項目
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時期
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内容
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序章 |
2010年1月
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友人から車を引き取らないかという話がきました・・ |
車庫証明 |
2010年2月
| まずは書庫証明を取らなくてはいけません。 |
引き取り |
2010年2月
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さて、車を引き取りに出かけました。 |
移転登録 |
2010年3月
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足立陸運事務所にて移転登録手続きを行いました。 |
スピーカー交換 |
2010年3月
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フロントスピーカーの交換です! |
ラジオ交換 |
2010年4月
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カーラジオを交換しました。 |
継続検査 |
2010年4月
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「車検」を取りました。 |
バックアイカメラ取り付け |
2010年4月
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ナビにバックアイカメラを接続しました。 |
HID取り付け |
2010年5月
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ヘッドライトの電球を放電灯に交換しました。 |
カーステ照明色変更 |
2010年8月
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カーステレオのパネル色を青から赤に変更しました。 |
ステアリングリモコン改造 |
2010年8月
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ステアリングリモコンでパイオニアのラジオを操作! |
スキーキャリア装着 |
2010年11月
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ネットでスキーキャリアを入手して取り付けました。 |
スタッドレスタイヤ装着 |
2010年11月
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冬に備えてスタッドレスタイヤに交換しました。 |
イグニッションコイル交換 |
2011年4月
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イグニッションコイルが不良になって交換しました。 |
ドライビングモニタ取り付け |
2011年12月
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運転中の周囲を記録するモニタカメラを取り付けました。 |
カメラスイッチ取り付け |
2012年3月
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モニタとバックアイカメラにスイッチを取り付けました。 |
オイル漏れ修理 |
2013年4月
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オイルパンからの漏れを修理してもらいました。 |
バッテリー交換 |
2013年4月
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バッテリーを交換しました。 |
リアパッド交換 |
2015年1月
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右のリアパッドを交換しました。 |
リアキャリパーオーバーホール |
2015年2月
