Trinity 日誌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*My boat life 2018 ・船のチェック!
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2018年2月4日 船のチェック! 2018年になって最初の日記です。
このオーニングは2008年に新しく作ったものです。その後台風でビニール窓が飛んだので修理しましたが、10年使用したわけですのでそろそろ寿命です。ですがこれ、作った時に12万円、修理で7万円かかっています。作り直すとなると15万円くらいかかりそうですが、自分で作れないものでしょうか?帆布を縫うには家庭用のミシンではだめで、工業用ミシンがないと出来ないという話を聞きますが本当でしょうか?帆布や金具、ファスナーなどはネットで買えることがわかりました。そしてデニムは家庭のミシンでも縫えるということもわかりました。デニムが縫えるのなら、帆布だって縫えるはずです。ここはひとつやってみましょうか?実は近所のお祭りでクリーニング屋さんが「差し上げます」と貼り紙をして店先に置いてあったミシンをもらって来てあるのです。普通の家庭用ですが、これを使ってみようと思います。
2018年3月10日 ボートショー! 今年はボートショーに出かけることにしました。
レクサスのボート、発表されたときに気になっていた点を、係の人に聞いてみました。「「あのう、前の舫はどうやってとるのですか?」「はい、キャビンにハッチがありまして、そこから昇降式のクリートにロープをかけることができます。」ということでした。
2018年3月11日 船のお掃除! ボートショーの翌日、天気がいいので掃除に行ってきました。 まずはいつものように高いところから。水が出るデッキブラシにホースをつなぎ、揚水ポンプで川の水を汲み上げながらゴシゴシします。このデッキブラシはありがたいですね、みるみるきれいになっていきます。 次はデッキ。ここも煤で汚れているところをきれいにしていきます。 コクピットの天井はいつもはカビで黒い点がいっぱい出ているのですが、昨年使ったカビ落としが効いているのでしょう、わずかにしか汚れていません。水スポンジでチョイチョイとふき取っておしまいです。 室内はそれほど汚れていませんが、全体に拭き掃除をしてトイレもきれいにしました。最後は窓ガラスを拭いて、本日の掃除は完了。
エンジンもかけて運河を走って調子をチェックして本日の作業は完了です。
前回船を出した時もそうだったのですが、ギアのリバースが入りにくくなっていました。シフトレバーを入れてもカラカラいうだけで少し回転を上げてやらないとクラッチがつながらなくなっているのです。ボートショーのときにホーエイさんに聞いてみたところシフトケーブルの調整で直るということでしたので、さっそく調整をしたいのですが、マニュアルによると二人でやるほうがいいようです。そこで仲間に応援を頼んだのですが、当初午前中にやってしまう予定で桟橋に行ったものの急遽午後になったので出直すことにしました。 途中の番所橋に人が集まっているので見てみたらこれは川祭りでしょうか、イベントをやっていました。
午後、もう一度桟橋に戻りました。シフトケーブルを5ミリくらい縮めてみたら、クラッチがちゃんとつながるようになりました。エンジンオイルが減っているので、次回オイルを持って来ましょう。
3月19日 プロジェクト始動! ハンドクラフトの店に行って太いミシン針と糸を買ってきました。これで実験をしてみます。帆布の厚さは0.5ミリですから、これでちゃんと縫えそうです。ではネットで材料をそろえるとしましょうか。
エンジンオイルを補充に来ました。
高知県のテント屋さんに注文した部材が到着しました。 ところが、ファスナーがありません。YKKのビスロン10号180センチなのですが、在庫がないというのです。ほかのマリンショップに問い合わせをしても在庫なしでした。さらに探した結果、大阪のファスナー屋さんにありました。しかも価格がテント屋やマリンショップの半額以下なのです。金具もこちらに注文したほうが安かったですね。あれやこれやで材料費の総額は3万円ちょっととなりました。ということは、約10万円くらいが手間賃というわけですね。これはやる気が出ますねえ。
4月25日 糸が来た! ネットであれこれ探して、紫外線に強いという糸を見つけました。Dabond2000という糸の69番です。左の白い糸がそうです。 耐候性のある糸としてはPTFE製の TENARA(テナーラ)という糸が一番いいとわかりましたが、PTFEとはテフロンのことであり摩擦が少ないので家庭用のミシンではうまくテンションをかけるのが難しいようです。 今回買ったHeminway&BartlettのDabond2000シリーズは、 隣の黒いのは試しに買ってみたジーンズ用の家庭用で縫える20番の一番太い糸で、右端は普通のミシン糸です。ただ、工業用はリールの大きさが全然違います。ミシンの糸かけは横ですし、リールの穴の大きさも全く違います。
