・2008年1月5日 一年の計は洗濯にあり

年末にバウの物入れを整理したときに、マットの汚れに気が付いたのです。
潮干狩りの時は濡れて砂だらけの足で乗り降りするし、宴会をやれば酒はこぼすはつまみはひっくり返すはで、いくら汚れが目立たない柄とはいえあちこちにシミは出来ているしカビも生えたりしている・・・これはきれいに洗ってみようということで中のスポンジを取り出しました。そしてカバーをクリーニング屋さんに持ち込んだのですが、表面にワタが入っていてキルティング状になっていることもあって、「ドライクリーニングではダメだ、水洗いの方が良いですよ」と言われてしまいました。

そこで風呂場に持ち込んでカバーを広げ、洗剤をかけてブラシで表面をゴシゴシ洗い、さいごに浴槽に漬けて足で踏み洗いしました。そして干すこと3日、ようやくキレイになったのでカバーを戻して来ました。う〜ん、キレイになった。まるで新品みたいですよ。

そうすると今度はソファのカバーが気になります。こちらははっきりとした汚れはないですが、なにしろ前の所有者が洗っていないとすれば10年間埃を吸い続けていたのですから、キレイであるはずがありません。
こちらも自宅に持ち帰ってお風呂でジャブジャブ。驚いたことに風呂の水が川みたいに黒くなりました。やはり10年の汚れはかなりのものでしたね。


スポンジも汚れているけど・・まあ、良いか。

まるで新品みたいにキレイになりました。

ソファのカバーも浴槽で踏み洗いします。

見てください、この水の色!!

これでマットとソファがキレイになると・・・壁や天井のクロスの汚れがいよいよ気になります。
これも次に何か手を考えなければなりませんね。

 

2008年1月13日 新年会!

風が冷たい日曜日となりましたが、ボート仲間に声をかけて、トリニティで新年会をやることになりました。

前日に手羽元2キロを使用して濃い味のスープを作り、つくねの準備やつまみを作って仕込みをしました。

さて、当日。まずは年末の「沈没」事件でお世話になったボートショップにお礼を兼ねてお年賀のビールを持参してご挨拶をしました。
それから、お洗濯したソファーのカバーを戻す作業にかかり・・コレが結構大変ナンデス。クッションとシートバックにそれぞれ2個のアンコが入るのですが、外すときに印をつけなかったのでどれがどこのやら・・8個のスポンジが、ちゃんと大小長短、さらに船体のカーブに合わせてカットされているので組み合わせが複雑。さらに無造作に包んでいた半透明の薄いツルツルシートが、じつはスポンジとカバーの摩擦を無くしてちゃんと形になじむ役目をしていた・・という、「アメリカ人も細かいことやるなぁ」と皆で感心することしきり。ともかく4人であーでもないこーでもないと一汗かいて、無事会場の準備完了〜

まずは乾杯から始まり、メンバーがそろうのを待ちながら前菜からスタートです。
・築地「大定」の厚焼き玉子
・マダラの子としらたきの煮物
・鳥皮のチャプチェ風ピリカラ煮
・ホタテのバター醤油炒め
・マグロとイナダの「づけ」

鳥皮はイージーさんから、「鳥皮としらたきのピリカラ」のリクエストが入りましたので、急遽、捨てる予定だった皮をさっとボイルして細切りにして、しらたきはまだらとの煮物に使ったので代わりにチャプチェを思い出して春雨を使い、輪切り唐辛子とトウバンジャンで辛味をつけて醤油、砂糖、ごま油で味付け。春雨を煮込んだときに時間がかかったので、肝心の鳥皮が小さく縮んでしまったのは失敗でした。

マダラの子は、お袋が良く作ってくれた、北海道ではよくある惣菜です。珍しくいつもの魚屋に入っていたので、煮付けてみました。私にとってはとても懐かしい味です。


まだ全員集まらないけど・・まあ、始めちゃいましょう。

特製のスープにお肉を入れて・・美味しそうでしょう?

さて、お鍋のほうはプルプルに固まったスープを溶かし、鶏肉につみれ、えのき、長ネギ、ニンジン、締めにはマルタイの棒ラーメン!総勢8人が(それも男ばっかり・・)船談義、釣り談義に花を咲かせました。
いやあ、楽しかった。良く飲んだ。「鶏煮亭名物の鶏鍋会」、今年も大成功でした!!

 

・2008年2月2日 初釣行は惨敗!

金曜日の6時過ぎ、船仲間から電話が入りました。
土曜日に浦賀からアオリイカ釣りに出ないかというお誘いです。アオリイカの釣りはやったことがありませんが、大きくてとても美味しいと聞いています。これはぜひとも行かなくてはなりませんね。

さて、当日は仲間がご親切にも自宅までお迎えに来てれて楽チン楽チン。浦賀のマリーナから意気ようようと繰り出したのは良いのですが・・・天気はイマイチ、その上に思ったより風があって気温は6度ですからかなりチベタイ。それだけではなく、肝心のイカさんがさっぱり釣れない。午前中の釣果は、竿を上げてみたら釣れていたというサバ1匹だけ。

何度も場所を変えましたが状況に変化はなく、お昼も過ぎたのでいそいそと保田の「ばんや」に急行しました。
さすがにオフシーズンとあって停泊している船は3隻ほど。ところが車で来ている人が多く、駐車場はびっしり!もちろんレストラン内も待っている人であふれ返っていましたが、外のテラス席はガラガラ、完全防寒装備の我々はそちらに席を取りました。

注文は例によって「ナメロウ」、「キンメの煮付け」、「朝獲れ寿司」に「イカのかき揚げ丼」といった定番を始め、「ヒラメの刺身」、「太刀魚の刺身」、「イカのかき揚げ」、「アジフライ」をいただきました〜♪


駐車場は車でぎっしり・・

さあ、料理が来ましたよ、乾杯です♪

ヒラメのお刺身と朝獲れ寿司です。

これもここ定番のナメロウ。

イカのかき揚げ、結構なボリュームで630円。

キンメの煮付け、今日のお値段は1700円。

ここでは初めての太刀魚の刺身です。

アジフライは身が厚くてウマイ、おすすめです。

このボリュームがすごいでしょ、イカのかき揚げ丼。

あ〜美味かったで・・・さて帰りましょう。

それにしても綺麗な海ですね。

これが私の「釣果」・・・情けない・・。

さて、東京湾アオリイカの戦い、午後の陣は・・・・・
私が立て続けに4匹を釣り上げて一気に竿頭! 続いて船長さんが私のよりデカイ獲物を揚げて「大物賞」候補をねらう。しかし、惜しいかなサバには及ばず。さて、全体に喰いが渋くアオリチャンのお出ましも無いまま帰港前に久里浜で最後のヒトあがき・・と、ここで仲間のお子さんが40センチ近いホウボウをあげて大逆転となりました。

と、いうわけで・・・釣りの方は完敗でしたが、保田のうまい料理を楽しんで大満足の週末となったのでありました。

 

・2008年2月9日 ついに修理開始!

今回のエンジン乗せ換えをお願いしたホーエイサンから電話が入ったのが1月下旬。
「部品がそろったのでいつでも良いです」とのことでしたが、どうせなら上架中に船底の塗装もやってしまおう、それなら連休の方がよいだろうということで9日と決めました。

さて当日、なんとも寒い日となりました。応援に来てくれた船仲間と朝9時に桟橋を出て、途中江戸川の水門をくぐるのですが・・・接近していっても水門が開く気配がない。一旦停船しようとリモコンレバーを戻して・・・あれ?ニュートラルにならない!一気にリバースに入れるとガキンとギアが入った、今度は前進・・ガチャガチャやっているとようやくニュートラルになったのですが・・・どうしちゃったのでしょう。ともかく水門の中でも停船しなければならず、なんとかだましだましで上架場所の東京パワーボートセンターに到着。


去年も同じ光景があったなあ。

全体に汚れが目立ちますね。

船底はこんな感じです。

小さいですけれど多量のフジツボが!

前日とはうって変わった寒さ、そして午後からは雪が降るという天気予報に、船底掃除の道具はしっかり用意したのですが「完全に乾いた方がパリパリはがせるよ」とのホーエイさんの有り難い言葉に「そうですよね!慌ててやること無いですよね!!」で・・・すぐに撤収と相成りました。

乗せ換えの方は1ヶ月くらいかけるとのこと。他の仕事の合間にやるのでしょうね。と、いうことはしばらくここに置いてあるのでもっと暖かくなってから船底塗装をしても良い・・・ということと解釈しました。
さ、寒いから・・・・なんか暖まるものでも食べるとしましょうか!

 

・2008年2月17日 エンジンを見た!

