Trinity 日誌

*My boat life 2007

  ・初釣り
  ・横浜ボートショー
  ・初の潮干狩り!
  ・春だ!花見だ!!
  ・GW!湾口クルージング!!
  ・お掃除しましょ!!
  ・戸田の花火大会!
  ・今年初のイイダコちゃん!
  ・最後の三番瀬!
  ・ついに・・エンジンが・・
  
忘年会♪

=>Marine life Topへ


忘年会以来、ほとんど書くべきイベントが無くて無精を決め込んでおりましたが、ようやく2007年の日誌を書くことが出来ました。今年はどんな年になるのでしょう?

2007年3月3日初釣り

場所は下北沢の日本料理店、時刻は夜9時、船仲間と酒を飲んでいると携帯電話に着信。「きーさん、明日ですが釣りに行きませんか?カレイ、行徳沖か羽田あたり・・」「今、A氏と飲んでるんだよ、ちょっと待って・・Aさん、Kちゃんが明日船出すからカレイ行こうって、一緒にどうですか?」「そうですね〜行っちゃいましょうか?」「オッケー、行く行く!」てな具合で話はまとまり、今年初の釣りが決定しました。

さて、8時半に出船。行徳沖には遊漁船の姿も見えず、木更津まで足を伸ばすことにして東京湾を南下。途中でA氏にも舵を取ってもらい、船外機船の操船を体験してもらいました。ようやく遊漁船を1隻見つけたので、その近くでアンカリング。昼には暖かくなるという予報でしたが、なかなか雲が切れず結構風も冷たい・・
そのうちA氏がもそもそと立ち上がってリールを巻き始めた・・と思ったら、お見事、釣れましたよ、身の厚いマコガレイ!
一方、私と船長氏はサッパリ釣れない。釣れた!と思ったら、サメだったり、ヒトデだったり・・・ところがA氏、次いて2枚目を上げる快挙!!

遠くに遊魚の船団が見えたので近くに移動してみた結果、またもやA氏が3枚目を釣り上げるものの、他の二人は進展無し。結局2時半に上がって戻りましたが、午後からは青空も広がり、ポカポカと暖かくなりました。その上風も止んで、午前中は多少波があった水面もとろ〜りといい感じ。帰りのクルージングは快適でした。
イヤア、釣果はさっぱりでもビールはうまかったし、楽しい一日でした。


午前中は曇りで、波もこんな感じ・・

午後になると海面はこうなりました。

私が釣ったのはこのネコ鮫と、ヒトデとハゼ1匹。

一方、こちらは待望のマコガレイを釣ってご満悦のA氏!

 

2007年3月10日マニホ交換&「鶏煮亭」開店!

昨年から延び延びになっていた、エキゾーストマニホールド交換作業にかかりました。部品はすでに昨年の夏にオークションで購入してありました。ポカポカと気持ちのいい午後、早速共同所有の相棒と作業開始。以前に一度やっているのでばらすのは簡単でしたが・・・問題発生。マニホールドに冷却水を取り込むL字型の樹脂のパイプが外れません。無理をすると壊れそうで、事実1個は見事に根本から割れてしまいました。何軒かに電話してみましたが、この部品を在庫しているショップは無くて結局注文しなくてはなりません。一方、新品の部品のほうでも、片方のマニホールドの不要穴を塞ぐメクラが欠品しているではありませんか・・

結局、それ以上は仕事にならず、その後は宴会へ移行。
係留所に来る前にいつもの魚屋に寄って刺身の食材を仕入れてきました。タイにホタテ、トリ貝とクジラ、そしてカツオのたたきです。さらに大きめのサザエがありましたので、これはコンロで焼きましょう。
そのほかに自宅の冷蔵庫からジンギスカンを保冷材がわりに、あと鶏の唐揚げにシュウマイ、味付き焼き肉を用意してきました。
まずは刺身を切って、唐揚げをチンして宴会の始まり。当初一緒に飲むはずの船仲間が用事が出来て帰ってしまったり、別の仲間は社員旅行で不在のため奥さんと娘さんだけ参加・・とメンバーは若干少なかったですが、まずは今年初の居酒屋開店も出来ました。


エルボーを新品と比較。若干形が違うのは社外品のため。

エキマニを外した状態のエンジン、プラグがよく見える。

刺身は左からカツオ、タイ、ホタテ、トリ貝にクジラ。

こちらはサザエ。結構良い大きさでした。

さて、来週はボートショーです。

 

2007年3月17日マニホ交換その2!

21日にリトルオーシャン主催の潮干狩りがあると聞きました。当然行きたい、そして日曜はボートショー、とするとどうしても土曜日に作業を終わらせなければなりません。幸い、注文した部品は木曜日に到着しているし、天気もまあまあなので一気にやってしまう・・・つもりでしたが、なんと相棒が用事があっていない!仕方ないので一人でやるしかありません。

まずはL字型のパイプを取り付ける。前のは樹脂でしたが、取り寄せた部品は金属製です。
次にメクラにシール剤を塗りながら締め込んでゆく・・あれ?もう一ヶ所穴が空いている!!しかも少し小さくて、親指くらいの大きさ。この種の部品はコストダウンのため左右共通に使えるようになっているはずなのに、なぜか片方では鋳込まれている部分に穴が空いてネジが切ってある。どうして???
なんとそのうえ、取り寄せた小さいメクラ部品のサイズが合わないではないか!ががぁ〜ん!!


取り寄せた部品。メクラ蓋(銀色)と金属製L字型パイプ。

エキマニの片方にだけ違うサイズの穴が空いている。

左からエルボー、ライザー、マニホの3つの部品を組む。

これが200時間使用したプラグ。掃除しておきましょう。

塞ぐ方法は後で考えるとして、まずはエキゾーストマニホールドを組み付けてしまいましょう。ところが、20キロ近い重さの鋳物の塊、これを排気口に合わせて間のガスケットをずらさないようにしながら固定ボルトをねじ込むのが大変なのです。一汗かいてようやく片方組み付け、反対側にとりかかるもこれが一向に位置が合わせられない。腕は力が抜けてくるし、日が陰って寒くなるし・・・泣きたくなりました。ついにはボートフックをガンネルに差し渡し、ヒモでマニホールドを吊り下げて高さを合わせようとしたのですが、ヒモが切れて足の上に落下!下に飛び出したL字型パイプが子指にでも当たっていれば、指がつぶれているところでした。

結局、それ以上は諦めて、翌朝、相棒に手伝ってもらうことにしました。帰宅途中に日曜大工センターに寄って、メクラになりそうな部品を探す・・・結局小さい穴には10ミリのネジを、そして大きい方には1/2インチの水道管かガス管のメクラを試してみることにしました。

 

2007年3月18日マニホ交換その3!

今日はボートショーに行く日です。取りあえず一緒に行く人との待ち合わせ時間を1時間ズラしてもらって、朝8時から作業開始。

前夜買ってきた1/2インチのメクラがぴったり合って、まずはほっと一安心。これだけの大きさですからね、合うメクラがなければ木やゴムでは塞げないし、お手上げでしたね。

そして小さい方は、ピッチの合わないミリネジを無理にねじ込むよりは、たまたまぴったり合う真鍮製のスタッドボルトが余っていますから、それをねじ込んでから切断することにしました。

二人でやれば・・前日の苦労がウソのように一発で位置が決まり、組み付けもスイスイと進行します。ついでに船仲間からもらった、「燃費が良くなる、魔法の筒」も燃料ホースの途中に入れてみましょう。取りあえずお試しなので、追加のフィルターを外して、代わりに装着。


左の穴はスタッドボルトをねじ込んで切断。もう一ヶ所は1/2インチのメクラがぴったりはまった

「原理」はよくわからないものの、燃費が良くなるという部品を組み付けてみた。

締め付けトルクを確認して、エンジンをかける。しばらく暖機して漏れのないことも確認。
いやあ・・・苦労しました。ビールで軽く乾杯をして片づけ・・お10時半だ、横浜に行かなくちゃ!!

 

2007318日横浜ボートショー!

昨年までの幕張から横浜に会場を移してのボートショーです。
みなとみらい駅で同行者と待ち合わせて会場へ。なんだか以前よりちいさくなったかなあ〜。外にもフローティングで展示しているというから、そのせいかもしれません。

取りあえず左からぐるっと回り、ヤマハのブースで船仲間と落ち合いましょう。ふ〜む、ベイライナーもシーレイもないのか・・高松マリン、今年はお休みですかぁ?でもって、マーキュリーは・・独自のブースは無いなあ、KENマリンのU氏がいたらご挨拶しようと思ったのに・・。
VOLVOは例によって変わりなし。マークの5.7に乗せ換え出来るエンジンは展示されているけど、具体的な載せ変え相談コーナーはない。そう言えば、ジャストフィットのマリンディーゼルも出ていませんね。

さて、お昼は仲間と上の階のカフェへ。なんだか手際が悪くて食券を買うにも長い列だし、食事が出てくる順番もはるか先です。冗談じゃない「ねえ、飲み物だけでも先に出してよ!」と怒鳴って、まずはビールだけ確保する。いやあ、のどが渇いたぁ〜。幕張に較べるとレストランが圧倒的に少ないですね。ま、外のショッピングセンターがあるからなのかも知れませんが。


会場はこんな感じです。

どうです、この精密な出来映え。ちゃんと灯りも点きます。

かの有名な佐野造船所のボート。美しいですね〜

内部の仕上げも素晴らしい。一度は乗りたくなりますね。

マーク5.7を置き換えるなら、このエンジンかな。

私の「定番」となったボートフック。壊れないらしい。

さて、食後はショップ巡りです。でも、あまり買いたい物はありませんねぇ、強いて言えば台湾のプロペラメーカーで話を聞いたくらい。例の氷を使うクーラー、いよいよ発売開始のようですね。そして・・・去年、2000円で買ったボートフック、確かに安かったですが簡単にシャフトが曲がってしまいました。でも、安いのがないなと思っていたら終了時間も近くなった頃、一軒の店が値下げの札を貼るところを見つけました。最後の1本だそうです。「ねえ、もう500円負けて!」で商談成立。帰宅して見たら、赤いシールに「UNBREAKABLE」と書いてあります。なんでもレキサン製のフックが壊れたら、新しいのと交換してくれるとか・・・でも、アメリカまで壊れたパーツ、送るか?

