Trinity 日誌

*My boat life 2004

  ・新年早々トラブル続発!

  ・風に吹かれて(潮干狩り)

  ・リベンジ!(潮干狩り)

  ・え!船が損傷?

  ・梅雨?を吹っ飛ばせ!

  ・お台場デビュー!

  ・潮干狩り&花火見物!

  ・英虞湾クルージング

  釣り三昧

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2004年1月4日 蛍光灯増設

以前キャビン入り口の天井に蛍光灯の照明を設置し、もう一個あるのでどこに付けようかと思案していましたが大掃除の時に仲間と相談してやはりテーブルの上が一番いいということになりました。

既に取り付けた入り口の照明に並列に接続しました。これで蛍光灯だけでも十分にキャビンを照明することが出来ます。当面すぐ使うことはないでしょうが、夜中に宴会する事も可能になりました。

お正月になまった体を少しでも動かそうと、天気もいいので船に行き、ゆっくりと作業をしました。
今年も良い年でありますように!

1月18日 オーバーヒート!?

前の週にバッテリーが上がっていたので、少し充電しかつプロペラの点検でもしようかと船を動かしていたら、突如警告ブザーが鳴り出し見ると水温計が200度(華氏)を超えています。すぐにエンジンを止め、川の流れに従って下流のゲストバースに船を引き込んでドライブを上げて調べましたが、べつにビニールなどが絡まった様子はありません。でも給水ホースを外してエンジンを回しても水は上がってきませんので、どうもインペラが損傷したみたいです。
この船のドライブは船外機と違って一番上に上げた状態でも本体やプロペラは水中に入ったままですので、インペラを交換するためには上架してロワーケースを外さなければなりませんし、上架するにも自走できませんから他の船に曳航してもらわなければなりません。ということでリトルオーシャンに修理を依頼しました。
新年早々、困った物ですがまあ東京湾の上でなくて係留所の真ん前だったのがまだしも救いというべきでしょうか。

21日 またもやエンスト再発!

インペラとサーモスタット交換をしてもらい、部品代と工賃で9万円の出費と相成りました。これで安心して乗れると思いきや、同僚がお台場方面にクルージングに出かけたところエンジンの調子が悪くなり、だんだんひどくなってエンストが頻発。エンジンを始動しようとするうちに潮に流されて葛西臨海公園の浅瀬に座礁してしまったとのこと。幸いリトルオーシャンに電話したところすぐに救助に来てくれて係留所まで曳航してもらい、けがも船体の損傷もなく済みましたが、一度直ったはずのエンストがなぜ?

228日 マニュアルを入手

インペラやサーモスタット交換に加えて、どうも今度のエンストは点火系が怪しい、自分たちで修理するためにもマニュアルを手に入れようということで、幕張のボートショーに行った際に出会ったKENマリンサービスの氏家氏に頼んでサービスマニュアル一式を注文してもらいました。エンジンで2冊、ドライブで1冊の3冊セットが到着しました。
早速見てみると、ふむふむ点火モジュールはただのトランジスタではなく進角調整もやっているのか・・などやはり見なければわからない知識が増えてきます。さあ、あとはがんばって原因追及だ!

ところでコクピットの後には、乗らないときには透明なビニールの窓が付いたカンバスのカバーを付けるのですが、年数が経っているのでそのビニールが曇って部分的に白く硬化し、ひび割れてきています。冬の間にテント屋に出して同じものを新しく作ってもらおうと計画していたのですが、今年になって思いがけず高額の修理費がかかったものですからもう一年使うことにしました。そこでせめて破れたビニールだけでも交換しようと、0.5ミリ厚のテーブル用の透明ビニールシートを買ってきました。まず外した汚いカバーを洗います。風呂場に持ち込んでお湯をかけて軟らかくしてから床に広げてブラシでゴシゴシと洗い、物干し竿にかけて乾燥させます。周囲の縫い糸をカッターで切って古いビニールを剥がし、本来は工業用ミシンで縫うのですがそんなものはないのでビニール専用の接着剤で新しいビニールシートを貼り付けて完成。洗った甲斐もあって見違えるようにきれいなカバーになりました。

36日 燃料フィルター交換

エンストの原因としては、点火系と燃料系が考えられます。キャブレターは前にオーバーホールをしているので、今度は点火系ではないかと考えたのですが調べたところちゃんと火花は飛んでいます。症状としては4000回転で2分くらい回すとぐっと回転が落ち込んでは復帰する、そしてまた2分くらいで落ち込むのを繰り返します。ここまでだと燃料ポンプの能力不足でチャンバーのレベルが下がるのは無いかと思われるのですが、エンスト後は始動性も悪くなるのですからポンプではなさそうです。何しろこの船は中古で買ったので以前の整備歴がわかりません。そこで疑われるのが燃料フィルターです。このエンジンの燃料フィルターはオイルフィルターみたいな形をしており、水分を分離する機能も持っています。つまり、水分がいっぱい溜まっていて、ガソリンは上に浮いていますが回転が上がって流量が多くなると水と混じってチャンバーに送られ、チャンバーでも下に溜まってまとめて吸い出されてエンストする、だから始動も悪くなるというわけです。

早速部品を注文して交換。うわあ!こんなに・・と思うほどの水と錆びが溜まっていました。
写真の上澄み部分がガソリンで、茶色いのが水です。フィルターの内部は水によって錆びてしまっています。もっと早く換えておくべきでした。

これで問題は解決かと思われたのですが、その後の試運転でまたエンスト。前はまだすぐにかかったのですが、今度はなかなかエンジンがかかりません。おかしいなと思ってキャブレターをのぞいてみるとバタフライの上にガソリンがたっぷり溜まってさらにちょろちょろ流れ出してきます。完璧なオーバーフローです。あれだけのゴミがあったのできっとフロートのニードルにひっかかってしまっているのでしょう。またキャブレターを分解して掃除しなければなりません。
さて、これで解決なるか?

