Trinity 日誌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*My boat life 2007 ・初釣り |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
忘年会以来、ほとんど書くべきイベントが無くて無精を決め込んでおりましたが、ようやく2007年の日誌を書くことが出来ました。今年はどんな年になるのでしょう? 場所は下北沢の日本料理店、時刻は夜9時、船仲間と酒を飲んでいると携帯電話に着信。「きーさん、明日ですが釣りに行きませんか?カレイ、行徳沖か羽田あたり・・」「今、A氏と飲んでるんだよ、ちょっと待って・・Aさん、Kちゃんが明日船出すからカレイ行こうって、一緒にどうですか?」「そうですね〜行っちゃいましょうか?」「オッケー、行く行く!」てな具合で話はまとまり、今年初の釣りが決定しました。 さて、8時半に出船。行徳沖には遊漁船の姿も見えず、木更津まで足を伸ばすことにして東京湾を南下。途中でA氏にも舵を取ってもらい、船外機船の操船を体験してもらいました。ようやく遊漁船を1隻見つけたので、その近くでアンカリング。昼には暖かくなるという予報でしたが、なかなか雲が切れず結構風も冷たい・・ 遠くに遊魚の船団が見えたので近くに移動してみた結果、またもやA氏が3枚目を釣り上げるものの、他の二人は進展無し。結局2時半に上がって戻りましたが、午後からは青空も広がり、ポカポカと暖かくなりました。その上風も止んで、午前中は多少波があった水面もとろ〜りといい感じ。帰りのクルージングは快適でした。
2007年3月10日マニホ交換&「鶏煮亭」開店! 昨年から延び延びになっていた、エキゾーストマニホールド交換作業にかかりました。部品はすでに昨年の夏にオークションで購入してありました。ポカポカと気持ちのいい午後、早速共同所有の相棒と作業開始。以前に一度やっているのでばらすのは簡単でしたが・・・問題発生。マニホールドに冷却水を取り込むL字型の樹脂のパイプが外れません。無理をすると壊れそうで、事実1個は見事に根本から割れてしまいました。何軒かに電話してみましたが、この部品を在庫しているショップは無くて結局注文しなくてはなりません。一方、新品の部品のほうでも、片方のマニホールドの不要穴を塞ぐメクラが欠品しているではありませんか・・ 結局、それ以上は仕事にならず、その後は宴会へ移行。
さて、来週はボートショーです。
2007年3月17日マニホ交換その2! 21日にリトルオーシャン主催の潮干狩りがあると聞きました。当然行きたい、そして日曜はボートショー、とするとどうしても土曜日に作業を終わらせなければなりません。幸い、注文した部品は木曜日に到着しているし、天気もまあまあなので一気にやってしまう・・・つもりでしたが、なんと相棒が用事があっていない!仕方ないので一人でやるしかありません。 まずはL字型のパイプを取り付ける。前のは樹脂でしたが、取り寄せた部品は金属製です。
塞ぐ方法は後で考えるとして、まずはエキゾーストマニホールドを組み付けてしまいましょう。ところが、20キロ近い重さの鋳物の塊、これを排気口に合わせて間のガスケットをずらさないようにしながら固定ボルトをねじ込むのが大変なのです。一汗かいてようやく片方組み付け、反対側にとりかかるもこれが一向に位置が合わせられない。腕は力が抜けてくるし、日が陰って寒くなるし・・・泣きたくなりました。ついにはボートフックをガンネルに差し渡し、ヒモでマニホールドを吊り下げて高さを合わせようとしたのですが、ヒモが切れて足の上に落下!下に飛び出したL字型パイプが子指にでも当たっていれば、指がつぶれているところでした。 結局、それ以上は諦めて、翌朝、相棒に手伝ってもらうことにしました。帰宅途中に日曜大工センターに寄って、メクラになりそうな部品を探す・・・結局小さい穴には10ミリのネジを、そして大きい方には1/2インチの水道管かガス管のメクラを試してみることにしました。
2007年3 今日はボートショーに行く日です。取りあえず一緒に行く人との待ち合わせ時間を1時間ズラしてもらって、朝8時から作業開始。 前夜買ってきた1/2インチのメクラがぴったり合って、まずはほっと一安心。これだけの大きさですからね、合うメクラがなければ木やゴムでは塞げないし、お手上げでしたね。 そして小さい方は、ピッチの合わないミリネジを無理にねじ込むよりは、たまたまぴったり合う真鍮製のスタッドボルトが余っていますから、それをねじ込んでから切断することにしました。 二人でやれば・・前日の苦労がウソのように一発で位置が決まり、組み付けもスイスイと進行します。ついでに船仲間からもらった、「燃費が良くなる、魔法の筒」も燃料ホースの途中に入れてみましょう。取りあえずお試しなので、追加のフィルターを外して、代わりに装着。
締め付けトルクを確認して、エンジンをかける。しばらく暖機して漏れのないことも確認。
昨年までの幕張から横浜に会場を移してのボートショーです。 取りあえず左からぐるっと回り、ヤマハのブースで船仲間と落ち合いましょう。ふ〜む、ベイライナーもシーレイもないのか・・高松マリン、今年はお休みですかぁ?でもって、マーキュリーは・・独自のブースは無いなあ、KENマリンのU氏がいたらご挨拶しようと思ったのに・・。 さて、お昼は仲間と上の階のカフェへ。なんだか手際が悪くて食券を買うにも長い列だし、食事が出てくる順番もはるか先です。冗談じゃない「ねえ、飲み物だけでも先に出してよ!」と怒鳴って、まずはビールだけ確保する。いやあ、のどが渇いたぁ〜。幕張に較べるとレストランが圧倒的に少ないですね。ま、外のショッピングセンターがあるからなのかも知れませんが。
