*花咲きガニで作る「濃厚かに飯」
6月から9月までの限られた時期しか食べられない、珍しいカニがあります。
そのカニが陸揚げされる地名をとって「花咲きガニ」といいます。私が子供の頃は毛ガニよりも遥かに安く、また根室在住の知人が良くお土産に持ってきてくれたのでとても馴染みのあるカニです。タラバガニと同じヤドカリの仲間で足は3対6本ですが、その味はタラバよりも濃厚です。もちろん、そのまま食べても日本酒が進むこと間違いないのですが、お酒がだめな方にも大好評なのが思いつきで作った「カニ飯」です。有名な長万部の駅弁のカニ飯は毛ガニと炊き込みご飯のさっぱりとした味ですが、これは強いカニの味に合わせてごま油の風味を効かせたところがミソです。
![]() これが花咲ガニです。最近は東京でも時々見かけるようになりました。 |
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![]() 小さめのカニですが、身はしっかり入っています。 |
![]() ミソはなくても茶色い脂やふんどしが美味しい。 |
![]() 温かいご飯にカニの身をどっさりと乗せましょう。 |
![]() 仕上げにごま油をタラタラ。他に味付けはしません。 |
![]() 全体を混ぜ合わせて海苔を振りかけていただきましょう。むふふふ・・ |