 

410日 キャブレター修理

再度のキャブレターのオーバーホールも終わり、今度こそはとキャブレターを取り付けてエンジンを始動してみたところ相変わらずオーバーフロー状態が続きます。

どうもバタフライのすぐ上の小さな穴からガソリンが流れ出ているように見えます。そこで、キャブレター本体をエンジンに付けたままカバーだけを外してみました。それが左の上の写真です。

二股になったベンチュリーの上に小さな穴が開いていて、ここは黄色の矢印で示したところにエアを送るようになっています。この出口がバタフライのすぐ上にあり、普通ならここからはエアだけしか出てこないはずです。

そこでベンチュリーを外して見たのが下の写真で、黄色で囲んだ二つのつながった穴にはガソリンが溜まっていてノズルに吸い出されていきます。一方、赤で囲った穴は上からつながってエアの通路になるわけです。

ここの部分にはガスケットがあるのですが、鉄さびの粉でふくらんで真っ赤になっていますので、密閉が保たれていないのが原因かも知れません。そこでガスケットを交換してみることにしました。

古いガスケットを型紙にして汎用のガスケットペーパーを切り抜き、小さな穴は彫刻刀の丸刀で切り抜きました。

あらためて組み付け直して、祈るような気持ちでおもむろにエンジン始動・・・吹かしてみる・・・スロットルを戻す・・・やった!!オーバーフロー状態は解消しました。

しばらく様子を見て異常のないことを確認してから、試運転。「また航行不能になったら・・」とさすがに緊張して、スロットルを動かす手がふるえてしまいました。エンジンカバーを開けたまま何度も振り返ってキャブの様子を伺いながら船を進めます・・大丈夫みたい。

それでようやく安心して、1月に200リットル入れたガソリンがその後のオーバーヒート修理や試運転などの繰り返してほとんど無くなってしまいましたので、下流のガソリンスタンドに行ってまた200リットル給油しました。

さあ、まもなくゴールデンウィーク。
これで船も本調子になり、安心してシーズンインを迎えることが出来そうです。

5月4日 風に吹かれて・・(潮干狩り)

さて、ゴールデンウィークとなり、手始めに念願の潮干狩りにチャレンジ!インターネットの掲示板で知り合ったメンバーと三番瀬に行くことにしましたが、天気予報ではGW後半は下り坂とか。

はたして、当日は雨こそ降ってはいないものの風が相当に強く、窓から見おろす公園の木の梢がうねりまくっています。案の定、メンバーからの電話があって「出船は無理、車で集合して現地で船が出せるかどうか様子見」となりました。少し空も明るくなり、気温も上がった9時頃、私を含む第一班が船橋から三番瀬へ向かって出港しましたが、あまりの波の大きさに航行を断念して引き返さざるを得ない状況でした。

さて、潮干狩りはあきらめるとして、せっかくなのでどこか公園あたりでバーベキューだけでもやろうと調整するうちに、なんとメンバーの一人の紹介で屋形船が借りられることになりました。もちろんそれで沖に出るのではなく、係留した屋形船の座敷を使って宴会をやろうというわけです。トイレもあり、カラオケ完備、おまけに船の調理室まで使わせてもらうことが出来ましたので最高の環境です。

これまで屋形船をチャーターして宴会をやったことは2-3回ありますが、自ら調理室に入り込んで料理を作ったのは初めてです。強力なガスコンロの上に持参した鉄板を置いてバーベキューの食材のイカやソーセージ、野菜、肉、焼きそばなどを調理、おまけに船頭さんからの差し入れまで頂戴して、外の強風に悩まされることなく和気藹々、にぎやかに宴会を楽しむことが出来ました。

でも、潮干狩りもしたかった・・絶対リベンジを果たすぞ・・

5月16日 雨に降られて・・(潮干狩り)

潮干狩りのリベンジを果たすべく予定を立てたものの、また雨にたたられました。予報では午後から雨ということで、午前9時半の干潮に向けてさっと行ってさっと掘って早く引き上げようと思ったのですが、6時に起きてみると早外はザーザー降りではありませんか。同行予定の仲間に電話を入れて相談・・湾に出ても視界が悪いと危険であろうということでやむなく中止と相成りました。

あさりちゃ〜ん!そのうち行くからまっててねえ〜 え〜 え〜(エコーのつもり)!!

5月23日 穴子釣り・・のはず(番外編)

潮干狩りのお仲間から穴子釣りに行く話がありまして、今回はトリニティ号の出番はなく、メンバーのお船に乗せてもらって行徳から出船しました。

経験の浅い私にとっては、他の船に乗ること自体が様々な発見の場です。2ストロークでも船外機の音の静かなこと(V8で船内にあるのにうちのはうるさいなあ・・)、フィッシング向けの船体のアフトの広いこと(うちのももう50センチ広ければなあ・・)、1フィートしか違わないのにとり回しというか船自体の軽快さがちがうこと(うちのは船を出すのに気合いがいるもんなあ・・)、そしてそれぞれの艤装の工夫など、参考になることがたくさんありました。また、現場で合流したもう一隻はバリバリの新艇とあって装備の新しさや船体の美しさが灰色の空にひときわ鮮やかに映え、うらやましく思えてしまいました。(写真上)

さて、普通「穴子釣りは夜」と聞いていたのですが、何でも昼間でも釣れる秘密のポイントがあるとのことですので、出船前にあわてて¥3,500を投資して穴子専用の竿を購入し準備万端整いざ出陣。
ところが、肝心の釣果の方はさっぱりで、アクアラインの周辺、木更津沖と場所を変えましたが穴子さんの姿はついぞ見えず、カレイとキスのまぐれ当たりで終わってしまいました。

天気がいまいちで魚の活性が低かったのか、いまひとつポイントを外したのか・・これまた「リベンジ!」しなくては・・と曇天に固く誓いながら=>さらに続く。

5月29-30日 居酒屋「トリニティ」開店!

