まだまだ桜が咲くには早いのですが、京都に行くことにしました。
目的は、昨年末から京都に滞在中のニョーボの友人が4月に帰国するというのでその前に会いに行くことです。
今回利用したツアーは、「JR東海」の「Web限定 ぷらっと京都2日間」というもので、新幹線の切符とホテルの手配だけで観光ガイドや添乗員はつかないフリープランです。京都では友人夫妻にお任せしておすすめの場所を案内してもらうことになります。
その結果の日程は;
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3月14日
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ひかり461で東京=>京都、到着後友人の車で北野天満宮へ。続いて妙心寺、大原阿弥陀寺、上賀茂神社訪問後新都ホテル泊。 |
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3月15日
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東寺、東本願寺を訪問してから京都御所を見学。北区のしょうざんリゾートで夕食後のぞみ56で京都=>東京駅。 |
となりました。たった2日間ですが、地元の方が案内してくださるということで内容の濃い旅になりそうです。今回の旅行代金は、新幹線の時間帯希望割り増しを含めて一人26100円でした。
●第1日目:3月14日(火)
さて当日、利用する新幹線は東京駅発午前7時3分です。早いですねぇ〜5時起きして自宅を出たのは6時です。最寄り駅までタクシーに乗って意外と混みあった地下鉄で東京駅に向かいました。
乗車した新幹線は「ひかり461号」。京都までならのぞみのほうが早いのですが、乗りたかったのぞみは予約が取れなくて、第二希望の列車が取れたというわけです。東京は曇りでしたが、走り出して間もなく窓の外は雨となりました。それでも名古屋に着いた時には青空が出てきて、9時45分に到着した京都でも気温はひんやりと低いものの晴れの天気となりました。
新幹線八条口の改札を出て右手に進むと、今夜の宿泊先である新都ホテルです。友人夫妻とはホテルのロビーで待ち合わせです。
彼らの車に乗せてもらって、最初に到着したのは「北野天満宮」です。
北野天満宮は天暦元年(947年)に建造され、京都市民には「天神さん」と親しまれていますが、平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真をお祀りしています。そのため学問の神様として、受験生をはじめ修学旅行生など多くの学生が参拝に訪れるのだそうです。。境内にはたくさんの梅の木がありますが、ちょうど満開となっていました。なかには菅原道真が愛した梅があって、のちに道真が九州の大宰府に流される時に梅との別れを惜しんで詠ったのが、
東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
訳:東風が吹いて春が来たら芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。主人が大宰府に行ってしまって都にいないからといって、春の到来を忘れてはならない。
という有名な歌です。その梅が本殿の前で咲いていました。この梅が歌に応えて道真の後を追って一夜で大宰府まで飛んでゆき、太宰府天満宮でご神木になったというのが「飛梅伝説」なのですが・・・まあ、実際には道真本人か誰かが株分けをして持って行ったというのが真相でしょう。
久々の京都に到着しました。 |
北野天満宮にやってきました。 |
お、梅が咲いていますよ。 |
紅梅、白梅、まさに見頃ではありませんか。 |
宮司さんがいました。 |
ここにも牛が。神のお使いなんですね。 |
満開の梅の花。いいタイミングでしたね。 |
修学旅行の生徒さん、何をお祈りしているのかな。 |
中門です。日・月・星の彫刻があるので「三光門」と呼ばれています。 |
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社殿です。豊臣秀吉が1670年に作らせたもので、桃山文化の特徴がみられるそうです。 |
これが菅原道真の飛梅伝説の元です。 |
こちらは同じく本殿前で梅と並ぶ松です。 |
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ご神木の「紅和魂梅」と同じ種類の梅です。 |
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「地主社」という天満宮創建以前からある、境内で最も古い社だそうです。 |
