*トロトロです「タンシチュー」
私の友人には食材を持ってきて、あるいは送ってきて「料理を作れ」というヒトが
多いのです。それがイセエビだったりアワビだったりなら歓迎なのですが、まったく縁がない食材だったりすると、これは結構大変です。
で、今回は牛タン。約1キロの塊をいただいて喜んだのですが、「タンシチュー、作って」と言われてしまいました。薄切りにして塩コショーで焼けばオッケーと思っていた私には汗がたらあ~り。実は私、カレーは作りますがシチューの類は食べません。ビーフシチューもハヤシもろくに食べたことが無いのです。シチューはご飯のおかずにはならないと思っているからでして、もちろん作ったことなんてありません。
さて、タンシチューとはどうやって作るのか。要はタンを柔らかく煮て、デミグラスソースで味をつければいいのでありましょう。新宿ホルモンの茹でタンは美味かったし、あれにソースをかけたイメージね。
まずはタンを美味しくゆでましょう。そのためには美味いスープが必要です。手羽先と鶏の胸肉でスープその1をとります。そこに牛スジとすね肉を入れて煮出します。美味しいスープが出来たので、表面をソテーした牛タンをセロリを加えて煮込みます。
軟らかく煮えたところで、ハインツのグラスドビアンドとデミグラスソース、フォンドボーを加えて味付けをして、最後にニンジンと玉ねぎを入れます。む~ちょっととろみが足りない・・・手抜きですが、市販のビーフシチューのルーを足して、甘みは蜂蜜を入れて・・・でけたぁ~
鶏の胸肉と手羽でスープをとります。 |
牛のすね肉の表面をフライパンで焼きます。 |
解凍して洗った牛タンです。 |
厚さ3センチくらいに切ります。 |
タンも表面を焼きます。 |
出来上がったスープでやわらかくなるまで煮ます。 |
これから味つけに入ります。 |
デミグラスソースで更に煮込みます。 |
さあ、できました!いかがです?シチューらしくなりましたよね? |
息子がむさぼり食べているところをみると、これでいいみたいとはいえ、一度くらい本物の美味しいシチューとやらを食べてみなくてはいけませんね。
いつか、そのうち、チャンスがあれば、気が向いたときに・・・・。