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右リアのブレーキ、キャリパーのオーバーホールをしなくては。 |
マフラーの修理 |
2015年5月
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マフラーが腐食してついに中間パイプが折れてしまいました。 |
装備品撤去&清掃 |
2015年5月
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ついに406を手放すときが来ました。さようなら406・・・ |
序章: 2010年の年始めのことです。大学の時以来の友人から「今乗っている車を取り替えるけど、まだ廃車にするのはもったいない。譲るから乗ってみないか?」という話が持ち込まれました。 最初に買った車は、ホンダプレリュードでした。「ハイソカー」で人気が出た、リトラクタブルは2代目、その前の初代のモデルです。マイナーチェンジして、クルーズコントロールとトリップコンピューター、サンルーフが全車標準になりました。トランスミッションはホンダマチックと言うセミオートマチック、色は赤、グレードはXTという一番下のバージョンです。すなわち装備が簡素なわけで、その分、購入してから色々と手を入れたことは言うまでもありません。 この車は、約5年3万キロ乗ったところでベルギーへの赴任が決まったため、知人に売却しました。そして4年後に帰国したときはバブルの終わりの時期で駐車場が月に5万もする時代でした。月に5万円ということは年に60万円、軽自動車が買えてしまいます。それであれば通勤に使うわけではなし、買い物にはタクシーを使えばいい(いくらタクシーを使っても月に5万円も乗らないですよね?)旅行にはレンタカーを借りればいい、という方針にしたのです。 さて、車を所有するとなると駐車場が必要です。帰国当時のべらぼうな値段ではないにしても、今の相場はいくらくらいでしょう?とりあえず調べてみると自宅マンションの機械式駐車場に空きがあることがわかりました。しかも3段式の一番下なので料金も安い・・じゃあ、そこを契約してしまいましょう。
友人のところに車を引き取りに出かけました。彼の車は納車予定が遅れて、まだしばらく先になるそうなのですが、車庫証明には「賞味期限」があって、それを過ぎるとまた取り直ししなければいけないのですね〜そんなわけで2月も末の日曜日、生憎の雨ではありますが電車に乗って埼玉県まで出かけてきました。 さて、自動車は「動産」ですから所有者の変更手続きをしなければなりません。移転登録、俗に名義変更という作業ですね。これもネットで手続きのやり方を調べて、必要な書類を準備しました。その日は休暇をとって朝10時に出発します。場所は北千住の駅の裏当たりになるようですが・・ナビで検索するとあれれ?「足立陸運」という運送会社はありますが、陸運支局はありません。仕方がないので適当に当たりをつけて走り出します。そろそろ近づいた、と思ったところでテスター屋さん(車検を受ける前にヘッドライトの調整をするところ)が見つかりました。と言うことは陸運支局もすぐそばに・・・あった!ビンゴ!!。
さて、これで新しい車検証が発行されましたので、保険も切り替えておきましょう。インターネットで見積もりを取ってみますが、どれも結構な金額になりますね。まず、古い車なので車両保険(自損事故の保険)は不要としても、息子が運転することを考えると年齢制限は付けられません。22才以上で家族限定無しでしかも初めての契約ですとどこでも18万円くらいになります。それなら、知り合いのガレージが取り次ぎをしているところに依頼してしまいましょう。故障してレッカーを頼むにしても、修理するにしても結局そこにお世話になるのですからね。 406にはメーカー純正のスピーカーが付いています。フロントは、ドアに165mmのウーファーとダッシュボードに55mmのツィーター、そしてリアは100mmのフルレンジです。いくら手をかけずに乗ると言っても、ステレオの音くらいは良くしたいですよね? さて、品物は10日くらい経ってからフランスから送られてくると言うことでしたが、なぜか配達されたのは中国から。まさかコピー商品?と思いましたが、ちゃんとフランス製で保証書も付いていました。早速開梱して試しに家のオーディオアンプに接続して鳴らしてみます。おお〜なかなかいい音ではないですか!これは楽しみです。 では、ドアの内張を外します。それから白い薄い防水シートをはがします。指先でコンコン叩きながら鉄板が響く場所に両面テープで貼り付けます。内側の穴も可能な限り同じシートで塞ぎます。最後はスピーカーの取り付け部分の補強です。ここにもシートをドーナツ状に切り抜いてスピーカーで挟み込みます。質量を増やすことでスピーカーの振動を受け止めるわけですね。 ドアが終わったら、次はダッシュボードのツィーターです。純正のグリルを外して、交換するツィーターはホットメルトで固定しました。高音と低音を分離するネットワークは加工が必要です。ツィーターが同じドアに付くのなら良いのですが、ダッシュボードとドアに別れるため、ネットワークも分解して二つに分けなければなりません。ツィーターの方がネットワークも大きくなりますのでダッシュボードの内部に収容します。