絵馬掛所です。毎年10万枚の絵馬が掛けられているそうです。 |
いやあ、いい写真です(自画自賛)。 |
赤と白が一本の枝に咲く「思いのまま」という種類だそうです。 |
この木にはしゃれた名前が付けられていますね。 |
占いの紙をこの水に浸すのだそうです。 |
さあ、学業成就が見えてきましたか? |
北野天満宮を出ると、すぐ目の前が上七軒です。ここは京都で最も古い花街だったところで、室町時代に北野天満宮を造営した際に残った木材で7軒のお茶屋さんを作ったのが始まりだそうです。
ですから今でも通りのそこここに昔ながらの建物が残っていますし、先斗町のような歌舞練場があって、芸妓さんや舞妓たちによる「北野をどり」が催されるとのことです。上七軒をぶらぶら歩いて、ポルトガル人のカステラのお店で買い物をしました。
次はやや南にある「妙心寺」へと移動しました。初めて聞いた名前ですが、日本全国にある3500もの臨済宗のお寺を統括する総本山なのですね。このお寺は、1337(建武4)年に花園法皇が自分の御所であった現在の場所を禅寺にしたいと考え、関山慧玄を招いて開山させたのだそうです。
天満宮のとなりが上七軒です。 |
昔ながらの家がありますね。 |
そしてここにも歌舞練場があるのですね。 |
奥に歌舞練場が見えます。 |
う〜ん、これ食べてみたいですね。 |
ポルトガル人のパウロさんのカステラの店。 |
カステラをお土産にいただきました。 |
続いて日本最大の禅寺である、妙心寺へやってきました。 |
なんとも広い境内ではありませんか。46ものお寺さんがあるそうです。 |
とりあえず奥のほうに進んでみます。 |
なかなか風格がある建物です。春光院というそうです。 |
手前が妙心寺の本堂であり本尊としてお釈迦様を祀る仏殿、その奥が法堂です。 |
ここは食事処。中は撮影禁止でした。 |
ほら、消火用の放水銃がありました。 |
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さて、そろそろお腹がすきました。総本山とあれば法要などで全国から傘下のお坊さんも集まるでしょうし、そのために広い駐車場と専用の宿泊所を持っているわけです。見学の後は、そのお寺のホテルこと「花園会館」の中のレストラン「花ごころ」で昼食を取りました。私は初めてのニシンそばをいただきましたよ!
妙心寺の宿泊施設「花園会館」のレストラン「花ごころ」です。(ネット映像を借用) |
これが初めて食べる「ニシンそば」なんですね。 |
そばは田舎そば、汁は関西風のかえしが少なく出汁が効いたタイプです。 |
これがニシン。甘辛でほろりと崩れます。 |
ニシンそばは、明治15年に四条大橋のたもとにある老舗の蕎麦屋「松葉」の二代目店主が当時北前船で北海道から運ばれてきた身欠きニシンをそばに使えないかと試行錯誤の末に完成させたものです。ですが北海道では私自身が食べたことがないくらいですから、メニューに置いている店はあるかもしれませんが一般的にはほとんど食べられていません。最も身欠きニシンは遠くに輸送するために保存可能にしたものなので、新鮮なニシンが手に入って刺身でも塩焼きでも食べられる北海道では身欠きニシンの需要そのものがなかったからと言っていいでしょう。
前回は車で松葉の前は通ったのですが、食べに寄る時間はありませんでした。今回、お店は違っても本場のニシンそばを食べることができました。関西風の出汁が効いたそばつゆとはよく合ってなかなか美味しいものだと実感しました。
そして次に向かったのは大原。
前回2011年に訪れたときに三千院と寂光院を訪問していますが、今回案内されたのは寂光院のさらに北にある古知谷 阿弥陀寺(こちだに あみだじ)でした。367号線からそれて車一台がようやく通れる細い山道を登ること数百メーター、木々に囲まれて谷の奥にある小さな浄土宗のお寺ですが、有栖川家など皇室との関係が深いようです。開山は1609年(慶長14年)で、弾誓(たんぜい)上人が鎌で彫って自らの毛髪を埋め込んだ仏像が本尊として安置されているそうです。また、上人は本堂脇の洞窟で即身仏となり、そのミイラ化した遺骸は今でも石棺に納められているとのことでした。
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大原にやって来ました。まだまだ春は遠いという風景ですね。 |
道の駅ならぬ、里の駅だそうです。 |
さらに山奥に来て細い道を上ります。 |
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ここが阿弥陀寺の本堂です。 |
