*まったりと濃い旨み「カルボナーラ」
皆さん、スパゲティの「カルボナーラ」はよくご存知ですね。きっと何度も作ったことがあるでしょう。でも、卵が固くなって、ぼそぼそになってしまいませんか?炒り卵に・・・ですから、そうならない作り方をお教えしましょう。
なんて、偉そうなことを言いましたが、ポイントひとつだけ、温度を上げないということです。温度が高いから、卵が炒り卵になってしまうのです。そして味と香りの決め手、パルミジャーノ・レッジャーノチーズを用意してください。
さて、では例によって一人分で40-50ccのオリーブオイルをフライパンに入れます。ニンニクはごく僅かにしておきます。そこに切ったベーコンを入れて軽く熱したら火を止めておきます。
さて、スパゲティをゆでながら卵を一人あたり1個割って黄身だけをボウルにとります。スパゲティが茹で上がる直前にボウルをゆで鍋の上に乗せて、暖めます。熱くしすぎて卵が固くなったりしないように注意してください。パルミジャーノはおろして、粉にしておきます。もちろん、最初から粉になったのもありますが・・・よく見かけるグリーンの筒の粉チーズではありませんよ。ブロックが手に入らなかったら、筒のタイプでもフレークになったパルミジャーノ・レッジャーノがありますから、せめてそれを使ってください。
フライパンに火を入れ、スパゲティを入れたらすぐ火を止めてざっと混ぜ合わせます。ここで味見をして塩が足りなかったら振っておきます。そしてボウルにスパゲティを入れて混ぜ合わせ、パルミジャーノをたっぷり振りかけましょう。
最後に、粗挽き胡椒、パセリなどで仕上げてください。
たっぷりのオリーブオイルにベーコンを入れて香りを出します。これで3人分。 |
ベーコンの香りが出たら、たまねぎを加えて透明になるまで炒めます。 |
ピザ用のとろけるチーズを加えます。 |
チーズが溶けたら準備完了。火を止めます。 |
ボウルに卵の黄身だけを割って。生クリームを加えます。 |
よく混ぜておきます。 |
茹で上がったスパゲティ、具をボウルに入れて玉子をからめたら出来上がりです。 |
どうです?ねっとりと出来たら成功です。もし熱すぎたら卵が固まりますので、心配なときは温度を下げ目にしておきましょう。黄身のコクが・・ビックリするくらいでしょう?そして本物のパルミジャーノ・レッジャーノの香りの素晴らしいこと・・・きっとやみつきになると思いますよ。
ところで、市販のレトルトのソースがあるときはそれでさらに美味しくすることが出来ます。もちろん、レトルトソースと言ってもゆでたスパゲティにかけるだけなんてのはダメですよ。あくまでもオリーブオイルで加熱して、味付けとして使うのです。
オリーブオイルでタマネギとベーコンを炒めたところに、レトルトのソースを加えます。グツグツ煮込んだら、ブラックペッパーを振ってソースの出来上がり。玉子の黄身も用意しておきます。ゆであがったスパゲティをソースに絡めたら玉子の黄身も加えてコクを出します。最後にパセリをふって出来上がり。
カルボナーラです。レトルトソースを使ってコクを出してみました。 |
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どうやらそれらしいものができましたよ。 |
*水浸し法で作るカルボナラ
息子が、夕食にはカルボナラを食べたいと言い出しました。
どれどれ、では「ゆでないスパゲティ」製法でやってみるとしましょうか。スパゲティを水に1時間半ほど漬けておきます。ベーコンを切り、ゴンルゴンゾラとパルミジャーノを細かく切って、オリーブオイルでベーコンを炒めたら牛乳とチーズを入れて煮立てます。スパゲティを入れて、麺が透明になったら、ボウルに入れておいた卵黄と生クリームにからめて出来上がり。
スパゲティを水に1時間半浸しておきます。 |
ベーコンのブロックを細切りにして軽く炒めます。 |
用意したチーズは2種類。 |
細かく切っておきます。 |
牛乳を少し入れてチーズをとかします。 | |
水を切ったスパゲティを入れて加熱します。熱が入ったところが透明になって行きます。 | |
ボウルに卵の黄身だけを割って生クリームを加えます。 |
ボウルにスパゲティを入れて玉子をからめます。 |
ブラックペッパーを振って出来上がり。 |