さて、食後はショップ巡りです。でも、あまり買いたい物はありませんねぇ、強いて言えば台湾のプロペラメーカーで話を聞いたくらい。例の氷を使うクーラー、いよいよ発売開始のようですね。そして・・・去年、2000円で買ったボートフック、確かに安かったですが簡単にシャフトが曲がってしまいました。でも、安いのがないなと思っていたら終了時間も近くなった頃、一軒の店が値下げの札を貼るところを見つけました。最後の1本だそうです。「ねえ、もう500円負けて!」で商談成立。帰宅して見たら、赤いシールに「UNBREAKABLE」と書いてあります。なんでもレキサン製のフックが壊れたら、新しいのと交換してくれるとか・・・でも、アメリカまで壊れたパーツ、送るか? さて、昨年同様ボートフックを手にした「危ない」格好で、仲間が手配してくれた飲み会場に移動しました。
例年なら潮干狩りはゴールデンウィーク前後からですが、ボートショップのリトルオーシャンが三番瀬の潮干狩りを企画しました。もちろん、行かない手はありません。そのために必死になってマニホールド交換をやったのですから。 今回のメンバーは最終的に5人。トリニティだけでも行けるのですが、夢の島マリーナに船を置く仲間が自分の船で行ってみたいというので、ディズニー沖で皆と合流してもらうことにしました。 ゆるゆると川を下り、東西線を超えて、さて「行きますど!」・・ところが・・・あれれ・・滑走しない! 取りあえずディズニー沖で仲間と落ち合いましたが、この状態では三番瀬までとてつもない時間がかかります。そこで葛西臨海公園に戻ってトリニティはそこに錨泊させ、仲間の船に乗り移って三番瀬に向かうことにしました。
さて、今年のアサリは・・時期が早いからザックザク? 帰りには、またトリニティに戻ってトロトロと帰港しました。
2007年3月24日プロペラ掃除 今日は暖かくなるとの予報でしたが、風邪が強く、午後からは雲が広がってきました。それでも明日は雨らしいので今日のうちにプロペラを見ておきましょう。出来れば外してから磨いて、塗装し直してしまいたいのです。 係留所に向かう途中で、日曜大工センターと100円ショップに立ち寄りました。そこで購入したものは、アクリルラッカーと先端の角度が変わる棒ブラシ、80センチ四方のネット、電動ドリルの金属ブラシ、幅広スクレーパーです。 さて、ドライブを良く見てみるとアンチキャビテーションプレート(正しくはアンチベンチレーションプレートというそうです)の下側には、小さいフジツボが20個くらい付いていました。早速スクレーパーで掻き落とします。プロペラには後から見える面はそれほどでもありませんが、裏側(船の前方)を触るとザラザラとしていてフジツボのあとが沢山ありそうです。これはプロペラを外してみないことには埒があきません。 外したペラの掃除をしている時間は無いですね・・そこで前のオーナーが船に残しておいてくれた、マークルーザーの純正ペラを取り付けることにしました。これも当初はかなり汚かったのを磨いて塗装し、ペラを損傷した時の予備にと船に積んでおいたのです。スペーサーワッシャやナットも専用のものに取り替えて交換完了。
外したペラは自宅に持ち帰り、完璧に磨いてから、きれいに塗装してみようと思います。
2007年3月25日プロペラ掃除(続き) 今日は雨、前夜風呂場でクレンザーで洗い、ベランダに干して置いたプロペラを磨いてみました。
ところが・・・・ 掲示板で写真を見てもらって、まだ使えそうか、強度はどうかとプロの意見を聞いてみたら「デフューザーリングが無くなっていますよ」との指摘を受けました。え?デフューザーリング?・・教えてもらって納得がいきました。
そして、この部分がないとまさに私が経験した「吹き上がり」現象が起きるとのことです。つまり、真の原因は表面の汚れではなく、デフューザーリングの欠損にあったわけです。これは、もう仕方がありませんね、新品を注文しましょう!
今日は朝から晴天です。気温も12.5度と高く、最高気温は20度を超えるとか・・絶好の花見日和になりそうです。 7時に起きて、身支度をしてから宴会料理の調理開始です。今回は各自持ち寄りとしましたのでね。 さて、予定より15分早く船を出しまして川を下る。プロペラも順調に水をかいて滑走して、夢マで仲間と合流して隅田川へ。水面の荒れがひどく揺れるので、墨田公園まで行くのは諦めて浜離宮へ転進しました。 さて、宴会の始まり・・・持ち寄ったメニューは、
天気は良く、桜も満開、良い仲間と船談義に花が咲く。今年は最高の花見を満喫することが出来ました。またも船仲間との出会いに感謝・・の1日でした。
2007年4月8日潮干狩り&ペラ交換! 今日も朝から晴天です。前日、注文したプロペラが入荷したとのことでバイクで取りに行ってきました。SOLASという台湾のメーカーのもので、推進効率に優れているという4枚ブレードです。面積が広くなる分抵抗を少なくするために、一回り小さいダイヤ14.75Xピッチ15を選択しました。 このプロペラには、普通のラバーブッシュタイプの他にALCUPという岩に当たったときの衝撃を吸収する構造のものがあります。実は、先日のボートショーでSOLASのブースで説明を聞いて、これはいいと思いましたね。今までのプロペラは間の樹脂のボックスが割れてドライブへの影響を遮断するのですが、その場合はもう走ることは出来ません。ALCUPは、間にゴムが入ったスプリングでトルクを伝え、衝撃を受けるとそのスプリングがつぶれてシャフトを空回りさせますが、その後はまたスプリングが戻って取りあえずは走れるようになるところが優れています。下の図でいうと、2と3の間に4のスプリングが入って、これが衝撃を受けるとつぶれるわけです。 さて、最大干潮時間が1時半過ぎなので出船もゆっくりと11時半。しかも場所が三枚州と近いですからね、川を下ったらもう目の前です。夢マリからやってきた仲間も同時に着いて、2艇でアンカリングして潮が引くのを待ちます。 ある程度引いたところで、ショートパンツに履き替えて海に入る。ひぇえ〜冷たい!すぐに干潟に移動して潮干狩りの開始。ところが・・・・いきなりとれたのは大きなシジミ、そしてシジミ、シジミ・・・アサリが居ない。あちこち移動してみましたが、採れるのはシジミばかりです。大きいからまあいいや、シジミ汁になると1時半までシジミ採りに精を出し、それからプロペラの交換作業。 思ったほど潮が引かず、水深は膝上くらいまであってプロペラのナットは依然として水面下にありますが、正面に立つことが出来るのでずっと楽なものです。そして手探りでドライブに付着したフジツボをスクレーパーで掻き落としました。