さて、昨年同様ボートフックを手にした「危ない」格好で、仲間が手配してくれた飲み会場に移動しました。
電話で連絡を取って参加した仲間も交えて、しばし船談義に花が咲きました。

 

2007321日初潮干狩り!

例年なら潮干狩りはゴールデンウィーク前後からですが、ボートショップのリトルオーシャンが三番瀬の潮干狩りを企画しました。もちろん、行かない手はありません。そのために必死になってマニホールド交換をやったのですから。

今回のメンバーは最終的に5人。トリニティだけでも行けるのですが、夢の島マリーナに船を置く仲間が自分の船で行ってみたいというので、ディズニー沖で皆と合流してもらうことにしました。
出船予定は9時。ところが他の船のメンバーが揃わず、約20分遅れて係留場所を出発。

ゆるゆると川を下り、東西線を超えて、さて「行きますど!」・・ところが・・・あれれ・・滑走しない!
通常3000〜3500回転で滑走にはいるのですが、3000近くでガガガと振動があってそのあと一気に5000回転まで吹けてしまいます。以前にもそうなることはあったのですが、ゆっくり加速したり、左右に船を揺らすことで滑走できました。それが今回は何度やっても滑走しません。燃料はタンク2/3だし、男3人しか乗っていませんから、軽くはないものの、そんなに重くは無いはずです。しかも川を下っていて、向かい風でもない・・それなのに「乗らない」のは、船底が汚れているのでしょうか。

取りあえずディズニー沖で仲間と落ち合いましたが、この状態では三番瀬までとてつもない時間がかかります。そこで葛西臨海公園に戻ってトリニティはそこに錨泊させ、仲間の船に乗り移って三番瀬に向かうことにしました。
さて、みんなに置いてゆかれたので、一路三番瀬まで急ぎましょう。そしていつもの貝殻島に着いてみると・・おやあみんなが居ない。リーダーに電話するもつながらない。「仕方ない、ここで始めますか・・」ということで、予定より1時間遅れて11時からアサリ採り開始。


何とかディズニー沖まで来たトリニティ。

見ためは格好良いんですが・・・滑走できないんです。

え〜と・・・ペラに異常はないようですねぇ。

臨海公園で投錨。流れが強くて竹杭に押しつけられる。

結局、仲間の船に乗せてもらって三番瀬に上陸。

さあ、美味しいアサリちゃん、出ておいで〜。

さて、今年のアサリは・・時期が早いからザックザク?
でも、思ったほどはいませんね。確かに粒が大きいのですが、それはあまり見つからない、一方、場所を変えると小さいけれどまあそこそこ採れる。
今回はショップの主催ということで、飲み物もバーベキューの準備も全部お任せ・・・ということは自前のビールはあるものの昼飯はない・・・仕方なくアサリ採りに専念しました。その結果、たっぷりではないですが一応酒の肴になるくらいの量は確保できました。
と、いうわけで・・・・ともかく今年初の、そして「マイボートで潮干狩りをしたい」という仲間にとっては念願の三番瀬でした。

帰りには、またトリニティに戻ってトロトロと帰港しました。
確かに、4ヶ月動かしていなかったし、ドライブには藻がゆらゆらと付いていましたから、船底も同じではありましょう。「走れば藻はとれる」とたかをくくったのが間違いだったようです。多くはなくてもペラの裏やドライブにフジツボだって付いているかも知れません。
「花見」も近いことですし、まずは出来る限りでお掃除をしましょうか・・・

 

2007年3月24日プロペラ掃除

今日は暖かくなるとの予報でしたが、風邪が強く、午後からは雲が広がってきました。それでも明日は雨らしいので今日のうちにプロペラを見ておきましょう。出来れば外してから磨いて、塗装し直してしまいたいのです。

係留所に向かう途中で、日曜大工センターと100円ショップに立ち寄りました。そこで購入したものは、アクリルラッカーと先端の角度が変わる棒ブラシ、80センチ四方のネット、電動ドリルの金属ブラシ、幅広スクレーパーです。
まずはプロペラを外すまえに、ドライブの下に麻のネットを広げて四隅を縛った紐で固定します。これは万一手が滑ってナットやワッシャーを落としても回収できるようにするためです。なにしろ、ドライブを一杯に上げてもまだペラのナットは水面下数センチなのですから。もちろんレンチにも紐を結んであります。
そして桟橋から半身を乗り出しての作業。誰か、足を押さえてくれると安心なのですが・・例によって今日も一人。前を船が通ると桟橋は揺れるは船は動くは、作業は一旦中止です。上架してやれば何ということのない作業ですが、とにかく早くやってしまいたいので必死です。

さて、ドライブを良く見てみるとアンチキャビテーションプレート(正しくはアンチベンチレーションプレートというそうです)の下側には、小さいフジツボが20個くらい付いていました。早速スクレーパーで掻き落とします。プロペラには後から見える面はそれほどでもありませんが、裏側(船の前方)を触るとザラザラとしていてフジツボのあとが沢山ありそうです。これはプロペラを外してみないことには埒があきません。
ナットを回すときにはプロペラを固定するために木のブロックを入れるのですが、あいにく手元にない。そこでシフトレバーを前進に入れておきます。エンジンがシャフトを固定してくれるのですね、締めるときは逆に後進に入れておけばよろしい。まず、ナットの回り止めをしているロックプレートの爪を外し(船外機では割ピンになっていますね)モンキーレンチで緩めますが、体勢が悪いのでなかなか力が掛けられない。なんとかプロペラを外したところで、雨が降ってきました。トホホ・・

外したペラの掃除をしている時間は無いですね・・そこで前のオーナーが船に残しておいてくれた、マークルーザーの純正ペラを取り付けることにしました。これも当初はかなり汚かったのを磨いて塗装し、ペラを損傷した時の予備にと船に積んでおいたのです。スペーサーワッシャやナットも専用のものに取り替えて交換完了。
さて、そこに向かいの桟橋で作業をしていた仲間が登場。ならばと、彼に手伝ってもらって試運転に出かけました。
前のオーナーが残したペラが本当に使えるのか、不安だったからです。この純正ペラはラバーブッシュ式なのでもしかしたらスリップして交換したのかも知れません。ゆっくりと橋を3つくらい下って、開けた場所でスロットルを開く・・・ちょっと振動はありますが、見事に滑走できました!やった!!
やっぱりペラの汚れが原因でしたね〜。これでともかく花見に行ける目途が立ちました。


プロペラの下に100円ショップのネットを広げる。

外したプロペラ・・・裏にはフジツボの痕が点々と。

ペラのピッチは刻印で16と書いてあるのが見える。

保管して置いた予備の純正ペラ。黒く見えるのは雨滴。

外したペラの表側。見た目ではそれほど汚れていない。

シャフトの樹脂の四角いジョイントは異常なし。

外したペラは自宅に持ち帰り、完璧に磨いてから、きれいに塗装してみようと思います。
でもなあ・・・ボートショーで3枚羽を4枚にすると滑走にはいるのが早くなると宣伝していたなあ・・・そんなにいいのかなあ・・・・付けてみたいなぁ・・・

 

2007年3月25日プロペラ掃除(続き)

今日は雨、前夜風呂場でクレンザーで洗い、ベランダに干して置いたプロペラを磨いてみました。
一枚磨いて・・・う〜む、これはいけませんね。表面に小さな穴が空いています。これがキャビテーションの衝撃で開いた穴なのでしょうか、それともただの腐蝕?そして1枚の前縁から後縁になるところで波形の変形もあります。
さて、どうしよう・・・パテで埋めて塗装しても・・予備にとっておくならともかくメインには使えませんねぇ。


プロペラを洗浄した後。この面はボートの前方向き。

表面にはフジツボの痕がはっきりと残っている。

金属ブラシで磨いてみた。こちらはボート後方向き。

同じ面を角度を変えて撮った。無数の穴が空いている。

ボート前方面。ボスに近い部分にも穴が空いている。

この角度で見ると損傷の大きさがわかる。

縁のラインが歪んでいる。

別の羽では変形は見られない。

ところが・・・・

掲示板で写真を見てもらって、まだ使えそうか、強度はどうかとプロの意見を聞いてみたら「デフューザーリングが無くなっていますよ」との指摘を受けました。え?デフューザーリング?・・教えてもらって納得がいきました。
なんとハブの後側のフレアになって広がるところが無くなっているのです。接合部の様子を見ると、つい最近外れたものでは無さそうです。


本来は緑色のようになっていなければならない。

こちらは予備のプロペラ。緑部分がデフューザーリング。

そして、この部分がないとまさに私が経験した「吹き上がり」現象が起きるとのことです。つまり、真の原因は表面の汚れではなく、デフューザーリングの欠損にあったわけです。これは、もう仕方がありませんね、新品を注文しましょう!

 

2007年4月1日春だ!花見だ!!

今日は朝から晴天です。気温も12.5度と高く、最高気温は20度を超えるとか・・絶好の花見日和になりそうです。

7時に起きて、身支度をしてから宴会料理の調理開始です。今回は各自持ち寄りとしましたのでね。
ツブは前日に調理して、味を染みこませてある。ローストビーフは、出来たてを持っていきたいので 時間を見計らってチンする。その間に、焼きそばを作って・・・・肉が出来たところで、グレービーソースを作る。ちょっとしょっぱいので作り直しているところに、お迎えが到着してしまいました。(;^_^A アセアセ…
ちょっと待ってね〜といいつつ・・あやや、ダマになっちまったい・・しゃぁない作り直すか。何とか出来たものから保温バッグに詰め込んで、あたふたと出発〜

さて、予定より15分早く船を出しまして川を下る。プロペラも順調に水をかいて滑走して、夢マで仲間と合流して隅田川へ。水面の荒れがひどく揺れるので、墨田公園まで行くのは諦めて浜離宮へ転進しました。
中は混んでいますけど何とかアンカリング場所を見つけて4艇横抱きにします。そこに係留所仲間がやってきてさらに2艇、そして横浜からの初めての仲間も加わって、総勢7艇となりました。

さて、宴会の始まり・・・持ち寄ったメニューは、
ツブ貝とローストビーフ&焼きそば
・韓国風煮込み、
・ケンタッキーフライドチキン、
・豚の角煮とこんにゃくと煮卵
・親子チラシ
・ポークリエットとフランスパン&野菜スティックとウニソースのディップ
という、大変豪華な宴会となりました。


浜離宮に到着〜。

壮観な眺めです。

イェイ、いい天気!