穴子釣りの最中に「今度、船で宴会ってのをやってみたいっすね!」という話が出ましたので、早速実行してみました。

今回のようなときにこそ「ゴージャス」なトリニティ号の出番です。(誰ですか、宴会ならエンジンの調子は関係ないなんていうのは!ちゃんと走りますって今は!現に途中でディズニー沖までナイトクルージングをしたんですから・・。)
当初は、暮れなずむ東京湾をお台場あたりまでクルージングしてから宴会をと考えたのですが、結構風があり、隣の船が「横浜で行こうと思って出たけれど波が強くて戻ってきました」というので、出るのは止めて速、桟橋で宴会モードに移行。

初の船上飲み会とあってお料理にも力が入り、ツブ貝の煮物と空豆をおつまみとしてホタテのゆず和え、なめろう、厚焼き卵の3種からなる「つきだし」に始まり、お造りは昆布締め鯛、カンパチ、ミル貝、それにアワビの水貝を用意、煮物は穴子と高野豆腐、焼き物はサザエの壺焼きと活ホッキの炙りへと続いたのでありました。
なにしろキッチンの制限がありますので、ほとんどの下ごしらえは自宅でやっておかなければなりません。ですからサザエも現場ではつゆを入れて電子レンジでチンするだけ、ホッキは剥いて串に刺して持って行きアルコールコンロでさっと炙るだけで卓上に出すことが出来ます。
さすがに「揚げ物」だけは作り置きできませんし、かといって船内で揚げるのはちょっと危険です。今回は船内での調理にあわせたメニューの組み立てということろでも良い経験になりました。

肝心の宴会の方?それはもう盛り上がりまして解散した時にはなんと朝の4時になっておりました。
皆さん、おつかれさま〜。またやろうね!

6月5日 リベンジ!(潮干狩り)

潮干狩りのリベンジを果たすべく、快晴の空のもと当初の釣りの予定を変更して、船橋港から前回途中で引き返した三番瀬に向かいました。風は若干あるものの、湿度も低くて心地よく12時の干潮目指して到着したのは10時半頃。
既に数隻の船が上陸しています。
こちらも空いた場所を目指して船を乗り上げ、陸にアンカーを打ち込みます。
この場所は、驚いたことに地面の全てが貝殻で出来ています。牡蛎や巻き貝、そして無数の二枚貝の殻が山となって陸地を形成しているではありませんか?歩くたびに足下でザクザクと貝殻がつぶれてゆくのも、何とも言えず変な感じです。

まずは、念願の場所に上陸できたことを祝ってビールで乾杯!そして早速熊手やスコップを手にアサリとりを始めました。
いるいる!掘る先は貝殻ばかりなのですが、なかに一つ二つ、ぷっくりと太ったアサリちゃんがいます。「よしよし、いい子いい子」等と呟きながらバケツに集合していただきます。昼食をはさんで午後2時近くまでアサリ取りをして、結構腰も痛くなってきましたので帰港することになりました。折り畳みのビニールバケツに2杯近くとれました。砂をはかせるために必要な「現地の海水」もペットボトルに2本確保しました。

自宅に帰って、早速幅の広い容器に移し替えて、ペットボトルで持ち帰った海水を入れて砂をはかせます。こうしてみると結構な量です。4キロくらいあるでしょうか。ご近所にもお裾分けをしましょう。

まずは定番の酒蒸しを作りました。
ワケギが無かったので、万能ネギを刻んで日本酒を振り、「白だし」を小さじ一杯かけて蒸し焼きにします。

味は絶品というほかありません。
まず身がしっかりと詰まっています。そしてしゃきしゃきとした歯ごたえがあり、アサリの味が濃い感じです。確かに「三番瀬のアサリを食べたら、店で売っているアサリは買う気にならない」と言われるだけのことはあります。
さあ困った、禁断の味を知ってしまった・・。

酒蒸しをお代わりした後、今度はワイン蒸しにしてみました。日本酒のかわりに白ワインを注ぎ、ちょっとバターを落とします。ネギのかわりにはパセリかバジルを使いましょう。ただ、バジルは香りが強いので入れすぎないようにご注意ください。

梅雨が開けたら、また行こうっと!!

6月5日 え!船が損傷?

話は前後しますが、4日の晩に私の携帯電話にマリーナからコールが入り、
「○○さん、悪いニュースなんですが・・」
「え?(船に何かあった!)」と背筋にタラーリ冷たいものが、
「え〜とですねえ、お隣の船が着岸に失敗してお宅の船の左舷にささってしまいました
・・」
ですって!!ぞぞぞーッ
「そ、それでチンしたのですか?!(まさか、そんな、御願い、大丈夫と言って!)」、
「いや、大丈夫です。浮いてます。それでその方が連絡を取りたいとおっしゃっているのですが・・・」
というようなやり取りがあってともかくたいしたダメージではないことが分かりました。
週末は海ほたるへの釣りと潮干狩りを計画していましたので、航行には差し支えないとのことでまずは安心。

とは言えどの程度のダメージか、気になりますので翌朝早速見に行きました。

どきどきしながら桟橋に降りて左舷を見ても「??」どこだろう・・船に乗って舷側を歩いて行くと・・「あった!ここだ!」ようやく発見しました。丁度角のところが5センチくらいの幅でつぶれています。表面のゲルコートが剥がれて1センチくらいFRPがむき出しになっていますが、多分船首が当たってこすり上げた感じです。「なんだ、『ささった』なんていうからざっくり穴が開いているのかと思った」とぶつぶつ独り言を言いながらも内心ほっとしました。

