。途中で「懐古園桜祭り」の案内も見たのですが、ちょっと遅くなったことでもあり、懐古園は以前に行っているのでパスしました。ワイナリーでは最初に説明とビデオによるワイン造りの過程の紹介のあと見学。庭に植えられたコルクの木やブドウの木、ワインの貯蔵タンク、瓶詰め工場などを見て回りました。、昔フランスでロワールの家族だけでやっているようなワイナリーを見学しましたが、そこよりも小さい印象を受けました。 そのあとは、地蔵峠を越えて鹿沢温泉に向かい、途中の国民休暇村で立ち寄り入浴をさせてもらいました。設備の整ったきれいな建物で、お風呂も温度が丁度私好み(ぬるめ)で気持ちよかったです。 翌朝もゆっくりとして昼近くになってから山荘を片づけて出発。草津温泉から中の条経由で渋川インターに向かい関越道に乗って東京へ戻るルートをとりました。 四万温泉では「清流の湯」で入浴。目の前が川で桜が満開・・と景色は最高でしたが、なんと露天風呂の対岸には道路があるし、旅館の窓がみんなこっちに向いているではありませんか。でも女性用は・・・男性風呂の裏側なのでしっかり見えないように作ってある・・・ま、そんなもんですかね。でも・・・横の高いところを橋が通っているのですが、あそこからなら見えちゃうんじゃないかあ〜今は木の葉も茂っていないし・・・。 帰りは関越道は30キロの渋滞でしたので、初めて本所で降りて国道17号を南下してみました。時間的には同じようなものでしょうが、高速代の節約にはなりました。
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