前の週に船を移動したときに、既にエンジンは到着していたとあとで聞きました。う〜エンジンを見たい・・・そこで見に行くことにしました。

バイクで行ったのですが、何しろ寒い。
船は1週間前に上げたそのままの姿でそこにありました。まだ作業に着手していないようです。船で少しは作業をしようと思っていたのですがとてもそんな気にならない。とりあえずマークルーザーのマニュアルを引っ張り出して、テーブルの上に置いて降りることにしました。船は船台の上ですからスイムデッキから飛び降りる、とたいした高さでは無かったのに寒さで膝がかじかんでしまっていてバネが利かない・・・着地の衝撃を受け止めることが出来ず前につんのめってしまいました。思わず突いた左手首が・・う、いたたた。ひねってしまいました。

さて、事務所に顔を出してエンジンのことを聞くと「隣の倉庫にありますよ」とのこと。ありました、プラスチックのパレットの周囲のカバーにはマークルーザーのロゴが見えます。上のカバーを外すと・・・ピッカピカのエンジンがあらわれました。ぐふふふ、うれちぃ。

早速写真を撮りながらあちこちのぞき込む。なるほど、ベルトが平らなサーペンタインになった・・オルタネーターがこっちに来て・・・ほう、エルボーにもホースが入って直接水を送るようになったんだ・・あ、プラグケーブルが青色になってかっこいいジャン、で、イグニッションモジュールがエルボーに取り付けられている・・・。
基本は変わりませんが、やはり色々な改良がされているみたいです。さて、このエンジン、いつお船に乗るのかなぁ・・・


ラベルで確認・・ふむふむ。

上のカバーを外しましたよ、ご対面〜です。

周囲のカバーを外す。鉄パイプの補強が立っています。

オルタネーターの位置が変わっていますね。

エルボーとライザーが一体になっています。

エンジンの後にはドライブが固定されています。

 

・2008年3月2日 ドライブが付いた!

前の週は強風のために見に行くのを断念しました。バイクで行っても吹き飛ばされそうな凄さでした。そして結構暖かくなってきた日曜日、「エンジンが降りてます」と聞いたので見に行ってきました。

見ると、まずドライブの前後のユニットがトランサムをはさんで取り付けられていました。そして、トランサムとハルの横の部分の船底塗料がはがしてあります。ドライブを付けるのに周囲を綺麗にするということでついでにやって置いてくれたものでしょう。そして船に登ってエンジンカバーをあけると・・・おお、油だらけだったビルジが抜かれていて新しいビルジポンプが付いています。このポンプはエンジンの真下になるので、10年使っているしあとで交換するのは大変なのでこの際に交換してしまおうというわけです。

さて、キャビンに入って片づけながら気になっていたトイレのポンプにグリスを塗りました。最近とみにポンプの上下動が渋くなっていたのです。ボウルにオイルを入れたりして一時的には滑りが良くなりましたが長持ちはしない・・・ということで分解しました。といっても6本のネジを外してピストンを引き出しゴムシールの廻りにグリスを塗るだけです。さあ、来週は何をしようかな、窓枠の切れたシールをシリコンで埋めようかな。


ドライブが付いていました。

当然ながらどこもかしこもピッカピカ。

エンジン側はこうなっています。チルトのポンプも新しい。

新品と交換したビルジポンプはここにあります。

マリントイレのポンプの6本の固定ネジを外します。

ピストンのゴム製Oリングの周りにグリスをたっぷり。

 

・2008年3月8日 エンジンが乗った!

ポカポカ陽気の土曜日、もうエンジンが乗ったかな♪と見に行ってきました。

おほ、ドライブのユニットが付いている。そして、エンジンルームを開けると・・・ジャジャ〜ン、ピッカピカのエンジンがちゃんと納まっていました。うふふふ、いいなあ。
ドライブを見ると17インチのプロペラが付いている、しかもステンレス製。聞いてみると「今までのペラだと小さいと思いますから、これを試してみてください」とのこと。オリジナルは3枚の16ピッチ、それを4枚にしたときに1インチ落とすということで15にしたのですが、ではこの3種類をテストして一番良い組み合わせを探すことにしましょう。これで、もう走れる状態になっているということですが、では今度の週末に船底塗装をしてしまいましょう。

さて、その日の作業は、窓枠の切れたシールをシリコンで埋め、古いエンジンとドライブの写真を撮ってお終い。写真はオークションでエンジンのエキマニとかオルタネーター、イグニッションモジュールなど使えそうな部品を売って少しでも購入費用を回収したいと思ってのことです。


ピカピカのエンジン、良いですねぇ〜

17インチのステンペラが臨時に付いていました。

船底塗装はこのとおり綺麗にはがしてくれていました。

トリムタブ、なぜか左舷のだけ曲がっています。

アワーメーターをリセットしました。前は235時間。

こちらは古いエンジンです。ホントに売れるかなぁ〜

さあ、来週は船底塗装です。作業が終わったら夜はリトルオーシャンで今年のクルージング計画を決める会合がありますので、行ってきます。

 

・2008年3月9日 ボートショー!

リトルオーシャンの会合は、お酒もなく至って真面目な相談会でした。そして終わったのが9時半、じゃあちょっと行きましょうかと、9人で近くの寿司屋の座敷へ。いやあ、面白い話が聞けましたが・・・お開きになったはほぼ3時!!皆さん、良く飲むなぁ、リトルの河西さんなんて翌朝はボートショーで仕事でしょうに・・・。

朝は9時に起き出しましたが・・うう〜まだ酒が残っている・・・・ともかく横浜に行きましょうか。朝ご飯は食べる気にならないけど、どうせ着いたらお昼ですからね。

ショーの詳細は別途レポートにしましたのでこちらをご覧ください。

今年の「お買い物」はビニール内装用のクリーナーでした。今年は、トリニティのお掃除の「強化月間」みたいなものですから、その効果に期待しましょう。

 

・2008年3月15-16日 船底塗装

今回の船底塗装の準備のために、100円ショップに行きました。大抵の道具はここで揃いそうです。まずはローラー、ところがハンドルはあるのに塗料に浸す肝心のローラーがない。スクレーパーやマスキングテープ、刷毛、軍手、ゴム手袋、マスク・・・ほとんど揃いましたね。あとは塗料を入れるバットですが・・丁度良いのを見つけました、シューズトレーです。幅も十分で手前が浅く奥が深く、しかも塗料を馴染ませるギザギザもあります。手前の裏にちょっと台を差し込んで高くしてやれば塗料箱その物です。最後に日曜大工センターに行って無かったローラーを探します。ぴったりのサイズのがありました。こちらは350円也。

さて、船底には小さなフジツボと藻が付いています。スクレーパーでかき落としますが、「どうせなら古い塗料をはがした方が走りが良くなりますよ」とのホーエイさんの悪魔のささやき・・・・そうか〜と始めたの運の尽き。簡単に剥がれるところもあれば結構しっかりと付いているところがある。100円ショップのスクレーパーは幅が広い分フジツボ落としには役に立ってもヘナヘナで、塗装膜を剥がすにはうまく行かない。手持ちの幅の狭い固いスクレーパーの方が刃先が塗装の下に入るのでやりやすい。そこに「これを使う方が良いでしょう」と、オルファの刃先を交換するスクレーパーを貸してくれました。刃先がカッターみたいに薄く鋭いので面白いように塗料が剥がれていく・・・ただのこのスクレーパーは鋭すぎてカーブ面では刃先が引っかかって逆にやりにくいのです。要は3種類を適宜使い分けるということですね。

塗料を剥がすと、黒くシミになった部分がでてきます。これは塗料がはげた部分で、海面の油分が付着しているのです。これが結構くせ者で、洗剤のクリーナーでも落ちないし、ブレーキクリーナーのような溶剤でも落ちない・・・電動ドリルで磨こうかと思いましたが、盛大に傷が付いてしまいます。結局目の細かいペーパーでこすり落とすのが一番言いようです。

それにしてもかなりの作業でした。上向きで作業をするのでだんだん腕が疲れてくるのです。チャインのカーブの所など完全には剥がせませんでしたが、そこは電動ドリルに金属ブラシを付けて表面のコケだけ削り落として・・まあ良いかと適当なところで妥協して塗装の開始。
今回は色を黒にしました。去年は100円ショップの安いスポンジローラーでやったところ、すぐにブヨブヨになって溶けてきましたが、やはり油性用のローラーは高いけれど作業は楽です。辛いのはスクレーパー作業で腕が疲れてしまっていて、上向きにローラーを押しつける力が入らないこと・・・ヒーヒー言いながら何とか2回塗り上げました。


100円ショップの道具、ローラーだけが350円の高級品!

親切にもフォークリフトで持ち上げてくれました。

この高さだと全ての作業が楽ですね。

これが塗料を剥がす前の状態。茶色いのは乾いた藻です。

古い船底塗装を綺麗にはがしていきます。

チャインの水切りのあたりは、はがしにくいですね。

この黒い部分は油汚れです。サンドペーパーで落とします。

使ったスクレーパー。左から100円、自前、拝借したもの。

塗装はシューズトレーに入れました。ぴったりでしょ?

ようやく2回目の塗装にかかります。疲れた〜。

日が傾いてきました。何とか終了です。

作業した場所はこんな感じです。綺麗になったな!

これで船底塗装も終わりました。あとは試運転をしてプロペラの選択をすれば今回の作業は終了・・・あ、もう一つありました。コクピットのカバーの交換です。これはテント屋さんに現物を渡して同じものを作ってもらうはずなのですが、まだ手がついていません。まあ、カバーが無くても走るのには問題がありませんけどね。

 

・2008年3月29日 ついに試運転!!

