Trinity 日誌 | |||||
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*My boat life 2003 |
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クラブロゴ完成! 当初から計画していた、クラブのロゴを作成しました。 いくつかのバリエーションの中から最終的に左のデザインに落ち着きました。船の写真は、東京湾マリーナの船台の上に乗っている実物の写真(水の上だとなかなかこの角度=斜め下から撮るのは難しいのです。浅瀬に行って水に入ってでもしないと・・)と、フリー素材の空の写真と他の船が立てた波の写真と3枚をPHOTOSHOPで合成しました。結構それらしく出来たと自画自賛しております。 =>Marine Life TOPへ戻る |
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船が陸上にあるときにやっておきたいことが一つありました。それは船の名前を船首に書きこむことです。耐候性のあるカッティングシートにイラストレーターで作った型紙を貼り、切り抜きました。前の名前もカッティングシートで貼り付けてありましたのでスクレーパーで剥がし、クリーナーで汚れを落としてから新しい名前を貼り付けました。日焼けのためにうっすらと跡がついているのがわかりますが、遠くからならわからないでしょう。
さて船の整備作業も終わり、新中川の係留所に移動する日が決まりましたのでその日の晩に納艇式を行うことになりました。 ともあれ、自分たちの船として使う前には色々とやるべき事が残っています。まずお掃除!手分けして、まずマットやクッションの類を虫干し、船内はトイレから始まりギャレーへ、外はコクピットからガラス磨き、デッキの掃除へと進みます。 せっかく電子レンジがついていますのでこれも使えるようにしましょう。オークションで探して1200Wのインバーターを手に入れました。メインのバッテリーが上がってはエンジンがかけられなくなりますので、それに影響を与えないよう専用のバッテリーを追加することにします。冷蔵庫は12Vでも使えるようになっています。コンロは、見るからに電気を悔いそうな電熱線がついているのでこれは使えないと思っていたところ、掃除していて気がついたのですが中央にアルコールを染みこませるタンクが付いていてアルコールランプとしても使える構造になっています。これでお湯を沸かしてコーヒーを入れたり、カップラーメンを食べることも可能になりました。 こんな具合で当分あちこち作業しなければいけない事が多く当分週末は船でお仕事、クルージングに専念出来るようになるのは9月になってからになりそうです。
かなり波が出ていましたが約1時間で海ほたる近くに到着。 釣った魚?もちろん天ぷらにしていただきました。貴重な7匹でしたがまずは大満足です。次回に期待しましょう! 我らがトリニティ号はまたもやドック入りと相成りました。というのも前項で書いたように、東京湾に釣りに出ようと燃料タンクを満タンにして桟橋に戻って翌日の釣りに備えて準備していたところ、次第に船室がガソリン臭くなってきたのです。まあさっき給油したときにタンクからあふれブリーザーから漏れたのでそのせいかと思っていたのですが、翌日見てみたら船底にガソリンがたっぷりたまっています。携行缶に汲み出すとそれ以上は漏れなくなりましたので予定通り釣りには出かけたのですが、船が揺れるとやはりガソリン臭が強くなります。つまりこれは燃料タンクの上の方に穴が開いていることに他なりません。燃料タンクは完全にデッキの床下にあり、ハッチもありませんから引き出して調べるためにはエンジンを降ろして隔壁を切り取ら無ければなりません。 船は8月5日に東京湾マリーナに回航されて陸揚げの後修理作業と相成りました。 8月17日 夏休みの旅行から戻って東京湾マリーナに様子を見に行ってみました。
そうだとすると見えない他の部分も腐蝕している可能性がありますので、結局タンクを完全に取り出して調べることになりました。タンクを外に出すためにはさらに船体のあちこちを切り取らなければならず、ようやくタンクが外に出たのがさらに一週間後の23日のことでした。 エンジンも取り外されて専用の台の上に乗っていますから、錆び落としや点検など船の上ではやりにくい下側や後部分の作業をするチャンスでもあります。とりあえず錆び落としをして塗装、そしてイグニッションコイルを外して見てみるとピンホールがあってオイルが漏れているではありませんか。これはもう使えませんので早速交換しました。 9月15日 9月も半ばになってしまいましたが、船は依然としてマリーナの台の上に鎮座したままです。下の写真は船尾方向から前を見たところです。
こちらは船尾、エンジンはそっくり取り外されてさらにハッチの両側をタンクの横幅に合わせて切り取っています(写真左、網がけ部分)。右の写真はエンジンを支える台の部分で、網がけのところが切り取られた隔壁です。タンクにあいていた穴はこの隔壁に接する面でした。
この後の手順としては、タンクを元の位置に戻し、切り取った部分をFRPで補修してからエンジンを取り付けることになります。
エンジンは外してあっても船内の作業に支障はありません。 - インバーター(DC12VからAC100Vを発生する)取り付け - インバーター専用バッテリー取り付け - ウィンドラス(以前に外して分解修理しておいたもの)取り付け - 電源スイッチパネルのインジケーター取り付け - エンジン本体の錆び落とし+イグニッションコイル交換 など、計画していた艤装作業はすべて行うことが出来ました。 写真右: 写真下左: 写真下右:コクピットのスイッチパネルに付けたインジケーター(発光ダイオード)。航行灯、錨泊灯(黄色)ビルジポンプ(緑色)、ブロアファン(赤色)に分類した。右側の下3個は新設した着岸灯、ステレオ、冷蔵庫の各電源スイッチ。
