マイレシピ公開!<My Favorite cooking>

簡単です、サザエの壺焼き

最近はスーパーでも活サザエが安く出回るようになりました。

子供時代に藤沢は鵠沼の祖父母の家に滞在しているとき、連れて行ってもらった江ノ島で食べたのが初めての「壺焼き」体験でした。あまりの美味しさに「もう少し食べたい」と言ったときに祖父が「サザエを今ひとつ!」と言ったのが珍しかったことを今も覚えています。「もう一つ」を「今ひとつ」というのは祖父が育った静岡弁の表現なのですね。

 

下ごしらえ:
サザエはそのままガスコンロに網をおいて直火で焼きます。蓋のところから醤油を一タラシしておきます。
ジュクジュクさせたら火から下ろして細いフォークでくるりと回しながら身を引き出します。
蓋を取り、口の部分に指を入れて裏返しワタと一緒にむしり取ってください。外側を襟のように取り巻いている薄い膜も苦いので取り、ざっと水洗いします。
これを小さく切ってサザエの下ごしらえは終了です。

普通の壺焼き:
我が家では一番底に同じ大きさに切った蒲鉾を2個入れます。「蒲鉾がでてきたらお終い」というわけです。次にサザエの身、三つ葉を入れて出汁を張ります。出汁は簡単には「ニンベンの出汁の素」とか「讃岐うどんのつゆ」などで作ってもいいでしょう。少し甘めにした方が評判がいいようです。


これを網の上で一煮立ちさせれば出来上がりです。

壺焼きオニグラ風:

壺焼きを洋風にオニオングラタンスープにしてみたものです。
スライスしたタマネギを炒め、サザエと一緒に殻に詰めてクルトンとピザチーズなり「とろけるチーズ」を上に載せてオニオンスープを出汁の代わりに張るだけです。カップに入っているオニオングラタンスープを使うともっと簡単です。タマネギもクルトンも入っています。

  

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