当初は20日の祝日に試運転をする予定でしたが、雨と強風のため中止。その次の週末はスキーに出かけたのでしばらく間があきましたが、ようやく試運転。

やや風がありますが、良い天気です。見ると新しいカバーが出来ていましたが・・・あれ、窓がない・・・。実はシート屋さんが間違って穴あけを忘れたそうで、これは後日の作業となりました。

さて、それはともかくプロペラのテストをしましょう。
まずはショップが「これくらいの方が合うと思うよ」と勧めてくれたステンレス製のクイックシルバー純正「ミラージュ」の17インチです。ステンレスはずっしりと重いですが、羽根が薄く固いので回転ロスが少ないのと、ハイレーキ形状なためにトップスピードの伸びが良いのです。さて負荷をかけるために男5人が乗船して走り始め、回転を上げる・・3000回転・・滑走には入らないですね・・3500回転・・3750回転で乗りました。その時点で既に22ノットを超えています。そして4000回転で26ノット。素晴らしいですね、しかも滑らかです。
戻って今度は3枚のアルミですが同じくクイックシルバー純正の16インチに変えてみます。同じく4000回転での速度は24ノット。でも3000回転から上での振動が気になります。もしかするとペラのバランスが狂っているのかも知れません。この二つでは明らかにステンペラの勝ちです。
さて、気になるのが4枚ペラ、これは台湾のSOLASというメーカーの社外品ですが当初はとても滑らかで良かったのに後半、多分エンジンパワーが落ちたせいでしょうがトルク負けを感じていました。ですのでエンジンがパワーアップしたのでバッチリだろうと踏んだのですが・・・・確かにスロットルに素直に回転が付いてきますがスピードが伸びない・・結局4000回転では21ノットに止まりました。これはちょっと遅いですし、スロットルを開けるといくらでも回転が上がってしまう=つまりWOT(ワイドオープンスロットル)で適正回転値に納まりません。これはちょっと意外でした。

さて、最終的にステンペラに決定して、これは中古なので半額で譲っていただけるということで交渉成立。
あらためてステンペラに取り替えて締め付けを確認し、係留場所へと回航しました。篠崎の水門では桜が咲いており、花見の宴会をする人で一杯でした。ゆっくりと係留場所へ戻り、昼を食べてから少し走らせようとゲストバースに係留して昼食。そこへ船仲間から電話がかかってきました。「すぐに行くよ〜」と行ってみると、普通は1艇だけのゲストバースにきっちりともう1艇が横付けで入っています。
「やあやあ・・」でビールで乾杯し、そのうちに「お清めってした?」「あ、忘れた」「じゃあ、これで」とシャンパンが出てきて・・・・エンジンとドライブにかけてあらためて「くぁんぱぁ〜い!」。


テストするプロペラ、ステンペラのシャープな感じがいい!

4枚ペラはやはり小さく見えますね。

結局このプロペラはお役ご免に・・・・

奥が東京パワーボートの三船社長、お世話になりました。

結局ショップおすすめのこのペラが一番でした。

桜が見事な篠崎の水門をくぐって帰ります。

今後のトラブルフリーを祈願してシャンペンでお清め〜。

仲間が「冷やかし」もとい、「お祝い」に来てくれました。

GPS魚探が新しくなりました。船仲間が新しいのを買ったので古いのをプレゼントしてくれました。

そこでふと気が付いたら、下げ潮のために水面が下がって・・・船が着底している・・・ならばと魚探の振動子を取り付けたり、掃除をしたりで上げを待ち・・・5時にようやく本来の係留場所に戻すことが出来ました。

ヤレヤレ、結構な時間と・・・莫大な費用がかかりましたが・・・これで「トリニティ」復活です。
さあ、来週は花見、颯爽とデビューしますからね!!

 

・2008年4月5日 初クルージングは花見!

桜の花もまだ十分、ついに花見の時となりました。

ゲストに迎えに来てもらい、地下鉄の駅で別のゲストの姉妹をピックアップして桟橋へ。丁度タイミング良く今回の修理を依頼したホーエイさんがカバーを届けてくれました。
ガソリンも補給して、さて出ようかとしたときに・・・そう、この日は大潮で出船時間が丁度干潮の真っ最中。当初からちょっと心配だったのですが、去年浚渫してもらったし大丈夫だろうと思ったのですが・・・やはり7人乗船すると底が泥の中。人を移動させてロープで引っ張り、さらにペラの推進力を合わせてようやく離脱に成功しました。

さて、そのあとはゆらゆらと川を下り、臨海公園を抜けて運河を経由して浜離宮へ。途中で滑走をしましたが、4000回転で22-24ノット出ましたよ。いい感じですね、7人乗船ですからね。

12時ぴったりに浜離宮に到着して、もう1艇と合流。今日はがらがらで停まっている船も少なく、一番桜に近い場所にアンカリングすることが出来ました。
すぐに皆で乾杯し、料理を出します。今日のメニューはカニ玉、毛ガニの塩ゆで、蒲田の名店「鳥久」の竜田揚げ、ニュージーランド牛のローストビーフ、トマトのリゾット、そして焼きうどんというコースです。


ゲストの女の子
、始めて舵輪を握ってみました!

浜離宮に到着。今日はやけに空いていますね〜

桜も何とか保ってくれました・・・・

さあ、宴会の始まりです。

これが本日の特選素材、毛ガニちゃんですぅ。

さあ、皆さん働いてくださいね。

ゲストの美人姉妹はシャンペンで乾杯〜。

もくもくとカニを食べ続ける3名・・・・

蒲田の「鳥久」の竜田揚げです。これは確かに美味しい!

さあ、メインの食材の登場です。

う〜む、桜を見ながら食うカニはひときわ美味いな・・・

薄く切るのなら、私におまかせよ!

ソーセージ入りのトマトリゾットです。

締めは焼きうどんでえ〜す。

ゲストのNORIO氏も楽しそうです。

とっても良い天気で、話もお酒も弾みますね。

なんか、やけにかっこいい船がやってきましたよ。

新しいカバーが付きました。うふふ。

さて、4時になって陽も傾いてきたので帰るとしましょうか。桟橋に到着したのは5時近く。そしてここで届いたばかりのカバーを装着。う〜ん、ビニールの香りが新椎。真っ白で軟らかくて良いなあ・・・・。

さあ、次のイベントは潮干狩りかな?

 

・2008年4月29日 GWはタイクーンへ!

さあ、今年もゴールデンウィークとなりました。

なにしろガソリンが一時的に値下げとなっている時とあって、せっせと出かけておきたいところです。まずは修理の間にほぼ空になっていたタンクに200リッターを給油して今回のクルージングの備えました。

天気も良く、波もそれほどなく、東京湾に出てから風の塔の西を目指します。前方になにやら柱みたいなものが見えると思ったら、これが羽田の埋め立て工事区域なのです。黄色いブイが周囲を囲んでいるのですが、別に間を抜けようとはしていないのに、警戒船が全速力で向かってきます。ブイに沿って走っているのに、ずっと併走して・・なんだかイヤな感じ。そんな、分かっているから中には入らないよと怒鳴ってやりたい。
その後も快調にクルージングをしてタイクーンに到着。さすがに来客が多いですね。こんなに遠くに共抱きしたのは初めてではないでしょうか。天気が良いので席はテラスにしましょう。頼んだ料理は美味しいし、ビールもウマイ・・う〜む、いいお休みになりました。


いやあ
、混んでいますね!6艇目ですよ。

良い天気酢からね、やっぱりテラスでしょ〜

おすすめの・・・・「八宝袋」という料理です。

さあ、特製滝そば(上)とビーフンが来ましたよ。

これもおすすめのホタテの清蒸です。

さて、帰るとしましょうか。帰りは運河の中を通ったのですが、出た途端に羽田沖の三角波に捕まりました。バッシャンバッシャン叩いて、ついには冷蔵庫から中身がこぼれ出す・・・ようやく川に入ったときはほっとしました。そしてこのクルージングで約80リッターを消費しましたので、さらに浦安でガソリンを200リッター補給。さすがにタンクは満タンになりました。しかしこのあとガソリンが高くなると辛いですね〜

さて、次のイベントは潮干狩りの予定です。

 

・2008年5月6日 今年初の潮干狩りのはずが・・・

さあ、ゴールデンウィークも最終日となりました。
それまでとうってかわって暖かい日になりそうですが、風が強いですね。マンションの階段をうなりを上げて北風が通り抜けていきます。当初は三番瀬に行く予定でしたが、前日に行った仲間からの情報ではあまり採れない模様。それに風があるので、三枚州でちょっと遊んでみることにしました。

さて、現地に着いてみるとかなりの人が出ていますが、あまり採れていない模様です。
それに、たまに採れてもシジミばかりでアサリが見つかりません。風も弱くなってポカポカと暖かく、沖を見ても白波は立っていません。そこで早めに切り上げてお昼はタイクーンまで足を伸ばすことにしました。

思っていたよりはるかに穏やかなので、行きは表からのコースでベイブリッジをくぐりました。今日も船は多いですが、前回よりは遅いこともあって店は混んでいませんでした。美味しくいただき、ビールも楽しんでさて、問題の帰りです。

風が南に変わっていますので、躊躇なく運河を抜けました。そして出た途端に例の三角波が・・・またもやバッシャンバッシャンの連続で、かなりの波が天井を超えて降り注いできましたが、エンジンに心配がないというのは心強いものですね。コンスタントに回転は3500を維持して、スピードも18-20ノットをキープすることが出来ました。今回の燃料消費は75リッター弱でした。

 

・2008年5月18日 お掃除しましょ!