一見したところでは自分でもパテ埋めで修理できそうなダメージではありますが、FRPを削る作業でもありますし、先方が「責任を持って修理します」とおっしゃってくださっているので御願いすることになりました。
どこかに移送して修理するわけですが、天気が悪いとFRPや塗装作業が出来ません。下手をすると1週間でおわらないかも知れませんので、ひょっとするとせっかくの梅雨の晴れ間の週末に船が使えない可能性もあります。ダメージよりもそちらの方が辛いですね。

6月19日 船底塗装お手伝い

この週末は我らがお船は修理のために埼玉県へおでかけです。
せっかく梅雨の晴れ間だというのにもったいないことだと思っていたら、ネットの船仲間が上架して船底塗装をやるというので勉強がてらお手伝いに馳せ参じました。

海水係留ということで、やはりかなり海草やフジツボが付いています。なぜかフジツボは船首ではなく船尾にいくにしたがって多く付いているのですね。
まず高圧洗浄機で水を吹き付けます。海草は簡単に落ちますが、やはりフジツボはかなり時間をかけないと水圧だけでは剥がれないようです。そこでまずざっと水を吹き付けてからスクレーパーでかきおとし、さらに高圧洗浄をかけること2回、塗装もほとんど落ちてFRPのつやつやした肌が見えてきました。

約1時間、船底を乾燥させてからマスキングテープを貼り今度はローラーで塗料を塗っていきます。
全体にわたって2回塗り、特に船尾の方は濃い塗料をたっぷりと塗りつけて21フィートで4リッター一缶で丁度ぴったりの量でした。
そして適度な風の助けもあって1時間で完全に乾燥したところで船を海に降ろして作業終了、なんと2名で午後1時から始めて5時に終わってしまいました。

「いやあ、早かったですね〜」等と言いながらすかさず馴染みの居酒屋さんに移動して、生ビールを「ぷは〜っ、お疲れ〜!」。
そこへ噂を聞きつけたネット仲間が複数集まってきて異種混合のオフ会となってしまいました。

6月20日 再度潮干狩り!

前夜の宴会の最中に、「2日かかるかもしれない船底塗装が一日で終わった。これは明日は船を出さねばお天道様に申し訳ない・・」とかなんとかいう話になって急遽潮干狩りを決行することになりました。

予想通りの強い南風で、湾内は白波が立っていましたが例によって船橋からの出船ですからほとんど影響はありません。船底塗装の甲斐あって、走り出しもスムーズなら多少の波もスイスイかき分けて快適に船を進めることが出来ました。「いやあ、こんなにも違うもんですねえ!」と舵を取らせてもらった私も違いをはっきりと実感。
前回同様、12時の干潮をはさんで約3時間潮干狩りを楽しむことが出来ました。今回はアサリより「シオフキ」と呼ばれるバカ貝の仲間が多く見つかり、そのたびにご丁重にお見送りをしていたのでロスが多くて収穫は少なかったですが、それでも十分以上の酒の肴をゲットして帰宅しました。ひゃは!う、うまいんです!!このアサリ!!!

次回の大潮の潮干狩りチャンスは7月3-4日です。
多分それを過ぎると暑くなりすぎますし、青潮の発生で貝が採れなくなってしまうかも知れません。
さあ、もう一回行けるかな?

6月27日 梅雨?をぶっ飛ばせ!

なんか、今年も梅雨らしくないですねえ、台風も多いし・・。
このところまずまずの週末が続いているので、マリンライフも全開!ってところですが、まだお船が帰ってこないので相変わらず友達の船に乗せてもらってます。
ああ、船はともかく、船に積んである道具だけでも早く返してちょーだい!!

「明日は天気、持ちそうですね。キス釣りに行きますか?」という電話がかかってきて一も二もなくオッケー。
とは言え釣り道具は何も無し。で、当日「上州屋」で1980円なりのロッドとリールのセットにキス仕掛けとテンビン、重りを買い込んでしゅっぱあ〜つ!。

海ほたる周辺には既に何隻か集まっていましたので、近くでアンカーを打ってまずはビールで乾杯。
そうこうするうちにもう一隻仲間がやってきて、酒盛り・・もとい釣り気分は最高潮!!

結局この日の釣果は4人で大型のキス1匹、穴子の大1に小2匹、シャコ1匹、縞模様のハゼ?4匹という具合でした。

「釣った魚は美味しくいただかねば・・」の精神で、獲物は自宅に持ち帰り、全員集合で飲み会を挙行したことはいうまでもありません。
たった1匹のキスですが、鱗を落として開き、さっと炙って氷で締める「火どりキス」にして水菜のおひたしと和えました。穴子は白焼きにしてワサビ醤油で。脂がのっていて、新鮮さもあってとても美味しい穴子でした。
う〜ん、せめてもう少し釣れればなあ・・やっぱ18メーターじゃ深すぎ、もっと動いていたら・・などとレバタラの話をしながらビール、日本酒、ワインとつぎつぎに空き瓶が並んでゆく、楽しい宴会となったのでありました。

7月4日 潮干狩りだ、BBQだ!

船がようやく戻ってきたと、2日に連絡が入りました。やった〜これで潮干狩りに行ける!
3日の土曜日は取り敢えず様子を見に行って、後に下がり気味なシートを5センチ前に移動して、ドライブのアース線が切れていたのをつなぎ直し、友人が作ってくれたロッドホルダーを取り付け・・これで出撃準備完了です。

4日、天気は快晴。9時半に家族と子供の友人二人を含めた6人で係留場所を出発。
ディズニー沖では先行するプレジャーボートが3隻、同じ方向を目指していましたが浦安を越えたところで左に入っていってしまいました。我々はさらに直進して京葉港をめざします。
航路を大きく迂回し、途中トロール漁船をやりすごしてちょうど1時間で目的地の三番瀬に到着しました。
見ると既に沢山のボートが接岸していますし、仲間のボートも見えます。ヤッホー!
早速着岸して荷物を降ろし、潮干狩り開始!

