*さらに安くて旨いI「イワシの押し寿司」
サンマは秋が旬ですが、イワシは一年中ありますよね?良いイワシががあれば押し寿司もイワシで作ってしまいましょう。
イワシをさばくときって、皆さん、どうしていますか?頭を落として綿を出してから指で開いています?それもいいですが、もっと簡単な方法があります。
それは荷造りに使用する黄色や青の堅いプラスチックのテープ、あれを10センチくらいに切ってU字型に曲げてイワシの身を掻き取るというものです。私はその荷造りテープの代わりにアイストングを使いますけれども、やり方は同じです。頭の直ぐ後にUの字の平らな所を差し込んでそのまましっぽの方にスライドさせるのです。これでお腹だけをよけて綺麗に身がとれて来ます。あとはしっぽの方だけを庖丁で切ってやれば良いのです。それからひっくり返して同じ要領でもう半身をすき取ります。残った部分はそのまま捨ててください。
イワシを三枚におろすのですが、アイストングでこの通り簡単綺麗におろせます。 |
頭の後に平らな部分を差し込んだら、そのまましっぽの方まで引っ張ります。 |
イワシに塩をふって15分くらい締めます。 |
酢で締めたイワシ2匹分4枚を型に並べます。 |
ラップを使うとそのまま保存できますね。 |
これで切り分ければ出来上がりです。 |
3枚におろしたイワシを締め鯖と同様、べた塩を15分したあとさっと洗い流して米酢に15分漬け込みます。中骨を抜いて皮をむき、形を整えたら下ごしらえは終了です。
酢飯は、3合のご飯に、米酢100cc、砂糖70g、塩40gを混ぜた合わせ酢を混ぜ込んで良く冷まし、白ごまも混ぜておきましょう。刻んだ大葉を入れるのも良いですね。
今回は押し寿司にしましたが、イワシが小さいときは同じ要領で締めたイワシを作り、酢飯をピンポン玉くらいに丸くして、それを2枚のイワシで縦横にくるむ、「手まり寿司」にしても楽しいですね。