前回、着岸してからそのまま帰ったので天気も良いし、お掃除をしに行ってきました。

デッキやガンネルに残っていたヘドロの足跡は、雨のおかげでしょう、綺麗になっていました。が、コクピットカバーの内側はベタベタと黒い足跡が残っています。まずは水をまいて綺麗に洗い流します。
そしてキャビンは・・・どうしたことか、ラジオを収納している棚というかキャビネットがずり落ちています。きっと叩いたときの衝撃でしょう。全部ネジを外して組み付け直しました。ついでにそこに取り付けてあるCDチャンジャーはエラーになってディスクを読み込みません。持ち帰って調べることにしましょう。

そして工具箱を出そうと見たら、こちらもプラスチックの収納棚が壊れている・・・道具箱の重みに耐えきれなかったのですね。

さて、中は大体綺麗になったのでエンジンを見ましょうか。
オイルの量は・・あれ、かなり減っていますね。それにタイクーン2回行ったせいか、オイルが汚れてかなり黒くなっています。さらにビルジが溜まるのは良いとして、以前みたいに黒いオイルがべったり・・・
これはどういうことでしょう?燃料タンクの裏側にくっついていた古いオイルが出てきたのならいいのですが、まさか新しいエンジンから漏れたものではないでしょうね。取りあえず、ジョッキで1リッターを計って入れておきました。

 

・2008年6月22日マルイカ釣り!

船仲間から、「金谷からマルイカとアジのリレーで遊漁船を仕立てて釣りに行くので乗りませんか?」とお誘いがありました。去年のマルイカは仲間の船で釣りましたが、美味しかったですね。それがまた楽しめるのなら、しかも仲間だけでプロの漁師が案内してくれるのですから、これは面白そう。

ということで朝5時半に金谷漁港に集合とのことですから、3時に起きて4時に家を出ました。
前日までは梅雨とはいってもなんとか晴れていたのに、前夜から雨です。まず係留所に行って自分の船から長靴とライフジャケットを持ち出して、ガラ空きの京葉道路を走って予定通りに金谷に到着。前に6人、後ろに4人が乗り込んで定刻に出船しました。

船長が「今日はマルイカはダメだ」というとおり、やはりマルイカは釣れませんね〜それでもこまめに移動するうちにポツポツと釣れ始めました。しかし,私の竿にはあたりすら来ない。途中で雨もやみ、少し薄日が差してきて厚くなったので、蒸れたカッパを脱ぎました。
やれやれと思ったのもつかの間、マルイカを切り上げてアジのポイントに移動をはじめたたらまた雨が降り出しました。あわててカッパを着込んだらすぐに土砂降り状態に。

結局ずっと雨が止まないままアジ釣りをしましたが、期待の金アジの姿は見えず、まあまあの形のアジが数匹と料理に困るような豆アジをたくさん釣り上げて、2時に終了して港に戻りました。私の釣果は、マルイカがゼロ、アジが中型サイズで6匹、メバル2匹、ベラ1匹、そして豆アジやヒシコイワシという結果に終わりました。あまりの貧果に、申し訳ないと思ったのか船頭がトロ箱一杯のアジを持ってきてくれました。皆で分けてお土産に持って帰ってくれというわけです。これは遠慮なくいただきましょう。


皆さん、気合いが入ってますね。

さて、釣れるでしょうか・・とこちらは船尾組。

イヤア、あきまへんわぁ〜。(シスみたいです・・)

船頭がくれたアジをクーラーボックスに詰め込みます。

今日の釣果はこんな感じです。貰い物のアジも含めて・・・

アジはナメロウと刺身にしました。美味しそう!!

アサリの酒蒸し。粒が大きいでしょう?

メバルとベラは焼き魚にしました。!

帰り道、漁港を出てふと見るとフェリー乗り場の前にお魚市場みたいな建物がありました。中を覗いてみると、房総の名産のビワをはじめお菓子や干物などのみやげ物がたくさんあり、貝類の売り場には沖あさりやアワビ、サザエに混じって大粒のアサリがあるではありませんか。みやげ物価格なので安くはないですがその粒の大きさに思わず買ってしまいました。発泡スチロールの箱付で1200円。

渋滞もそれほどではなく、5時に帰宅してシャワーを浴び、釣り道具の水洗いをしてから魚の処理です。
アジは刺身となめろうに、そして一部は開いてオリーブオイルと塩コショウで焼きました。メバルとベラは塩焼きにしましょう。アサリは、もちろん酒蒸しですね。

アジもメバルもアサリも美味しかったことは間違いありません。例え、ガソリン代、高速代そして仕立て料など、締めて15000円以上の原価だとしても・・・・

2008年6月25日 初の船検です!

車に「車検」があるように、船には「船検」と呼ばれる定期検査があります。これは6年ごとの検査で、間に「中間検査」があります。Trinityは3年前に中間検査をやっているので、初めての定期検査ということになります。

果たして、その検査とはどういうものなのでしょう?
まず、検査をするのは国に代わって設立された小型船舶検査機構(JCI)という法人です。そこから船検の時期がきたというお知らせと一緒に振込用紙が送られてきました。料金は24300円。そして検査は小さい船なら持込ということも出来ますが、基本的に検査官が桟橋にやってきます。かといって希望の日に予約すれば良いわけではなく、あらかじめ地区ごとに訪問日程が決められており、その中から選ぶだけです。しかも時間の指定は出来なくて、前日に電話で先方から大体の到着予定時刻を知らせてくるということなので、当日は一日会社を休んでスタンバイしていなければなりません。

さて、私が申し込んだのは6月25日、そして時間は10時半頃との連絡がありました。中間検査のときは、少し早く来てものの10分で終わってしまうくらい簡単なものでしたが、定期検査はどうでしょうか?
幸い雨も降らず、1時間前には桟橋に着いてリトルオーシャンにあらかじめ頼んでおいた信号紅炎をもらいに行きました。これは要は発煙筒なのですが、有効期間があり、しかも特定のメーカーでしか作っていないので高いのです。今の船検証と、エンジンを交換したのでその成績証明書、予備検査証をテーブルの上に並べます。そして救命胴衣、救命浮環、レーダーリフレクター、黒球(直径30センチくらいのビニールのボール)、消火バケツをハッチから出しておきました。次は船のほうです。まずはビルジを抜き、エンジンをかけて異常がないことを確認。次にホーンを鳴らし、灯火が点くことを確認して準備完了です。


後の左のアルミ板はレーダーリフレクター、黒ビニールが黒球、そして赤いのが消火用布バケツです。

救命胴衣はオレンジのが9個、緑の膨張式が1個で10個。定員は9名ですから完璧です。

救命胴衣は、シートの下のハッチ内に格納されています。

そしてその裏側には着用方法の説明書が貼り付けてあります。

そうこうするうちに桟橋に検査員の姿が見えました。2名です。お互いに自己紹介をして、検査員の一人は見習い、つまり実習生であるとわかりました。

乗船してまずは古い船検証を回収し、搭載物の点検をリストに従ってチェックします。レーダーリフレクターと黒球はこの船には必須ではありませんが、あればありとして記入されます。救命胴衣には、船名あるいは所有者名、もしくは船体番号を書かなければいけないのですが、実は書いていませんでした。
「名前は書いてありますか?」
「え・・あ・・確か・・・」
「後で書いておいてくださいね」
「ハイッ♪」

一瞬その場で書かされるのかと思いました〜

「救命胴衣の装着方法はどこに表示してありますか?」
「はい、こちらです」
とハッチの蓋を開ける、もちろん表には「救命胴衣保管場所」のシールも貼ってあります。

続いてエンジンの点検。試験成績書と予備検査証のシリアル番号とエンジンのそれを照合します。「エンジンをかけましょうか?」「いや、新品だから大乗でしょうけど・・一応お願いしますか」「はい、かけます」で、もちお論一発始動。そのあとは「ホーンを鳴らしてください」「はいオーケー、灯火をつけてください」。灯火は両舷灯とマスト灯のメーカー名を用紙に記入して、検査終了。

なんだ、結局中間検査と同じではないですか、それなのに倍までは行かないけれど高い検査料取るの?

新しい船検証は、着払いで郵送されてくることになりました。だって、取りに行くといったって場所は近いけれども平日の5時までですからね、また会社を休んでいかなきゃならないです。

さて、ともかくこれで海に出る準備は出来ましたが・・・どうなるのかな〜

 

2008年7月6日 ちょっとそこまで!

今日は大潮なので天候さえ良ければ潮干狩りに行きたいと思っていたのですが、同行者がいないので結局取りやめに。それでも、ゴールデンウィーク以来船を動かしていないので、ちょっと走らせようと船に行ってきました。

調子が悪かったCDチェンジャーは、持ち帰って修理したので、それを取り付けました。そしてサブウーファーのドライブアンプも両面テープで貼り付けたのがすぐに落ちてしまうので、L金具を使用してチェンジャーの下に固定して、これで修理完了。

次には送られてきた船検証をホルダーに納め、今年から導入された「次回検査時期表示シール」を貼り付けます。

さて、では久し振りに走らせるとしましょうか。午後になって南風が強くなってきましたので海に出るのは止めて川を遡ることにしました。大場川の近くまで行ってからUターン、約1時間ののんびりクルーズで消費した燃料は18リッター。こうガソリンが高くなると、出るのも気楽にとは行かなくなりますね。

 

2008年7月13日 大島に釣行です!