水際に穴を掘って溜まった水をバシャバシャと縁にかけると2-3センチ下にアサリが見つかります。縦になっているのが活きたアサリ、横になっているのが身の入っていない殻だけのアサリです。熊手不要で大きさもすぐわかる便利なアサリ取り手法、名付けて「砂液状化採取法」といいます。

12時の干潮までひたすらアサリ取りをして一休み。
鉄板を持ち出して炭に火を付け、バーベキューの開始です。う〜っビールが旨い!

食後にまた1時間ほどアサリ取り、今度はどんどん潮が満ちてきます。
追い立てられるようにだんだん人気が無くなった砂浜で、最後のヒトかきを終了して撤収の準備を始めたのが3時近く。一時は船底を出して斜めになっていた船も完全に水に浮いています。

バーベキューを始めた頃から強くなった南西風によって帰りにはかなりの波が発生していました。
ある程度の速度で滑走状態を維持しないと波を切れないプレジャーボートですから、ゆっくり行ってはかえって揺れがひどくなります。前方から波しぶきがフロントガラスに打ち付ける中、ワイパーを動かし、波の状態を見極めながらスロットルと舵をこまめに操作すること約30分、ようやくディズニーランドを越えて河口にたどり着いたときはほっと肩から力が抜けました。

さらに約30分で係留所到着。
2名の船酔い者は桟橋にはい上がってぐったり。
その間、潮をかぶった船体を洗ったり、散らばったキャビンを片づけて楽しかった潮干狩りも終了です。
今回の消費燃料は54リッターでした。

7月11日 キス釣り転じてお台場デビュー!

船が調子いいので、連続の出船です。
今度は本格的にキス釣りをしようということで、いつもの仲間と2艇で出撃!ところがランデブーポイントのディズニー沖に出てみると結構な波があります。走っているときはともかく、止まったとたんに船酔い者続出になりそうな気配だったので急遽予定を変更してお台場に行くことにしました。

葛西臨海公園の水路を抜けて荒川に入り、夢の島マリーナに着いたら十数隻の船が集まっていました。皆がそろうまで待ち合わせのようです。ふと見るとこちらに手を振っている人がいますので、こちらも挨拶のつもりで手を振りながら横を通り過ぎたときに船尾の船名が目に入りました。なんと、ネットではハンドルネームは知ってるけれどもまだ直接会ったことのない方ではありませんか!あまりに混雑していたので、引き返してお話しするまでには至りませんでしたが、こうして海の上で知り合いが出来てゆくのはいいものだなと感じました。

さて、波のない水路を順調に進んでお台場に到着。隅の方にアンカリングして2艇を繋ぎ合わせ、宴会の始まりです。あ、いや・・いつも宴会をしているのではなくて、ちゃんと釣り、ハゼ釣りもしたのですよ、で、ちょこっとビールも飲んだ・・・とそういう風にですね、お考えください、はい(^_^;

というわけで、またまた楽しい友と楽しい時間を過ごし、我がマリンライフは「今年」は絶好調!!

8月1日 潮干狩り&花火見物!

もうそろそろ青潮が出て潮干狩りも最後かも知れません。
今回は5隻、17人の参加とあって本格的にバーベキューをやることになりました。前日は魚屋、スーパー、肉屋をまわって食材を買い集め、「秘伝のタレ」(と言ってもレシピは別のコーナーで紹介していますが)を作って、ホタテは筋を取ってシェリー酒に漬け込み、手羽先はいつものベルギーから入手したスパイスで味付け、チキンと豚と牛は脂と筋をとって下ごしらえをしておきました。
さあ、あとは天候が荒れないことを祈るだけ・・。

翌日は8時半に係留所でもう1隻と落ち合い、さらに葛西臨海公園横でもう1隻が合流して3隻が連なっていつもの三番瀬を目指しました。
接岸して、この日のために新たに用意したワンタッチで組み上げるタープを準備しているうちにあと2艇も到着し、全メンバーがそろいました。
そして約2時間の潮干狩り開始。前回よりやや数は少ないものの、形はびっくりするくらい大きくなっていて、大粒のぷっくりした美味しそうなアサリが沢山採れました。今回初めて参加した人もこれには大満足の様子でした。

お昼はいよいよバーベキュー開始。まずはホタテをバターで炒め、つづいてイカの一夜干し、これは醤油で香ばしく焼き、さらにソーセージもあぶりました。次が手羽先、そしてメインの牛、豚、ラムと続き、最後に時間のかかるチキンを熾き火でじっくりと焼きます。幸い味付けも評判がよく、シェフとしてはほっと一息。ビールがやたら旨いひとときでした。
昼前には南風がどんどん強くなり、わいわい楽しんでいるうちにいつの間にか潮も急に満ちてきたので急いで撤収、バタバタと解散して3隻はひとまず新中川に戻ってそこで解散・・で第一幕の終了です。

そして第2幕。
この日は夜、江東区の花火大会があるので2隻は一休みしたあと、あらためて川を下り臨海公園を抜けて荒川へ。すでに沢山の屋形船が集まっており、一度は奥まで入り込んだのですが結構な風の中で2隻を繋いでアンカリングできそうなスペースが見つからず、結局少し離れた水域に船を固定することができました。
そうこうするうちにすぐに花火が上がり始め、初めての船上花火見物を体験。「いやあ、船を持ってよかった。去年とは大違いだなあ」としみじみ感じた一瞬でした。
花火大会としては規模は小さなほうなのですが、近くで見ることが出来る分楽しみは十分でした。
そして終了間際にはなりましたが、採ったアサリも船内で調理して酒蒸しで味わうことが出来ました。

いやあ、さすがに疲れましたが、何とも充実した一日でした。またしても船仲間に感謝!