自慢のローストビーフです。

こんにゃくと煮卵も大人気でした。

オジサン達の青春の味、ケンタッキー。

しかし、良く集まったものです。

イヤア、仲間と飲むのは楽しいですね。

天気は良く、桜も満開、良い仲間と船談義に花が咲く。今年は最高の花見を満喫することが出来ました。またも船仲間との出会いに感謝・・の1日でした。

 

2007年4月8日潮干狩り&ペラ交換!

今日も朝から晴天です。前日、注文したプロペラが入荷したとのことでバイクで取りに行ってきました。SOLASという台湾のメーカーのもので、推進効率に優れているという4枚ブレードです。面積が広くなる分抵抗を少なくするために、一回り小さいダイヤ14.75Xピッチ15を選択しました。

このプロペラには、普通のラバーブッシュタイプの他にALCUPという岩に当たったときの衝撃を吸収する構造のものがあります。実は、先日のボートショーでSOLASのブースで説明を聞いて、これはいいと思いましたね。今までのプロペラは間の樹脂のボックスが割れてドライブへの影響を遮断するのですが、その場合はもう走ることは出来ません。ALCUPは、間にゴムが入ったスプリングでトルクを伝え、衝撃を受けるとそのスプリングがつぶれてシャフトを空回りさせますが、その後はまたスプリングが戻って取りあえずは走れるようになるところが優れています。下の図でいうと、2と3の間に4のスプリングが入って、これが衝撃を受けるとつぶれるわけです。

さて、最大干潮時間が1時半過ぎなので出船もゆっくりと11時半。しかも場所が三枚州と近いですからね、川を下ったらもう目の前です。夢マリからやってきた仲間も同時に着いて、2艇でアンカリングして潮が引くのを待ちます。

ある程度引いたところで、ショートパンツに履き替えて海に入る。ひぇえ〜冷たい!すぐに干潟に移動して潮干狩りの開始。ところが・・・・いきなりとれたのは大きなシジミ、そしてシジミ、シジミ・・・アサリが居ない。あちこち移動してみましたが、採れるのはシジミばかりです。大きいからまあいいや、シジミ汁になると1時半までシジミ採りに精を出し、それからプロペラの交換作業。

思ったほど潮が引かず、水深は膝上くらいまであってプロペラのナットは依然として水面下にありますが、正面に立つことが出来るのでずっと楽なものです。そして手探りでドライブに付着したフジツボをスクレーパーで掻き落としました。やはり結構付いていましたね〜今年は。その間、仲間は船体の掃除をしてくれました。船底が完全には出ていないのですが、それでも普段手が届かないところがすっかりきれいになりました。

さて、作業もシジミ採りも終わって、潮が上がるのを待ちながらの宴会です。枝豆とホタルイカ、それにジンギスカンと焼きうどんを用意しました。そのときです、干潟にたたずむ・・人のシルエットを発見。周りに船は居ないのに、歩いたり立ったり座ったり・・・それが女性なら、早速誰かが行って話し掛けるのでしょうが、「あれは・・男か・・」で皆さん宴会に専念。さて、そろそろ潮も上げてきたし、帰ろうかという頃になってからその男が近づいてきました。思ったとおり、潮干狩りで仲間に取り残されたのですって!!とりあえず船内に「収容」して、ビールと枝豆を差し入れました。もっと早くくりゃ、ジンギスカンも食べられたのですけどねぇ〜そして抜錨して動き出したときに、沖から一艘の船がやってきました。確か、昼に見かけた船・・そう・・それがお迎えでした。で、無事に海上で移動完了しましたが・・それにしてももっと早く気が付きそうなものだけどなあ、海難救助料、請求すべきだったかなぁ・・・。

さあ、帰りです。上げ潮に若干の追い風という好条件で徐々にスロットルを上げます。振動が少なくて滑らかですね、3000回転ではまだ乗らない・・3500回転で、滑走状態にはいった・・そしてフルスロットルは・・4100回転で29ノットも出ている!!おぉこれは「未体験ゾーン」に突入です!!!
古いペラでは同じ場所で25ノットが最高でしたし、予備のペラでは26ノットですからね、ただ最高回転がちょっと低いのでピッチひとつ下げてもまだオーバーロードみたいではあります。このエンジンではWOT(ワイドオープンスロットル=フルスロットル)で4800回転くらいが適正とのことですから・・・でも、これで期待通りなので私は十分満足!!
イヤア、プロペラ選びって奥が深いですね。  

 

2007年4月14日おっとビックリ!

先週プロペラを交換したのでちょっと走ってみたいし、ガソリンも入れたいので船を出しました。いつのもスタンドに電話して200リッターを持ってきてもらいました。
結構南の風が強くなっていますので、当初はディズニー沖まで行くつもりでしたがそれを止めて川の中で滑走させているときにふと電圧計の表示が低いことに気が付きました。通常は14ボルト前後にあるはずなのが、11.5ボルトです。そこで、出港前にエンジンの点検をしてパワーステアリングポンプのベルトがねじれていたことを思いだしました。V型のベルトが60度回転していたのですが、直すにはポンプを緩めなければいけません。二人いればベルトをひねりながらセルをちょっと回せば戻るので、あとでやるかと放っておいたのです。これはオルタネーターのベルトが切れたな・・とピンときました。切れて飛んだオルタネーターのベルトが、パワステポンプのプーリーに噛み込んでそれでベルトが回ってしまったのでしょう。

減速してエンジンルームを開けてみると、確かにオルタネーターのベルトが無くなっています。つまりオルタネーターが発電していないので、エンジンの点火はバッテリの電力だけでまかなわれていたわけです。このままですと、バッテリーが上がればエンストします。まず、2個並列で使っているバッテリーのスイッチを切り替えて、再始動のために1個を温存します。それからどこか係留できる場所を探して船を付けましょう。というのは、前回ベルトを新品に交換したときに、古いベルトを予備として保管してあるので、その作業をするためです。

結局、最寄りのゲストバースに船を入れて、交換作業を行いました。エンジンルームの下には千切れたベルトが落ちていました(写真)。パワステベルトも角がすり減っているので一緒に交換しましょう。さて、部品を手配しなくては。純正だとネットで買っても1本5000円だそうです。長ささえ合えば国産のファンベルトで良いのですが・・はたしてすぐに見つかるかどうか・・・・

 

2007年4月21日 夢マで逢いましょう!

この週末は潮干狩りの予定でした。 日曜日は予報では雨とのこと、それに仕事があるという 仲間の都合で土曜日に決定!

今回は仲間の船で夢の島マリーナから出船です。 潮干狩りの道具やシューズなど一式はトリニティに積んであるので、前夜100円ショップに走って熊手とバケツにイス、紙皿、パックなど買い込んで準備完了。

さて、当日朝起きてみると天気は良い。気になる風は・・・・ちょっとザワザワしているが、まあよかろう・・・というわけで飯の支度にかかりました。前夜味付けしておいたチキンを蒸し焼きにして、ホストご希望のソース焼きそばを作り、あとはこれも前夜に茹でておいた毛ガニを軽く暖めて出来上がり・・と思ったその時にマリーナに先着した仲間から電話。
「キーさん、エライことです。強風波浪注意報で出港禁止です!」おやおや、ではトリニティで出ようかとベランダに出て公園の木々を見ると・・・さっきとはうってかわって梢が大きく揺れている。これは無理だと判断して・・「じゃあ、飲みますか?」で話は決まり、食料だけ持って女房とタクシーで夢の島マリーナへ。
というわけで、昼前から太陽の下で宴会の始まり〜始まり。

潮干狩りは出来ませんでしたが、奥さん達のおしゃべりも弾み楽しい一時を過ごしました・・・とさ、メデタシ、メデタシ。

 

2007年4月29-30日GW!湾口クルージング!!

今年のゴールデンウィークになにやら釣り好きのメンバーが湾口は浦賀のベラシスというマリーナに集まるとか・・・それに参加希望者がふえて、ついに一泊のBBQオフ会をやることになりました。

ゴールデンウィーク初日の28日は築地に食材の買い出しです。いつものツブ貝、ハマグリそれにタラバガニを仕入れて、次はハナマサで牛肉と豚肉、チキン、ラムを購入。午後は切れたオルタネーターベルトを注文しておいた東京湾マリーナに行って部品を手に入れ、それから船に行って取り付け作業。エンジンをかけて異常のないことを確認して・・・着替えや毛布なども搬入したし、清水も足した、ビールも予備を買った・・さあ、これで出航準備完了です。

さて、2日目はいよいよクルージングの日です。天気は快晴、気温も上がって絶好の日和となりました。10時半に係留場所を出発し、ディズニー沖でもう1艇と落ち合ってから一路横浜へ。まずはお昼を「タイクーン」という、船で行けるエスニックレストランでとる計画です。
海の具合は、白波というほどではありませんが、ちょっと三角波が立っています。2艇つるんでいますので、ゆっくりと18ノットくらいで「表」のルートで横浜航路を目指します。ベイブリッジを超えたところで、お店にまもなく到着する旨の電話を入れました。
さてディズニー沖から丁度1時間、12時の開店直後に到着したというのに既に5隻以上のボートが係留されています。店員の誘導で他の船に横抱きさせてもらい、タラップを登って店内へ。なんとも素晴らしい天気、暑いくらいの陽気ですので、ここはやっぱり船を見下ろせるオープンテラス席にしましょう。料理は、おすすめというプレート料理4000円を5人で二つ頼みました。春巻き、カニのカレー、揚げパン、カニ爪のフライ、茹でガニ、春雨サラダなどがのっていて、ピリ辛がビールに良く合うこと!最高の天気、太陽の下でグビッと飲むビールは格別ですね〜いい気分!!


さあ、ベイブリッジが見えてきました・・

桟橋はこのありさまです。黄色矢印がトリニティ。

やはり、この天気ならばオープンテラスでしょう。

この天気の下で飲む、ビールは最高です!

