Trinity 日誌 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*My boat life 2017 ・まずはお掃除!
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2017年3月25日 船のお掃除! 2017年になってようやく最初の日記です。 まずは高いところから。 同時にコクピットは天井のカビ取りです。ここでは去年のボートショーで買ったアメリカ製のカビ取り剤が活躍しました。つづいてコクピットの拭き掃除です。実は冬の間に風でコクピットカバーがめくれていて、コクピット内が砂だらけになっていたのです。 室内はそれほど汚れていませんが、全体に拭き掃除をしてトイレもきれいにしました。最後は窓ガラスを拭いて、本日の掃除は完了。
エンジンもかけて調子をチェックして本日の作業は完了です。今年は花見に出られるといいですね。
3月28日 燃料補給 日曜日は掃除だけで時間が過ぎてしまい、燃料の補給ができませんでした。とりあえず半分近く入ってはいるのですが、花見に出るにはやや心細いのでさらに80リッター補給しておきました。
4月6日 飲料補給 風が強くて川の表面に白波が立つくらいですが、花見に備えて飲み物を用意しました。ビールを3パックにソフトドリンクを補充し、一方で賞味期限が来ているものを取り出します。 さて、念のためにエンジンをかけてドライブもチェックしておきましょう。わわわ、ドライブにフジツボがぎっしりと付いています。 これはまずいですね。デッキブラシの背のほうでガシガシとこすって落とします。ということは、船底にも付いていますね、フジツボ。 大丈夫かな?滑走できるかな?風が強いですがちょっと走らせてみましょう。 あいにくの雨となりましたが、お花見を挙行しました。 浦安を超えたところで滑走開始。 荒川から運河に入って、目指すのは大横川。今日は中潮ですが干潮時間を過ぎているので結構厳しいです。隅田川への通り抜けは無理でもちょっとくらい入れるといいのですが・・・・手前の水門はなんとかくぐれましたが、通れるのはあとせいぜい30分くらいですね。雨の大横川ですが、とりあえず一部は見てもらうことができました。巴橋は難しそうなので、そこでUターンして戻り、隅田川に出て浜離宮に向かいます。そこでお昼にする予定です。
ゆったりと食事を楽しんでいたら、4時ころにようやく雨が上がりました。
今年のGWは船に乗りませんでした。 もう一本欲しいので、近所の100円ショップに行って買ってきた箒を使ってスクレーパーを作成します。まずはホッチキスの針みたいな針金を外して、先のブラシを取り外します。次にプラスチックのカバーをライターで熱して先をくっつけます。最後にホッチキスの針を戻してカシメたら、これでスクレーパーの出来上がりです。 これで船底用が2本できましたし、ドライブ用に新しいスクレーパーも買ってきたので準備はオーケーです。次にコクピットカバーの補修をしましょう。紫外線で表面のコーティングが劣化して、穴が空いてきています。そろそろ作り替えを考えなければなりませんが、それまでシリコンを塗って持たせましょう。
仲間に手伝ってもらって、三枚州でフジツボ落としです。 大潮からはちょっとずれましたが、最大干潮が12時半なので10時に出船しました。天気はいいのですが、風がありますね。現場に着いたら結構な数のプレジャーボートが来ています。皆さん、もう潮干狩りを始めています。 水深がひざ下くらいなので、ドライブから掃除を始めます。そして、前回作製したスクレーパーを使用して船底をガシガシ。完全に干出しないので船がまっすぐに立つのはいいのですが、手探りでフジツボを落とします。
南風が強いので、1時を回ると急に潮が満ちてきました。昼飯の弁当を食べていると、ゴツンゴツンと船が波にゆすぶられるようになりました。じゃあ、そろそろ帰りましょう。 さあ、これでもういつでも出られるぞ!!!