浦賀はベラシスに船を置く船仲間に誘われて、大島まで釣りに行ってきました。

マリーナを朝4時に出るとのことで、これも仲間のRさんが自宅に迎えにきてくれたのは、なんと朝2時。前夜は、大島では釣れないであろう魚で日本酒を飲み、早々と9時頃にベッドへ入りました。
とは言っても、蒸し暑いこともあって何となく寝付けず、寝たかと思ってもすぐに目がさめてゴロゴロするうちに、12時半・・・
もういいやと起き出して支度をし、1時45分に玄関に出てみると、もうお迎えの車は到着済みでした。
「眠れましたぁ?」「いやあ、眠れませんよね〜あんな時間じゃ」「ですね〜」。

さて、空いている高速道路を快調に走って1時間ちょっとでマリーナに到着。ゆっくりと支度をして薄明の中を4時15分に出船、一路大島を目指して南下です。海面は油のように滑らかですが、もやがかかっていて視程は2キロくらい。でも、船にはレーダーが付いているので安心です。

余談ですが、レーダーは夜間や視界の悪いときに非常に頼りになる安全装備です。価格が高くて、しかも電波を出すために免許が必要なため、プレジャーボートにはなかなか普及しません。周囲数キロ、それも前方だけを写せれば十分なので、安価な無免許で使える簡易レーダーは出来ないものでしょうか。

さて、大島に向かう途中の沖の山で、カツオの群れを発見。早速群れを追いかけながら、こんなこともあろうかと準備怠りないRさんがジグを投げたと思ったら「喰ったぁ!!」。ところがかなりの大物であったか、ブッツリとリーダーを切られてしまいました。結局、カツオは釣り上げられないまま群れは消滅。

そして大島は元町沖のマダイポイントに到着。狙いは鯛なのですが・・・鯛よりもっと赤い、赤イサキとか、名前がわからないきれいな青い魚が釣れました。そしてカサゴ、イサキ、メバル・・でも、サイズ的には小さいのばかりでした。
ここでお勉強、赤イサキは、オスと雌で色が違うのですね。だから釣ったのはどちらも赤イサキで、きれいな方がオスでした。
http://www.zukan-bouz.com/hata/sonota/akaisaki.html

これは刺身にしたら美味しかったですね。塩焼きもプリプリで皮が美味い!当初の予想では、もっと大物がバンバン釣れる筈だったのですがね。ま、もちろん、大物もかかりました。電動リールが巻き上げようとしても逆に糸がどんどん出て行く・・・ドラグを締めて手巻きで寄せようとした途端、あら、軽くなっちゃった。仕掛けを上げると、やはりハリスが切られていました。う〜ん、なんだったんだろう?

帰りには船長さんが本領発揮で、待望の鯛を釣り上げましたし私は初の大物&深場釣りを楽しませてもらいました。イヤア、初めての大島遠征でしたが楽しませてもらいました。


まだ暗いうちからマリーナを出航です。

海上はガスがかかっています。一路南を目指します。

大島沖のポイントでは、先行した仲間が釣っていました。

仲間のR氏の竿が引き込まれていますね〜何でしょう?

一方・・・A氏はカサゴを釣り上げました。

綺麗な青い魚が釣れました。アオダイですって、美味しそう!!

ようやく来ましたよ、イサキちゃん。デモ小さいな〜

本日の釣果です。ウスバハギはA氏が釣ったのをもらいました。

刺身は左上がウスバハギ、右がアオダイ、下が赤イサキです。

イサキと赤イサキは焼き魚にしました。!美味かったです。

さて、帰宅してから例によって魚を処理しました。刺身と塩焼き、それに煮付け・・・日本酒を飲んで・・・10時前にはバタンキュー・・

で、今朝、腕はジンジンと熱っぽく、首筋がひりひりです。手袋をしていた左手は手首で色が別れ、時計をしていた右の手首もくっきりと白い帯。 まあ、夏ですから多少の日焼けはしょうがないでしょう!!

 

2008年7月26日 着岸灯交換作業

船を買ってすぐに取り付けた着岸の時に前後を照らす車用のフォグランプは、長い年月の間に潮にやられてステーが錆びてボロボロになりました。ということでステーだけの修理には終わりそうもなかったので取り替えました。

 

2008年7月27日 富浦で海遊び!

昨年は父親の様子を見るために北海道に行っていたので参加できませんでしたが、今年はしっかりと参加です。なんて言ったって、エンジンがバッチリですからね!・・・とは言ってもガソリン代が・・・往復で200リッター、もし荒れたりして最大で250リッターですね。リッター180円として45000円・・ひぇ〜

それはともかく、ガソリンは満タンにしてさらに20リッターの予備を積み込んで8時半に出航です。
ちょっと東側にガスがかかっていますが、波はなく快調なペースで航行でき、集合予定時刻11時の10分くらい前に富浦に到着しました。

国産のボートのほとんどはトイレの汚水はそのまま流すのですが、私の船にはアメリカの法規に準じてホールディングタンクが付いているので、汚水は一旦タンク内に溜められます。皆が泳いでいるところでも大丈夫ということで、ビーチングして皆さんにトイレ船として使ってもらうことになりました。

今回は6艇で30人ほどが集まりました。
無茶苦茶暑いので皆でタープの下に集まり、持ち寄った食材でバーベキューをしたり、釣ってきた魚をさばいて刺身にしたり・・いつもの楽しみが始まりました。
私はいつものツブ貝とナンチャッテかに玉、それにジンギスカン用にラムを5キロ持っていきました。


海堡を抜けると海の色がこうなります!

浦賀の前を通過してさらに南を目指します。

さあ到着しました。水が綺麗ですね。

入り江になっているので、絶好のビーチングポイントです。

一方・・U氏はなにやら怪しげに・・船底掃除中でした。

日差しが強烈です。暑い!!

姫カサゴですって、大きいですね。早速刺身で・・・

イヤア、ビールがウマイこと。

刺身の第2弾は見事なサバです。

お肉も美味しそうに焼けましたよ。

さて、楽しかった時間も過ぎて撤収。
4時に現地を出発して、快調に22-23ノットで航行を続けて、6時半に帰港しました。
海の状況が良かったので燃費も良く、この日の往復は180リッターでした。

 

2008年8月2日 そして花火!

昨年は仲間の船で出ましたが、今年は私の船に乗ってもらいました。
私のゲストとあわせて全部で7人・・と思ったら当日に一人追加になりました。8人ですか・・・ちょっと重いですが、新エンジンに頑張ってもらうとしましょうね。

それはともかく、急遽献立を調整しなくては。 懐石料理なら一人分多く作るのですけど、船の料理ではそうは行かない。
で、決まったメニューは・・・

・ホタテとあまえびとタイのユズ和え
・新イカのイカ素麺
・北海タコとミズナのサラダ
・炒め野菜のあま味噌かけ
・鶏ひき肉入り和風卵焼き
・中華スペアリブ
・ローストビーフ

これにマイミクさんからの「鳥久」の竜田揚げと、海苔巻の差し入れが ある予定ですので、それも考慮しました。
とは言え12時半から調理にかかったのに、最後のイカをさばき始めたのが3時半。 ひえ〜4時に迎えの車が来るのに・・・皮がむけないぃ。
子供にも手伝わせて何とかクーラーボックスに詰め込んで「行ってきま〜す」と、そこに子供が「パパ、蒸し器に入っているのは持って行かないの?」 あひゃ〜せっかく作った中華スペアリブを忘れるところでした!

アセアセで・・桟橋から出船して・・・大潮のために低い橋をくくれるか若干の不安を抱きながらともかく川を遡りましたが・・・ うっひゃあ、潮の上げに間に合わなかった! 後10センチのところで最後の橋をくぐれません。 荒川は目の前なのに・・・・・

しかたなく逆戻りして、東京湾に出てから荒川を平均で28-29ノットでひたすら飛ばします。1時間のロスタイムがありますので、ギリギリで間に会うかどうか・・・幸い仲間が先に場所を確保してくれていましたので、すぐに横抱きしたのが 花火開始5分前。その後は急いで料理を出して・・今年も迫力のある花火を満喫できました。


北海道の活タコを使った水菜のサラダ。シソドレッシングで。

ゲストの希望のローストビーフが出来あがりました。

さあ始まりです。ここから見るとホント、綺麗ですね。

相変わらず、すごい迫力です。来て良かったぁ〜

ゲストも夢中になって花火を見ています。

今回は3艇そろって横抱き出来ました。

帰りは、橋をくぐれないリスクを回避してまた河口周りで戻ったまでは良かったのですが・・・桟橋まであと15分というところで、突然、全ての電気が消えて、エンストしてしまいました。???原因不明です。
バッテリーは生きているのに、エンジンから先が全部機能しません。動くのはチルトポンプだけ。照明もビルジもステレオも何一つ動かない・・・エンジンのブレーカーをリセットしても電気が来ない、コネクターの接触不良でもない・・・一体何が起きたのだろう?全く理解に苦しみます。

取りあえず電話したら幸い近くに仲間の船がいて、係留所まで曳航してもらえるというので安心。ところが河は航行する船も多いのですが、こちらは一切の照明がない。作業に使う懐中電灯は船が通りかかると中断して振り回して衝突防止に・・・そこで信号紅炎を焚こうとして、車の発煙筒なら慣れているのですが、これはどこで点けるのかな、まあいいやライターで・・・と、点いた途端に炎が吹き出して左手の親指と人差し指の間をベロッと焼いてしまいました。信号紅炎って、航空機からでも発見できるように発煙筒よりはるかに強力で明るいのですが、発煙時間は短いのですね、ホンの3分くらい・・それはともかく仲間と出会って引っ張ってゲストバースに誘導してもらって無事、着岸・・・助かったぁ〜
イヤア、さんざんな一日・・・と、思ったら、ハプニングはさらに続き・・水没携帯1台に水没ハイヒール片方!!
何とも、面白すぎる・・・一日でした・・・

遠回りをして乗員も多く、さらに飛ばしたせいで今回の消費燃料は130リッター!!となりました。

 

