2016年2月5日(金)第4日目 インド滞在も4日目となりました。 販売会社の社長さんからいろいろと参考になるお話をうかがったあと、カー用品店訪問の案内をしてくれる地元の人がホテルにピックアップに来るまでしばらく時間があります。もう少しでお昼ですから、近所を散歩してどこかでランチにしましょう。ホテルの玄関を出て、道路に曲がった途端に並んでいる人々をみかけました。列の先のほうでは高いテーブルでプラスチックのお皿でなにやら食べている人がたくさんいます。そして壁際にはテントがあって白いコック姿の人がお皿にご飯をよそったり、料理を盛り付けて並んでいる人に手渡したりしています。何か新しいインスタント食品の街頭試食会でしょうか?それにしてはポスターもキャンペーンガールの姿も見当たりません。後で聞いた話ですが、これは私たちが泊まっていたホテルが週に1回貧しい人々に無料で食事を提供しているのだそうです。そうか・・・営繕費(備品や設備の修理予算のこと)を削ってその分をチャリティに回していたのですね、このホテルは。 さて、近くのショッピング街めざして歩き出したのですが、地図で見ると結構距離があるのでオートリキシャに乗りました。そしてマクドナルドの看板が見えたので予定変更。急遽インドのマクドナルドを「調査」することにしました。店内は国際標準のインテリアですね。そして肝心のメニューを見ると、フィレオフィッシュだけはありましたが、やはり普通のマックはなくて全部チキンになっています。ということで、ビッグマックに相当するチキンマハラジャマックにしました。これは150ルピー、つまり300円ですから日本よりは安いですが、インドにしてはかなり高価な食べ物です。飲み物はアイスティーで39ルピー(¥80)なので合計189ルピーですが、これに付加価値税(VAT)が12.5%、さらにサービス税8%が加わって223.59ルピーとなりますが1ルピー単位に四捨五入されて最終的には224ルピーとなりました。日本円にして約450円です。高いですね〜
さて、ではカー用品のお店に行ってみましょう。日本だと外国人を案内するときはスーパーオートバックスとかイエローハットに連れて行くのですが、インドにはそのような大きなチェーン店はないそうで皆個人のショップだということです。 最初の訪問先はビルの1階にあるタイヤやホイール、カーオーディオなどを扱う中規模のお店です。カーオーディオはパイオニアやJVC、アルパイン、SONYなどが並んでいますが、日本と違うところはナビがないことですね。インドではまだナビは商品化されていないということです。店では販売だけではなく取り付けもやっているのですが、ピット(作業場)について聞いてみると、専用の場所はなくて店の前の路上で取り付けているとのことでした。 2軒目は小さなビルの2階でアクセサリー中心の小物を売っている店でした。こちらも取り付け作業のためのピットはありません。売れ筋の商品について聞いてみると、バックソナーとカメラとディスプレイがセットになったもので、安いものは中国製ですがなんと2200ルピー(¥4500)で売っているとのことでした。たまたまそのお店の隣が整備工場でしたが、そちらでもタイヤ交換を路上でやっているのを見ました。ちゃんとウマをかけてしかもエアツール用のコンプレッサーの高圧空気のホースまで設置してあるのですから、応急の作業ではなく常時道路を作業場として使用しているということで、インドではそれが普通ということですね。
訪問を終わってホテルに戻ります。ここでは車で移動していて信号で止まると、すぐにいろいろな物売りがやってきます。果物や布、おもちゃ、新聞・・・・見ていると買い求める人はほとんどいないようですが、それでもこれだけ売る人がいるということは商売になるのでしょうか。ただ、大人ならまだしもボンネットの上にかろうじて頭の先が見えるかどうかの小さな子供に売り子や寄付ねだりをさせている場合があって、とても危ないと感じました。
ホテルに戻って、一休みです。
さて、お腹一杯になりました。幸いなことに昼間飲んだアイスティーの悪影響はないみたいで、お腹の状態は正常です。ああよかった。明日も頑張りマショ! |
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