これがお店おすすめの、アジアンプレート4000円なり。

もう1艇、一緒にクルージングする「あーさん」ご家族。

さて、食事を済ませて3時にタイクーンを出発、向かい風が強くなって白波の立つ中を南下して浦賀に向かいます。八景島を越えたら航路に沿って進路を160度に、そして観音崎灯台を過ぎたら210度にとれば、仲間が船を置いている浦賀のマリーナ、「ベラシス」に到着です。既に到着していた仲間に舫をとってもらってゲストバースに着岸。マリーナの事務所で入港手続きしてビジター料金7350円を払う。さすが名門マリーナだけあって、いい値段ですね。

その後は仲間がゾクゾクと到着。釣りに行った船、大島まで行った船、そして陸路参加組も集合して全部で6艇、17名揃って、いよいよバーベキュー開始です。
ツブにタラバ、ハマグリ、ラム、牛肉、豚肉、チキンは私が用意した食材。それに大島組が買ってきた波浮港名物のハムカツにコロッケが加わり、さらに釣り組からはホウボウ、イサキ、うまづらの刺身と焼きサザエが提供され、そして究極の「ワサビ巻き」を含むにぎり寿司もあって・・・なんとも盛大なバーベキューとなりました。
話は弾み、酒瓶が次々に空になり・・・やがてお開きの時間。全員で撤収した後は桟橋でさらに飲み会。そのうちに飲み疲れた人から自船に戻って・・・お休みなさい・・・


ゲストバース、後のマンションもマリーナの付属です。

例によって、秘伝のタレを準備しました

さて、最初は焼きタラバからいきます。

そして、次は美味しいお肉の番です。

だんだん盛り上がってきましたよ。

桟橋でさらに宴会は続く。

トリニティ初のお出かけオーバーナイトです。

クレーンの手前全部がゲストバースです。

翌日も天気は快晴、しかも風がありません。もそもそと起き出して、シャワーを浴び、船で入れたコーヒーを飲んでから10時に出航。トローリングや釣りに行く仲間と別れて3艇で対岸の保田を目指します。昨日より波が無いのではるかに快適なクルージングです。 ここまで来ると、海の色が違いますね。航跡のブルーグリーンがとてもきれい。

約1時間で保田漁港に到着。空いている桟橋に船を繋ぎ、漁協事務所で入港手続きをしてすぐに 漁協のレストラン「ばんや」に席を取ります。 ここには「ばんやの湯」という沸かしのお風呂もあるのです。入港手続きで1000円の係船料を払うと500円の券が一枚もらえ、これは入浴代やレストランの食事券として使用可能です。

さて、さすがにゴールデンウィークとあって駐車場もマイカーで一杯、レストランも順番待ちです。用紙に名前を書いて待つこと約10分、すぐに席に案内されましたがそこは屋内の「第一番屋」。やはり外の方が良いので交渉の末にテラス席に変更してもらいました。早速8人でアオリイカの刺身とカワハギの刺身各一つ、アジのナメロウ2つ、キンメの煮付け2つ、そして朝獲れ寿司4つにかき揚げ丼が2つを注文して・・・ビールを待つ・・・むむむ、先にお寿司が出てきたのに、まだビールが来ない・・今度はなめろうが出てきて・・お〜い、ビールまだぁ?
奥を見ると・・ビアサーバー交換してるし・・やっとビールが到着、丁度風呂に入りにいった仲間も合流して「くあぁんぷぁ〜い!!!」
直射日光の下なので、早く食べないと刺身の鮮度がどんどん落ちていくのが難ですが、やっぱり太陽の下のビールはうまい!


バース内で泳ぐ魚も、海底も見える海のきれいなこと!

何と言っても、この海の色を見てください。

テラス席を確保することが出来ました。

出ました、誰もが頼む「キンメの煮付け」です。

アオリイカの刺身、活魚なので身が透明です。

そしてこちらはカワハギの刺身。

これも名物の「朝獲れ寿司」、850円はお値打ちです。

このボリュームがすごい、「かき揚げ丼」。

船談義は尽きませんが、帰りは南風が強くなると予想されますので早めに出ることにして1時に席を立ちました。そして予想通り白波が立ちはじめた中を一気に北上、約2時間かけて戻ってきました。
着岸後、ガラスが真っ白に潮をかぶっていますので川水を汲んで全体を洗いながし、船内を片づけて帰宅。そのころにはじわじわと腰から背中にかけて疲れが広がっておりました。

結局トリニティの燃費は、往路の東京〜タイクーン〜浦賀で107リッター、二日目の浦賀〜保田〜東京で115リッター、合計222リッターでした。また平均速度18ノットで巡航中は、アワー51-54リッターというデータも取れました。以前、保田往復だけで丁度200リッターだったことがありますので、今回のあの波を考えたら燃費としては少し良くなったかもしれません。ただ、プロペラ交換と「燃費が良くなる魔法の筒」と両方同時なので、どちらが効いたのかわからないのですけどね〜。

さて、今回のクルージングは天候に恵まれ、楽しい仲間と美味しいものを食べ・・・事故もなく、最高のゴールデンウィークを楽しみました。マリーナの手配をしてくれた仲間、バーベキューの手伝いをかって出てくれた仲間、美味しいお酒を持ち込んで勧めてくれた仲間、ミンナ・・・ありがとう!!

 

2007年5月13日お掃除しましょ!!

前日に、船を見に行く仲間に付き合って行徳マリンに行きました。その際、社長さんに内装の張り替えについて相談してみました。トリニティの内装は毛足のある布が天井も壁も全面に貼られているのですが、ところどころ黒ずんできているのです。ですが、「接着剤で貼り付けられているし、船を逆さにしないと貼れないよ。だから洗うしかない。」と言われてしまいました。そうか・・暑くなったら、洗浄作戦やるか・・・。

その時に、ビニールの掃除には白いメラミンスポンジが良いと教えてもらいました。「ドイツで生まれた水だけできれいになる」という、例のスポンジです。早速、試してみました。結果はこのとおり・・・

左がクリーニング前で、右がクリーニング後です。どうです?すごいでしょう?これまで、マイペットなどの洗剤を使ってもなかなか落ちなかった汚れというかシミというかがウソのようにきれいになりました。
姿勢がちょっと苦しいですが、全面をゴシゴシはじめたのですが、途中で問題発生。スポンジはすぐに汚れるので、バケツの水で洗いながら使うのですが、どんどん小さくなって、ボロボロ崩れて行くのです。

結局、右の写真の状態で1/4位を残してスポンジが無くなりました。帰りに100円ショップで買い込むことにして、オイルの補充とか、船内の整理をあれこれやって作業終了。

さて、そろそろ本格的に潮干狩りのシーズンになりましたね。いつ行こうかなぁ。

 

2007年5月20日もっとお掃除しましょ!!

前の週に、スポンジを使い切ってしまったので、100円ショップで大量に買い込んできました。それで生け簀のカバーを拭いてみたら驚くほどきれいになる、そこでエンジンのカバーから、これまで落とせなかったデッキ床の油のシミまで落ちてしまいました。なんだか後の方、すんごくきれいになったなあ〜。

 

2007年6月2日潮干狩り!

今年2回目の三番瀬の潮干狩りです。翌日から札幌に行くので、今回は手抜きというか、軽く行こうということで人数も仲間と二人きり。なので、またもや彼の船に乗せてもらうことにしました。天候に恵まれ、行きはベタナギ。帰りはちょっと南風が出てきて軽い白波が立っていました。アサリの方は、それほど大きくはないですが、まあ良いところでしょう。当然、夕食には酒蒸しでいただいたことはいうまでもありません。


またもや、仲間に乗せてきてもらいました。

プレジャーボートも結構集まってきています。

陸からの人も沢山来ています。

約2時間でこれだけ、粒の大きさは普通ですね。

ねえ、見てくださいこの殻の厚み!

そして砂を吐かせて・・・今夜のおかず、ごみん。

はい、酒蒸しのできあがり。

どうです、身がきっちりと入っているでしょ?

 

2007年6月17日マルイカ釣り!

お船仲間に誘われて、初めてのマルイカ釣りにいきました。以前に北海道で夏のスルメイカ釣りをしたことはありますが、マルイカは初めてなので勝手が分かりません。取りあえず前日に釣具屋に行って仕掛けを購入してきました。
そして朝3時半にお迎えが来て、船が出る竹岡まで車で移動です。木更津を過ぎたところで朝となりました。見事な朝焼けなので思わず写真を撮ってしまいました。

さて、竹岡から船を出してすぐに南を見ると遊漁船の船団が見えます。その船団の中に入り込んで釣り開始。

魚探でマルイカの群を探しながら、こまめに場所を移動したせいか結構の数が釣れました。そのうちに湾奥からの仲間も到着して合流しましたが、なかなか難しいものですね。こちらの船では結構順調に釣れるのに、すぐ横の仲間の船では釣れている気配がしないのです。
さらに、同じ船でも船長はさすがというか、「ホイ釣れた、入れ乗りだぁ〜」とすこぶる調子がいい。後でわかったのですが、やはり仕掛けの違いだったんですね。

結局、午後3時まで粘って途中でサバやメバルなどに切り替えましたが、最終的に私が16杯、船長が32杯、そしてもう一人の仲間が20杯のマルイカを釣り上げました。

下の写真が釣果です。マルイカが16杯のほか一番大きいので20センチのメバルが4匹、カサゴも同じように4匹、そして35センチのサバが4匹です。

下の写真はその晩の夕食。メバルとカサゴは煮付けにし、サバは締め鯖と塩焼き、そしてマルイカはほとんどを刺身にしてゲソと耳は煮付けにしました。マルイカはヤリイカよりも味がいいと聞いていましたが、本当にその通り。小さいので調理がちょっと面倒ですが、甘みがあって最高に美味しいイカでした。また来年も必ず行こうと思います。 

2007年7月7日あっちこっち故障!!