小さいながらも石庭が見事です。 |
このお寺が谷の一番奥で、裏はすぐ山です。 |
奥にもうひとつお庭がありました。 |
中庭にはまだ雪が残っています。
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裏の崖をくりぬいた洞窟。ここが弾誉上人がミイラとして祀られているお墓です。 |
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なかなか立派な祭壇です。 |
弾誉上人像ですが撮影は遠慮しました。 |
屋根に菊のご紋?と思ったら18菊でした。 |
軒下に昔の籠が吊るされていました。有栖川妃宜子女王が使用されていたそうです。 |
沢があって水音がちょろちょろ聴こえます。 |
車1台がやっと通れる参道です。 |
市内に戻って立ち寄ったのは、正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、天武天皇の時代である678年に建てられた、日本最古の神社のひとつである上加茂神社です。平成6年(1994)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録されました。
上加茂神社に着きました。 |
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平成32年に遷宮が行われるそうです。 |
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ここが現在の本宮である「高倉殿」です。 |
境内を流れる御手洗川です。 |
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さて、夕食の時間となりました。
京都御所の近くにある、ご主人の御贔屓の京料理のお店「かじ」に案内していただきました。顔なじみの仲居さんが通してくれた静かな奥のお座敷で次々と供されるお料理は、さすがに手が込んでいて美味しく、しかも器も吟味されていて大変美しいものでありました。
先付けです。手前の白いのは甘酒でした。 |
お椀です。お出汁は思いのほか濃い目でした。 |
お造りは甘エビ、しめさば、ワラサ、タイ、ホタテです。 |
焼き物はブリの照り焼きでした。器が鮮やかですね。 |
器の青い色が湯葉の黄色とよく合って、とてもきれいです。 |
煮物。彩りがいいですね。 |
ご飯と香の物。 |
デザートはシャーベットを選びました。 |
スカイツリーみたいな照明の京都タワーです。 |
新都ホテルです。満月ですね。 |
はあ、ご馳走様でした。食事の後は京都駅の八条口にある新都ホテルまで送っていただきました。翌朝は11時にロビーで待ち合わせとなっています。本日は朝からのご案内、本当にありがとうございました。
●第2日目:3月15日(水)
私たちが宿泊した部屋は西向きのツインルームの3階です。さすがは都ホテル、調度も広さも文句ないのですが、窓の下には納品とかゴミの搬出に使う通用口があるようです。朝6時に突如「ガシャーン、キーン、ガラガラ」と大量のガラス瓶を処理しているような音が外から聞こえてきました。うは、これは寝ていられません。起きてテレビでも観るとしましょうか。私たちが格安ツアーの客だからといってうるさい部屋にアサインしたのかな?でも朝6時にこの音は常識で考えても近所迷惑でしょ?ホテルのアンケートに苦情をしたためさせていただきましょう。
さて、友人夫妻が迎えに来るのは11時で、しばらく時間がありますので散歩がてら東寺まで行ってみることにしました。15分くらい歩くと長い塀が見えて、奥に五重塔が見えました。東寺です。境内をあちこち散歩しているとパラパラと雨が降ってきました。東寺の名物五重塔は中を見るよりも外から眺めるほうが美しいので手早く写真を撮って戻ることにしました。
気温が低いので、ホテルに帰る前にコーヒーでも飲みたいところです。ホテルの隣はイオンモールになっているので、スターバックスとかドトールが入っているでしょうからいってみます。モールのオープン時間の10時までまだ30分ありますが、店内ではなくどこかにコーヒーショップがないかと周囲を回っていると、ありました、「コメダコーヒー」。確か名古屋のコーヒーショップチェーンでしたね?まだモーニングサービスの時間だということで、トーストをひとつだけもらって熱いコーヒーで体を温めました。
東寺の入り口に着きました。 |
これが有名な五重塔ですか・・・・夕焼けで撮りたかったですね。 |
とある民家。車庫のシャッターは現代のアルミ製ですが色が違和感を感じさせませんね。 |