4月29日 プチ修理 ゴールデンウィークに入り、天気も良いので船の作業に出かけました。 前から気になっているコクピット左側奥の雨漏れを修理します。定石通り前に回ってフロントガラスのコーキングを点検します。すると下の隅の以前修理したシリコンが浮いていてスクレーパーの先が入っていきます。そこでシリコンをかき出してみるとサッシの中に水が溜まっているではありませんか。ここかな?ぼろきれを突っ込んで水をふき取り、しばし乾燥させます。
次は給油用のポンプです。
昨日より風も弱いようなのでシングルハンドではありますが急遽出航です。 さて、アサリはいるのかな?いつもの場所で掘り始めましたが、ホンビノスの小さいのが二つ三つ採れるだけでアサリはいませんねえ。深いところで掘っている人は「いるよ、いるいる」と仲間と話していますから場所が悪いだけのようです。
帰り道、例によって南風が強くなってきましたがそれほどひどくはありません。3500回転で16-18ノットでやや控えめに走って、浦安のアパート群を超えたあたりから波が強くなってきました。ここから電波塔を回ってディズニー沖までが一番湾奥のきついところです。それを抜けたら後はもう川ですから安心です。といわけでもうひと踏ん張り、もう少しで電波塔というところまで来たときです。急にエンジンの方から「カン、カカカン、カン」と音がしてすっとパワーが無くなりました。回転も落ちてそのままストンとエンストです。ん?何が起こった?ともかく再始動するとエンジンはかかりましたが、ブルブルと振動があります。そして回転を上げるとカンカン音が出始めます。さて、どうしよう?この辺りは波がきついので立っているのも大変です。ええいとにかく移動しようと、アイドリングのちょっと上の900回転くらいで目の前に見える運河に向かいました。運河に入れば波はずっと穏やかで、そしてその運河の奥には浦安マリーナがあるのです。出来ればそのまま自力でマリーナまで逃げ込みたいと思いましたが、エンジンの振動が尋常ではありません。やむなく運河に入って波が少し落ち着いたところでアンカーを打って、BANに救助を依頼しました。昔はセンターに電話してGPS座標を読み上げたものですが、今はスマートホンのアプリから船名や位置情報を速やかに送ることが出来るようになっているのです。実は前の日にスマホに会員情報を入力して、登録をしたばかりだったのです。そんなわけですぐに連絡がついて浦安マリーナから救助船を出してもらえることとなりました。 BANの旗を目印に立て待つことおよそ15分。マリーナから救助船がやってきました。曳航用のロープを受け取ってクリートに結び、アンカーを引き上げたら曳航開始です。とは言ってもマリーナまではほんの数百メーターなので大した時間もかからずに到着し、クレーンで吊り上げてもらうことができました。もう安心。
幸い浦安マリーナのハーバーマスターは昔リトルオーシャンで何度か話をしたことのあるH氏でしたので、久しぶりにご挨拶をしてお世話になる旨を伝えました。BANの救助レポートにサインをして、マリーナの書類に必要事項を記入して今日のところはお終い。さて、どうやって係留所まで戻ろうか?東西に移動する交通機関はあっても南北、それも千葉と江戸川区を結ぶ交通ってホントないんですよねえ。仕方ない、タクシーで行きましょう。 で、せっかくの獲物は水から出してポリ袋に入れ、バッグに押し込んで家まで持って帰りました。いったん塩水につけた後、テレビで見た「50度のお湯で急速砂吐かせ」をやって夕食に食べてみました。ホンビノスは酒蒸しに、そしてアサリはボンゴレビアンコです。
心配した砂は全然なくて、久しぶりの三番瀬の味を楽しめましたが、以前よりアサリの味が薄くなったように感じたのは気のせいかしら???
5月5日 エンジンが! ゴールデンウィーク後半に入ってすぐ浦安マリーナから電話がありました。 プラグを外してみたところ、一本がマイナス電極がつぶれて中心電極とくっついているというのです。何かが当たって電極を押し曲げた?となると思い当たるのはバルブです。吸気か排気のバルブの首がもげてシリンダーの中で踊ってプラグに当たったのでしょうか?ともかくシリンダーヘッドを開けて中を見てみなければわかりません。エンジンを降ろして、ヘッドを外すようにお願いしました。 そしてヘッドが外れたということで5日の午後に見に行ったのです。
想定したバルブは全部正常でした。 原因究明はともかく、どうやって直しましょう?傷が付いているピストンは交換ですね。7番のライナーの傷はどうでしょう?