やはり結構付いていましたね〜今年は。その間、仲間は船体の掃除をしてくれました。船底が完全には出ていないのですが、それでも普段手が届かないところがすっかりきれいになりました。 さて、作業もシジミ採りも終わって、潮が上がるのを待ちながらの宴会です。枝豆とホタルイカ、それにジンギスカンと焼きうどんを用意しました。そのときです、干潟にたたずむ・・人のシルエットを発見。周りに船は居ないのに、歩いたり立ったり座ったり・・・それが女性なら、早速誰かが行って話し掛けるのでしょうが、「あれは・・男か・・」で皆さん宴会に専念。さて、そろそろ潮も上げてきたし、帰ろうかという頃になってからその男が近づいてきました。思ったとおり、潮干狩りで仲間に取り残されたのですって!!とりあえず船内に「収容」して、ビールと枝豆を差し入れました。もっと早くくりゃ、ジンギスカンも食べられたのですけどねぇ〜そして抜錨して動き出したときに、沖から一艘の船がやってきました。確か、昼に見かけた船・・そう・・それがお迎えでした。で、無事に海上で移動完了しましたが・・それにしてももっと早く気が付きそうなものだけどなあ、海難救助料、請求すべきだったかなぁ・・・。 さあ、帰りです。上げ潮に若干の追い風という好条件で徐々にスロットルを上げます。振動が少なくて滑らかですね、3000回転ではまだ乗らない・・3500回転で、滑走状態にはいった・・そしてフルスロットルは・・4100回転で29ノットも出ている!!おぉこれは「未体験ゾーン」に突入です!!!
2007年4月14日おっとビックリ! 先週プロペラを交換したのでちょっと走ってみたいし、ガソリンも入れたいので船を出しました。いつのもスタンドに電話して200リッターを持ってきてもらいました。 減速してエンジンルームを開けてみると、確かにオルタネーターのベルトが無くなっています。つまりオルタネーターが発電していないので、エンジンの点火はバッテリの電力だけでまかなわれていたわけです。このままですと、バッテリーが上がればエンストします。まず、2個並列で使っているバッテリーのスイッチを切り替えて、再始動のために1個を温存します。それからどこか係留できる場所を探して船を付けましょう。というのは、前回ベルトを新品に交換したときに、古いベルトを予備として保管してあるので、その作業をするためです。 結局、最寄りのゲストバースに船を入れて、交換作業を行いました。エンジンルームの下には千切れたベルトが落ちていました(写真)。パワステベルトも角がすり減っているので一緒に交換しましょう。さて、部品を手配しなくては。純正だとネットで買っても1本5000円だそうです。長ささえ合えば国産のファンベルトで良いのですが・・はたしてすぐに見つかるかどうか・・・・
2007年4月21日 夢マで逢いましょう! この週末は潮干狩りの予定でした。 日曜日は予報では雨とのこと、それに仕事があるという 仲間の都合で土曜日に決定! 今回は仲間の船で夢の島マリーナから出船です。 潮干狩りの道具やシューズなど一式はトリニティに積んであるので、前夜100円ショップに走って熊手とバケツにイス、紙皿、パックなど買い込んで準備完了。 さて、当日朝起きてみると天気は良い。気になる風は・・・・ちょっとザワザワしているが、まあよかろう・・・というわけで飯の支度にかかりました。前夜味付けしておいたチキンを蒸し焼きにして、ホストご希望のソース焼きそばを作り、あとはこれも前夜に茹でておいた毛ガニを軽く暖めて出来上がり・・と思ったその時にマリーナに先着した仲間から電話。
潮干狩りは出来ませんでしたが、奥さん達のおしゃべりも弾み楽しい一時を過ごしました・・・とさ、メデタシ、メデタシ。
今年のゴールデンウィークになにやら釣り好きのメンバーが湾口は浦賀のベラシスというマリーナに集まるとか・・・それに参加希望者がふえて、ついに一泊のBBQオフ会をやることになりました。 ゴールデンウィーク初日の28日は築地に食材の買い出しです。いつものツブ貝、ハマグリそれにタラバガニを仕入れて、次はハナマサで牛肉と豚肉、チキン、ラムを購入。午後は切れたオルタネーターベルトを注文しておいた東京湾マリーナに行って部品を手に入れ、それから船に行って取り付け作業。エンジンをかけて異常のないことを確認して・・・着替えや毛布なども搬入したし、清水も足した、ビールも予備を買った・・さあ、これで出航準備完了です。 さて、2日目はいよいよクルージングの日です。天気は快晴、気温も上がって絶好の日和となりました。10時半に係留場所を出発し、ディズニー沖でもう1艇と落ち合ってから一路横浜へ。まずはお昼を「タイクーン」という、船で行けるエスニックレストランでとる計画です。
その後は仲間がゾクゾクと到着。釣りに行った船、大島まで行った船、そして陸路参加組も集合して全部で6艇、17名揃って、いよいよバーベキュー開始です。
翌日も天気は快晴、しかも風がありません。もそもそと起き出して、シャワーを浴び、船で入れたコーヒーを飲んでから10時に出航。トローリングや釣りに行く仲間と別れて3艇で対岸の保田を目指します。昨日より波が無いのではるかに快適なクルージングです。 ここまで来ると、海の色が違いますね。航跡のブルーグリーンがとてもきれい。 約1時間で保田漁港に到着。空いている桟橋に船を繋ぎ、漁協事務所で入港手続きをしてすぐに 漁協のレストラン「ばんや」に席を取ります。 ここには「ばんやの湯」という沸かしのお風呂もあるのです。入港手続きで1000円の係船料を払うと500円の券が一枚もらえ、これは入浴代やレストランの食事券として使用可能です。 さて、さすがにゴールデンウィークとあって駐車場もマイカーで一杯、レストランも順番待ちです。用紙に名前を書いて待つこと約10分、すぐに席に案内されましたがそこは屋内の「第一番屋」。やはり外の方が良いので交渉の末にテラス席に変更してもらいました。早速8人でアオリイカの刺身とカワハギの刺身各一つ、アジのナメロウ2つ、キンメの煮付け2つ、そして朝獲れ寿司4つにかき揚げ丼が2つを注文して・・・ビールを待つ・・・むむむ、先にお寿司が出てきたのに、まだビールが来ない・・今度はなめろうが出てきて・・お〜い、ビールまだぁ?