ゴールデンウィーク以降しばらく船に行っていなかったので、 週末に二日続けて行ってきました。 久しぶりに行くといろいろトラブルが発生するものですねぇ・・というわけで今回はそのお話。

まず、サブバッテリーが放電状態だったので充電するためにエンジンをかけようとしたら、セルが回らない。セーフティスイッチやブレーカーをチェックして何度かやっているうちに突然回りだしそのあとはオーケー。アレレと思いながらもガソリンを補充して、船内を掃除して帰宅。ところが、翌日もまたセルが回らず、数回かちゃかちゃやっているうちに回りはじめる。どうも冷えると回らないみたいですね〜これはちゃんと調べなくては。

お次は清水ポンプ。
以前に回らないときがあって、そのときはハンマーで叩いたら直ったのですが、今回はいくら叩いても回りません。まずはお決まり・・とヒューズを調べたらブレードが熱くなっているので、これは接触不良ではなくモーターの固着であると判断して外して調べることにしました。ポンプは清水タンクの横、つまり運転席の真下にあります。右舷リアハッチのなかの物を全部出して後ろ向きに座り込み、足を上げて仰向けに床下に頭を入れてから肘と肩を使ってずりずりと奥にもぐりこみました。床下の高さは30センチほど。なんとかお腹もつっかえずにポンプに接近できましたが、体を横向きにするスペースは無くて頭をひねりながら両手を上に伸ばしての作業。右の写真はたまたま遊びに来た船仲間が撮った写真です。こんな姿勢のまま心臓発作なんか起こしたら・・助からないし・・発見されたときもカッコワルイ・・ などという不安が頭をよぎりました。こういう作業をするときはサポートしてくれる仲間が必要ですね。

おまけに水が満タン近くにあって、ホースを外した瞬間にこぼれて床に流れ出したから、背中が濡れるは、ニッパーを忘れて取りに戻ってはまたもぐりこまなくてはならないしで、泣きたくなる作業でした。外したポンプ自体はバラシてCRCをかけたらなんなく回るようになり、ついでにフィルターも掃除して修理完了。この清水ポンプは回転翼ではなく、4シリンダーのレシプロタイプなんですね〜初めて見ました。圧力スイッチもテストしようと、容器に水を入れて電源を繋ぎ出口を指で押さえ・・ようにもかなりの水圧で思いっきり頭から水を かぶってしまいました。


左の箱が清水タンクで中央がポンプ。床の上下の高さは30センチほどしかない。

黒い丸いのがピストンで、モーターの回転で出たり入ったりする。ストロークは5ミリほど。

このゴムの膜が金属網部で吸い上げた水を中央から押し出す。

手前の透明なのがフィルターで、赤い線が出ている四角いのが圧力スイッチ。

さてさて修理後、最近船を買った仲間が夢の島マリーナで作業をしているというのでひやかしに行ったのはよかったのですが・・走り出してから電圧計が11ボルトしか出ていないことを発見!オルタネーターは回っているのに?でも途中で回転を上げたら急に復活したのですが原因は不明です。スターターのこともあるし、端子の緩みかアースを総点検せねばいけないですね。

それはともかく・・・どうも滑走が遅く、スピードが出ない上、どの回転域でも結構な振動が出るのです。これはおかしいと、戻ってからドライブをあげたら・・・なんとプロペラが曲がっているではありませんか。先端が4枚ともエンジン側に反り返っていました。先日同僚が臨海公園に行ったそうですから、そのときにバックして砂に突っ込んだのではないかと思います。仕方なく桟橋から半身を乗り出してプロペラを外し、ショップに持ち込んで修理を依頼しました。

そのほか、床下にもぐったときに汚水タンクがパンパンに膨らんでいるのを発見。これも仲間が宴会をして汚水を流さずに帰ってきたのかな。捨て忘れた生ゴミが腐ってひどい臭いになっていたし、出しっぱなしの釣り竿も仕舞っておきましょう・・・いやあ、暑くはなくて「作業日和」の週末でしたが・・・どっと疲れがでた週末でもありました。

 

2007年7月12日納艇式

船仲間さんが新しい船を買いました。前の船に半年乗っただけで22フィートから28フィートへの買い換えです。横浜から業者が回航してくるというので、夢の島マリーナまでお清めの塩と日本酒(やっぱり海つながりで八海山をば)を用意して見物に出かけてきました。
あいにく、途中から雨が降り出しましたが、一応形だけ、バウとスターンに塩を盛りお酒をかけてから安全運航を祈願して乾杯!!

う〜む、艤装がいいですねぇ〜。まず、約100万円をかけたというマリンエアコンにびっくり、そしてあこがれのレーダーも中古ながら取り付けられている、そしてバウスラスターが1軸の弱点をしっかりカバーしている。エンジンはヤンマー製だそうで、音と振動は大きいですが信頼性は高そう。オーナーはトローリングもやりたいそうで、ちゃんとアウトリガーだって取り付けられていました。

早速乗り込んであっちこっちのふたを開けたりのぞき込んだりして「探検」をさせてもらいました。キャビンの中はひんやりとしていい気持ち。やはり船ごとにいろいろと工夫がされていて興味が尽きません。いいなあ・・トリニティも4年経ちました。そろそろ買い換え?いえいえ、まだまだ手を焼かせられても手放すことにはならなさそうですよ!

 

2007年7月16日あっちこっち修理!!

時ならぬ台風のおかげで、週末に潮干狩りに行く予定がキャンセルになりました。
潮干狩りの予定があるということは、潮回りは大潮だということです。そこに大雨が降ると係留場所は河川ですから増水するわけでして、以前は川岸のフェンスまで水に洗われたことがあります。

実は、最近ストレージボックスを購入して不要な物品を収納してフェンスのところに置いてあるのです。万一、増水でそのボックスが流されたら大変です。いや、別に中身が惜しいわけではなくてそのボックスが川の中央を浮き沈みして航行中の船舶に当たったりしたら一大事だというわけです。
いずれは、きちんと固定するつもりでしたが・・・・今回はまだその作業をしていません。そこでパートナーにメールでボックスをロープなどで流れないよう固定する作業を依頼したのが土曜日のお昼前。「今外出先なので帰ってからやっておきます」との返信があってまずは安心・・と思ったら夕方になって「今夜は泊まって明日帰ります。満潮は何時でしたっけ?」というメールが来て「ええぇ、そりゃないよ!」。時はおりしも満潮1時間前。さてどうしようと思っているところに仲間から「Keyさんのところ、かなり増水していて河川敷にあふれそうですよ〜」との電話が入りました。
こうしてはおられぬと、夕食の途中でしたが着替えて、しかも飲んでしまっているから運転は出来ないのでタクシーをつかまえて係留所へ。途中、渋滞もあり気が気ではありませんでしたが、幸い間に合ってボックスや携行缶などを船上に運び込み、さらに舫を真ん中のクリートから桟橋へたすきに2本追加しておきました。
場合によっては船に泊まり込むことも考えていたのですが、がそのまま約2時間様子を見ているうちに、水位も下がってきたので10時頃に帰宅しました。

さて、思ったほどのこともなく台風は通り過ぎ、連休の最終日は朝から良い天気。
土曜日にやる予定だった作業をやってしまわなくてはなりません。まずは追加した舫を外し、ボックスなどを戻し、修理から戻ってきたプロペラを塗装しました。乾燥させている間に、気がかりなスターターモーターの点検。やはりスイッチを回しても反応無し。カバーを外してリレーを調べます。リレーはカチカチ動いていますから、もしかすると接点の不良かも知れません。そこでバッテリーからのプラスをジャンパーケーブルを使ってリレーの接点の後にかけてみると、見事にガチンガチンとマグネットスイッチが入ります。ということはスターターモーターには異常がないということです。ああ良かった!これなら簡単。早速リレーを外して分解してみました。その結果やはり接点に黒く焼けた跡があって、それが接触不良の原因となっていました。ヤスリで接点全体を磨き、さらにサンドペーパーをかけてピカピカにして組み直してリレーの修理は完了です。


スターターモーターのリレー。向こう側の端子がモーターに行く線で、ここに12Vを直接かけたらモーターが回った。

外したリレー。下の2つはコイルの端子で、上の太い銅端子がスターターモーターを起動する。

リレーを分解した。右の円い筒がコイルで、中央の銅の円板を上下させ、左の2つの端子を短絡する構造。

2つの端子と円板に黒く変色した跡がみえる。これが接触不良の原因だった。

さて、これでエンジンの方はオーケー。乾燥が終わったプロペラを取り付けて一番重要な修理はひととおり完了。ここで手を洗おうとしてポンプが動かない・・というか、スイッチのパイロットランプが点灯していないことに気が付きました。ポンプは前回修理したのに、ヒューズが飛んだのか?いや、大丈夫。そして電源をたどってスイッチを外したときにランプが切れていることを発見。これはスイッチを持ち帰って修理ですね。で、ポンプ自体はちゃんと回ることがわかって安心。それからはコクピットカバーの修理だとか、照明の電池の入れ替えだとか、トイレの掃除だとか・・・あれこれ細かいことをやって・・・修理三昧の週末はおわりとなったのでありました・・メデタシ、メデタシ・・。

2007年7月18日スイッチの修理

持ち帰ったスイッチを分解してみました。
右の写真の左の半透明の赤いのがスイッチの操作部分、中央がシーソー接点でここに電球が入ります。右下にあるのがそのパイロットランプの電球で、思ったとおりフィラメントが切れていました。

同じ電球は手元にはありませんし、多分スイッチごと交換となるでしょう。そこで赤のLEDに交換することにしました。高輝度の赤色LEDに電流制限抵抗を付けて電球の位置にはめ込むのですが、そのままではLEDが横を向いてしまうのでスイッチ全体を照らすことが出来ません。そこでゴムの拡散カバーをかぶせました。(写真下)このカバーは以前に「玄関灯」を作ったときに赤と緑をそれぞれ1パックずつ買ってきておいたものです。修理が完成したスイッチは次回船に行ったときに取り付けま〜す!

 

2007年8月4日戸田の花火大会!!

仲間の船に乗せてもらって、今年も戸田の 花火を見に行ってきました。

ここ3年、連続で行っていますが今年は玉数も増えて12000発とか・・これは期待できそうです。朝からかなりの風ですが、大丈夫かな?ともかく予定どおりにつまみの準備にかかりました。
まずは錦糸町の駅ビルに行って、冷凍の北海エビを購入、次に近所の魚屋でアワビ、サーモン、タイ、磯ツブ、ありゃ、ホタテが無いけどかわりに珍しく入っていた塩水ウニ、これは「買い」ですね。そして元気で大きくて重い毛ガニがあったのでこれも買っちゃいました。あとは鶏肉を買って、仕入れは完了。

昼食後から調理を開始して、半分終了したところで人数が2人増えた!メニューを組み直してあたふたとマリーナへ急ぎました。

<おつまみメニュー>
・タイ、サーモンと北海道羽幌産の甘エビのお刺身
・秋田産アワビと三陸塩水ウニの水貝
・磯ツブ煮付け
・ズワイガニの出汁巻き風カニ玉
・活毛ガニ塩ゆで
・北海甘エビのスペイン風炒め(ニンニクとパセリ)
・サニーレタスと水菜のパルメザンチーズサラダ
・スパイシーチキン
・鮭とシソとゴマの手毬にぎり

さて、予定よりチョイ遅れで現地に到着

先着しているはずの2艇がバラバラに錨泊しているのでやむなく片方と共抱きにして・・宴会開始と同時に打ち上げも開始!