2008年8月3日 修理作業

突如の電気切れ、翌朝早速修理にかかりました。
まずはバッテリーからエンジンの回路を調べます。オルタネーターにも、ブレーカーにも12Vが来ています。ハーネスにはリレーが1個付いていますが・・これかな?接点の片側に12Vが来ている、で、ジャンプしてみるとクランキングします。これはスターターリレーでしたね。エンジンハーネスの回路図が無いのが辛いところですが、見たところ他にはヒューズボックスなんか無いし・・・そこでエンジンの乗せ換えを依頼したメカ氏に電話してみます。「すいませ〜ん、かくかくしかじかで・・エンジンハーネスの配線図はお持ちじゃないですよねぇ?で、ブレーカー以外にハーネスにヒューズって・・あ、入っていない・・ですよね、やっぱり・・・」

そこでバッテリーからメーターパネルのヒューズボックスに直接給電してみました。当然照明なんかは点灯して、エンジンは・・かかった!取りあえずゲストバースから自分の係留場所に移動してさらに調査続行です。

この船では、エンジンから10ピンのコネクターを経由してメーターパネルに電気を送っています。ところがそのコネクターのどの端子にも12Vが出てこない・・ということはエンジンハーネスのどこかにに問題がある。そこでコネクターの根本からテーピングを剥がして配線を追ってみたら・・ありました!見た目は空きコネクターにメクラキャップを被せてあるようですが、中には15Aのミニヒューズがあって、見事に切れているではないですか!これが原因でした。

ここで理解できないのは、15Aでは到底船内の全てのアクセサリーをまかなうことは出来ません。なにしろメーターパネルにはヒューズボックスがあって、そこには5A-10A-15Aのヒューズ経由で、灯火、ホーン、ビルジポンプ、ブロアなどの航行に必要なものから、ラジオ、冷蔵庫、魚探、着岸灯に至る全ての電気製品がつながっているのですから。エンジンを乗せ換えてからすでに20時間くらい走っていますが、思えばあれが最初の夜間航行です。それまで何とか保っていたところに、灯火の電気が加わってついにヒューズが飛んだというわけですね。
これを図にするとこうなります。15Aのヒューズがいかに大切かがわかりますね?
図には書いていませんが、メーターパネルからはイグニッションキーの電源がエンジンに戻っていますので、このヒューズが飛ぶとエンジンもかからないのです。

一方、前のエンジンの回路図は下のようになっています。ヒューズは無く、バッテリーからの電源が50Aのブレーカーの後、直接コネクターに行っています。


つまり、新しいエンジンでは設計思想が変わってブレーカーからの電源はイグニッション回路だけに使い、ヒューズボックスには別配線をするという前提で、エンジンハーネスに15Aのヒューズが加えられたものと想像できます。ちなみに、アダプターというのは、新旧のエンジンのコネクターピン数の違いを変換する「レガシーアダプター」というものです。以前のメーターパネルに行く配線(6番ピン、赤/紫)が2スクエアくらいの太い線なのに、ブレーカーからアダプターに至る同じ赤/紫の線が半分以下の太さになっていることからも、この配線ではアクセサリーの電源をまかなうつもりがないのは明らかです。

ともあれ、わかってしまえば簡単なトラブルでした。ミニヒューズの手持ちはないので、オートバックスに行って125円でヒューズを買ってきて修理は完了です。
しかし、そこに至るまでの、このトラブルによるゲストの不安や仲間の曳航など様々なものが、エンジンを据え付けた業者さんも気が付かないような、メーカーの仕様変更のせいであったというのは、なんとも納得がいきません。

 

2008年8月10日 再び花火!

昨年は父親の葬式をやっていましたので行けませんでしたが、今年は大丈夫、そこで3艇で出かけてきました。
トリニティは私のゲストとあわせて全部で5人、ゆっくりと見物するつもり・・と思ったら仲間の船が定員オーバーで二人を夢マリから見物場所までの移動の間だけ乗せることになりました。

私のゲストはお料理に詳しい人、そして船仲間は彼が沖縄で世話になった人を乗せるということで、その方にもぜひ東京湾花火を楽しんでいただきたい・・・ということでバッチリと気合いの入ったメニューを用意させていただきました。もちろん一部の食材は前日に築地に行って仕入れてきたものです。

・塩水ウニを使ったイカウニ和え
・穴子の煮付け
・クジラのユッケ風
・活ホッキの炙り
・サザエの壷焼き
・白バイ貝の煮付け
・活タコとミズナのサラダ
・ナンチャッテカニ玉
・ウンパイロ−
・中華風スペアリブ
・サンマの押し寿司

基本的に仲間の船と合わせて10人分、それに横抱きするもう1艇にも何品か差し入れを用意しました。

さて、当日の朝9時、調理開始です。
豚バラ肉をショウガと紹興酒をいれたお湯でじっくり茹で、一方でスペアリブをバラバラに切り分けてタレに漬け込む。サザエを焼いて身を取り出してカマボコと三つ葉と一緒に殻に入れて下ごしらえはここまで。急に2人増えたけどサザエは8個しか買っていないので、ご夫婦と親子には同じ殻を使ってもらうことにして2個には二人分をぎゅっと詰め込んでこれでよし・・と。
次はサンマを3枚に降ろして塩を振って冷蔵庫に。活タコを塩と酒を入れたお湯で湯がいて氷で締めて、薄切りに。
ミズナ、カイワレ、ニンジンの上にタコを乗せて、まずは一品完成。
次にイカをさばいて、細切りにして冷蔵庫へ。
その間に40分茹でたウンパイローが出来上がり。粗熱を取ってからうす切りしてタレを準備して2品目完成。
おっと、時間ですね、サンマの骨を抜いて、皮をはいで酢に漬け込んで又冷蔵庫に。そろそろご飯も炊かなくては。

さあ、残り2時間。まずは押し寿司からいきましょう。
去年買った押し型も、さっきから水につけてありますので、さっと酢で洗って・・サンマがいい具合に締まりました。まずはひとつ作って味見します。うん、オッケー。
スペアリブを蒸し器に入れたら、お次はかに玉〜。おつまみのときは固く仕上げるので、中華鍋ではなくフライパンを使います。

さあ、まとめに入りましょう。ウニの塩水を抜いて、軽く水気を取り、イカと一緒に盛り付け。クジラを糸造りにしてごま油と調味料で和えて盛り付け。これに穴子と合わせて3品が「八寸」となります。
家族総出でパッキング。これは仲間の船に差し入れ用、これはうちの船と、さらに暖かいものと冷たいものを分けてクーラーボックス二つに詰め込みます。今回は電車で行くので、なんとか二つに収めなくては・・・というわけでぴったり3時に作業終了。


活ホッキのあぶりです。色が変わったらもうオーケー。

つづいてサザエに取りかかります。おつゆが吹きこぼれそう・・

さあ始まりです。丁度いいタイミングでした。

ここはちょっと遠いですが、波がないのは良いですね。

お、これはでかい!

音も迫力がありますヨ〜

ゲストとは地下鉄の駅で落ち合い、最寄り駅からタクシーで桟橋へ。丁度同乗する家族も到着して、予定どおり出船。
5時半に夢の島マリーナで二人乗船させてお台場へ向かいます。予定では手前の穏やかな運河で宴会をやり、直前に近くまで行こうとなっていたのですが、湾内は結構波があるとのことで最初から運河で見物することにしました。

3艇を横抱きにして、宴会開始。そして花火の開始・・・
今年も東京湾の花火を楽しむことが出来ました。船内で調理をしたホッキやサザエはもちろん、料理全体の評判も良く、ゲストには十分楽しんでいただけたと思います。
花火が終わってゆっくりしていると急に雨が降ってきて、そそくさと撤収。
屋形を追い越し、返し波でガチャガチャの中を強引に乗り切って帰ってきました。
今回の消費燃料は36リッターでした。

 

2008年8月31日 今年初の潮干狩り!

夏も終わりに近づいた日曜日、今年初めての潮干狩りに行ってきました。朝のうちは小雨が降っていたのですが、出船してからは見る見る青空が広がって、良い天気となりました。

私の船には大学時代の友人とその娘さん、そしていとこ家族が乗りました。そして、夢の島から1隻3名が参加して9時半にディズニー沖で落ち合って穏やかな海を2隻で快適に東へ向かいました。もう一隻は船橋からで11人との事、総勢20人の大メンバーとなりました。

ほぼ予定通りに人気の少ない三番瀬に到着して、ビーチング。すると仲間が「あれ、キーさん、ドライブになんか引っかかっている。さっき後ろから見てどうもスプレーが違うなと思ったんですよ」見ると直径5センチ長さ2mほどの枝が横から刺さっていました。大雨の後ですから川もゴミや流木だらけでしたからね。

さて、1時間ほど潮干狩りをやって11時半すぎからBBQをはじめました。
今回のメニューは、
・ナンチャッテカニ玉
・ホタテ刺身ユズ和え
・活タコとミズナのサラダ
・殻つきホタテバター焼き
・イカ一夜干し焼き
・ニッシン特製ソーセージ「カルボナーラ」
・鶏手羽先秘伝のスパイス焼き
・ニュージランド牛チャックロール(秘伝のタレ)
・カナダ産ポーク(秘伝のタレ)
・チャックロール炙り焼き&クレージーソルト
・マツタケ炭火焼
・ソース焼きそば
・コーヒーゼリー

このうち、松茸は直前に中国出張から帰ってきたいとこの差し入れ、ソース焼きそばは船橋グループの準備、そしてコーヒーゼリーは私の友人からの差し入れです。


浦安沖を快走するトリニティ。確かにスプレーが変です。

いつもの場所にビーチングです。

潮干狩りに来ている人はごく僅かです。

さて、BBQを始めますよ〜みんな集合!