船談義は尽きませんが、帰りは南風が強くなると予想されますので早めに出ることにして1時に席を立ちました。そして予想通り白波が立ちはじめた中を一気に北上、約2時間かけて戻ってきました。 結局トリニティの燃費は、往路の東京〜タイクーン〜浦賀で107リッター、二日目の浦賀〜保田〜東京で115リッター、合計222リッターでした。また平均速度18ノットで巡航中は、アワー51-54リッターというデータも取れました。以前、保田往復だけで丁度200リッターだったことがありますので、今回のあの波を考えたら燃費としては少し良くなったかもしれません。ただ、プロペラ交換と「燃費が良くなる魔法の筒」と両方同時なので、どちらが効いたのかわからないのですけどね〜。 さて、今回のクルージングは天候に恵まれ、楽しい仲間と美味しいものを食べ・・・事故もなく、最高のゴールデンウィークを楽しみました。マリーナの手配をしてくれた仲間、バーベキューの手伝いをかって出てくれた仲間、美味しいお酒を持ち込んで勧めてくれた仲間、ミンナ・・・ありがとう!!
前日に、船を見に行く仲間に付き合って行徳マリンに行きました。その際、社長さんに内装の張り替えについて相談してみました。トリニティの内装は毛足のある布が天井も壁も全面に貼られているのですが、ところどころ黒ずんできているのです。ですが、「接着剤で貼り付けられているし、船を逆さにしないと貼れないよ。だから洗うしかない。」と言われてしまいました。そうか・・暑くなったら、洗浄作戦やるか・・・。 その時に、ビニールの掃除には白いメラミンスポンジが良いと教えてもらいました。「ドイツで生まれた水だけできれいになる」という、例のスポンジです。早速、試してみました。結果はこのとおり・・・
結局、右の写真の状態で1/4位を残してスポンジが無くなりました。帰りに100円ショップで買い込むことにして、オイルの補充とか、船内の整理をあれこれやって作業終了。 さて、そろそろ本格的に潮干狩りのシーズンになりましたね。いつ行こうかなぁ。
2007年5月20日もっとお掃除しましょ!! 前の週に、スポンジを使い切ってしまったので、100円ショップで大量に買い込んできました。それで生け簀のカバーを拭いてみたら驚くほどきれいになる、そこでエンジンのカバーから、これまで落とせなかったデッキ床の油のシミまで落ちてしまいました。なんだか後の方、すんごくきれいになったなあ〜。
2007年6月2日潮干狩り! 今年2回目の三番瀬の潮干狩りです。翌日から札幌に行くので、今回は手抜きというか、軽く行こうということで人数も仲間と二人きり。なので、またもや彼の船に乗せてもらうことにしました。天候に恵まれ、行きはベタナギ。帰りはちょっと南風が出てきて軽い白波が立っていました。アサリの方は、それほど大きくはないですが、まあ良いところでしょう。当然、夕食には酒蒸しでいただいたことはいうまでもありません。
2007年6月17日マルイカ釣り! お船仲間に誘われて、初めてのマルイカ釣りにいきました。以前に北海道で夏のスルメイカ釣りをしたことはありますが、マルイカは初めてなので勝手が分かりません。取りあえず前日に釣具屋に行って仕掛けを購入してきました。
魚探でマルイカの群を探しながら、こまめに場所を移動したせいか結構の数が釣れました。そのうちに湾奥からの仲間も到着して合流しましたが、なかなか難しいものですね。こちらの船では結構順調に釣れるのに、すぐ横の仲間の船では釣れている気配がしないのです。 結局、午後3時まで粘って途中でサバやメバルなどに切り替えましたが、最終的に私が16杯、船長が32杯、そしてもう一人の仲間が20杯のマルイカを釣り上げました。 下の写真が釣果です。マルイカが16杯のほか一番大きいので20センチのメバルが4匹、カサゴも同じように4匹、そして35センチのサバが4匹です。
下の写真はその晩の夕食。メバルとカサゴは煮付けにし、サバは締め鯖と塩焼き、そしてマルイカはほとんどを刺身にしてゲソと耳は煮付けにしました。マルイカはヤリイカよりも味がいいと聞いていましたが、本当にその通り。小さいので調理がちょっと面倒ですが、甘みがあって最高に美味しいイカでした。また来年も必ず行こうと思います。 2007年7月7日あっちこっち故障!! ゴールデンウィーク以降しばらく船に行っていなかったので、 週末に二日続けて行ってきました。 久しぶりに行くといろいろトラブルが発生するものですねぇ・・というわけで今回はそのお話。 まず、サブバッテリーが放電状態だったので充電するためにエンジンをかけようとしたら、セルが回らない。セーフティスイッチやブレーカーをチェックして何度かやっているうちに突然回りだしそのあとはオーケー。アレレと思いながらもガソリンを補充して、船内を掃除して帰宅。ところが、翌日もまたセルが回らず、数回かちゃかちゃやっているうちに回りはじめる。どうも冷えると回らないみたいですね〜これはちゃんと調べなくては。 お次は清水 おまけに水が満タン近くにあって、ホースを外した瞬間にこぼれて床に流れ出したから、背中が濡れるは、ニッパーを忘れて取りに戻ってはまたもぐりこまなくてはならないしで、泣きたくなる作業でした。外したポンプ自体はバラシてCRCをかけたらなんなく回るようになり、ついでにフィルターも掃除して修理完了。この清水ポンプは回転翼ではなく、4シリンダーのレシプロタイプなんですね〜初めて見ました。圧力スイッチもテストしようと、容器に水を入れて電源を繋ぎ出口を指で押さえ・・ようにもかなりの水圧で思いっきり頭から水を かぶってしまいました。
