*家庭料理の定番「ハンバーガー」
日本語では「ハンバーガー」というのはレタスやトマトと一緒にバンズに挟んだ物のことで、皿の上に乗ってデミグラスソースなんぞをかけて食べる単品の料理は「ハンバーグ」と呼ばれてお子さまの大好物、今や完全に日本料理と化しています。
でも、本家アメリカでは挟んだ物も皿の上に乗ったものも、そして挽き肉を丸めたものも全て「ハンバーガー」です。BBQでもステーキ肉と一緒に挽き肉のパティを炭焼きにしたりします。日本のように豚肉と混ぜたりせずに、赤身の牛肉の挽き肉だけで作ったハンバーガーは立派な肉料理の一種と言えましょう。
ジューシーな日本風ハンバーグではない、しっかりと肉の味がするハンバーガーを食べたい。そこで自分で挽き肉を作るところから始めてハンバーガーを作ってみました。使用した牛肉は和牛ではなく、いつもの麻布のニッシンで買ってきたステーキ用のニュージーランド牛のチャックロールです。もちろんビーフ100%です。つなぎにはよく使われる玉子やパン粉は入れずにタマネギだけにしました。
ニュージー牛のステーキ肉を小さく切ります。 |
スジは取って脂も掃除します。 |
混ぜるのはタマネギだけです。 |
細かく切った肉をミンサーで挽き肉にします。 |
一部は二度引きにします。 |
塩コショウをしてコネコネしてまとめます。 |
適当な大きさに丸めて伸ばし、タッパーで寝かします。 |
希望の大きさのパティを選んでフライパンで焼きます。 |
いかがです?デミグラスソースも大根おろしもない、ひたすら肉だけを味わうハンバーガー。これならワインでも合いそうですよ!
*豚肉で作るハンバーガー
アメリカ風の本場牛肉ハンバーガーも悪くないですが、ジューシーな日本風ハンバーグも作ってみましょう。つなぎに玉子やパン粉も入れてみました。ひき肉は合い挽き1に対して豚の赤身ひき肉2を混ぜました。
冷やしたひき肉に塩を入れてしっかりと練ります。 |
ジャンボサイズのハンバーガーも作りました。 |
全部同時に焼いてしまいます。 |
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そろそろひっくり返しましょう。 |
良い具合に焼けたと思います。 |
ポークハンバーガーの出来上がりです。 |
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さっそくジャンボサイズをいただきます。これで230グラムです。 |
先日びっくりドンキーで食べたジャンボハンバーグのまねをしてみました。大きいのは焼いたあとで230グラムでした。そして小さいほうは100-130グラムです。なるほど、やはり豚肉を多くするほうがよりジューシーになりますね。牛100%はしっかりと肉の味、豚は大根おろしとか紫蘇とか和風が似合う味ということがわかりました。