5月10日 ピストンゲット! ピストン交換とわかってすぐネットオークションを調べました。 なんという天の配剤、さっそく入札して無事落札することができました。到着したピストンをさっそくマリーナに持ちこんで修理を依頼したのですが・・・・「だめだね、これ。ガタがあるよ」とのことばが。 そうなのです。ピストンピンの周囲に隙間があって、ピストンとコンロッドがカタカタしているのです。一瞬、じゃあピストンピンとコンロッドを入れ替えればと考えたのですが、ピンよりピストンのほうがやわらかいので減っているのはピストンの方だというのです。あちゃ〜これは参った。8個のうち2個は何とか使えそうですが、交換したいピストンは4個で2個足りません。さて、どうしよう?
5月12日 船底掃除 そうこうするうちにネット注文しておいた船底塗料が到着しました。修理もさることながら船底も汚くなっていますのでやっておきましょう。幸いエンジンの高圧洗浄機を借りることができましたので、フジツボ落としをしてから一気に藻を洗い落としました。
5月12日 船底塗装 つづいて塗装をやります。今回使用するのは「藤壺が付き難い!! YAMAHA 自己消耗型 船底塗料 パワープロテクター」4kg入り ¥118,00でした。色は前と同じ黒です。
マリーナからはエンジン載せ替えをすすめられました。 とは言うものの、このエンジンは日本円で24万円ですが送料を見積もってもらったら、「海送で約9万円、エアだと約19万円」とのことでした。合計で40万円ですか・・・・仕方ないなあ、これを買いますか。ちなみに「Reamn」というのは、リマニュファクチャードということで、リビルドと違うのは状態のいいコアをホーニングしてオリジナルの寸法どおりに正確に組み直したものだということです。
5月29日 困ったのは窓の部分です。ビニールと布を合わせて縫おうとしたところ、布が送られません。ミシンのスキーのような足がビニールにくっついてしまうのです。それならばともう一枚布を重ねると、今度は送りはできるのですが、いくら待ち針で止めていても3枚がどんどんずれてしまいます。結局両面テープでビニールと布を張り合わせてから縫い付けることにしました。
次は縁の処理をして金具を付けて一つに縫い合わせることですが、難しそうだなあ・・・・先が長いなあ。
羽田の佐川グローバルサービスというところから電話が来ました。え?羽田?成田でも航空貨物を扱う原木でもなくて?エンジンは羽田空港についていました。ついては通関をするので、消費税6万円を支払ってほしい、とのことです。関税は自動車部品とみなされてかかりません。
6月26日 エンジン組み立て? そろそろエンジンの組み立てが終わったかと様子を見に行ってきました。
7月4-6日 オーニング縫製 オーニングの作業を集中してやることにしました。
はあ、ようやくできました。材料を発注したのが3月末ですから三か月以上かかったわけです。やはりプロの領域に手を出してはいけないということを身に染みて理解したところであります。
7月8日 オーニング取り付け! 出来上がったオーニングを持ってマリーナに行ってきました。さてちゃんと止められるでしょうか? 一方、エンジンは完全に組み立てが終わっていました。急に進行が速くなりましたね。そうか、ドライブの塗装をまだやっていませんでした。急いでやらなきゃ。
7月10日 エンジン搭載! さて、今日はドライブの塗装をやります。 と、船が運ばれてきました。
マリーナに着いて船を見ると、案の定ドライブが付いていました。しかもカップで冷却水を流して試運転もやったようです。「じゃあ、降ろしますか?」ということになって試運転です。 船をクレーンまで移動して吊り上げたところで、「船底、塗っちゃってください」とのこと。そうなんです、船底塗装をした時に船台に当たる部分は塗装できずに残っていたのです。少しずらして船台に置いてもらったので、残しておいた船底塗料を刷毛で塗り塗りして・・・ども、ありがとうございました。 さて、水面に降りたらエンジン始動です。マリーナの前の水路で走らせます。水温、良し。油圧、良し。滑走開始は以前は3750回転でしたが・・・ちょっと遅いかな、4000回転でした。でも向かい風のせいですね。逆向きにしたら3750回転でも滑走に入りました。当然のこととはいえ、パワーは前と同じなのですね。だってキャブレターはそのまま移していますから。 さて、試運転が問題なく終わったので、そのまま係留所に戻すことになりました。
まだ船内の掃除(ずっとオーニングなしだったので砂ぼこりだらけ)やオーニングの調整などこまごまとした作業がありますが、ま、それはおいおいやるとしましょう。
7月18日 う、来たぁぁ! いやあ、ついに来ました。マリーナからの請求書です。