このお宅、玄関の上に何かありますよ。 |
鍾馗様の人形、屋根の守り神でした。
沖縄のシーサーみたいなものでしょうか? |
「ナギナタホコ」と読めます。調べたら、
祇園祭のちまきと判明しました。 |
おっ、ラーメンの研究所ですと?その割には唐揚げとか餃子とかいろいろあるんですね。 |
ホテルの隣のイオンモールでコーヒーを飲みましょう。(ネット画像借用) |
初めてのコメダコーヒーでモーニングセットを一つ頼みました。 |
いやあ、街の中を歩くのは楽しいですね。お寺はある程度被写体としての予想がつきますが、街の中には驚きと発見が潜んでいますよ。
とある民家、大きな京都風のお宅だ、維持が大変だろうなと思ったら、車庫のシャッターはアルミ製なのにうまく家の景観に溶け込んでいました。さらに気になったのが屋根の人形です。多分お守りだろうとは思いましたが、拡大してみて鍾馗様であることが分かりました。ネットで調べてみたら「近畿以西の地域に古くから伝わる風習で、中国の道教がルーツの魔除け。お寺からはじかれてくる魔物や鬼が自宅に侵入してこないよう跳ね返してくれるという、火除けや病気快癒の力を持つ神様。」とのことでした。
そしてもうひとつ、藁を紙で包んだものが玄関に掲げられていました。拡大すると「長刀鉾(ナギナタホコ)」と書いてあります。これもネットで調べたら、「祇園祭の時に売られるちまきであるが、端午の節句のちまきと異なり笹の葉で作られたもので食べられない。病気や事故などの災いを防ぐために1年間玄関の軒先に飾る。」ということがわかりました。
さて、そろそろ11時です。ホテルをチェックアウトしてロビーで待っていると、友人の車がやってきました。今日もお世話になりま〜す。
最初に向かったのは「お西さん」という呼び名で京都市民に親しまれている、西本願寺です。うは、さすがに大きなお寺ですねぇ・・・・何かイベントがあるようで、堂内にはぎっしりと椅子が並んでいます。一つのブロックが100席として、1000人分くらいはありますね。外にはTVディスプレイとスピーカーがあちこちに設置されていますから、屋外で参列する人もいるということですね。数千人が集まるのでしょうか。あ、「宗祖聖人月忌法要」とありました。これは宗祖親鸞聖人の命日にあたる毎月15日・16日に行われている法要だそうです。なるほど、今日は15日でありました。
西本願寺です。向こうに京都タワーが見えます。旗が立っているのは何かのイベント? |
それにしても大きな本堂ですね。手前が阿弥陀堂で奥が御影堂です。 |
中に入ってみます。 |
座席の番号には「1番」がありません。 |
堂内にぎっしりと並べられた椅子。いったい何脚あるのでしょう? |
廊下にはさらに予備の椅子が積んでありました。 |
あ、やはり法要があったのですね。 |
境内にテント作りの食堂がありました。 |
なんと下鴨茶寮をはじめとする京都の一流の料亭のお弁当が食べられるのですね。 |
ふたつのお堂をつなぐ渡り廊下も広いこと。 |
おや?床の補修跡が魚の形になっている。 |
ほら、ここにもありました。 |
境内を散策していると、雨が降ってきました。 |
「下がり藤」の紋が染め抜かれています。 |
破風の彫刻が凝っていますね。 |
見えました。孔雀でしょうか?実に細かな細工ではありませんか。 |
桃山時代の豪華な装飾彫刻を施した檜皮葺き唐破風の「唐門」です。美しい! |
この門は別名「日暮らし門」と呼ばれています。色彩が鮮やかですね。 |
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本堂の前に2本のイチョウの古木があります。 |
お経を保管しておく「経堂」です。 |
晴れたり雨が降ったりの不規則な天気です。境内を見て歩くうちにお昼の時間となりました。本願寺にもお寺が経営する大きな宿泊施設「聞法(もんぼう)会館」がありますので、そこのレストランでお昼をいただくことにしましょう。ここには「矢尾定」という京都の料理屋さんが入っています。京都のおうどんも美味しいのですが、カツ丼を食べてみました。思ったとおり、お出汁が効いていてとてもおいしいカツ丼でしたが、惜しむらくはもうちょっとしっかりした割りばしを使っていただきたかったですね。
西本願寺の次は、京都御所を見学します。
御所というと、以前までは春と秋の2回の一般公開を除いて事前の申し込みがなければ参観できなかった場所でしたが、2016年7月26日から通年申し込み不要の無料公開となりました。私は45年位前に高校の修学旅行で来たことがありますが、その時はごく一部しか見られなかったように記憶しています。今回は参観ルートに沿って建物内部は別として全体を見ることが出来るそうで、楽しみです。