9月23日
このあとは清水と汚水のタンクを戻し、エンジンを据え付ければ修理は完了。 後少しの辛抱です。 我らがトリニティ号はようやく10月3日に係留所に戻りました。8月5日に移動してから丁度2ヶ月かかりました。 でもって19日(日)に2度目の東京湾の釣りを実施することにしました。獲物はイイダコ。今がシーズンで一人50匹くらい上げるのはざらとの情報です。仕掛けも簡単でフックにラッキョウをくくりつけた「たこてんや」とか樹脂のパール色の丸い玉の下にフックがついている物を使います。要は白い物に惹かれてやってきたタコを針に引っかけるわけですね。 まずは快晴の穏やかな天気のもとを海ほたるに向かい、そこからアクアラインを木更津方向に向かって水深を探りながら5メートル前後のところを探っていきます。なんのことはない、その辺りには既に十数隻の船が集まっているのです。我々も仲間に加わりさっそく仕掛けを投入。程なく、ぐっと重くなってリールを巻き上げると8センチくらいのイイダコがかかっていました。 この後はアジやカワハギ、シーバスなどもっと東京湾の釣りを楽しみたいと思っています。 10月25日 エンジン不調 今日は友人に船のお披露目です。夕食の前に皆で係留場所に行き、船内を案内した後河をさかのぼってショートクルージング。ただ、丁度大潮の満潮時とあって水位が高く、いくつか橋をこえたところでそれ以上は橋桁に屋根がつかえるため進めなくなりました。そこからUターンして戻ってきましたがこのときはエンジンのかかりが悪い上、常にふかしていないとエンストする状態でした。早速翌日アイドリングを調整してみましたが、アイドリングは良くなったもののこんどはクラッチを入れて回転を上げようとするとストン。どうもキャブレターに問題がありそうです。 11月2日 シーバス、イイダコ釣り
シーバスはルアーで釣るのが普通ですが、何しろ初めてなので道具から釣り方からわからないことばかり。ネットで調べたり、その道の達人のアドバイスを受けたりしてルアーを買い整えて勝負に臨みました。場所は以前にイイダコ釣りをしたところと同じです。 帰りがけに浦安の橋の下でもやってみましたが、結局シーバスにはお目にかかれず、イイダコ10匹という結果に終わりました。 11月16日 キャブレター分解掃除 アイドリングやキャブレターの調整をやりましたが、あいかわらずエンストは続いています。どうもアイドリングからちょっとバタフライが開いたときに混合気が薄くなって止まってしまう感じです。ガソリンを送るジェットが少し詰まり気味になっているか、隙間からエアを吸っているのではないかという気がします。 結果は写真のようにフロートチャンバーの下の方にスラッジがたまっています。またジェットへの通路も汚れているように見えますので、超音波洗浄機で洗って再度組み付けてエンジンの調子を見ることにします。
我々のように共同で船を所有していると、いつも皆で一緒に乗るわけではないですからどうしても各自が使ったガソリン代の精算が必要になります。とは言ってもなにしろタンクが300リッターですから、満タンだとそれだけでかなりの重量になり燃費が悪化しますから簡単に満タン返しというものが出来ません。それにガススタンドがそうあるわけではありませんからその都度入れるのも面倒です。結局各自が使ったガソリンを計測して、その分を補充するなり相当額をプールするためにも流量計を探していたのですがようやく適当なものが見つかったしだいです。 さて、キャブレターは洗浄も終わりガスケットを交換して組み付けて、その上塗装までしましたので新品みたいに光っています。 妙見島あたりで8.5リッターを消費し、ディズニーシー沖までで9.5リッターという数字になりました。 こんな具合でこれからデータを集めていくと大体どの辺ならどの位のガソリンが必要かも読めるようになりますし、また潮の流れやエンジンの調子も判断できるようになりそうです。 この流量計、以外と使って面白いものになるかも知れませんよ。 玄関灯?・・設置 冬は暗くなるのが早いですよね。そんなに遅くまで船で出歩くわけではないのですが、DIYセンターで安い太陽電池と充電池を組み合わせた自動点灯庭園灯を見つけたので、これを係留所のポールに取り付ければ仮に暗くなってから戻ってきてもすぐに自分のバースの目印になると思い、早速購入して取り付けました。 ただ、取り付け自体は針金で縛り付けるだけなのですが、このところ周辺にカモメが多く集まっていて船の手すりや屋根はもちろんポールにも留まっているので、糞で太陽電池が覆われては点灯しなくなってしまいます。そこで針金を垂直に20センチほど突きだして、鳥が留まれないようにしておきました。灯り自体は小さなLEDなのでそんなに明るくはないのですが、十分近くの橋の上からも視認できます。 これで暗くなってもバースが「お帰りなさ〜い」と玄関の灯りを付けておいてくれるようになりました。 12月29日 大掃除+納会 激動の2003年も終わりとなりました。せっかくですので愛艇をきれいにして新年を迎えようということで、全員で大掃除を行いました。船内を掃除し、船体は洗剤をかけてデッキブラシでゴシゴシ・・。綺麗になったところで正月飾りを付けて大掃除完了。良く車のフロントグリルには「交通安全」の飾りを付けますが、船には付けないんでしょうか?周りをみても付けている人はいませんでしたが、付けたって悪いことはないだろうと勝手に解釈して、さすがに「交通安全」はちょっと違うし「家内安全」でも無いなと思い、普通の飾りにしました。 2004年はトラブルのない良い年でありますように・・・。 |
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