今日は初めての街、鹿児島を訪問する予定です。
今朝、早く目が覚めたので外を覗いてみると波が穏やかな錦江湾をゆっくりと進むベリッシマと前方に桜島が見えました。朝5時半のことです。
上の写真から30分経ちました。大分近づいてきましたね。
鹿児島の市街が見えて来ました。朝の6時半です。もうすぐ着岸です。
船を降りて用意されたバスに乗ります。係留場所のマリンポート鹿児島から鹿児島駅までバスで約30分ですが、私たちは鹿児島駅前の見物はしないので次の天文館で下車します。
ここも最終乗船時間は14時となっており、昼食を食べたらすぐに戻る計算ですね。まずは照国神社にお参りします。
ここは、江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつであり島津斉彬を祭主としてお祀りした神社です。
こちらが本殿です。
本殿前から入口を見たところ。
ここは資料館となっていますが、斉彬公の生涯を見ることができる資料が多々展示されています。島津家の偉業は遠く南蛮貿易から北海道の開拓にまで及び、広く国の内外に影響を与えていたことがよく分かりました。
「斉鶴(さいかく)」と呼ばれるこの木は、イヌマキの木で鶴が羽を広げた姿を模したもので、昭和37年に氏子たちによって献木されたものであり、斉彬公の「斉」を取って「斉鶴」と名付けられたそうです。
さて、では市中のほうへ行ってみましょうか。
照国神社から歩いて2分くらいのところに「鹿児島県立博物館」がありました。
丁度「霧島山」をテーマとした企画展が実施されていたので、見学させてもらいました。(無料)
入り口を入るといきなり桜島大根の模型がおいてあり、その大きさに改めて驚かされました。
ここは霧島山の小動物の展示室。
ほう、「サギソウ」という花ですか。初めて見ました。可愛い花ですね。
私は子供のころに北海道の千歳空港の近くにある島松演習場にすずらん狩りに行ったものですが、別に許可を取った記憶はありません。まあ、昔はその辺は鷹揚だったのかもしれません。
う~ん、これはいいものを見ました。ここでは霧島連山の生物のはく製や標本から桜島の生成の模様、生態などが分かりやすく展示されていました。こういう展示物が無料で公開されているのは素晴らしいことでした。
この後は天文館の商店街に行き、さつまあげのお店に行ってみました。「揚げたて屋」さんで揚げたてのさつま揚げを食べてみましたが、美味しかったと思います。天文館の中のお土産屋や山形屋を回って購入したのは、鹿児島の甘い醤油とさつま揚げでした。
その後、ラーメン屋さんを探してお昼。「こむらさき」はあったのですが、長い行列ができていたのでもう1件ガイドブックに載っていた「鷹」に入ってみました。こちらはトンコツとは違って醤油味のさっぱりしたラーメンでした。予想外の、鹿児島ラーメンにもこういう味があるのだなと思わせる味でした。
ぼちぼち本格的に雨が降り出しました。予定よりもちょっと早いですが船に戻ることにします。
船の「マーケットプレイス」(17階)というビュッフェから見た桜島です。
横のエレベーターで下に降ります。
5階のバー「エッジ」にやってきました。
夕食前のひととき。いつものバーで食前酒をもらいます。
ここでは船内で撮影した写真を販売しています。
手前のレストランは今日は珍しく混んでいますね。
いつもの「ライトハウス」に到着です。
今日は「ライトハウス」も混んでいますね。
2皿目はパスタ、キノコとフェトッチーネをもらいました。
メインはローストビーフです。
もちろん、赤ワインもいただいていますよ。
食べ終わってアトリウムにでたら、今日のドレスコードが「白」なのでこれから「ホワイトパーティ」が開かれるそうです。なんか盛大にジャパネットからの差し入れが準備されていました。
ただ、私は甘いものに興味がないので部屋に戻りました。