*秘密は干しエビ、「豚肉あんかけ焼きそば」
皆さん、スーパーなどの中華食材売り場で干しエビを見たことはあると思いますが、お使いになっている方は少ないのではないでしょうか?
我が家では香港や台湾に行ったときに大量に仕入れてきて、中華料理の基本のスープとしてよく使っています。国内で売っている干しエビは小さくてカチカチに干し上がっていますが、私が欲しいのは大きくて柔らかいタイプです。先日ついに在庫が切れて横浜の中華街を探し歩きましたが、なかなか希望の物が無くてようやく一軒で大きめのを見つけることが出来ました。それでこの前マレーシアに出張で行ったときにスーパーで量り売りしている特大タイプを見つけて、早速買い込んできました。(写真上)
このように白い粉を吹いて、表面がつるりとしていない、かさかさのほうがいい出汁が出るようです。
ではこれを使った美味しいあんかけ焼きそばをご紹介しましょう。
まずは豚肉のあんかけ焼きそばから。
一口大に切った豚肉は醤油と日本酒または紹興酒同量を混ぜたたれで下味を付けておきます。野菜はモヤシ、タマネギにニンジン、ピーマンを用意します。キクラゲも欲しいですね。以下は3人分です。
干しエビ大さじ2杯位を500ccのお湯に30分くらいつけておき、さらに顆粒のチキンスープの素を大さじ2杯加えてスープを作る。 |
麺を熱した鍋に入れ、水を少量振りかけてほぐす。お玉で麺を鍋肌に伸ばして軽く押しつけて焦げ目をつける。十分炒めたら皿にとる。 |
豚肉を炒め、野菜を炒めたら先ほど作ったスープを注いで煮立たせる。醤油とオイスターソースと味醂とを大さじ2杯ずつ混ぜたもので味付けする。 |
味見をしたら水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、最後にゴマ油を大さじ1杯落として軽く混ぜる。皿に取った麺にかけて出来上がり。 |
このエビのスープは、そのほかとろみをつける料理のスープとして何にでも使えます。
ちょっとの手間でグンと中華がおいしくなる干しエビ、いかがですか?