さてさて修理後、最近船を買った仲間が夢の島マリーナで作業をしているというのでひやかしに行ったのはよかったのですが・・走り出してから電圧計が11ボルトしか出ていないことを発見!オルタネーターは回っているのに?でも途中で回転を上げたら急に復活したのですが原因は不明です。スターターのこともあるし、端子の緩みかアースを総点検せねばいけないですね。 それはともかく・・・どうも滑走が遅く、スピードが出ない上、どの回転域でも結構な振動が出るのです。これはおかしいと、戻ってからドライブをあげたら・・・なんとプロペラが曲がっているではありませんか。先端が4枚ともエンジン側に反り返っていました。先日同僚が臨海公園に行ったそうですから、そのときにバックして砂に突っ込んだのではないかと思います。仕方なく桟橋から半身を乗り出してプロペラを外し、ショップに持ち込んで修理を依頼しました。 そのほか、床下にもぐったときに汚水タンクがパンパンに膨らんでいるのを発見。これも仲間が宴会をして汚水を流さずに帰ってきたのかな。捨て忘れた生ゴミが腐ってひどい臭いになっていたし、出しっぱなしの釣り竿も仕舞っておきましょう・・・いやあ、暑くはなくて「作業日和」の週末でしたが・・・どっと疲れがでた週末でもありました。
2007年7月12日納艇式 船仲間さんが新しい船を買いました。前の船に半年乗っただけで22フィートから28フィートへの買い換えです。横浜から業者が回航してくるというので、夢の島マリーナまでお清めの塩と日本酒(やっぱり海つながりで八海山をば)を用意して見物に出かけてきました。 う〜む、艤装がいいですねぇ〜。まず、約100万円をかけたというマリンエアコンにびっくり、そしてあこがれのレーダーも中古ながら取り付けられている、そしてバウスラスターが1軸の弱点をしっかりカバーしている。エンジンはヤンマー製だそうで、音と振動は大きいですが信頼性は高そう。オーナーはトローリングもやりたいそうで、ちゃんとアウトリガーだって取り付けられていました。 早速乗り込んであっちこっちのふたを開けたりのぞき込んだりして「探検」をさせてもらいました。キャビンの中はひんやりとしていい気持ち。やはり船ごとにいろいろと工夫がされていて興味が尽きません。いいなあ・・トリニティも4年経ちました。そろそろ買い換え?いえいえ、まだまだ手を焼かせられても手放すことにはならなさそうですよ!
2007年7月16日あっちこっち修理!! 時ならぬ台風のおかげで、週末に潮干狩りに行く予定がキャンセルになりました。 実は、最近ストレージボックスを購入して不要な物品を収納してフェンスのところに置いてあるのです。万一、増水でそのボックスが流されたら大変です。いや、別に中身が惜しいわけではなくてそのボックスが川の中央を浮き沈みして航行中の船舶に当たったりしたら一大事だというわけです。 さて、思ったほどのこともなく台風は通り過ぎ、連休の最終日は朝から良い天気。
さて、これでエンジンの方はオーケー。乾燥が終わったプロペラを取り付けて一番重要な修理はひととおり完了。ここで手を洗おうとしてポンプが動かない・・というか、スイッチのパイロットランプが点灯していないことに気が付きました。ポンプは前回修理したのに、ヒューズが飛んだのか?いや、大丈夫。そして電源をたどってスイッチを外したときにランプが切れていることを発見。これはスイッチを持ち帰って修理ですね。で、ポンプ自体はちゃんと回ることがわかって安心。それからはコクピットカバーの修理だとか、照明の電池の入れ替えだとか、トイレの掃除だとか・・・あれこれ細かいことをやって・・・修理三昧の週末はおわりとなったのでありました・・メデタシ、メデタシ・・。 2007年7月18日スイッチの修理 持ち帰ったスイッチを分解してみました。 同じ電球は手元にはありませんし、多分スイッチごと交換となるでしょう。そこで赤のLEDに交換することにしました。高輝度の赤色LEDに電流制限抵抗を付けて電球の位置にはめ込むのですが、そのままではLEDが横を向いてしまうのでスイッチ全体を照らすことが出来ません。そこでゴムの拡散カバーをかぶせました。(写真下)このカバーは以前に「玄関灯」を作ったときに赤と緑をそれぞれ1パックずつ買ってきておいたものです。修理が完成したスイッチは次回船に行ったときに取り付けま〜す!