恐る恐る開けて見ると・・・・うう!約45万円。
7月26日 メンテナンス さて、壊れたエンジンですがそのまま捨てるのももったいないので、誰か欲しい人がいるのじゃないかヘッドとブロックをオークションに出してみたら両方とも同じ人に売れてしまいました。それじゃあ、と発送するために、マリーナに出かけました。アメリカから送ってきた時の資材を使って木枠を組み立てます。ところがマリーナには釘がないということがわかって、浦安の金物屋やDIYセンターを回ってコースレッドを買いに行くはめにもなりましたが、ともかく組み上げることができました。あとはトラックに積み込むだけなのですが、なにしろ200kgはあろうかというものですから人手では持ち上がりません。フォークリフトで上げてもらうよう頼んだら使用料とオペレーター費用が掛かると言われました。送料は着払いなのですが、さすがにこれまで受取人に請求することはできませんね、やむなく現金で支払いました。 さて、あとはトラックを待つだけ。ところがマリーナから依頼してもらった福山通運が、エンジンと聞いて運送を断ってきました。中古のエンジンは運ばない、というのです。オイルは抜いてありますし、木枠に入っているので他の荷物を汚す恐れはないのですけどねえ・・・結局、西濃運輸が運んでくれることになりました。
さて、2時を回りました。次は桟橋に向かいます。途中でお昼も食べよう。 それからシフトケーブルの調整です。実は試運転のときに気がついたのですが、前進からニュートラルに戻してもクラッチが切れていなかったりリバースに入りにくい状態になっているのです。シフトケーブルの連結部分を外してケーブルの長さを調整します。 最後にバッテリーを交換します。
あとはガソリンを補給したいところですが、もう5時を過ぎてしまいました。次回にやることにして、帰るとしましょう。今日は疲れました。
8月1日 オーニングの手直し 船が浦安にあるときに、ようやく出来上がったオーニングを取り付けたのですが、止め金具の位置が合わないところがありました。いつまでもそのままというわけには行かないので、連日35度という猛暑の中、船に行ってきまいた。昼間は気温が上がるので、少しでも涼しいうちにと朝8時に家を出ました。しかも朝だとコクピットが日陰になるので楽なのです。 さて、金具の位置が合わないのは3か所です。 さて、では上部中央から手直しと行きましょうか。なんといっても取り付けの基準となる場所ですから、ここを最初に直しておかないといけません。現物合わせで正しい位置をマークして、ポンチで穴を開け直します。アイレットは付け直し、ボタンは再使用できないのでニッパーでこじって外し、新しいボタンを加締めます。
さて、あとの2か所はミシンの作業が必要なので持ち帰ってやりましょう。 ところで、川の水位が高いですね、大潮が近いわけです。こういう時に係留バースの柱にLEDを取り付けるべきです。これ、昔付けていたのですがバッテリーがダメになったりしていつの間にか無くなっていました。太陽電池の庭園灯なんですが、白色LEDに緑と赤のキャップを被せてあるのです。バウに立って柱に縛り付けるだけです。さて、そのままエンジンをかけて少し動かしてみます。前の週にシフトケーブルを調整したので、大丈夫かチェックするのです。うん、前進も後進もオッケーですね。ではガソリンを補充しましょう。暑いので今回は40リッターだけにしましょう。まだ半分チョイ入っているので戸田の往復には十分です。 最後にオイルを見ておきましょう。載せ替えたばかりのエンジンではありますが、4日の戸田の花火がありますので念のために点検しておくのです。ん?レベルゲージに白いものが・・・・ふき取って改めて差し込んでから引き抜いてみると・・・げげげ、なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!白いクリームのようなものが付着しています。オイルが、オイルが乳化しています。水が入っています。これは大変だ。
本来、エンジンの中では冷却用の水がドライブで汲みあげられ、エンジンのウォーターポンプによってシリンダーブロック内に送られ、全体を冷やした後、排気管で排気と混ぜられて船外に排出されます(直接冷却方式)。この水はオイルと混じることはありません。何らかの原因でオイルの通路にこの冷却水が入った場合、もしくはオイルパンに水が入ると、本来混じらない水と油が細かなつぶになってクリーム状になります。これが乳化です。それにしてもいったいどこから水が入ったのでしょう?。そして、それはエンジンブロックの組み立て(アメリカでの作業)に起因するものなのか、あるいはマニホールド類の取り付け作業(日本での作業)によるものなのか、はたまたそれ以外の理由によるものでしょうか?