イヤア、何度来ても良いですね。すぐ目の前なので、音もすごいしカメラのフレームに入りきらない大きさで尺玉が展開する・・・ボート花火の醍醐味を味わったひとときでしたネ!!

理の方も好評で、一緒になれなかった船用に用意した差し入れだけを残してほとんど消化できました。

8時45分に花火が終了した後、おおかたの船が帰るまでさらに宴会を続けマリーナに戻ってからも飲み会が続き・・・帰宅したのは夜中のお昼。

さあ、来年も楽しみです!花火の写真は「アウティング」のコーナーに掲載しましたので、ぜひそちらもご覧ください。

 

2007年8月31日ひっさびさの三番瀬!

31の金曜日・・・普通なら月末の締めをやっているところですが・・お船仲間のあすかさんから「平日ですが、職場の仲間と三番瀬に行きたいんです〜、一緒に行きませんか?」とお誘いがありました。人数的に彼の船だけではきついのと、BBQをやって欲しいとの依頼です。「いいとも〜」で、ゴールデンウィーク以来、実に久し振りのトリニティの出船とあいなりました。

とは言ったものの、総人数が12人とのことですし潮干狩りをしますので、あまりBBQにかける時間がありません。準備の時間も限られていますから、食材の種類を絞りましょう。そして肉を食べられない人がいるというので魚介をふやしますが、一方でエビとカニがダメな人もいる・・
結局木曜日に会社の帰りに新橋に出かけて用意した食材は、磯ツブ、鮭、ホタテ、豚肉、牛肉、それに手羽先。ラムとタレの食材は女房に依頼することにしました。

さて、早朝は曇りだったのですが、ポツポツ降り出した中で出船。でも風は無く水面は穏やかなので、トリニティ初操船のA氏に舵輪を任せて河を下ります。そのうちに日も差してきたのでゲストには後に座ってもらい、穏やかな海面を快調に走っていつもの場所に到着。さすがに・・今日は誰もいませんね〜。
ほどなくあすかさん艇も到着して、セッティング開始。ビールで「乾〜杯!」して、定番の「磯ツブ」が登場。

潮干狩りのほうは、たまに「おおッ」というくらいの大きいのがありますが、「春アサリ」というちっちゃいのが多いですね。小さくても味は抜群ですので、「ごめんね〜」と言いながらしっかり採取。

さて12時半になったので、食事の準備にかかりましょう。炭をおこして肉をタレに漬け込み・・・時間を見て焼き始める。ところが皆さん、潮干狩りに夢中になっていて全然集まりません。何しろ潮は上がってくるし、例によって午後になると南風がどんどん強くなるので時間との勝負、こちらは気が気ではありません。
ついにはテントが危険になって撤収するなか、まずは採ったばかりの沖アサリを焼き、イカを焼き、ホタテのバター焼き、鮭のちゃんちゃん焼き、そしてスパイス味の手羽先のあとにはタレ味のビーフ、ラム、ポークを一気に焼く・・ヒイハア・・ろくに食べてるひまが無かった。そのあとは焼きうどんを作り、仲間持参のソーセージと牛肉も焼いてしまいましょう。

風はどんどん強くなってきます。皆さん、楽しんでいただけましたか〜、はい、では撤収しましょうね〜という具合であたふたと帰り支度にかかります。


写真では見にくいですが、船底塗料が一部はげてきています。

あすかさんの新しい船、24フィートです。

さすがに平日ですし、他に来ている人は4-5人です。

例によってタレに漬け込んだ牛肉と、スパイス味の手羽先。

この焼きうどんはそうめんツユを使って味付けしました。

あとからフランクフルトが出てきましたので焼いております。

う〜ん、パワーが欲しい、とか言いながら・・結構真剣です。

ここまで来ると風向きが変わってだいぶ穏やかになりました。

帰りは・・・何しろ南風ですから例によって白波が立っています・・・ まあ、「ウサギ」だらけというほどひどくはなかったのですが、プロペラを変えたせいかパワーに余裕がありません。ほとんどフルスロットルで、それ以上加速することが出来ません。ともかく失速しないようにスピードを維持したまま、強引に突っ切って帰ってきました。

桟橋に着いてから船体を水洗いして、帰宅。
はあぁ・・なんだかぐったりとしてしまいましたが・・・今夜は飲み会の約束があるんです。さあ、シャワーを浴びたらもう一航海、しましょうか!

さてさて、当日の夜はお出かけしてしまいましたので、そのアサリは翌日のお昼にボンゴレビアンコと夜に酒蒸しでいただきました。うぅ〜ん、美味い!!ホントに味が濃いですね〜三番瀬のアサリは!!!
去年は10月まで春アサリ採りに行きましたからね、まだまだ行けますよ!

 

2007年9月16日 逗子でセレブに混じった日!

逗子マリーナで行なわれた「マリンフェティバル2007」に行ってきました。
「アルコールを提供しますのでなるべく公共交通機関をご利用ください」との仰せに従って鎌倉駅からシャトルバスに乗って逗子マリーナに向かいました。

逗子マリーナに到着したのはお昼前。
本来ならば体験クルージングがあるのですが、強風のため中止とのことを受付嬢から伝えられる・・残念。ともかく会場を一巡してみましょう。 逗子マリやシーボニアのセレブなメンバーが来ているからなのでしょうね、会場には船以外にも高級オーディオのB&Oから1脚19万円のイスからなる木製家具、レンジローバーにジャガー、アストンマーチン、果てはヘリコプターまで「お金持ち」の方々のお気に入り商品もいろいろ展示されておりました。B&Oのデザインは素晴らしいのですが・・・ほうシアターシステムですか・・プラズマとスピーカーで・・800万円?・・CDプレーヤーとスピーカーで150万円?・・・さ、お船・・お船・・・

さて、そのお船ですが・・・モーターボートだけで27隻展示されていたそうです。
まずは話題のヤマハのニューモデルSC30から見ましょうか。雑誌では見ましたが実物は初めてです。 25フィートのラクシアと同じコンセプトで、ロアステーションはなしで、バウに独立したベッドルームを設けてあります。 国産艇なので、2900万といっても冷蔵庫も電子レンジも付いていません。最低限のオプションをつけても3200万くらいになってしまいます。う〜ん・・ ハイ、次。

スエーデン艇は・・やはり趣がある、シーレイも36になるとさすがにでかい・・・プリンセス、きれいだなぁ〜などと見ておりますと、ひときわ目を引く船がありました。台湾のビルダー、ホライゾンのインフィニ80です。 こんな船、買うことはもちろん(宝くじじゃ半分しか買えません)持っている人もいそうも無いので、しっかり見学させてもらいました。
まず乗り込んだフロアは、映画でみるような広いサロンと食堂になっています。船内の階段でおりた下の階のバウには豪華なオーナー用のベッドルームが・・・と思ったら、そこはゲスト用でした。オーナーさんにはクローゼットとバスタブのあるバスルーム付きの広〜いお部屋が用意されていました。都合ダブル/ツインのベッドルームが3つ、他にもクルー用の2段ベッドの部屋が2つあります。
そしてサロンから上に上がってみると・・オートパイロットを備えたコクピット。これはもう自分で操船する船ではないですね。 小耳に挟んだ、この船のお値段は・・5億円とか・・基本的にこの種の船はオーナーの希望に合わせて内部のデザインや構成を作り上げるオーダーメイドですからね、別に定価なんて無いんですね。ま、良い目の保養になりました。


会場でまず目に付いたのが、このヘリコプターです。

キョーショーのラジコン製品。これもセレブのおもちゃ?

ヘリで疾走中のパワーボートを空撮しました!

なんちゃって・・・これはラジコンボートでした。

用意されたランチはイタリアンとカレーでした。

さて、ではお船を見に行きましょうか。

ずらりと並んだボートを見てください。

これがヤマハの新モデルSC30です。

展示されたボートは全部で27隻ですって。

ひときわ大きなこれはインフィニティ80フィート。

このドアを見てください。完全水密ドアですね。

反対側。レバーをグリッと回してロックを解除します。

コクピットはこんな感じ。船内をモニターするカメラも。

ポンプのインジケーターや警告灯はここに表示。

う〜ん、やはりこの手のボートのお約束ですね。

ど迫力のエンジンルーム。普通に人が歩き回れます。

さて、さすがはリビエラグループが仕切るだけありまして、お船の展示以外にもジャズのコンサートをやっていたり、カジノでルーレットやバカラをしたりいろいろな遊びも用意されていて、暑いのだけを別にすればなかなか楽しいイベントでありました。ビールも沢山ご馳走になり、大勢のお「金持ち」そうな人々に混じってちょっとだけセレブ気分を味わった私は、ただでもらったウェストマリンのカタログをしっかりと抱えて、また無料バスで帰宅の途についたのでありました。

 

2007年9月24日今年最初のイイダコちゃん!

またもやお船仲間のあすかさんから「職場の仲間とイイダコ釣りに行きたいんです〜私の船で一緒に行きませんか?」とお誘いがありました。今年はイイダコが好調との噂を耳にしていた私はすぐさま「いいとも〜」で、船橋から乗せてもらって出船いたしました。

とは言ったものの、天気はイマイチ、かなり風があります。ともかく出船して一路海ほたるを目指す・・・と警告ブザーが鳴りました。さては水かと思うが、出てくる水の温度は正常・・と、ここで海面に広がる油膜に気がついた・・見ると船外機のカウルの下あたりからタラタラとオイルが流れ出ている。カウルを外してみたら、リザーバータンクが一杯で上のブリーザー穴からオイルが流れ出ているじゃあありませんか。オイルのオーバーフローですね。フロートスイッチの引っかかりでオイルポンプが動きっぱなしだったのかも知れません。フロートをチェックして航走再開。

さて、現場に着いて釣り開始。場所によって釣れたり釣れなかったりムラがありましたが私が18杯、船中で80杯近く上げて帰途につきました。

そこで重大トラブル発生。海ホタルから船橋への半分のところで出港前に5リッター入れておいたオイルのサブタンクがスッカラカンになっているのです。残っているオイルはリザーバーに3/4。このエンジンは2ストロークの140馬力ですから、まだこの先かなりのオイルを必要とするはずです。さて、どうしよう。
ともかく夢の島マリーナにいるはずの船仲間に電話して、マリーナでオイルが買えるか調べて待機してもらうように依頼しました。最悪こちらが海上で立ち往生したらオイルを持ってきてもらわなければなりませんからね。次に今あるオイルでどれくらい走れるのか、混合だけの消費なのかそれともどこかから漏れがあるのか、調べてみましょう。そこで、オイルタンクにマジックインクで印を付け、3000回転で15分走行してオイルの減り具合を見ました。それによると、消費量は20リッターのガソリンに対して400ccという正規の値にほぼ等しいとわかりました。そうするとタンクに残ったオイルであと45分走行できる計算になります。これなら論理的には帰り着けますよ、良かったぁ!!!