8月7日 江戸川の花火見物(陸から)!

前の週に引き続いての花火見物ですが、今回は船は出さずにネット仲間のF氏のマンションから見ることにしました。足下が揺れない分今度はきれいな写真が撮れました。さあ、来週は「東京湾花火」だ!

8月13日 YBMデビューです!

横浜ベイサイドマリーナことYBMは関東のボート・ヨットマンにとってメッカともいうべき代表的なマリーナであり、レストランやアウトレットも備えたいわゆる「ボートセレブ」が集まるところです。
その聖地に、ついにわたくしめも足を踏み入れてきました!

ボート仲間の船に夢の島マリーナでピックアップしてもらい、始めに「船で行くレストラン」として有名な「タイクーン」を訪問、といっても平日は夜5時以降しか営業していないのですが、場所だけ確認しておこうと桟橋に着岸だけして、これで人に「タイクーン、ああ、行ったことあるよ。メシは食わなかったけど・・」と言えるので満足して次はいよいよあこがれのYBMへ。

ゲストバースに舫を取り、マリーナを見渡すとさすがはYBM、雑誌でしか見たことのない「プリンセス」だとか「ハッテラス」だとかの40フィート級の高級艇があちこちに停泊しています。あれこれ見ていたら腹が立っておまけに腹も減ったので、レストランで食事をしてから構内のボートショップを見物。丁度欲しかったアルファドライブのギアオイルとエンジンのオイルフィルタを見つけたので購入しました。
帰りはお台場に寄って翌日の花火見物に適した場所の下見をして、また夢マで降ろしてもらって帰宅。
う〜む、なんとも充実したマリンライフ気分(船が小さくたって、ボロだってそれなりに・・・)。

8月14日 東京湾花火見物!

3週引き続いての花火見物、今回は本命ともいうべき東京湾の花火です。今回も船は2隻で出かけました。
写真と詳細については「OUTING」のページに掲載しましたのでこちらをご覧ください。

 

9月11-12日 怒濤のオフ会!

インターネットのトピのメンバーによるオフ会、第1回目は屋形船だったのですが今回は船上パーティということでTrinity号発進です。7時半に桟橋を出て、葛西臨海公園でアンカリングして「乾杯〜!」
船内での調理も順調に進み、美味しい料理が次々と出て、ディズニーランドの花火を観ながら話も弾む。

その後は係留所に戻って、本格的に宴会の始まり、始まり。そして果てしなく船上の宴は朝まで続くのでありました・・・。

翌朝は撤収作業のあと、昼から海ほたるまでクルージング。
ちょっと早いかと思ったのですが、遊びがてらイイダコの仕掛けをおろしてみました。残念ながら潮の流れが強くて仕掛けが底に着かないくらいでしたが、かろうじて収穫1匹!
早速調理して、ちょっぴりずつですが皆さんのお腹に納まりました。

 

9月19日 イイダコ釣り・・

前の週に味わったイイダコが忘れられず、お鍋とコンロ持参でイイダコ釣りに出るという友人に同乗してまたも出撃です。

結果はまたもや残念なことに、3人でたった1匹。
まあ、シーズンはこれから!
リベンジ!リベンジ!!

10月11日 オフ会その3、BBQ

インターネットのオフ会その3です。

今回は葛西臨海公園でバーベキューと相成りました。
メニューは、9日に台風のさなか築地へ行って仕入れてきた殻付きの生ガキで始まり、幹事の差し入れの北海道直送のタラバガニ2箱、半身の生鮭のちゃんちゃん焼き、さらには麻布の肉屋で仕入れて2日かけて仕込みと下味を付けてオーブンで焼いた鴨の丸ロースト2羽、ベルのジンギスカンのタレを使用した生ラムジンギスカン、そして定番の「秘伝のタレ」に漬け込んだ豚肉と骨付きラム、それに牛肉、とどめは牛肉のブロックを直に網で焼いてクレージーソルトを振りかけながらナイフでそぎ切りにして食べる直火ステーキと、これまた例を見ない超豪華バーベキューになってしまいました。

飲み物は、これも幹事の采配で臨海公園のレンタルでサーバー付の生ビールをグビグビと、これまた雰囲気最高の道具立て!

おまけに2次会は台場の「大江戸温泉」に移動して、温泉に入って宴会という最高の締めをくくることが出来ました。
かろうじて天候のほうも雨にはならず、参加者全員、大いに食べ、飲み、語り合った充実の時を過ごすことが出来ました。

10月16-17日 英虞湾クルージング

名古屋のボート仲間から「英虞湾にクルージングをして温泉に泊まるミーティングがあるのですが来ませんか?」というお誘いがありましたので、思わず「OK牧場ーぉ!!」と叫んでしまった私です。
16日早朝、大府の駅前でピックアップしてもらい半田港から知人の船に同乗しての出港。三河湾を抜け、途中途中で仲間の船と合流して、最終的には大王崎沖で11艇が集結して陣形を組んで英虞湾に突入!