5月28日 船のメンテ! 天気がいいのでメンテに行ってきました。 前に作ったスクレーパーは上向きに反らせたほうがいいので修正しておきます。箒のブラシを抜いたほうは、ヘラの部分が短すぎましたのでプラスチックの部分をとって、もう一つある幅広スクレーパーの刃を直接縛り付けることにしました。 次はメーターパネルのスポット照明です。これまで使っていたのが暗いのとフレキパイプが錆びてきたので、USBタイプのLEDと交換しました。12Vから5Vに下げるシガーライターで使う電源がありますので、それを利用します。これでコクピットでUSB電源が使えることになります。
さて、6月4日に幕張までエアレースを見に行く話が出ていますので燃料を補給しておきましょう。三番瀬と同じくらいの距離として、使用燃料は80リッターくらいですね。スタンドに2往復して80リッターを補給しました。
6月の3日4日は3回目のレッドブルエアレースが幕張で開催されます。去年は日本人パイロットが優勝しました。船を出して海上から見物しないかという誘いがあったのですが、去年はエンジンの調子が悪いときでしたからその気になれませんでした。 で、今年です。一応船底掃除もしたので走れる状態にはなっています。さらに、今年はエキシビションでゼロ戦もとい零戦が飛ぶというのでそれが一番見たくて船を出すことにしました。ボート仲間に声をかけたところゲスト4人が同行することになりました。 ここでエアレースについて解説してお 幕張に着くのがお昼ですから、食事とつまみを用意しなければいけませんね。ただ、ゲストにエビがダメな人がいますから食材にエビを使わないメニューとしましょう。ということで、 今回はイベントが日曜日なので、土曜日に買い物と下ごしらえをしておきます。そして当日は朝8時から調理をはじめ、10時少し前に電車で桟橋に向かいました。10時45分に出船して川を下りますが・・・あれ?なんだかパワーがないですね。普段なら1500回転で6ノットくらいなのですが、2000回転で5ノットくらいしか出ません。さらに滑走に入ろうとしましたが4000回転にしても10ノットくらいにしか加速せず、バウが天を向いたままです。スターンに3人座っているせいでしょうか?一人にバウまで移動してもらったら徐々に速度が上がって14ノットくらいになりましたが、それにしてもエンジン音がこもっています。ここではっと気がついたのです、ああ、アレだ!バシンとタコメーターを叩くと・・・回転がストンと800回転くらい下がりました。さらにスロットルを開けてやると、3750回転で18ノットという正常な状態になりました。エンジンが悪いのではなく、タコメーターの接触不良に騙されたのです。これで3回目くらいかな。 さて、ではあとは待つだけです。ドリンクと料理を出しましょう。
いやあ〜よかった。これを見ただけでも来た甲斐がありました。 続いてレースが始まりましたが、実況中継がないのでいまいち盛り上がりません。二連覇をねらう日本人パイロットを応援したくても、遠すぎて機体の模様もわかりません。そうこうするうちに40-50フィートの大きな船がバウの先に錨泊して左右に仲間の船を横抱きにし始めました。おいおい、ちょっと近いんじゃない?とゲストが二人でバウから声をかけましたが、その船の船長曰く「アンカーはチェーンだから落としただけで大丈夫。」と取り合ってくれません。しかし風上なのでディーゼルの排気ガスがこちらのキャビンに流れ込んできます。こちらは食事中ですからね、これはたまらん。そのうちにどんどん近くなってきました。立派に走錨してるじゃないですか!おまけにこちらのバウから出しているアンカーロープにキールが擦れているみたいです。あのサイズなら当然シャフト船でしょうから、ペラを回したら確実にロープを巻いちゃいますね。スピーカーで注意を促したらようやく離れてくれましたが、今度は右舷から寄って来てバウに当たりそうです。なんのことはない、4艇横抱きなのにアンカー1本ですから、ズリズリ走錨しながら4艇一緒にトリニティの周りを流されているのです。