*豆鼓が決め手!「中華スペアリブ」
中華の点心でトウチー(豆鼓)を使ったスペアリブの蒸しものを食べたことはありませんか? 私が最初に食べたのはブラッセルにいるときで、「国際大飯店」という中華料理屋だったのですがエビシュウマイと並んで美味しかったのがこのスペアリブなのですね。ところが何処でもそうなのですがこの点心、量が本当に少ないのです。と言って一人で二人前も三人前も頼むのも変ですし、「もっと食べたい!」一心で普通のスペアリブをこの味付けで作ってみようと真似をしたのがこの料理です。 食べるときに、片栗の衣がぬるぬるして手が汚れますがお味の方はきっとご満足いただけると思います。 |
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さて用意するものは、当然スペアリブ。 |
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紹興酒50ccにニンニクとトウチー、塩小さじ1、砂糖大さじ1-1.5を混ぜ合わせます。私はニンニクが効いて甘めの味が好きですが、その辺はお好みで調整してください。 スペアリブに絡めて30分くらい味を染みこませます。 味に不安があったら、一本を電子レンジでチンして試食するといいでしょう。オーケーならば全体に片栗粉を軽くふってからめておきます。 蒸し器を用意して、蒸気がでたら器にスペアリブを並べ、強火で約10分蒸し上げます。 |
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別バージョン:「蒸し豚」 |
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スペアリブは確かに美味しいですが、状況によっては手で食べにくいことがありますよね。例えば船で花火見物するときのつまみ・・目は花火に注目したまま、つまようじで刺して食べるものの方がいいのです。 そこで別バージョンを作ってみました。味付けは同じにしてスペアリブの替わりに煮豚用のブロックを使います。 タッパーにニンニクとトーチーと調味料を入れて漬け汁を用意します。そこに一度ネットから外した豚の肩肉を絡めて少なくとも1時間くらい味を染みこませます。(写真下左) 味が染みこんだら、元のように丸めてネットで形を整えます。容器に入らないようならば半分に切っても構いません。全体に片栗粉を軽くふってからめておきます。(写真下左) 蒸し器を用意して、蒸気がでたら器に肉を並べ、強火で約20-30分蒸し上げます。 |
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