水路を抜けて湾内に入ると、外洋とはうって変わって穏やかな水面と美しいリアス式海岸、小島が点在し真珠の養殖筏に囲まれた湾の景色、いずれも東京湾では見ることが出来まい光景に見とれてしまいました。

やがて宿が見え、順番に専用桟橋に船を着けているうちに昼時となり、2艇に分乗して近くの海上レストランで昼食。
貝類の焼き物と刺身、ご飯と汁物からなる「さざ波定食」を頂きました。

その後は釣りをする人あり、湾内クルージングに出る人ありで各自自由行動。夕食前に入った総桧造りの露天風呂からは、目前に係留した船を眺めることが出来るという贅沢さ!そして夕食の舟盛りには、出ました、本場の伊勢エビ、クエ、鯛、ハマチ、車エビ等豪華な食材が並び、酒もことさら進んでしまいます。

船はトラックのシャシーで作った船台で移動。

英虞湾の真珠養殖筏が両側に並ぶ。

宿の専用桟橋に泊める参加艇。

お昼の定食の焼き物は大アサリ、サザエにバタ貝。

宿の桟橋に停泊した船、船。

露天風呂から愛艇を眺めることができる。

黒い魚はクエです。実物は初めて見ました!

英虞湾を航行するグループ艇。

翌日は、朝食のあとお土産の伊勢エビを注文し、そして晴天の中、英虞湾を抜けるまで連なって航走しながら帰途につきました。

東京に帰りついて、夕食は伊勢エビの刺身と塩ゆでで十分に楽しんだことはいうまでもありません。

釣り三昧

巷では秋が深まり紅葉の季節ですが、海の方も天気が良ければ暑からず寒からず絶好のクルージング及び釣り日和です。しばらく週末に天気が悪くなるパターンが続きましたが、11月に入ってから好天が続いていて早速釣りに出かけました。

11月3日:第二海堡&盤州

友人の船に同乗して第二海堡(写真のバックに見えるのがそうです)へアジ釣りに出ました。

遊漁船が出ているので南側をしばらく魚探で探りましたが、どうも今ひとつ反応が出ません。周りをあちこち探るうちに海堡の北側で出ました、どう見てもアジの反応!
すかさず仕掛けを投入するとすぐに当たりがあり、さらに追い食いをさせることもできました。
2匹かかり、3匹かかりで釣れることは釣れるのですが、ポイントが狭くしかも流し釣りなので魚探の反応を見てすぐ投入してもチャンスは一回だけ。
そのたびに船を戻して、魚探で探っては仕掛けを入れることの繰り返しです。
結局アジを7匹釣ったところでコマセも切れ、盤州に移動してイイダコ釣りをちょっとだけやって帰ることにしました。

盤州に到着したときには時間も遅かったので周りの船も少なく、太陽も低くなる中なんとか二人で3匹ずつ釣り上げて納竿。

ところが帰り道が大変。橋脚の北側でやっていたのですが、そこから北西に向かうと前方に黒い浮き球の列!右に逃げようとするとそこにも、そして左にも、辺り一面に網が入っています。ようやく刺し網らしき浮き球の間を抜けて脱出することが出来ました。
私はいつも南側でやりますが、今回はちょっと投げると仕掛けが根がかりしますし、橋脚に沿って網やロープが沈んでいるし・・どうも北はイイダコの場所としては遠慮した方が良さそうです。

いやあ、それはともかく今回は好天の中楽しい釣りをさせていただきました。

11月6日:海ほたる&盤州

前回の釣果に味(アジ?)をしめて(^_^)b、今度はトリニティ号で「一度は行ってみたかった中ノ瀬」に出撃です。

とは言ったものの「海ほたる前でアジが釣れてるよ」との前情報がありましたし、確かに海ほたる前には遊漁船が3隻入っています。
「よし、今日はここだ!」とばかり一刻も早く釣りたい気分で風裏になる海ほたる南側をウロチョロしていたところ、金田漁協の巡視船がやってきたではありませんか。「海ほたる周辺200メートルは禁漁区じゃけん、あっちへ行きんしゃい。黄色い灯標からも75メートル離れなければダメどすえ!」と追い払われてしまいましたので、じゃああっちだと遊漁船の方に向かったのですが、向こうはスパンカー+デッドスローでびたっとポイントの上にいるのに、こちらは風と潮であれよあれよという間に南に流される。

そこで海ほたるの川崎側にうじゃうじゃ固まっているプレジャーボートが皆アンカーを打って止まっているので、「まぜて〜」と言いながら進んでいると「おお、見事な駆け上がりではないかい?しかも細かいけれど魚探の反応もバッチリだわさ!」というわけで10メーターにアンカーを打ってそろりそろりと水深を見ながらバック。ちょうどいいところに止めることが出来ました。

まわりを見るとアジを上げている人はいないのですが、サバが良く上がっている。「これは来るぞ!」と思っているとすかさず仲間に当たりが来ました。上げてみると30センチ超えの丸々と太ったサバでした。
それっとばかりコマセを詰めては投げを繰り返して、爆釣とは行きませんが3時間で7-10本の釣果でした。
ちなみに私にはメバルも1匹かかりました。

2時に切り上げてアクアラインの橋脚沿いに浅瀬へ向かい、イイダコにチャレンジ。とりあえず3匹釣って3時のおやつに食べちゃいました。そのあとはぽつぽつ、キスもかかりそれなりに楽しい釣りを満喫できました。
サバは友人やご近所にも分け、その夜はメバルの煮付け、締め鯖、サバの塩焼き&味噌煮というメニューでまた大いに楽しみ、残っていた日本酒も空になってしまいました。

さて、次はどこに何を釣りに行こうかな?