ついにはスターンから落としたこちらのアンカーロープを引っかけたまま動き出したので、トリニティが半回転する羽目になりました。その船にはとあるマリンショップの社名が書いてあるので、きっとショップのスタッフとかクラブメンバーを引き連れてきたのでしょう。となるとボートのプロのはずなのに、なんとも困ったものです。ここでは毎年アンカーロープの巻き込みとか走錨によるトラブルがあるそうですが、まあ、事故に至らずに済んでよかったです。最後にはその船は横抱きをほどいて離れてくれましたので、安心して見物を再開しました。 大きな飛行機が来たと思ったら、DC-3じゃないですか。これはエアレースの参加チームのスポンサーでもある時計メーカーのブライトリングが所有する機材で、1940年に製造されたものだそうですから零戦と同じくらい古い飛行機なのですね。そしてエアレースの選手の皆さんは、誰かはわかりませんが、ともかく華麗なフライトを見せてくれました。
さて、4時です。レースも終わったので帰るとしましょう。南風にはなりませんでしたが、強い西風で三角波が立って、ところどころに白うさぎが飛んでいます。こりゃ帰りは揺れますよ〜。 三番瀬の帰りにはよく南風で難儀しましたが、それよりはややマシとはいえトリニティでは減速すると失速するので強引に16-18ノットで乗り切るしかありません。浦安の電波塔を超えたところで波が変わりました。ああ、楽だ。もうちょい、ホテルの角を回ったら揺れもおしまいです。皆さん、お疲れ様。もう揺れませんよ。 桟橋帰着は5時過ぎ、使用燃料は81リッターでした。 6月22日 船のメンテ! 梅雨の晴れ間で天気がいいのでメンテに行ってきました。 スターンの手すりを固定しているネジが緩んでいるのですが裏のナットが空回りして外からは締め付けられません。そこでエンジンの上にシートを乗せて仰向けに寝た状態で頭を突っ込んで裏を調べると、3本のうち1本のナットが抜け落ちています。そこで4ミリのナットを裏からねじ込んで1本は締め込むことができましたが、ほかの2本はゆるみ止めナットなので中でナットを抑えながら外からネジを回さなければなりません。ということで一人では無理なのであとは後日。 次はプラグの点検です。プラグを交換して1年経ちましたので焼け具合をチェックしてみます。2本ほどくすぶっているのがありますしそのうち1本はマイナスの電極が荒れて表面がザラザラです。これは交換したほうがいいかな? 最後にアクセサリーバッテリーを外します。前回のエアレース観戦のときにバッテリーが上がり気味で電子レンジがろくに使えなかったのです。充電器でフル充電してバッテリーがダメになっているのかチェックしようと思います。
結局、このボッシュのバッテリーは容量抜けのようで充電しても これについては、仲間がバッテリーの手配から取り付けまでやってくれましたので、私はダメになったバッテリーを外して仲間のところに持っていくだけでした。中古のバッテリーではあるのですが、見たところとてもきれいでいいコンディションのようです。これで安心して電子レンジが使えますね。嬉しいことです。
今年も戸田・板橋の花火がやってきました。 出船の時間がちょうど満潮時ということで、いったん東京湾に出て 今年は二人だけですから特に料理らしいものは作らず、魚屋で買ってきたマグロのブツにゆでエビ、いつものなんちゃってカニ玉、冷凍のソーセージをゆでたもの、骨つきチキンを解凍して塩コショウでグリルしたヤキトリ、そしておにぎりでお終いです。 今年は以前よりも大きな「尺五寸玉」でしょうかね、初めて見る大きさの花火があって、水面まで火の粉が届いていました。
今年初めてSONYのアクションカムで動画を撮影してみました。とはいえ、カメラにはファインダーが付いていないので画角がわかりません。こんな具合かなという程度で撮りましたので多少のブレはご容赦ください。 <動画:花火大会フィナーレ>