仲間の船に乗せてもらって、今年も戸田の 花火を見に行ってきました。 ここ3年、連続で行っていますが今年は玉数も増えて12000発とか・・これは期待できそうです。朝からかなりの風ですが、大丈夫かな?ともかく予定どおりにつまみの準備にかかりました。 昼食後から調理を開始して、半分終了したところで人数が2人増えた!メニューを組み直してあたふたとマリーナへ急ぎました。 <おつまみメニュー>
さて、予定よりチョイ遅れで現地に到着 先着しているはずの2艇がバラバラに錨泊しているのでやむなく片方と共抱きにして・・宴会開始と同時に打ち上げも開始! イヤア、何度来ても良いですね。すぐ目の前なので、音もすごいしカメラのフレームに入りきらない大きさで尺玉が展開する・・・ボート花火の醍醐味を味わったひとときでしたネ!! 理の方も好評で、一緒になれなかった船用に用意した差し入れだけを残してほとんど消化できました。 8時45分に花火が終了した後、おおかたの船が帰るまでさらに宴会を続けマリーナに戻ってからも飲み会が続き・・・帰宅したのは夜中のお昼。 さあ、来年も楽しみです!花火の写真は「アウティング」のコーナーに掲載しましたので、ぜひそちらもご覧ください。 2007年8月31日ひっさびさの三番瀬! 31の金曜日・・・普通なら月末の締めをやっているところですが・・お船仲間のあすかさんから「平日ですが、職場の仲間と三番瀬に行きたいんです〜、一緒に行きませんか?」とお誘いがありました。人数的に彼の船だけではきついのと、BBQをやって欲しいとの依頼です。「いいとも〜」で、ゴールデンウィーク以来、実に久し振りのトリニティの出船とあいなりました。 とは言ったものの、総人数が12人とのことですし潮干狩りをしますので、あまりBBQにかける時間がありません。準備の時間も限られていますから、食材の種類を絞りましょう。そして肉を食べられない人がいるというので魚介をふやしますが、一方でエビとカニがダメな人もいる・・ さて、早朝は曇りだったのですが、ポツポツ降り出した中で出船。でも風は無く水面は穏やかなので、トリニティ初操船のA氏に舵輪を任せて河を下ります。そのうちに日も差してきたのでゲストには後に座ってもらい、穏やかな海面を快調に走っていつもの場所に到着。さすがに・・今日は誰もいませんね〜。
さて12時半になったので、食事の準備にかかりましょう。炭をおこして肉をタレに漬け込み・・・時間を見て焼き始める。ところが皆さん、潮干狩りに夢中になっていて全然集まりません。何しろ潮は上がってくるし、例によって午後になると南風がどんどん強くなるので時間との勝負、こちらは気が気ではありません。 風はどんどん強くなってきます。皆さん、楽しんでいただけましたか〜、はい、では撤収しましょうね〜という具合であたふたと帰り支度にかかります。
帰りは・・・何しろ南風ですから例によって白波が立っています・・・ まあ、「ウサギ」だらけというほどひどくはなかったのですが、プロペラを変えたせいかパワーに余裕がありません。ほとんどフルスロットルで、それ以上加速することが出来ません。ともかく失速しないようにスピードを維持したまま、強引に突っ切って帰ってきました。 桟橋に着いてから船体を水洗いして、帰宅。
さてさて、当日の夜はお出かけしてしまいましたので、そのアサリは翌日のお昼にボンゴレビアンコと夜に酒蒸しでいただきました。うぅ〜ん、美味い!!ホントに味が濃いですね〜三番瀬のアサリは!!!
2007年9月16日 逗子でセレブに混じった日! 逗子マリーナで行なわれた「マリンフェティバル2007」に行ってきました。 逗子マリーナに到着したのはお昼前。 さて、そのお船ですが・・・モーターボートだけで27隻展示されていたそうです。 スエーデン艇は・・やはり趣がある、シーレイも36になるとさすがにでかい・・・プリンセス、きれいだなぁ〜などと見ておりますと、ひときわ目を引く船がありました。台湾のビルダー、ホライゾンのインフィニ80です。 こんな船、買うことはもちろん(宝くじじゃ半分しか買えません)持っている人もいそうも無いので、しっかり見学させてもらいました。
さて、さすがはリビエラグループが仕切るだけありまして、お船の展示以外にもジャズのコンサートをやっていたり、カジノでルーレットやバカラをしたりいろいろな遊びも用意されていて、暑いのだけを別にすればなかなか楽しいイベントでありました。ビールも沢山ご馳走になり、大勢のお「金持ち」そうな人々に混じってちょっとだけセレブ気分を味わった私は、ただでもらったウェストマリンのカタログをしっかりと抱えて、また無料バスで帰宅の途についたのでありました。
またもやお船仲間のあすかさんから「職場の仲間とイイダコ釣りに行きたいんです〜私の船で一緒に行きませんか?」とお誘いがありました。今年はイイダコが好調との噂を耳にしていた私はすぐさま「いいとも〜」で、船橋から乗せてもらって出船いたしました。 とは言ったものの、天気はイマイチ、かなり風があります。ともかく出船して一路海ほたるを目指す・・・と警告ブザーが鳴りました。さては水かと思うが、出てくる水の温度は正常・・と、ここで海面に広がる油膜に気がついた・・見ると船外機のカウルの下あたりからタラタラとオイルが流れ出ている。カウルを外してみたら、リザーバータンクが一杯で上のブリーザー穴からオイルが流れ出ているじゃあありませんか。オイルのオーバーフローですね。フロートスイッチの引っかかりでオイルポンプが動きっぱなしだったのかも知れません。フロートをチェックして航走再開。 さて、現場に着いて釣り開始。場所によって釣れたり釣れなかったりムラがありましたが私が18杯、船中で80杯近く上げて帰途につきました。 そこで重大トラブル発生。海ホタルから船橋への半分のところで出港前に5リッター入れておいたオイルのサブタンクがスッカラカンになっているのです。残っているオイルはリザーバーに3/4。このエンジンは2ストロークの140馬力ですから、まだこの先かなりのオイルを必要とするはずです。さて、どうしよう。 さらにもう一度15分後にオイルの残量を確認して、夢マリで待機している仲間には「大丈夫です、自力で帰れます」と電話を入れ・・無事着岸。この時の残りのオイルは僅か50ccほどでした。まさにギリチョンの勝負でした。