さて、ここで音を出してみましょう。ツィーターとウーファーの位相は同じにしてみます。ツィーターのレベルは1ではちょっと小さいですね、2にしておきましょう。これでしばらく聴いてみることにして、最後の仕上げです。ウーファーの周囲にスポンジを貼ります。これはコーンから出る音を反射させることなく室内に放射させるためです。 音を出してみましょう。おお、これはすごい!低音の伸びが素晴らしいです。やはりデッドニングの効果があらわれているのでしょう。これはやった甲斐があったというものです。 406には、最初はメーカー純正のソニーのカセットデッキが付いていて、それをアクセサリーのMDデッキに交換してありました。この車は、ステアリングのリモコンレバーでボリウムとシーク/トラックのアップダウン、それにソースの切り替えなどが出来るのが特徴です。ですから、ラジオもそれに対応したものでなくてはなりません。 たまたま、以前に友人の大型オートバイにリモコン付きラジオを付けるために買っておいたラジオが手元にありました。それがソニー製で、有線式のリモコンにも対応するものでしたので、それを使うことにしました。グリルを外して本体を引き出し、両脇の固定金具を移植します。同じメーカーなのでブラケットも互換性があります。狙ったのは定価39000円位のエントリーモデルです。そして電源やスピーカー、アンテナ、リモコンのコネクターも同じですからそのまま差し替えるだけです。数分で交換作業は完了、では早速CDを再生してみましょう。いつものスピーカー評価用の「ハイファイセット」と「谷村新司」をかけます。おお、素晴らしい!中音の抜けの良さ、そして低音も良く出ていますね〜これならサブウーファーは要らないですね。 406は4月が継続検査です。最近ではユーザー車検というのもありますが、ここは安心のためにも知り合いのガレージに御願いすることにしましょう。「原工房」は前のオーナーがずっとメンテナンスをしていたところですので、過去の経緯をよく知っていますし、何と言っても社長の原さんはプジョーに関してはベテラン中のベテランですからね。 さて、嬉しいことに、4月から重量税が引き下げになりました。この車は1530Kgと、わずかに1.5トンを越えるので49000円だったのですが、それが40000円になったのです。とは言っても自賠責、印紙代、車検代行料など諸費用が85000円となりました。それに24ヶ月点検の工賃が49000円にオイル交換、ドライブベルト/プーリー交換、リアブレーキパッド交換、さらに摩耗した右フロントサスペンションのバーリンク交換などで合計10万円ですから、約20万円かかったことになります。保険に車検に駐車場・・・もう50万円以上のお金が出ていますねぇ・・やっぱり車ってお金がかかるなあ・・ ありがたいことに406にはナビが搭載されていました。最近はナビと一緒にバックアイカメラをつけるのが普通のようです。なにしろ私の駐車スペースは機械式駐車場の一番奥なので、入り口からずっとバックで入って行かなくてはなりません。さらにサイズもギリギリですから、後が見えた方が安心です。 そこで、カメラを取り付けることにしました。さて、場所はどこにしましょうか?一番良いのはテールゲートの上の方から地面を見下ろすように取り付けることなのですが・・・適当な場所がありません。やはりナンバープレートの上、テールゲートを開けるときのレバーのカバーが樹脂製ですから、そこを加工して付けるのが良いでしょう。
最後に画面を見ながらカメラの向きを調整してお終いです。かなり広角なので、すぐ後にあるものが遠く見えることだけ注意する必要がありますが、それを除けばとても便利になりました。 406のヘッドライトはH7ハロゲン電球を使用した4灯式です。特に暗いと言うわけではありませんが、夜走ることが多いので明るいにこしたことはありません。安全走行のためにもHID(放電灯)に交換しましょう。放電灯は55Wのハロゲンに較べて35Wと省電力で倍近い明るさですから、エコでもあります。 放電灯システムでは、まず電球そのものが違います。そして高電圧で点灯するためのイグナイターと安定して光らせるためのバラスト、そして電源のリレーが必要になります。それらのパーツをエンジンルームに固定しなければなりません。