御所の築地塀(ついじべい)の向こうに見えるのは・・・・おお、比叡山じゃないですか。 |
右は参観者の休息所です。ガイドツアーはここからスタートします。 |
すべての瓦に菊のご紋がついています。いったいいくつあるのでしょう。 |
ちょうど外国人向けの英語のツアーがありましたので、説明を聞かせてもらいました。 |
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新お車寄せの屋根です。見事なカーブです。 |
横から見ると瓦はこうなっています。 |
御所を訪問する要人が到着するのがここの新お車寄せです。 |
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向こうに見える建礼門と承明門に向かいます。 |
天皇と外国の元首など賓客だけが通るときに開けられる、建礼門です。 |
この承明門を通った正面にある建物が紫宸殿です。 |
これが紫宸殿の表示です。 |
ガイドが宮中の服装を説明しています。 |
参観者が前庭に入ることができるのはここだけです。 |
紫宸殿の前には「右近の橘」(左側)と「左近の桜」(右側)が植えられています。 |
4枚の写真を合成してパノラマ写真を作りました。大きい写真はこちら。 |
屋根の構造を説明する模型です。
檜の皮を重ねた檜皮葺(ひわだぶき)で
入母屋造(いりもやづくり)となっています。 |
こちらは模型を横から見たところ。
途中で勾配が緩やかになり、二段になって
いるので、錣屋根(しころやね)といいます。 |
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清涼殿前の「呉竹」。 |
こちらも清涼殿前の「漢竹(かわたけ)」。 |
左の建物が小御所、中央が御学問所、そして右前方が御常御殿です。 |
この池は琵琶湖疏水を引いて、消火用水としても使えるように用意されたものだそうです。 |
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天皇が伊勢神宮に向かってお祈りをする
場所(丸印)と亀石(四角印)。 |
どうです?こう見ると亀が休んでいる姿に
見えませんか? |
池の中の島に灯篭が見えます。 |
これは陶器で清水六兵衛の作だそうです。 |
亀がいれば鶴もいる、ということでここに鶴が翼を広げているのですが、見えますか? |
御常御殿(天皇が日常の生活をする場所)の横に梅が咲いていました。 |
御学問所は入母屋桧皮葺の書院造りで、和歌の会などの学芸行事に使用されました。 |
御常御殿が見えます。修学旅行ではここだけ見ることができたように記憶しています。 |
初めてじっくり御所を見ました。ここは宣秋門、そして築地塀が見えます。 |
御所には宮内庁職員の案内人もいますが、市民ボランティアの方もいていろいろと裏話を伺うことが出来ました。
休息所でコーヒーを飲んで一休みした後、車は北区のしょうざんリゾートに向かいました。ここは京都市内とは思えないくらい、木々が多く渓谷の中という雰囲気で静かな場所です。リゾート内には結婚式場やホテル、プールもあるのですが、そこのレストランのひとつで早めの夕食をとることになっているのです。
虹の大きなアーチが見えました。 |
なかなかしゃれた建物です。 |
自然もそのまま残されています。 |
豊臣秀吉が築いた京都を囲む土塁です。 |
竹藪の向こうにも石垣があります。 |
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これが夕食をいただく鶏料理レストラン「わかどり」です。(ネット画像借用) |
このたびはお世話になりました。 |
サラダと餃子と唐揚げです。 |
ずいぶん大きな唐揚げですね。 |
骨付きモモ肉のグリルもいただきました。 |
なかなか風情のあるお店で、チキンも美味しかったです。
食事の後は京都駅の八条口まで送っていただき、二日間の心づくしに感謝をしてお別れしました。それから駅ビルの商店街でお土産をあれこれ購入しているうちに列車の時間となり、改札を通りました。上のフロアに上がってみたら、なんと例のニシンそばの発祥のお店「松葉」の支店が構内にあるではありませんか。しかし発車時間まで10分、残念ながら本家のニシンそばを食べる時間はありません。もっと早く改札を入っていればよかった・・・と悔やみながら新幹線に乗車したのでありました。
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