さて、帰宅してからイイダコの調理です。全部を塩もみしてからさっと湯がいて・・半分は醤油とみりんで煮付け、残りは二つに切ってショウガとワサビで刺身にしました。丁度宮城からの美味しいお酒を持って友人が遊びに来たので、一緒に「乾杯〜!!」、いやあ美味かったですよ。
2007年9月29日またもや釣り! 前の週のイイダコちゃんの話を聞いた船仲間から「きーさん、今度の週末イイダコとアジで出ませんか?」とお誘いがありました。 もちろん二つ返事でオーケーして、さらにはネットで知り合いになった美人釣り師のCちゃんも誘って、5人で夢マリから出ることになりました。ところがマリーナに集合した時点で、あいにくの雨に風も強くて4-5メーター吹いています。さてどうしよう、取りあえず出航時間を1時間遅らせて様子を見ましょう・・ということで、船内でプチ宴会の始まり〜。すかさずおつまみに用意した磯ツブも出してみんなでビールで乾杯!! 空がやや明るくなってきたので、8時に出船しました。かなりの波に加えてうねりもありますので、アジは諦めて風の影響を受けにくい浅場のイイダコ釣りに専念することに変更しました。 さて、場所は先週と同じ場所。
2007年10月6日またまた釣り! 前の週の釣果がイマイチだったので「きーさん、今週末はリベンジで出ませんか?」とお誘いがありました。 夢の島マリーナを出て一路東京湾を南下、羽田沖の埋め立て工事のクレーン船の横を通って・・別の仲間が前の日曜にイナダとタイを上げたとという、第二海堡へ向かいました。 さて、その晩は・・・ホントなら釣りたてのイナダやアジを使って久し振りに「きーさん寿司」を開店するはずでしたが・・締め鯖だけはあるので、魚屋で買ってきたマグロ、カンパチ、サンマ、サーモン、ボタンエビ、トリ貝、赤貝にホタテなどのお世話になって・・ともかく開店です。そして、今回チャレンジしてみたのがサンマを使った「押し寿司」。これは美味しい!イイダコもつまみになりましたし、日本酒が進む一夜となりました。
8月末にやった潮干狩り&バーベキューが好評で、再度やりたいとのご要望で、今年最後の潮干狩りを計画しました。 総メンバー19人分の買い物と仕込みは土曜日にすませて、さて日曜日。天候もまずまずです。仲間に迎えに来てもらって、乗せて桟橋に到着。乗船するゲストもそろい、対岸のカン助号と無線もつながって予定よりちょっと早く出船。河を下ります。 ・・・と、ここまでは順調だったのですが・・・ いつものように河口から滑走を開始して4000回転で20ノット弱で巡航し、ディズニーシーを過ぎたときに突如パワーダウン・・・普段より低い回転ですが一応アイドリングもして、スロットルに反応するもののバサバサ音がして振動が大きく、さらに排気は真っ白で海面に油膜が広がる・・・やばいです。良くてバルブシールからオイル下がり、最悪はピストン吹き抜けか? ともかくこれでは走れませんので・・またもや海上放置して、仲間の船に迎えに来てもらいましょうか・・なにせ、全員の「食料」はトリニティに積んであるので、リタイアするわけにはいきません。 まずカキの殻をむいてレモンで、平行してホタテを焼き、シャブリで乾杯!!!
さて、秋の陽のかげりは早く、風も冷たくなってきたのでそろそろ帰りましょう。 皆さん、ご心配おかけしました。ゲストの皆さん、トラブルで潮干狩りの時間がなくなってごめんなさい。
先週はともかく着岸してそのまま解散したので、改めてエンジンの具合を調べてみました。 まず、エンジンをかける・・やはり盛大に排気が白くなり振動もあります。 今年エキゾーストマニホールドを交換したら、社外品のせいか形状が違ってプラグキャップがマニホールドに当たって外れません。しかたなくマニホールドを外して、順にプラグをチェックします。 次にゲージで圧縮比を測ります。 では中をファイバースコープで覗いてみましょうか・・あらま、見えない。普通のエンジンはピストンの真上にプラグがあるので、そこからスコープを差し込むとピストンの表面を見ることができるのですが、このエンジンはプラグが燃焼室の真横から入っているので、ペントルーフの一部しか見ることが出来ないのです。まあ、見えなくてもスカスカになっているのでピストンに穴が開いたと考えるのが妥当でしょう・・・
さて、どうしよう・・・ あ〜あ、また限定宴会船になってしまいましたよ〜 2007年10月27日魚探をもらいました 船仲間が新しい魚探を買いました。 で、「それを付けたら古いのは要らないけど、よかったらきーさん使いませんか?」との暖かいお言葉。今の魚探は、前の所有者が付けていたもので、魚探としての性能はともかくGPSプロッター(車のナビに相当)としては画面に書き換えが遅いのです。 有り難くセットを頂戴して早速自宅で12V電源に繋いでいろいろとテストしてみる。恥ずかしいですが、初めて取扱説明書をみてようやく理解した機能もある・・・ふう〜ん、よく行く場所は名前を付けて登録できるのか・・・へえ〜水温センサーのオプションもあったんだ、なるほどここに繋ぐのね、と言った具合です。 で、今使っている魚探ですが・・これは別の仲間のところで「第3の人生」を送ることになりました。まわり回って、みんながハッピー。これもいいことですね。Aさ〜ん、アリガトねぇ〜!