配線が終わったら動作の確認です。はいオッケー。さあ、これでナイトドライブが楽しみになりましたね。 当初、406にはSONYのMDX-C550XというMDカーステレオが搭載されていました。もちろん壊れてはおらず、ちゃんと音は出たのですが自宅のMDソースはもうほとんど処分してしまいましたし、せっかく交換したスピーカーに対してMDではちょっともの足りません。 やはりCDが欲しい・・・そこでSONYのCDX-R3300Sというモデルに取り替えました。これは以前に友人のために入手したものの結局使うことなくしまい込んでいたものです。同じメーカーなので取り付けブラケットも共通で、電源コネクターも、さらにはプジョー独自のステアリングリモコンもそのまま使えます。なによりCDとCD-RのMP-3フォーマットファイルも再生できるというラジオでしたが、残念なことにAUX入力が付いていないので、例えばiPodなどを接続できないのですね。これはちょっと苦しいです。 その時、知人から「今度出たパイオニアのカーステレオは、安いのにUSBメモリも再生できる。さらにAACにも対応している。」という話を聞いたのです。これはすごい!AACとはiTunesの標準ファイルフォーマットであり、MP3より音が良く、私の音楽ライブラリ約3000曲は全てAACで保存されているのです。これをそのままCD-RやUSBメモリに入れるだけでいい音で再生できるわけじゃないですか。「おっしゃ、それ買ったぁぁ!!」 ところで406のメーターパネルやダッシュボードの照明はオレンジ色です。CDX-R3300Sのパネル色は白色でしたが、まあ、我慢できないほどのものでもなかった・・・ところが問題のパイオニアのラジオは鮮やかなブルーなのです。以前に見たパイオニアのラジオでは、自由に色を変更できたので、てっきり全部のラジオがそうなっていると思いこんでいたのです。ダッシュボード全体がほのかなオレンジ色なところにくっきり鮮やかなブルーの文字・・これはどうもカッチョワルイ。 パネルの照明源はブルーのLEDです。これをオレンジ色のLEDに取り替えてしまえば良いわけです。そこで秋葉原に行ってLEDを購入してきました。サイズは1608、つまり横1.6ミリ縦0.8ミリという、米粒の半分もない大きさです。オレンジはちょっと輝度が少なかったので、予備に赤の高輝度LEDも買ってきました。 さて、まずはラジオからパネルを外します。裏側の4本のネジを外すと3つに分解出来ました。さて、次はLEDチップの交換です。細かな作業なので拡大鏡付き基板スタンドを使います。年寄りには辛い作業ですね〜
さて、ここまでやってから、イルミネーションを赤系統に変更出来る別のラジオを買って、パイオニアはオークションにでも出してしまえば良かったと思いついたのでありました。USBが使えるのは何もパイオニアだけじゃないでしょう。でも、ここまでやったらもう売り物にはなりませんから、このまま使い倒してやろうと思います。まずは・・・オレンジの明るいLEDを探すとか? 前に書いたように、406にはステアリングコラムにレバー式の6操作のリモコンスイッチが付いています。純正のカセットカーステレオはもちろん、その後のSONYのMDカーステレオも、私が取り替えたCDカーステレオもすべてそのリモコンを使用することが出来ました。これはSONYが「ロータリーコマンダー」という有線式の多機能リモコンを商品化していたからですあり、一方、プジョーのステアリングリモコンは、日本では全てSONYのロータリーコマンダー準拠のリモコン信号に変換されていたというわけです。ですからSONYのラジオならどれでもステアリングリモコンの互換性があったのです。 アイディアその1は、付属するパイオニアのカード型リモコンを分解して、ボタンスイッチを押す代わりにステアリングリモコンでコントロールしようというものです。その原理は単純なのですが、はたして技術的に可能なのか?回路を調べるためにカードリモコンを分解してみました。その結果、押しボタンでショートさせているのはどれもICから出ているコントロールラインであると判明。そのマトリックスで出力信号を選択しているようです。これはマズイ。接点をトランジスタなどでオン/オフするためには片方が電源かアースで共通になっていなければならないのです。これはちょっと難しいです。 