さらにもう一度15分後にオイルの残量を確認して、夢マリで待機している仲間には「大丈夫です、自力で帰れます」と電話を入れ・・無事着岸。この時の残りのオイルは僅か50ccほどでした。まさにギリチョンの勝負でした。


ここが、イイダコのポイントです。

はい、来ましたねぇ、イイダコちゃん!

元気にバケツからの脱出を計るイイダコ軍団。

塩をかけて、よぉ〜く水洗いします。

ホカホカに茹で上がったばかりのイイダコです。

こちらは塩ゆででお刺身にする分。

う〜ん、甘辛にゆでたイイダコ・・美味しそうです。

宮城の大吟醸を開けていただきましょう。

さて、帰宅してからイイダコの調理です。全部を塩もみしてからさっと湯がいて・・半分は醤油とみりんで煮付け、残りは二つに切ってショウガとワサビで刺身にしました。丁度宮城からの美味しいお酒を持って友人が遊びに来たので、一緒に「乾杯〜!!」、いやあ美味かったですよ。

 

2007年9月29日またもや釣り!

前の週のイイダコちゃんの話を聞いた船仲間から「きーさん、今度の週末イイダコとアジで出ませんか?」とお誘いがありました。

もちろん二つ返事でオーケーして、さらにはネットで知り合いになった美人釣り師のCちゃんも誘って、5人で夢マリから出ることになりました。ところがマリーナに集合した時点で、あいにくの雨に風も強くて4-5メーター吹いています。さてどうしよう、取りあえず出航時間を1時間遅らせて様子を見ましょう・・ということで、船内でプチ宴会の始まり〜。すかさずおつまみに用意した磯ツブも出してみんなでビールで乾杯!!

空がやや明るくなってきたので、8時に出船しました。かなりの波に加えてうねりもありますので、アジは諦めて風の影響を受けにくい浅場のイイダコ釣りに専念することに変更しました。

さて、場所は先週と同じ場所。
ときおり雨も降るなか、今回はうって変わって釣果のほうはサッパリです。私がかろうじて2杯を上げた他は1杯と4杯、5人のうち釣った3人合わせてたったの7杯という結果に終わりました。そのうち雨もどんどん強くなってきましたので、またも定番のスパイシーチキンとカニ玉でビール&お昼をすませてから帰り支度にかかり、2時半くらいにはマリーナに戻ってきました。その頃になって、雨は止むは風が収まるは・・・せめてあと6時間早くこの天気になってくれればなぁ〜と悔やんだものでした。
まあ、秋はこれから・・まだまだ、アジもサバも狙っていきたいところですね!!


朝7時、早いけど時間待ちで・・・宴会の開始です。

さあ、出船。さすがはプロ、もう竿の準備を始めました

とはいえ、雲が厚いですねぇ・・大丈夫かな。

スパイスチキンとカニたっぷりのカニ玉がつまみです。

 

2007年10月6日またまた釣り!

前の週の釣果がイマイチだったので「きーさん、今週末はリベンジで出ませんか?」とお誘いがありました。

夢の島マリーナを出て一路東京湾を南下、羽田沖の埋め立て工事のクレーン船の横を通って・・別の仲間が前の日曜にイナダとタイを上げたとという、第二海堡へ向かいました。
天気は良いのですが、風があって結構波があります。島影になっている場所で釣り始めましたが、さっぱり魚影がありません。諦めて移動を始めたときに、群が写りました。すかさず仕掛けをおろすと・・・来ました!引きからしてサバですね。ともかく3匹を上げて、木更津の航路へ向かいます。ここはアジのポイントでプレジャーボートが10隻くらい集結していますが・・どうも釣れている様子がありません。
結局収穫はなく、最後にイイダコのポイントに移動。前回よりは調子よく、船中で20杯の釣果となりました。

さて、その晩は・・・ホントなら釣りたてのイナダやアジを使って久し振りに「きーさん寿司」を開店するはずでしたが・・締め鯖だけはあるので、魚屋で買ってきたマグロ、カンパチ、サンマ、サーモン、ボタンエビ、トリ貝、赤貝にホタテなどのお世話になって・・ともかく開店です。そして、今回チャレンジしてみたのがサンマを使った「押し寿司」。これは美味しい!イイダコもつまみになりましたし、日本酒が進む一夜となりました。


この格好・・・「釣りキチ三平くん」と呼びましょう。

こちら、初めてイイダコを釣った船長の奥様!嬉しそう。

本日の寿司ネタです。サンマは締めたものも用意しました。

初めて作ってみた、サンマの押し寿司です。

 

2007年10月14日最後の三番瀬!

8月末にやった潮干狩り&バーベキューが好評で、再度やりたいとのご要望で、今年最後の潮干狩りを計画しました。

総メンバー19人分の買い物と仕込みは土曜日にすませて、さて日曜日。天候もまずまずです。仲間に迎えに来てもらって、乗せて桟橋に到着。乗船するゲストもそろい、対岸のカン助号と無線もつながって予定よりちょっと早く出船。河を下ります。

・・・と、ここまでは順調だったのですが・・・

いつものように河口から滑走を開始して4000回転で20ノット弱で巡航し、ディズニーシーを過ぎたときに突如パワーダウン・・・普段より低い回転ですが一応アイドリングもして、スロットルに反応するもののバサバサ音がして振動が大きく、さらに排気は真っ白で海面に油膜が広がる・・・やばいです。良くてバルブシールからオイル下がり、最悪はピストン吹き抜けか?

ともかくこれでは走れませんので・・またもや海上放置して、仲間の船に迎えに来てもらいましょうか・・なにせ、全員の「食料」はトリニティに積んであるので、リタイアするわけにはいきません。
結局、1500回転でとろとろと夢マリまで自力で走って行って、そこに置いてある仲間の艇に乗り換えさせてもらうことになりました。
そして予定より1時間半遅れて12時に現地到着。なんとかお昼の時間には間に合いました。すでに先についた仲間が炭を熾こしてくれていて、すぐさまバーベキュー開始です。

まずカキの殻をむいてレモンで、平行してホタテを焼き、シャブリで乾杯!!!
次にイカを焼き、ソーセージ、サーモンハラスときて・・じゃ〜ん、本日の特選素材の鴨。塩、コショウ、秘伝のスパイスに1日漬け込んだ鴨の炙りは最高です。これがまた赤ワインに合うんだなあ。
そして、焼きガキ、これまた秘伝のタレに着けたビーフにポークのあとは、メインイベントの2.5キロのビーフの塊を転がしながら焼けたところを削ぎ切りに・・・締めは、おなじみのソース焼きそばでぇ〜す。


曇りですが・・何とか雨も降らずにすみました。

こちら、鴨のぶつ切りです!美味しそうでしょう。

無くなってしまいましたが殻付き生ガキと磯ツブに卵焼き。

本日のメインです。2.5キロの牛肉のブロック。

半分は焼きガキにしました。これも大好評。

締めは定番のソース焼きそばです。

さて、秋の陽のかげりは早く、風も冷たくなってきたのでそろそろ帰りましょう。
手早く撤収して・・・我々はまた夢マリで船を乗り換えて、とっぷりと日は暮れましたがゆっくりと船を走らせて、なんとか係留所にたどり着くことができました・・・・ほっ、大事にならなくてよかった。

皆さん、ご心配おかけしました。ゲストの皆さん、トラブルで潮干狩りの時間がなくなってごめんなさい。

 

2007年10月21日ついに・・エンジンが・・

先週はともかく着岸してそのまま解散したので、改めてエンジンの具合を調べてみました。

まず、エンジンをかける・・やはり盛大に排気が白くなり振動もあります。
またブローバイからの白煙もはっきり出ています。

今年エキゾーストマニホールドを交換したら、社外品のせいか形状が違ってプラグキャップがマニホールドに当たって外れません。しかたなくマニホールドを外して、順にプラグをチェックします。
7番、5番、3番、1番・・こっちのバンクは大丈夫らしい。
2番、4番、6番・・う〜むオイルでべったり・・これか原因は・・・で、8番はオーケーです。

次にゲージで圧縮比を測ります。
規定値は150PSIで・・みんな大丈夫そうですが・・問題の6番だけが・・圧力ゼロ!

では中をファイバースコープで覗いてみましょうか・・あらま、見えない。普通のエンジンはピストンの真上にプラグがあるので、そこからスコープを差し込むとピストンの表面を見ることができるのですが、このエンジンはプラグが燃焼室の真横から入っているので、ペントルーフの一部しか見ることが出来ないのです。まあ、見えなくてもスカスカになっているのでピストンに穴が開いたと考えるのが妥当でしょう・・・
と、いうわけで予想通り(悪いほうに)結論が出ました。


白く見えるのがブローバイの煙です。

まずはマニホールドを外します。

こちらのバンクのプラグは全て正常です。

6番シリンダーのプラグがオイルでべっとり濡れています。

上が6番です。なぜか中心電極が突出しています。

これがコンプレッションゲージです。

このシリンダーは正常の150PSIを示しています。

6番シリンダーは針が上がりません。(赤印が正常値)

これでプラグ穴からシリンダーの中を覗くのです。

残念ながら、この角度ではピストンの頭が見えません。

さて、どうしよう・・・
船に乗せたままの修理は出来ないので、そっくりリビルドエンジンへの乗せ換えと、エンジンをおろしてオーバーホールする方法の両面で費用を見積もることにしましょう。どちらにしても最低で50万円、高くて100万円近い出費になりそうです。かといって新品はドライブとセットではあるけども200万円ですって・・むむむ。

あ〜あ、また限定宴会船になってしまいましたよ〜

2007年10月27日魚探をもらいました

船仲間が新しい魚探を買いました。
なんでも「釣れないのは魚探の性能が悪いからだ!」ということで、最新の大画面10インチのものを買ったらしい。

で、「それを付けたら古いのは要らないけど、よかったらきーさん使いませんか?」との暖かいお言葉。今の魚探は、前の所有者が付けていたもので、魚探としての性能はともかくGPSプロッター(車のナビに相当)としては画面に書き換えが遅いのです。
それが、仲間のものの方が同じメーカーですが、私のより新しい世代なので画面は一回り大きいし、画面の切り替え速度も速い。

有り難くセットを頂戴して早速自宅で12V電源に繋いでいろいろとテストしてみる。恥ずかしいですが、初めて取扱説明書をみてようやく理解した機能もある・・・ふう〜ん、よく行く場所は名前を付けて登録できるのか・・・へえ〜水温センサーのオプションもあったんだ、なるほどここに繋ぐのね、と言った具合です。

で、今使っている魚探ですが・・これは別の仲間のところで「第3の人生」を送ることになりました。まわり回って、みんながハッピー。これもいいことですね。Aさ〜ん、アリガトねぇ〜!