11月13日:エンスト修理

この1ヶ月ほど、滑走中にエンストする症状が出ていました。以前の状況に近いのですが、違うところは再始動が可能なことと、2000回転以下ではいくら走ってもエンストせず、出るときは3000回転以上であるときは5分後から15分、あるいは20分と決まっていないことです。一度アイドルに落としても改善せず、エンジンを停止して燃料ホースを外したりするとまた20分くらい走れてしまうのが不思議でした。

原因としては燃料が来ていないことはわかるのですが、ポンプの吐出不良でキャブが空になるのなら、しばらくアイドルにしていれば復活するはずです。そうではないとするとやはり以前のようにタンク内部に浮遊しているワタゴミが取り入れパイプのストレーナーに詰まると考える方が良さそうです。

そこでインターネットでホースの中間に入れるストレーナーを入手して、例の流量センサーの前に取り付け、一方取り入れパイプの金網は外してさらに下端を斜めにカットしました。つまりゴミはホースに吸い上げて、途中のストレーナーで捕まえようという作戦です。さて効果はいかに?

11月21日:海ほたるにサバを追う!

前回のサバがとても美味しかったので、今度はサバねらいで出船しました。
前夜、とあるスジから「普通サビキってアミコマセっていうじゃない?でも本当はイワシコマセの方が絶対に沢山来るのですからあ〜、アミで釣ってる人、切腹〜う!残念!!」という情報を得て「やった!これでクーラーボックスびっちりだ!」と早速釣具屋でイワシコマセを買い込み、喜んで海ほたるへ向かったのでありました。

が、写真でご覧の様な密集状態にも関わらず、お隣の前の方の船ではコンスタントに、そしてその後の船は我々よりあとに来たのですがあっという間に二人で2-30本サバを上げているのにうちらだけはさっぱりなのです。
唯一、最初のうち予備に持ってきたアミコマセを使っているうちは二人で3匹ずつほど釣れましたが、アミが無くなってイワシコマセだけになった午後からはぴくりともこないのです。
恥も外聞もなく、お隣さんが帰ったあとに船を動かしてみましたが結果は同じ。
これはやっぱりコマセを間違ったとしか言いようがありませんね。(責任者、出てこい!!)それとも仕掛けが違うとか?(なこたあ、無いよなあ?)

それでも釣れたばかりのサバを、あらかじめたっぷり用意した(少なくとも一人10本くらいは釣れると考えていたので)塩と酢を使って船の上で締めてシメサバを作って持ち帰りましたですよ。
数こそちょっと物足りなかったですが、絶品の締め鯖と、塩焼き、それにメバルの煮付けでその晩はまた晩酌がひとしお進んだのでありました。

そうそう、エンジンの方は咳き込みも一切無く、往復とも快調にクルージングできました。
やはりストレーナーの外付けが効いたようです。良かった、良かった!

今度こそ、アミコマセをごまんと用意して、中ノ瀬にリベンジだあ!!

12月4日:再度、海ほたるにサバを追う!

今回こそサバをクーラーびっしり居・・とアミコマセを用意して船橋から友人の船で出ました。

ところが潮が悪いのか、午前中こそぽつりポツリと来たものの午後はぱったりと引きが止まってしまいました。
かろうじて最初に釣れた分を締め鯖にして、お昼のおかずにしただけ。あとはなぜかメバルばかりでした。

午後からは雲も広がり、夕方から雨の予報でしたので早めに引き上げてきました。

12月5日:カワハギ釣りを断念、残念!

ネット仲間のお誘いで、5日は横浜から船を出して竹岡近辺でカワハギ釣りを計画していたのですが、台風崩れの低気圧が接近していてどう見ても出船は無理という判断で、前夜の段階で中止となりました。

5日は朝から猛烈な風、都心でも風速40メーターとのことであちこちで座礁した船があったようです。

そろそろ寒さも強まり、これからはメンテナンス中心となりそうです。
さて、まずは無線機をつけようか・・・。

12月19日:ついに中ノ瀬デビュー!

このところサバばっかりでやっぱりアジを釣りたいなと、ついに中ノ瀬まで行くことにしました。

結構波はありましたし、北からの風が強くて中ノ瀬でアンカーを降ろしても下まで着かないのです。
仕方がないのでアンカーを引きずりながら釣り始めましたが、50号の重りでも流されるくらい潮が速くて、しかも魚探にも反応が出てきません。
そのうちに雲が広がってきましたし風も強くなったので、早々に引き上げることにしました。

ところが、念のためにと出港前に60リッターのガソリンを追加したにもかかわらず、きっと波と向かい風で余計に燃料を消費したのでしょう、風の塔を過ぎたところでガス欠。
予備の20リッターを給油しましたが、滑走状態ではあっというまに5リッターを使い「これでは到底たどりつかない」とスピードを落として1500回転で夢の島マリーナを目指しました。
流量計で見ながら、残り6リッターで夢の島マリーナに到着、そろそろと給油バースに接近して残り1メーターでアスターンをかけるべくリモコンを戻したら「ストン」とエンストしてしまいました。
デッドスローにしたため推進力が無くなってバウが下がったので、ガソリンが前に移動してしまったのですね。
まあ、あとはロープでポンプの前まで動かすことが出来ましたけれど。
でもリッター178円は、効きましたねえ〜。

100リッター給油した帰途、滑走状態にするとまたエンジンの息つきが発生しました。
さてはと例のフィルターを見ると、案の定真っ茶色になっています。きっとタンクの底にあったゴミを大量に吸い込んだのでしょう。

12月26日:大掃除!

天気も良いので年末の大掃除をやりました。

船室内を片づけ、外は洗剤で洗い・・そして例のフィルターもきれいにお掃除。

今年はネットでの仲間も出来ましたし、エンジンの調子も良くなって大いにマリンライフをエンジョイすることが出来ました。
来年も事故やトラブルが無く、充実したマリンライフをおくることが出来ますように・・。

皆様、今年一年、この日誌をご覧頂きまして有り難うございました。

さて、夜はリトルオーシャンの忘年会です。行って来ま〜す!

2004年度 お終い

2005年に続く

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