8月3日 オーニングの手直し(続き) 持ち帰ったオーニングは、折り返し部分の縫い目をほどいてアイロンをかけました。これでボタンやアイレットに必要な外寸を確保して、あとは別の布ではさんで補強をして縫い付ければいいのです。 さて、縫い付けが終わりました。あとは穴を開けて金具を取り付けるだけですが、ここでまた失敗をしてはいけないので、金具つけは現場でやることにします。
さあ、これでオーニング関係の作業は終了です。いやあ、長かったですねえ。四国のテント屋さんに生地を発注したのが3月後半でしたから、4か月かかったことになります。まあ、エンジンのことがなかったらその半分くらいで出来たかもしれませんが・・・では費用をまとめてみましょうか。(端数切り上げ)
ということで、材料費は3万円となりました。あちらこちらネットで探して分かったことですが、金具とファスナーの値段にずいぶん開きがありました。ですのでこれでも若干無駄使いをしたところがあります。ともあれ、今回やってみてわかったことは、ある程度ミシンに心得のある人ならば、作業場さえあれば家庭用ミシンでもオーニングの自作は可能である、ということです。あとは、この材料費とプロに頼んだ場合の差額をどう考えるか、ということになりますね。
8月19日 船のチェック 夏休みが終わったので、船の様子を見に来ました。 エンジンルームを見ると、エンジンの両側の排気マニフォールドとライザーがありません。これは10日に浦安マリーナのメカニック氏がエンジンを見に来てくれたのですが、プラグを外してみましたが特に異常はなく、マニフォールドからの水漏れを調べるために外して持って帰ったからです。その結果はまだ聞いていませんが、早くはっきりしてほしいですね。
オイルに水が混じった原因としては、 さて、修正したオーニングの様子はどうでしょう?
9月2日 再び船のチェック 前回の訪問から2週間が経過しましたので、また船の様子を見に来ました。 エンジンルームを見ると、エンジンの両側の排気マニフォールドが付いていますが、ライザーとエルボーがありません。ということは排気マニフォールドには問題がなかったということです。これでライザーがオーケーなら、一番心配していたエンジンブロックに原因があることになります。
おっと、ここで気が付いたのですがエルボーは燃料タンクの上にありますね。ということはエルボーもオッケーだったようです。うーん、心配になってきました。
9月19日 みたびの船のチェック さらに2週間が経過したので、船の様子を見に来ました。 おやあ、台風のあとですがそのせいか左側のスピーカーの横に雨水が入っています。確か8月にガラス窓の周囲のコーキングをやり直したはずなんですが、効果がなかったみたいです。 さて、エンジンは?完全に元に戻っています。まだコクピットにはオイルやガスケットなど作業途中を思わせる機材や部品がおいてありますが、エンジンそのものは運転できる状態になっています。オイルゲージを引き抜いてみると、当然ながら透明なオイルが入っています。では、少し運転してみましょうか。5分アイドリングしてエンジンを止め、オイルをチェック。オイルは透明です。ではまた始動して今度は2500回転と3200回転でそれぞれ1分ほど回して再びオイルをチェック。依然として透明ですねえ。それでは少し走らせてみましょう。
今日はここまでにして帰宅。翌日の朝、完全にエンジンが冷えた状態でもう一度オイルをチェックしましたが全く水は入っていません。一体どういうことなのか、浦安マリーナに電話してメカニック氏に聞いてみました。結果的にマニホールドもライザーも問題は見つからず、かといってエンジンブロックも大丈夫なようなのでメカニック氏にも見当がつかないということでした。ともかく、もう一回オイル交換をするのでそれでしばらく様子を見てほしいということになりました。
10月10日 水温センサー交換 前回のテスト走行で水温警告のセンサーがおかしいことに気が付きました。以前から設定より低い温度で鳴り出すことがあって、抵抗値のカーブが狂っているのではないかと疑っていたのですが、どうも狂いが一段とひどくなった気がするので交換することにしました。 そこでインターネットで注文したのですが、発注からかなり経ってセンサーが送られてきました。水温センサーはサーモスタットハウジングに取り付けられていますが、それを外すためには周囲のホースをどけなければなりません。
エンジンを始動したので、念のためにオイルも調べましたがもちろん濁ってはいませんでした。船内の道具はそのままになっているので、まだオイル交換は終わっていないようです。 12月26日 点検 年末となり、風もなく穏やかな天気なので船の様子を見に行きました。 インペラの部品を注文してあるのですが、まだ到着しません。こんな暖かい日なら交換作業にうってつけなのですけれどねえ・・・年が明けて春になってからになりそうです。
そんなわけで、今年は一段とアクティビティの低い年でした。来年はエンジンも新しくなったことですし、もっとアクティビティを上げたいものですね。 |
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