 

2007年11月3日プラグを調べてもらう

先週から開幕した東京モーターショー、当然NGKのブースもあるはずなので、出かけてその道の専門家にプラグを見てもらうことにしました。

まず、プラグの構造から教えてもらいましょう。
中は端子と電極の間に焼き固めた抵抗体があること、電極は釘みたいに一端が平らになって抜け止めになっている構造であることがわかりました。

右の図で上が問題のプラグ、下が正常なプラグです。

そして、電極が首のところで折れてしまうことがあり、私のプラグはその結果として先端が飛び出したものであるとの結論でした。そうなる原因としては非常に大きな熱負荷と衝撃が考えられるとということです。

つまり、プラグがこうなったのはデトネーションなどの異常燃焼が発生した結果であって、プラグの不具合が先に発生してエンジンが壊れたわけではないというのすね。

 

2007年11月4日カワハギ釣り!

船仲間から「カワハギ釣りに行きませんか?」とお誘いがありました。トリニティはほったらかしにして、6人で鶴見から出船です。

まずは船長が乗り合いで釣れるポイントを調べておいたという、久里浜沖へ。
しかしながらトラギスだけは大きいのが来るのですが、本命のカワハギは思ったほど釣れません。

こで場所を変えて対岸の竹岡方面に行ったみました。その後も頻繁に場所を変えて見ましたがトラギスの猛攻は続きます。結局、一番が10枚で最低が1枚と苦しい釣果でしたが、ともかく全員が 釣ることが出来、船中24枚となりました。 いやあ船長さん、巧みな操船ありがとうございました。

さて、私はというと・・・ 残念ながら、カワハギは一枚でしたが、仲間にカワハギを3枚恵んでもらって 都合4枚でキモ和えを作りました。
美味しかったなあ・・・つい日本酒がすすんでしまいました。


ベラシスの前を走り去る大島行きのジェットフォイル・・・すごい早さです。

一路ポイントに向かう船長。それにしても良い天気ですね!

本日の釣果・・私が釣ったカワハギは中央向こうの1枚だけ。

なんとか今夜のおつまみが出来ました。

 

2007年11月17日またもや釣り!

前夜5時過ぎ、取引先との打ち合わせに向かう途中にメールが入りました。 すなわち、「明日、釣りに行きませんか〜」という・・悪魔の誘いであります。

その前の日に、仲間が「中ノ瀬でアジが入れ食いでした!」なんて日記をネットに書いていたものだから、それを読んでやる気になった模様。
で、私がみんなの分のコマセを買って帰ることで話はまとまったのですが・・・さて、当日・・・むちゃくちゃ寒いっす!

前日に買った冬用の防寒カッパが役に立ちました。それはともかく・・じぇんじぇん釣れない。 中ノ瀬では、灯標のビッタリ横で遊漁船が次々とあげているのに、こっちにはかかりません。 場所を移動して、木更津へ行くもかわりなし・・・ 向かいの船は上げているけど、漁探にも何も写りません。

結局私はアジ1匹とサバ1匹を釣り上げてトップ・・・他にはアジが1匹だけ。
釣り上げたサバは、ゴマサバでしたが、ともかく船上でしめ鯖にしてみんなで食べてしまいました。

う〜む、ちびしいのう、東京湾は・・・

それはともかく、エンジンも何とかしなくちゃ・・・・

 

 

2007年12月15日忘年会♪

結局・・・エンジンは直さないまま2007年も終わりとなりました。
そして、今日はお船仲間の忘年会。去年は中華料理屋に集まりましたが、今年は夢の島マリーナで5時から開催される「イルミネーションパレード」を見て、それからお台場までクルージングして7時の花火を見物し、マリーナに戻って船で宴会しようという、大変盛りだくさんな企画となりました。

さて、当日・・・

例によって私は「食堂のオヤジ」です。人数は確定が20人、あとドタ参が何人か来るというので25人分を想定して食材を用意しました。メニューとしては、

・殻付きカキ
・卵焼き
・野菜スティック 味噌マヨソース
・タイとサーモンのカルパッチョ
・ホタテのゆず和え
・モッツアレラチーズとパンチェッタの
サニーレタスサラダ
・ソーセージのバジル炒め
・ローストターキー5.3Kg グレービー&
クランベリーソース
・ローストビーフ4Kg グレービーソース&
ホースラディッシュ
・フランスパンとチーズ(ブリー)
・特製焼きうどん

という構成にしました。これならたらふく食べていただけることでしょう。

まずはローストビーフから作りましょう。普通はモモ肉でやりますが、今回はちょっと贅沢をして、若干脂もあってステーキで美味しいニュージーランド牛のチャックロールという部位を使いました。(とは言ってもグラム160円くらいですから・・・)金曜の晩に、そこでしか売っていない麻布のスーパーから4キロの肉を下げて電車で帰宅するのは楽じゃなかったけれど、絶対その価値はありますって!!(自慢させてくださいネ、だって重かったんだもん・・)

10時になったらスーパーに野菜を買出しに行き、12時には魚屋に並んで刺身とカキを買いに行かなくてはなりません。4時に迎えの車が来ますので手際よくやらなくては・・・基本的に船ではソーセージを炒める以外の調理をしなくても良いように、全て下ごしらえも加熱もして持ち込みます。

ターキーは水曜日に買って解凍に1日、塩胡椒で1日、スパイスで1日と3日間かけて仕込みをしました。5.3キロという大きさはこれまでの最高です。(オーブンを買い換えたのです。前のオーブンでは4キロチョイまででした)170度で80分、ひっくり返してさらに20分、うまく焼き上がりました。

最後に焼きうどんを作り終わったのが4時5分前、ふううぅ〜。


ターキーが焼けました・・・5.3キロは迫力です。

そしてこれが4キロのローストビーフ。美味しそうでしょ!

さらに・・6玉分の特製焼きうどん。ユズが効いています。

3リッターの特大シャンパン。普通サイズが小さく見えます。

さて、パレード開始です。ウン、綺麗、キレイ!

これは、結構考えていますね。

これはゴムボートで参加。飛行機とツリーを曳航してます。

喫水線の下の照明がキレイです。

こちらは係留したまま3艇合同の照明。

桟橋まで電飾を付けています。こってますね。

宴会の始まり。まずはカキと卵焼きから・・・

出ましたよ、本日のメインその1です。

彼女は調理師学校出とか、ターキーをさばいてくれました。

メインその2、またしても彼女にカットをおまかせ。

さて、マリーナに到着して宴会場である41フィートの船で準備開始。そのうちにパレードが始まるというので見に行きました。補方、初めて見ますがなかなかに皆さんキレイに飾っていますね。やっぱりヨットは高いマストがあるので照明が栄えますね。シャンパンで乾杯をして、ホタテとポテトチップスで飲み会開始。パレード終了後は2艇に分乗してお嬢さん達はお台場へ、私は宴会船でパーティの準備。7時半過ぎに皆が戻ってきて、いよいよ宴会開始です。
手分けしてカキを剥いてもらい、その間にサラダやカルパッチョを用意。そしてターキー、ローストビーフ、ソーセージから最後の焼きうどんに至るまで・・ほとんど残りませんでした。

イヤア、よく食べ、良く飲み、楽しい忘年会となりました。

 

2007年12月28日トリニティ、あわや沈!!

2007年も終わりかというその時、事件が起きました!

前日、携帯電話が鳴ってボートショップのリトルオーシャンの店長から「トリニティの前が下がっていますけど、大丈夫ですかね?」と電話がありました。「ああ、それはエキマニを外してバウに置いたせいでしょう、60キロくらい前に移動してますから」と答えたのです。そうしたらその晩、対岸の船仲間からも「前が沈んでますよ」とメール。
これはおかしい、エキマニをやったのはずっと前なのになんで今さら・・・と心配になって、朝、件の店長に見てもらいました。

「マズイですね、キャビンの床に水が来てます」「ぎょえぇ〜すぐ行きます!」で、仕事納めながら急いで片づけて午後から船に飛んでいきました。
幸い店長がビルジポンプを持ってきて1時間かけてほとんど排水をしてくれたので、私が着いたときには床に濡れたシミがはっきり残っていましたがジャブジャブということはありませんでした。船体は前と後が中央の隔壁で分割されていますが、前の方に水が溜まっていたようです。バウの物入れに10センチくらい浸水していましたが、さいわい荷物類には損害が無く、敷いてあったカーペットが濡れただけでした。

 

原因は不明ですが、もしかすると固着していたので外した前部のビルジポンプの排水ホースから雨水が吹き込んだのでしょうか?ともかく完全に排水して乾燥させ、荷物を戻して金曜日は終了。

そして29日土曜日、外したエキゾーストマニホールドを元に戻しました。1気筒は相変わらず死んでいますが、ともかくゆっくりなら自走できるので、年が明けてから上架してエンジンの載せ換えをする場所まで移動できるようにするためです。この作業に思ったより時間がかかり、予定していた大掃除までは手が回りませんでした。

そして30日、途中で雨が降ったために船体の外の洗いは出来ませんでしたが、キャビン内の片づけと掃除を終わらせました。

今年はエキマニの交換に始まり、エキマニの取り付けで終わる、さらに途中ではプロペラの交換もあるという、メカトラブルの多い年でした。来年はエンジンとドライブの新品との交換で幕を開けることになるでしょう。お金はかかりますが、これで当分トラブル無くクルージングに専念出来る年になることでしょう。

皆様、この1年もまた無事にマリンライフを楽しむことが出来ました。
お世話になった方々、有り難うございました。
皆様のご健康と安全航行をお祈りしております。

どうぞ佳い年をお迎えください。