*青森のタチ
いつもの魚屋に行きました。
真っ先に目についたのは青森産のマダラの白子です。北海道では「タチ」と呼びます。いまでは日本中の居酒屋で食べられる「白子ポン酢」は「タチポン」として長い間北海道独特の酒の肴でした。最近はほとんどがアラスカからの輸入品ですが、たまに国産の上物が入ります。値段は輸入品の倍くらいしますが、それだけの価値はあるのです。
白子はさっと洗ってから、沸騰したお湯にくぐらせます。時間的には10秒くらいでしょうか。そのあと冷水で締めてから軽く水気を切ります。ひだの間に包丁を差し込んで、一口サイズに切ったら盛りつけます。ポン酢をかけて、上にわさびを乗せたら出来上がりです。
軽く火を通します。大きな白子ですね〜 |
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冷水で締めました。 |
小さめの一口サイズに切ります。 |
ではいただきましょう。刺身はホタテとシャコ、アジになめろうです。 |
う〜ん、やはり国産の鮮度が良いものは甘みが違いますね。こくがあって澄んでいます。これは日本酒がすすんでしまいます。