さて、花火が終わったら帰り道。 やれやれ、こうして今年も花火見物ができました。来年はどうなることでしょう?ま、それはともかく中間検査の案内が来ています。来月に受けられるように手配しなくては。 今日は船舶検査を受ける日です。 前日に11時半ころに係留場所に行きますと電話がありましたので、10時半に到着して準備をしておきます。エンジンをかけ、航行灯を点灯して、救命胴衣や消火バケツ、救命浮環、黒球、レーダーリフレクターなどをテーブルの上に並べます。 11時を少し回ったことに検査員がやってきました。エンジンのシリアル番号を調べると「では、急発進防止装置の点検をします」と言いました。は?と思っていると「シフトレバーを入れてエンジンを始動してください」とのことです。なるほど、オートマチック車でいうインヒビターのことですね。ギアを入れた状態ではエンジンをかけようとしてもスターターが回らないことをやって見せろというのです。ああ、なるほど、というわけでリモコンのロック解除ボタンを押してシフトレバーを前進に入れてイグニッションキーを回すとギュルルぶぉーん! あれ?かかっちゃった!(え?どうしよう??)一瞬焦りながらもう一度リモコンを動かそうとして・・あ、そうか、解除ボタンを押しながらだとシフトはそのままニュートラで、リモコンレバーはスロットルだけ動かすんだった。ボタンを押さずにリモコンを動かさなきゃ・・というわけで二回目で「ハイOKです。」をもらいました。
検査は無事終了。新しい検査証は着払いで送ってもらうこともできますが、新木場の事務所は近いので自分で取りに行くことにしました。
船検のときに指摘された、ブロアの修理をします。 ブロアはどこにあるのか?吸気のための蛇腹ダクトが、エンジンの横からスターンを通って右舷のガンネルの排気口につながっています。ですからファンユニットは入り口か出口にあるはずです。右のハッチを開けて中にもぐりこんでグリルのほうを見ましたがここにはありませんね。となると下ですか、ダクトの先端を手で触ってファンユニットを見つけました。ホースバンドを緩めてダクトを外し、手で羽根を回してみるとかなり渋いです。やはり固着が原因でした。 ここで船仲間が応援に来てくれたので、スイムデッキの手すりのネジ締めを手伝ってもらいました。内側のネットをエンジンルーム側から押さえて、外からネジを回すのは一人ではできないのです。それが終わったところで、ギボシ端子も必要ですし風もあるので、これで作業終了としました。
9月26日 作業の続きです。ブロアの配線を切ったため短くなった配線を延長するためにギボシと圧着接続子を用意してきました。モーターの外側が錆びているので2年くらいたったら交換しなければならなくなるでしょうから、その時楽なようにファンユニットとはギボシでつないでおくのです。ユニットに配線して固定したら、テストをしてみます。大丈夫ですね。ではダクトを繋いで作業完了です。
12月29日 点検と試走 今日は仕事納めの日です。 昼で仕事が終わったので、帰り道に船の様子を見に来ました。 オーニングを固定するTの字型の爪がひとつ折れています。このオーニングは2代目ですが、表面のコーティングがはがれて中の繊維が見えるようになってきています。そろそろ作り替えなければいけません。ネットで見ると布をはじめチャックや金具など何でも手には入るようですが、はたして自作できるものでしょうか。家庭用のミシンならあるのですが、工業用じゃないと帆布は縫えないものでしょうかねえ・・・・ それはともかくざっと船内を点検して、バウのビルジが溜まっているので排水しましょう。ここにはビルジポンプが設置されているのですが、このくらいの量だと吸い込み口に届かないのでビルジポンプは使えません。あれ、電動の灯油ポンプが動きません。仕方ないので手動の灯油ポンプでシュコシュコやります。 さて、久しぶりなので走らせてみることにしますかね。天気はいいのですが北風が強いですね。いやだなあ・・・
さて着岸です。バースにはバックで入れるので、北風だとあっという間にバウが川下に流されてしまうので難しいのです。何回目かのトライでようやくお尻をバースに突っ込むことができました。やれやれ。 これで今年はお終いです。来年はもうちょっとアクティビティを上げたいですね。 |
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