その2のアイディアは、PICというプログラムできるコンピューターを使って信号を変換するものです。ただ、そのプログラムを作るのがかなり面倒です。部品代は安いけれど、手間が大変です。 で、その3。ボタンをオン/オフ出来る学習リモコンを見つけて、それを使うという方法です。そのためにネットで学習リモコン検索していたところ、ズバリ面白いものを見つけました。それが「ALCON」です。これを使えばSONYのロータリーコマンダーで全てのメーカーのカーステレオなどをコントロール出来るのです。値段も6000円ちょいとたいしたことはありません。と言うことで、またもや「おっしゃ、それ買ったぁぁ!!」 オーダーして2日で現物が到着しました。これは当然12Vの電源が要りますので、ラジオのハーネスから分岐しました。そして学習リモコン本体は、プジョーのリモコン信号をSONYの信号に変換するユニットの上に固定しました。これで準備完了です。 さて、まずはリモコン信号の学習です。作業要領書の通りに、リモコンレバーを上に上げて(ボリウムアップ)イグニッションキーをオンにします。ピーッと音がしたら、カードリモコンのボリウムアップボタンを押して学習させます。これを2回繰り返して終了。これをボリウムダウン、シークのアップダウン、それにソース切り替えとミュートを記憶させます。つまり、プジョーのリモコン信号は、一旦SONYのロータリーコマンダーと同じ信号に変換され、それをALCONがパイオニアの赤外線信号として発信するというわけです。テストして学習結果を確認しました。
これで手を伸ばさなくても従来のステアリングリモコンでラジオの操作が出来ます。 私は未だにスキーをするのでひとシーズンに3、4回はスキー場に出かけるのですが、2-3人で行くのであればリアシートを半分たたんで荷室内にスキーを積むことは出来ます。でも、4人以上ではスキーをスキーキャリアに搭載したくなります。幸い406にはルーフレールがありますのでキャリアを付けることは難しくありません。とは言っても、もう発売から10年以上経っているので純正のアクセサリーのスキーキャリアは手に入らないでしょう。 そこで、市販の汎用のキャリアをネットで検索してみました。INNOやTERZOなど大手のメーカーからでていますが、汎用性からTHUREを選びました。構成としては、ルーフレールに固定するベースユニット、四角い横のバー、それにスキーをはさんでこていするキャリアユニットからなります。 結局ネットオークションで新品のベースユニットと中古のバーとキャリアを入手しました。早速組み立てて取り付けてみました。バーは他の車のものなので長さが合わず、10センチ位飛び出しますので、ディスクグラインダーで余分を切って、錆止めのために断面を塗装します。
さあ、これでいつでもスキーに行けますね。 スキーキャリアに続くもう一つのスキー行きのマストアイテム、それがスタッドレスタイヤです。 前に乗っていた車でもスタッドレス(当時はスノータイヤと呼んでいましたね)一式を用意してシーズンごとに履き替えていました。すなわち、スタッドレスタイヤは新しく買うにしても406用のホイールが4本必要となるわけです。そこで車検を依頼した「原工房」にホイールの出物がないか聞いてみました。そうすると、ちょうど4本、しかも中古のスタッドレスタイヤがついたものがあるというのです。 早速タイヤを見せてもらいました。ブリジストンのブリザックというシリーズで、もちろん現行モデルではありませんが山も7分近くありますしサイプもシッカリしていて一シーズンくらいはこのまま使えそうです。 スタッドレスに履き替えて感じたのは、昔のスノータイヤと呼ばれていた頃に較べてはるかに騒音が小さく、かつぐにゃっとした手応えがなくなっていることでした。速度に応じて「ウワァ〜ン」といううなり音がほとんど聞こえないのです。ハンドルを切り始めた瞬間のワンテンポ遅れるような手応えではなくて、もちろん接地感の無さは相変わらずですが、素直に向きが変わる感じです。さすがに25年も経つとタイヤも進化するものですね。
今度こそ、これでいつでもスキーに行けますね。 4月3日 4月10日 4月16日
その後しばらく走行しましたが、全くもって快調です。それにしても交換した部品が再度不良になるというのも困ったものです。飾りカバーのせいで熱がこもって劣化が早いのでしょうか?そうであれば、夏場に壊れるはずですけどね、いまひとつしっくりきません。 最近タクシーに良く取り付けられているアイテム、ドライビングモニタを入手しました。 フロントガラス裏に取り付けたカメラの映像をSDメモリに記録するというものです。万が一事故が起きた場合に客観的な証拠となります。今回取り付けるモデルは、リアウィンドウにもカメラがあって前と後ろの映像を同時に記録することが出来るというものでした。 フロントカメラと一体になった本体はルームミラーの裏に設置しました。そしてGPSアンテナはダッシュボードに取り付け、さらにリアカメラもテールゲート前の天井に固定しました。