イヤア、それにしても暑い!

さあ、ホタテを焼きますよ!

イカ焼きとソーセージも美味しいですよ。

ベルギーの秘伝のスパイスに漬け込んだ手羽先です。

出ました!名物の牛肉のブロック炙り焼きです。

お、これはすごい!差し入れの松茸様です。

う〜む、良い香りが立ちのぼってきますよ〜

帰り道です・・・今日はベタナギ!

採ったアサリはこの時期ですから「春アサリ」という小粒なもの。それに青潮が発生していたせいだと思われるのですが死んでいる貝が多くて、ザクザクという具合には行きませんでしたが、それでも味はしっかりと濃いアサリです。持ち帰ったアサリは当然のことながらボンゴレのスパゲティでいただきました。イヤア、美味しかった〜これで今年も満足です。

  

2008年9月3日 メーカーに聞いてみよう!

さて、例のエンジンのトラブルですが、一体なぜあんなことになったのでしょう?
エンジンを乗せ換えた業者さんがヒューズの存在を知らなかったのは明らかです。彼らには責任はありません。でも、メーカーは当然知っていたはずですし、全国の代理店にその情報を流していたのであればメーカーの責任でもありません、たまたま私だけが運が悪くその情報から漏れていただけで、他の人が同じトラブルに見舞われることはないでしょう。
さらにややこしいのが例の「レガシーコネクター」です。一見、新旧のエンジンの互換性を保っているようで、実際はそうではない、実際のところ今の状態では依然としてヒューズが生きているのですから問題は解決していないのです。キャビンでの使用電力が大きくなったらまた飛んでしまいます。そもそも、ブレーカーが役に立たないではありませんか?こんな中途半端な商品を純正部品として売って「エンジン乗せ換えオッケー」では困ります。

そこで、マーキュリーの日本に於ける輸入元にメールで問い合わせてみました。
マーキュリー・ジャパンとかいうのがあるのかと思ったら、違うんですね。ネットで調べると会社は浜松にあって、ブランズウィックグループに属しているのです。ブランズウィックというと、私の世代ではボウリングですよね、女子プロ全盛で・・・ボウリング場にも良く通ったものでした。

それはともかく・・・・問い合わせ内容は以下のとおりです。

マリーン・パワー・インターナショナル・リミテッド日本支社

マークルーザー 品質保証責任者 殿

初めてご連絡させていただきます。
私は東京在住のベイライナー2452のオーナーです。
今年、マークルーザーのエンジンを換装したのですが電装系のトラブルによって航行不能となる事態を経験いたしましたので、ご報告させていただくとともに何点か教えていただきたいことがあってメールさせていただきました。

<中略>

さて、ここでお伺いしたいのは、御社ではエンジンを載せ換えた場合に、このヒューズによって私が経験したような事態に至る危険性をご存知でしたでしょうか?
そして、国内の代理店にサービスブルテンなどで注意を喚起していましたでしょうか?
さらに、エンジンあるいはレガシーコネクターに、赤/紫のラインからは15A以上の電気は取ってはいけない旨の警告がされていましたでしょうか?
以上が全てイエスであれば、今回の事件はエンジンを載せ換えた業者の知識不足によるものということになります。

そして、最後に、改善対策方法についてもご教授いただきたいのです。
すなわち、ミニヒューズは最大で20Aのものしかなく、交換しただけではまたトラブルが再発することは明らかです。
またハーネスの太さから言っても、ヒューズをジャンプするだけでは容量に不安があります。
一番妥当と思われる方法は、ブレーカーの後から別の配線でレガシーコネクターの船体側の6番に給電することですが、それではメーカーが設置したヒューズの意味が無くなり、またユーザーの手による改造とみなされて、エンジンの保証が無効になる恐れがあります。15Aのヒューズを設置した時点で、当然古い船に新エンジンを搭載した場合のメーカー推奨の対処方法が示されているはずであると思いますのでお教えください。

さて、どういう回答が来るでしょうね?
ま、エンジンの乗せ換えというのはそうはないでしょうけど、他の人に同じトラブルを経験してもらいたくはないですからね。それ以上に、私の船の電源問題はどう解決したらいいのか、そちらがよほど気になります。
ちなみに、エンジンと一緒に引き渡された書類の中には「サービスブルテン」があって「エキゾーストベローズの脱落」についての注意が書いてありました。だから、例のヒューズについても同じような情報さえあればね、良かったわけです。

もししばらく経っても連絡がないようなら、アメリカにコンタクトしてみるつもりですが・・・しかしサービスブルテンとか改善対策とか・・・これって・・私のお仕事、そのものですねぇ〜

 

2008年9月6日 メーカーからの回答

今回の問い合わせに対して、さっそく輸入元から回答がありました。
内容をまとめますと・・・

1. 15Aのヒューズによるエンストの危険性については認識していなかった。
  バッテリーから直に電源を取るのが一般的であって、このエンジンもそれを前提としている。

2. 前述の如く、エンジンから電源をとることは想定していなかったので警告はしていなかった。
  今回を機に注意喚起を行う予定である。

3. アクセサリーの電源は、バッテリーから別系統で引いて欲しい。

というものでした。

これはちょっと意外でしたね、「バッテリーから直に電源を取るのが一般的であって、エンジンから供給することは想定していない」とは・・・・だって、ベイライナーもマーキュリーも同じ企業グループではないですか?
しかも現実に私の船はエンジンからヒューズボックスに電源を供給していのですから。
こちらが船の配線図です。(拡大図はこちら

右下にあるのがバッテリーで、キルスイッチを経由してエンジンに入り、10ピンのコネクターを通ってヒューズボックスに入ります。ここでアクセサリーに給電して、一番上、15Aのニューズからイグニッションスイッチに入ってメーターとエンジンのイグニッション回路へと戻ります。つまり、問題の「15A」のヒューズは前のエンジンでは船体側に有ったわけです。ですから、マーキュリーが「エンジンから供給することは想定していない」というのは全くの認識不足そのものです。

そして、改善方法としては「バッテリーから別系統で引け、その作業はエンジンを乗せ換えた業者と話し合ってくれ」というのですね。これは受け入れられません。
だって、ボルボに乗せ換えたのならともかく、同じメーカーの同じエンジンに換えたのですからね。その上にメーカーが用意した純正の新旧エンジンの変換アダプターまで使っているのです。エンジンだけで解決できて当然でしょう。それなのに船の配線を変えろですって?
くり返しますが、これはエンジンを乗せ換えた業者さんには何の責任もありません。100%エンジンメーカーが対応すべき問題だと思います。そこで船の配線図を添付して次のメールを送りました。

XX様
早速のご回答、ありがとうございました。

>  ご指摘のように、現行エンジンの15Aハーネスはエンジン側回路のロードのみ対応するように作られているものです。

これについては、私の想像どおりであり、前のエンジンから変更が行われたということですね。

> これについては、通常ボートのアクセサリー電源回路はエンジン側回路とは別に設置されており、エンジン側電源ハーネスからアクセサリー電源を取ることは想定していませんでした。

このコメントについては同意いたしかねます。添付した船体の配線図をご覧ください。これはマークルーザーと密接な関係にあるベイライナーが設計したものであり、また前回お送りした前のエンジンのハーネス図を見ていただいてお分かりのとおり、マークルーザー自らもそれに合わせてエンジンから電源を供給しているではありませんか。ベイライナーの船が「通常」では無いとおっしゃるのでしたら、なぜ、以前のエンジンではそれに対応していたのでしょうか?おっしゃるとおり、別回路の船が多いということは承知していますが、私の船はそうではなく、しかもほかでもないベイライナーなのですから「想定」していただか無くては困ります。

> については、前述のように、アクセサリー電源をエンジンハーネスから取ることを想定していなかったため、注意喚起は行っておりませんでしたが、これを機に行う予定にしております。

幸い、私の場合は大事に至りませんでしたが、15Aヒューズ付のエンジンと旧ベイライナーの組み合わせには同じリスクが伴うわけです。そのあたりは、エンジンの出荷台数や船体の数から御社でご判断すべきことと思います。私は、単に他の方が同じトラブルに見舞われないことを願うのみです。

> については、バッテリーより別に電源回路を作成してください。

配線図を改めてご覧ください。電源はエンジンを経由してヒューズボックスに入り、ここで15Aのヒューズを通ってエンジンのイグニッションに戻っています。したがって、赤/紫の線をヒューズボックスの手前で切りはなし、イグニッションキーの配線をヒューズボックスから赤/紫につなぎ変えなければなりません。その上でバッテリースイッチからヒューズボックスへの配線を引きなおすという作業が必要になります。なぜ、同じメーカーの同じエンジンに載せ変えたことによって、そのような大幅な変更を船体側に加えなければならないのでしょうか?問題の根本的な原因は、船体側に15Aのヒューズがすでに用意されているにもかかわらず、「勝手に」電源回路に別のヒューズを入れたエンジンハーネスにあるのです。対処を施すべきはそのハーネスであって、船体側ではありません。しかも、マークルーザーは「レガシーハーネス」という、新旧エンジンの互換性を確保する純正の変換部品を提供しているではありませんか?ですからその部品に本来の役目を果たしてもらうべきなのではありませんか?以上の理由により、船体側の10ピンコネクター以降に手を加えるというご提案は受け入れられません。エンジンハーネスあるいは変換ハーネスにおける対策方法をご提示ください。

<後略>

さて、この回答はどのようなものになるのでしょうか?

