マイレシピ公開!<My Favorite cooking>

チンでお手軽!「ローストビーフ」

ローストビーフって見た目が豪華でお客様メニューに最適ですが、オーブンで焼くのが難しいと思っていませんか?私もずっとそう思っていたのですが、やってみたら以外に簡単、なんと電子レンジでチンして出来ちゃいました。

肉はランプ=もも肉を使います。霜降りではない、赤身が良いのです。
和牛でもかまいませんが、まあ経済的に考えて、そして本来の味を考えてもここは輸入牛にしましょう。私はアメリカ牛の味が好きですが無いものは仕方がない、日進はニュージーランド牛のチャックロール、あるいはハナマサのオーストラリア牛のランプブロックを使いましょう。

今回はお試しなので、ハナマサで1.2キロのブロックを買って来ました。

それでは、味付けです。
ニンニク2-3かけらをすり下ろし、さらに塩、胡椒を全体にすり込みます。今回は海の粗塩とアルプスの岩塩、それにクレージーソルトを混ぜて使いました。それを一晩、冷蔵庫で味をなじませてから、フライパンに少量のサラダオイルを入れて表面を焼き、ひっくり返して全ての面に焦げ目を付けます。

 

仕上げは電子レンジです。
加熱時間は肉100gについて1分間と覚えてください。つまり1.2キロの肉なら12分です。今回は慎重を期して、出力を500Wにしたところ12分では足らずさらに6分追加する必要がありました。ということは、700Wならぴったりということですね。半分の時間で一度止めて肉をひっくり返しましょう。
火加減は金串を差し込んで数秒待ち、引き抜いて中心部の温度で確認しましょう。唇で触れてほんのり暖かいくらい、中からじわ~っと赤い肉汁が出るくらいが丁度いいのです。
どうでしょう?電子レンジなので中心も均一に加熱されるのかと思いきや、うまい具合に中心がレアになって焼けますでしょう?

<本番編>

電子レンジで十分に美味しいローストビーフが出来ることがわかりましたので、あらためてバーベキューに使う牛肉では私が一番美味しいと思っている、ニュージーランド牛のチャックロールで作ってみました。今回は本格的に4キロのブロックを使います。ちなみにお値段はキロ1650円位です。

はじめにモモと違って脂も入っていますので、適当に脂を削ぎ落としましょう。
味付けには、これも日進で売っていたローリーズの調味料ミックスを使ってみました。粉末を指定量の水で溶いてかき混ぜますと、自然にとろみのついたタレが出来ます。袋の説明書では15分も漬け込めばいいとなっていますが、いくら何でも4キロの塊ですからこれも一晩、冷蔵庫で漬け込んでみました。なお、すり下ろしたニンニクも加えておきました。

さて、一晩経っていい感じに味が染みこんだのが下の左の写真です。これを電子レンジでチンしますが、前回に習って700Wで40分でやってみました。途中で一度ひっくり返します。

40分焼いて、端を切ってみたのが右の写真です。とても良い具合ですね。耐熱容器の下にはかなりの肉汁が溜まっています。少し荒熱がとれるまで待ってから、その肉汁をフライパンに移して溶いた小麦粉を入れたところ、丁度良いグレービーソースも出来ました。

では、薄くスライスしてお皿に載せ、ホースラディッシュとグレービーを付けて召し上がってください。
そのままでももちろん美味しいですが、たっぷりとビーフを載せたサンドイッチも・・いいですよ

 

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