*やってみよう!「白ミル貝の刺身」
ミル貝が好きです。ちょっと磯臭い独特の香りがありますが、あの甘みと歯ごたえがたまりません。
ミル貝には「本ミル貝」と「白ミル貝」があります。「本ミル貝」はホッキに似た外観で上品な甘みが身上ですが、値段も高くめったにお目にはかかれません。一方「白ミル貝」はスーパーでも見かけますが、灰色っぽい貝から大きく身がはみ出ています。見た目がちょっとグロテスクで調理法がわからないと敬遠される方が多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな方に安く美味しくミル貝を楽しんでいただきたいと思い処理方法をご紹介します。
お店から買ってきたときの状態はこうなっています。 必ず生きているものを買ってください。 ぶよぶよでちょっとつかむのに勇気が要るかも知れません。 |
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貝の端は結構薄くスルドイので手を切らないように注意して、身とからの間に指を入れてはがすようにしてからを外してください。 強く押さえると中から水がとびでる事があります。 からをはがすとこんな風になります。 |
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内蔵は食べませんので、指でつかんでむしり取ってください。 | |
包丁で管になった部分に切れ目を入れて開きます。半分にだけ切れ目を入れますので、注意。 | |
お尻の方から黒い皮をびりびりと剥がしてください。 先端の方は柔らかくて皮も薄く剥きにくいです。 皮をむき終わったら水洗いして、キッチンペーパーでしっかりと水気を取り、冷蔵庫で保存します。 |
以上で下ごしらえは終了です。あとは適当に切ってお刺身にしたり、中華風に炒めても美味しいと思います。