*マンガの真似です「シャブスキー」
先日、生まれて初めて「松阪牛」を食べました・・と言っても、高いお店に行ったのではなく会社の忘年会の抽選で松阪牛のお届けセットが当たった、というわけです。
どちらかというと牛肉は赤身が好きな私ですが、せっかくの高級食材を美味しく食べる方法を探しました。というのも、試しにやってみた普通のすき焼きではサシが多すぎて脂の味しかしなかったからです。そこで想い出したのが、かの「おいしんぼ」という漫画で紹介されていた「シャブスキー」です。それは、肉をしゃぶしゃぶのように出汁を貼った鍋で温める、それを梅を効かせたタレで食べるというものでした。では、それを真似てみましょう。
鍋に昆布を入れて温め、沸騰する前に引き上げます。続いて鰹節を投入して火を止め、鰹節が沈んだら網ですくい上げて出汁の準備は完了です。タレは日本酒のアルコールを飛ばしながら梅干しを煮、ミリンと醤油、カツオだしで味を調えます。
これが当選した松阪牛様、800グラムです。 |
それにしてもすごいサシですね。 |
梅干しを日本酒で茹で、醤油、みりん、出汁で作ったタレです。 |
鍋の出汁は沸騰させないように注意して、肉を一枚ずつ入れます。 |
これくらいの色になったら、もう十分です。 |
タレにつけていただきます。 |
これは美味しいです。脂もくどくなくてその旨みを味わうことが出来ます。タレはポン酢よりもはるかに軟らかくて、肉の旨みも脂の甘さも引き出してくれますね。この出汁とタレの組み合わせは豚肉の三枚肉を使った豚シャブにも応用できそうです。