これでしばらく使ってみることにします。 ドライビングモニタの取り説を読んでいて、問題を発見しました。それはカメラにはモーションセンサーが内蔵されていて、いたずら等の振動を感じると自動的に撮影を開始するという機能が付いているのです。そして、私が駐車しているのは3段式の機械式駐車場です。上段の車が出入りするとかなりの振動が車に加わりますので、そのたびにカメラが作動することになります。 カメラが作動すると結構な電気を使用するので、バッテリーが上がってしまう可能性がありますし、不要な映像ばかり記録されているのもメモリの無駄です。ところがこのカメラ、電源スイッチがなくて作動を止めたかったら本体の電源プラグを引き抜くしかありません。それでは面倒なので、センターコンソールに電源スイッチを取り付けることにしました。それも使うたびに入れるのでは操作を忘れることもありますので、基本的にイグニッションをオンにすると作動を開始し、オフで停止するようにしました。そして、もし出先でホテルに駐車するなど、モーション作動させたいときはスイッチひとつでオンにできるようにしました。 ところで私が駐車している場所は機械式駐車場の一番端です。そこへはバックで進入してさらに壁際まで幅寄せする必要があります。そんなときにバックアイカメラは非常に役に立つのですが、ご承知のようにシフトレバーをリバースから動かすと画像が消えてしまいます。そこで必要なときはスイッチで常時背面を映し続けることが出来るようにしました。
駐車しているパレットに油脂がこぼれているのを見つけました。 色は薄茶色で、かなり粘度がありますからATFではなくてエンジンオイルのようです。レベルゲージで調べてみてもオイル量に問題はありませんが、放置しておくわけにも行きません。さっそく原工房に持ち込みました。やはりオイルパン周囲から漏れていました。 モチュールの10W-40を6リッター使用してオイルフィルター交換を含む、修理代はしめて28000円でした。 船のアクセサリーバッテリーがダメになりました。 そいえば車のバッテリーもだいぶ年数がたっています。ラベルを見ると交換したのは2009年の1月のようですから、もう5年目に突入です。いまのところ正常ですがいつ突然死してもおかしくありません。ということで船に新しいバッテリーを搭載するよりも、車のバッテリーを新しくして、そのお下がりを船に使うことにしましょう。 バッテリーはネットで買うと安いようなので調べてみました。韓国製で格安のがありますが、やはりある程度のものを使いたいですね。選んだのは純正として使われていたACデルコです。適合表を見ると406のV6エンジンは71アンペアだそうです。CCAが700アンペアなのでこれなら十分でしょう。価格は送料を入れても12000円ほど、しかも注文した翌日に到着するというのですから、素晴らしい! さて、車に新しいバッテリーを積んで係留所に向かいます。まず船から死にかけたバッテリーを外してきて、ジャンプケーブルで車のヒューズボードに接続します。これで交換するバッテリーを外してもエンジンをかける能力はありませんが、ナビやオーディオのメモリを維持することはできます。バッテリーを新旧入れ替えて作業は終了、外したバッテリーは船で寿命を全うしてもらいましょう。
これでしばらく安心です。 昨年の4月に車検を取りましたが、そのときに右のリアブレーキが引きずり気味であると言われました。つまりブレーキキャリパーのピストンの戻りが悪くてブレーキパッドがローターに接したままになるということです。ということはパッドが早くすり減ります。修理するにはピストンを分解する必要があります。シールなどの部品は安いのですが、手間がかかるために工賃が高いのでしばらく様子を見ることにしていました。 さっそくブレーキパッドを注文しました。左右4枚がセットになっています。作業をするのはマンションの駐車場です。来客用の駐車場は平置きで幅が広いのでここを借りてやりましょう。
