マイレシピ公開!<My Favorite cooking>

安い!旨い!「サンマの押し寿司」

もう一つ、秋の代表的な食材の「サンマ」を使った料理をご紹介します。要は軽く締めたサンマを使った押し寿司です。サバの棒寿司と同じ作り方ですが、旬のサンマを使うと安く、またとても美味しくいただけます。

3枚におろしたサンマを締め鯖と同様、べた塩を15分したあとさっと洗い流して米酢に15分漬け込みます。中骨を抜いて皮をむき、形を整えたら下ごしらえは終了です。

酢飯は、3合のご飯に、米酢100cc、砂糖70g、塩40gを混ぜた合わせ酢を混ぜ込んで良く冷まし、白ごまも混ぜておきましょう。

薬味として、大葉の細切り、ショウガのおろし、ネギの細切りなども用意しておきましょう。


三枚に下ろしたら、塩と酢にそれぞれ15分ほど漬けこみます。

中骨を、骨抜きで抜いてから皮を頭の方から指で引き剥がします。

押し型にサンマを並べ、細切りの大葉を散らします。

酢飯には白ごまを混ぜておきましょう。

型に酢飯を入れて、ぎゅっと押します。

ひっくり返して型から外して出来上がり。

押し型にサランラップを敷くと、ご飯が型にくっつかず、そのまま冷蔵庫に入れることが出来て便利です。底にサンマを並べて細切りの大葉を散らし、その上に酢飯を軽く押しつけながら平らに詰め込みます。ふたを乗せてぎゅっと押したら、型から外して切り分け、おろした生姜やネギを乗せて出来上がりです。

いかがです?思ったより美味しくできましたでしょう?

別バージョン!「焼きサンマ寿司」

私は羽田空港で機会があると、「焼きサバ寿司」を買ってきます。焦げたサバの皮が香ばしくて、とても美味しい・・となると、サンマでもオッケーでしょう。

まずサンマを3枚に降ろすところまでは同じです。それを、塩をふって10分くらい馴染ませたら、グリルで焼きましょう。皮の表面に日本酒を振りかけると綺麗に焼き目がつきますよ。
焼けたら、ポン酢にユズコショウを溶かしたタレに漬け込みます。これはお好みでユズコショウの代わりに唐辛子でピリ辛にしても良いでしょう。冷めたら骨を抜き、後の作り方は同じです。今回は型に入れたサンマの上にゴマをパラリと振って酢飯を乗せました。酢飯の色が茶色っぽいのは黒酢を使ったためです。


焼いたサンマにをタレに漬け込みます。

型にサンマと酢飯を入れてと押します。

さて、焼きサンマバージョンはちょっと工夫が必要です。というのは、生のサンマですとちょうど身の長さが型にぴったりなのですが、焼いたサンマは身が縮んでしまうので両端に具が乗らないのです。ですから、もう半身余計に用意して足すとか、斜めに切ってズラして乗せるなどする必要がありますね。 

さあ、食べてみましょう。出来てすぐよりは半日くらい置いた方が美味しくなりそうですよ。
ラップごと切ると型くずれしにくいですね。そのままで十分美味しいです。ポン酢にちょっと漬けるのも、これもいいですね〜。あっという間に食べきってしまいました。次回はもっと沢山作りましょう!

 

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