2007年11月3日プラグを調べてもらう 先週から開幕した東京モーターショー、当然NGKのブースもあるはずなので、出かけてその道の専門家にプラグを見てもらうことにしました。 まず、プラグの構造から教えてもらいましょう。 右の図で上が問題のプラグ、下が正常なプラグです。 そして、電極が首のところで折れてしまうことがあり、私のプラグはその結果として先端が飛び出したものであるとの結論でした。そうなる原因としては非常に大きな熱負荷と衝撃が考えられるとということです。 つまり、プラグがこうなったのはデトネーションなどの異常燃焼が発生した結果であって、プラグの不具合が先に発生してエンジンが壊れたわけではないというのすね。
2007年11月4日カワハギ釣り! 船仲間から「カワハギ釣りに行きませんか?」とお誘いがありました。トリニティはほったらかしにして、6人で鶴見から出船です。 まずは船長が乗り合いで釣れるポイントを調べておいたという、久里浜沖へ。 そこで場所を変えて対岸の竹岡方面に行ったみました。その後も頻繁に場所を変えて見ましたがトラギスの猛攻は続きます。結局、一番が10枚で最低が1枚と苦しい釣果でしたが、ともかく全員が 釣ることが出来、船中24枚となりました。 いやあ船長さん、巧みな操船ありがとうございました。 さて、私はというと・・・ 残念ながら、カワハギは一枚でしたが、仲間にカワハギを3枚恵んでもらって 都合4枚でキモ和えを作りました。
2007年11月17日またもや釣り! 前夜5時過ぎ、取引先との打ち合わせに向かう途中にメールが入りました。 すなわち、「明日、釣りに行きませんか〜」という・・悪魔の誘いであります。 その前の日に、仲間が「中ノ瀬でアジが入れ食いでした!」なんて日記をネットに書いていたものだから、それを読んでやる気になった模様。 前日に買った冬用の防寒カッパが役に立ちました。それはともかく・・じぇんじぇん釣れない。 中ノ瀬では、灯標のビッタリ横で遊漁船が次々とあげているのに、こっちにはかかりません。 場所を移動して、木更津へ行くもかわりなし・・・ 向かいの船は上げているけど、漁探にも何も写りません。 結局私はアジ1匹とサバ1匹を釣り上げてトップ・・・他にはアジが1匹だけ。 う〜む、ちびしいのう、東京湾は・・・ それはともかく、エンジンも何とかしなくちゃ・・・・
結局・・・エンジンは直さないまま2007年も終わりとなりました。 さて、当日・・・ 例によって私は「食堂のオヤジ」です。人数は確定が20人、あとドタ参が何人か来るというので25人分を想定して食材を用意しました。メニューとしては、 ・殻付きカキ という構成にしました。これならたらふく食べていただけることでしょう。 まずはローストビーフから作りましょう。普通はモモ肉でやりますが、今回はちょっと贅沢をして、若干脂もあってステーキで美味しいニュージーランド牛のチャックロールという部位を使いました。(とは言ってもグラム160円くらいですから・・・)金曜の晩に、そこでしか売っていない麻布のスーパーから4キロの肉を下げて電車で帰宅するのは楽じゃなかったけれど、絶対その価値はありますって!!(自慢させてくださいネ、だって重かったんだもん・・) 10時になったらスーパーに野菜を買出しに行き、12時には魚屋に並んで刺身とカキを買いに行かなくてはなりません。4時に迎えの車が来ますので手際よくやらなくては・・・基本的に船ではソーセージを炒める以外の調理をしなくても良いように、全て下ごしらえも加熱もして持ち込みます。 ターキーは水曜日に買って解凍に1日、塩胡椒で1日、スパイスで1日と3日間かけて仕込みをしました。5.3キロという大きさはこれまでの最高です。(オーブンを買い換えたのです。前のオーブンでは4キロチョイまででした)170度で80分、ひっくり返してさらに20分、うまく焼き上がりました。 最後に焼きうどんを作り終わったのが4時5分前、ふううぅ〜。
さて、マリーナに到着して宴会場である41フィートの船で準備開始。そのうちにパレードが始まるというので見に行きました。補方、初めて見ますがなかなかに皆さんキレイに飾っていますね。やっぱりヨットは高いマストがあるので照明が栄えますね。シャンパンで乾杯をして、ホタテとポテトチップスで飲み会開始。パレード終了後は2艇に分乗してお嬢さん達はお台場へ、私は宴会船でパーティの準備。7時半過ぎに皆が戻ってきて、いよいよ宴会開始です。 イヤア、よく食べ、良く飲み、楽しい忘年会となりました。
2007年12月28日トリニティ、あわや沈!! 2007年も終わりかというその時、事件が起きました! 前日、携帯電話が鳴ってボートショップのリトルオーシャンの店長から「トリニティの前が下がっていますけど、大丈夫ですかね?」と電話がありました。「ああ、それはエキマニを外してバウに置いたせいでしょう、60キロくらい前に移動してますから」と答えたのです。そうしたらその晩、対岸の船仲間からも「前が沈んでますよ」とメール。 「マズイですね、キャビンの床に水が来てます」「ぎょえぇ〜すぐ行きます!」で、仕事納めながら急いで片づけて午後から船に飛んでいきました。
原因は不明ですが、もしかすると固着していたので外した前部のビルジポンプの排水ホースから雨水が吹き込んだのでしょうか?ともかく完全に排水して乾燥させ、荷物を戻して金曜日は終了。 そして29日土曜日、外したエキゾーストマニホールドを元に戻しました。1気筒は相変わらず死んでいますが、ともかくゆっくりなら自走できるので、年が明けてから上架してエンジンの載せ換えをする場所まで移動できるようにするためです。この作業に思ったより時間がかかり、予定していた大掃除までは手が回りませんでした。 そして30日、途中で雨が降ったために船体の外の洗いは出来ませんでしたが、キャビン内の片づけと掃除を終わらせました。 今年はエキマニの交換に始まり、エキマニの取り付けで終わる、さらに途中ではプロペラの交換もあるという、メカトラブルの多い年でした。来年はエンジンとドライブの新品との交換で幕を開けることになるでしょう。お金はかかりますが、これで当分トラブル無くクルージングに専念出来る年になることでしょう。 皆様、この1年もまた無事にマリンライフを楽しむことが出来ました。 どうぞ佳い年をお迎えください。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||