ちなみに左側のパッドはまだ6割くらいの厚みが残っていますので今回は交換しないでおきます。さて、これでしばらく安心して走れますね。 ブレーキパッドが磨り減ったのはブレーキの引きずりが原因でした。 オーバーホールにはピストンのシールが必要なのでそれを注文しました。あと必要なのはブレーキのエア抜きをするので細いビニールのホースとペットボトル、それに補充用のブレーキフルードです。また、ブレーキパイプをはずすためにフレアナットレンチも友人から借りてきました。普通のスパナでは角をなめてしまう恐れがあるからです。 前回同様、駐車場を借りてジャッキアップします。右リアのタイヤを手で回してみると、う〜ん回らないわけではないですが、かなり重いですね。シュリシュリパッドをこする音も聞こえます。
タイヤを着けて近くを走り、戻ってジャッキアップしてホイールをまわすと楽に回転します。よし、引きずりはなくなったようです。このくらいの作業は、パッドを交換したときにやっておくべきでしたね。ともあれ今度こそこれで普通に走行できそうです。結局用意した部品もブレーキフルードも使いませんでした。 昨年の車検のときに、エキゾーストパイプの錆が進行していて穴が開きそうであるとの連絡を受けていました。 そうしたら、スイスからの客人を案内して河口湖周辺を走行していたときに排気音が低くなって、走行中に後方からゴトンガタンという音も聞こえるようになりました。見てみるとリアバンパーにマフラーの排気口が接触して音を出しているようです。 修理その1:2014年11月 通常、腐食した排気管の修理はそっくり交換するのでなければ、穴が開いたり切れたりしたところを溶接するのが常道です。アマチュア的にはアルミテープで巻いて耐熱パテでふさいだりします。しかしそれは穴が開いた場合であって、今回のように配管のつなぎ目が腐ってしまった場合は何かでつながなければなりません。ただ、接続部分は同じ口径ではなく、双方がフレアになってリング状の金具で接続されていますので外側に管をかぶせても固定はできません。そこで、左右が同じ口径である内側に筒を差し込んでつなぐことにしました。薄いステンレスの板を丸めて筒にして差し込んでおけば、中で広がって内壁に密着して排気ガスは漏れなくなり、同時に排気管とマフラーも繋がるのではないかと思うのです。
日曜大工センターで0.5ミリのステンレス板を買ってきて、カレンダーのようにくるくると巻いて筒を作りマフラーと排気管に差し込んで手を離すと自然に広がって管の内部に密着しました。マフラーの重みがかからないように針金でマフラーをボディから吊っておいて、さらに接続部から排気が漏れないように耐熱パテを塗りつけておきました。これでとりあえず普通に走れるでしょう。 修理その2:2015年5月 応急的に修理はしたものの、長くは持たないことはわかっていました。というのも、エンジンはアクセルのオンオフによって前後に動くので、エキゾーストシステムも一緒に動くよう、ゴムのバンドで床下から吊ってあるのです。そのストレスが接続部にかかりますので、耐熱パテでは強度が足りずにそのうち割れてしまうはずです。
これでエキゾーストシステムが一体化しました。リアマフラーを吊っていた針金も不要になりました。これならばしばらくは大丈夫でしょう。 2010年から5年乗って走行距離は15万4千キロを越えました。 そこにポトンと新しい車の話が天から降ってきました。とても魅力的な車で走りの点でも搭載能力の点でも十以上に406の後継としてふさわしいと思われます。
ところで、406にはいろいろな装備を取り付けました。 取り外しは、取り付けに比べると楽なものです。ただ、ナビのテレビアンテナを窓ガラスからはがすのとか、バックカメラの配線をテールゲートから外すのが大変だったくらいです。
5月16日(土) 装備の取り外しの次は私物の撤去です。工具やCD、ケミカル類などを箱に集めていきます。そして掃除。まずは徹底的に掃除機をかけます。スペアタイヤの下やカーペットの下もきれいにします。石や砂、お菓子の粉などが結構あるものです。次にスタンドで給油して洗車し、戻ってワックスをかけて室内をマイペットとレザークリーナー、プラスチッククリーナーを使用してきれいにします。最後にウィンドウガラスを内外とも磨いて作業終了。う〜ん、見違えるようにきれいになったなあ・・・・
5月17日(日) さて、ピカピカに車を磨いた翌朝は雨。良くある話です。でも、出かけるころには雨が止みましたので、神様も考えてくれているのかな?では車を原工房に持って行きましょう。ここで何かあったらしゃれになりませんからね、慎重に運転して原工房に到着。原さんに必要な書類を渡して手続き完了。さあ、これで本当に406とお別れです。さようなら、406・・・ 406日誌終わり |
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