 

2008年9月13日 館山海遊び!

船仲間から館山へのお誘いがありました。

丁度その日は御殿場に行くことになっていたのですが、これは外せない・・そこで御殿場には夜に行くことにして参加させてもらいました。
朝、4時に起きて5時に自宅を出発。空いた道を丁度1時間で浦賀に到着して、予定どおり6時半に出航です。

まずは、今盛りのイナダねらいでトローリングをやりましょう。観音崎あたりを流すのですが・・・どうも来ませんね。そこで館山の近くに行って釣りをすることになりました。魚探には反応があるのですが・・釣れませんねぇ・・

そのうちに地元の仲間がやってきました。「じゃあ伊勢エビ採ってきますね」彼はちゃんと漁協の組合員なので漁をしても大丈夫なのです。その間にこちらは横浜から来た仲間とアンカリング。すぐに3艇を横抱きして泳ぎ始めます。
イヤア、水が綺麗です。私も泳ぎましたが、上からでは全然どこに何があるか見えないのですが、仲間はすいっと潜ってはサザエを採ってきます。さて、お昼になりましたので食べ始めましょうか。

まずは持ってきたカニ玉と枝豆を並べ、ソーセージをフライパンで炒めます。続いてラムを焼き「ベルのジンギスカンのタレ」で味付けします。さあ、次は海鮮といきましょう。伊勢エビを焼き、アワビ、サザエ、シッタカ・・海の幸を堪能させてもらいました。

今年も館山で仲間と出会い、美味しいものを食べ、飲んで話して・・楽しい時間を過ごしました。惜しげもなく貴重な食材を提供してくれた仲間に・・感謝・・の一日でした。


太陽が昇りました。トローリングの準備をする船長。

大物が釣れるまでの一眠り・・

うはあ、すごい遊漁船の船団です。ワラサねらいなんでしょうね〜

なんか釣れないかなぁ〜

うふふ、伊勢エビですヨン

さあ、泳ぎましょう!水が綺麗なこと!!

ほら、こんなに採れましたよ!

これはでかいアワビです!それに沢山の伊勢エビ・・・

ほら、こんなにでかい・・・いや、小さく見えるか・・

じゃあ、これはどうだ!・・・恐れ入りました・・・

さて、ソーセージから行きますよ。

そしてラムのジンギスカンで〜す。

ジャーン・・・伊勢エビ、行っちゃいます!

一部はお刺身にしましょう。

アワビの肝焼きです。

そして、こちらは水貝。だいぶ食べてしまいましたけど。

続いてサザエを焼きまする。

伊勢エビの頭は味噌汁にしましょうね。

シッタカは海水で塩ゆでにします。

肝に日本酒を注いで・・・うむむむ

Uさん、どうもご馳走様でした!!

お疲れさま!また会いましょう〜

 

2008年9月21日 メーカーからの回答(続き)

6日の問い合わせに対して、輸入元からの回答がありませんでした。そこで10日待って催促のメールを出したところ19日にようやく返事が来ました。その内容とは・・・

1. エンストについての事前注意喚起をしなかった点は反省し、真摯に受け止めている。
2. エンジンメーカーとボートメーカーは親会社が同じでも実際は別会社として行動している。
3. 解決方法としては、アクセサリーの電源はバッテリーから別系統で引いて欲しい。
というものでした。

さて、ここでエンジンに付属していたインストレーションマニュアル(取り付け要領書)をご紹介しましょう。これはCD-ROMの中にPDFとして入っていたもので、英文で全部で216ページ有ります。その中の電装系の項目には繰り返しエンジンから供給できるアクセサリー電源は15A以下であるという注意書きが書かれていました。その部分をPDFから抜粋して黄色でハイライトしました。

重要:エンジンハーネスの最大アクセサリー負荷は15Aである。さらに電力が必要な場合はアクセサリーキットが利用可能。

これで、マーキュリーはちゃんとヒューズ容量についての警告を行っていたことがわかります。さらに興味深い記述もありました。

一般乗せ換え情報
 10ピンの(古い)エンジンを14ピンの(新しい)エンジンに乗せ換える場合には:
 ・14ピンエンジンを10ピン配線のボートに搭載する場合は、14ピンエンジンの15Aという電流制限に対応するために、ボートのアクセサリーに再配線が必要となる。
 ・コクピットにさらに電気を送るためにアクセサリーキットを装着することが出来る。
 ・14ピンエンジンを10ピンハーネスのボートに搭載するためにハーネスアダプターを使用すること。

写真の下のアダプターが、今回使用した「レガシーハーネス」という部品です。すなわち私の船は10ピンハーネスで、エンジンは14ピンですから、このアダプターを使ってさらにアクセサリーキットで電源を確保しなければいけないと書いてあるわけです。そして、アクセサリーキットとはこういうものでした。

アクセサリーリレーキット
14ピンのハーネスは、紫(イグニッションキー回路)または赤(常時電源)を介して15Aまでのアクセサリー電力をコクピットに供給できる。このハーネスはエンジン上の15アンペアのヒューズで保護されている。このヒューズが飛ぶとエンジンは始動しないか停まってしまう。アクセサリーリレーキットを取り付けることで40アンペアまで電力を供給できる。電源はイグニッションキーがアクセサリーかオンの位置で供給される。

もうおわかりですね。本国メーカーはちゃんとヒューズによるエンストのリスクを予知し、私の船のような場合にはあらかじめ用意したアクセサリーキットで船体の電源を供給する道を開いていたのです。しかし、最初の回答を見ると、日本の輸入元はこのマニュアルにこういう記載があることすら知らなかったのではないかと思えるのです。
もし、このCD-ROMに入っている取り付け要領書がちゃんと翻訳されて印刷され、エンジンを乗せかえした業者さんの手に渡っていたら・・・私の船は航行不能にならなかったでしょう。ゲストも花火の余韻を楽しんで帰宅できたことでしょう。私は手を火傷しないですんだでしょう。起きなくても良い事故が起きた・・・なんとも悔しいことではありませんか?

そこで、以下のように返信を送りました。

<前略>

では、まず添付のファイルをご覧ください。エンジンに付属していた、インストレーションマニュアルです。全216ページもありますので添付するにあたり、不要な部分を削除して重要な記述を黄色くハイライトしておきました。
これによると、メーカーではエンジンハーネスから15A以上の電源を取ることについての警告をし、さらにエンジンを「Repower=乗せ変え」する際には「エクステンションキット」を使用することによって40Aのアクセサリー電源を確保できるとはっきりと説明していますね?

この文書から明らかなように、メーカーレベルでは15Aのヒューズによって起こりうるリスクを承知し、かつ対応策も出しているではありませんか。それにもかかわらず前回、「アクセサリー電源をエンジンからとることは想定していなかった」「リスクを承知していなかった」とおっしゃられたのは、インポーターである御社ではどなたもこのマニュアルを読んでいなかったということなのでしょうか?とても信じられないことです。
いまさらではありますが、このマニュアルがきちんと翻訳されてエンジンとともにインストーラーに提供されていれば、私の船が航行不能になることはなかったでしょう。ゲストが不安に陥ることも、私が火傷を負うこともなかったでしょう。

<中略>

さて、では対応策について話を進めましょう。先日、XXXの○○社長からご丁寧なお電話と改善作業実施の申し出を頂戴しましたが、私はあくまでも御社の対応待ちという事で保留にしております。

ですので、引き続き御社の提案をおたずねします。添付の資料によって、当初から私が「メーカーが推奨する改善方法を提示して欲しい」とお願いしましたのは、実はこの「エクステンションキット」のことを指していたのだということはご理解いただけましたね?
従いまして、まずは基本に忠実に行きたいと思います。このエクステンションキットの詳細と、実際の取り付け作業の内容についてご説明ください。次に、その部品+工賃費用について、御社が費用負担をする用意があるのかどうかをお答えください。
私には別案もあるのですが、それはこの回答如何によって提示するかどうか考えます。

なお本件の処理上、社内事情によって、ユーザーからの「Incident Report」(事故報告書)のようなものが必要でしたら、和文、英文、どちらでも作成してお送りしますのでご連絡ください。

私はこのメールで、本国から重要な情報が配布されているにもかかわらず、故意であろうと過失であろうと、最終的にそれを国内に伝達していなかったマーキュリージャパンの責任を問いました。その上で現在私の船に発生している不具合の解決をマーキュリージャパンが自らの義務として行うことを求めています。CD-ROMに入っていて、しかも英語の注意書きを読まなかったからと言って、エンジンを取り付けた業者さんを責めることがどうして出来ましょう。

さて、この結末はどのようなものになるのでしょうか?

 

2008年9月23日 クリーニング大作戦その2!

一年の計は元旦にあり、その正月はクリーニングで始まった年であります。ついに長年気になっていた内装材のクリーニングを実施しました。

なにしろ素材がけばけばのカーペットみたいなものですから、スチームではうまく汚れが出てこないでしょう、やはり洗剤でびちゃびちゃにして水を吸える掃除機で一気にズビズビっと吸い出すのが一番良さそうです。まず、そのための掃除機をオークションで入手しました。ですが、この掃除機、強力なだけあって消費電力も1KWと半端ではありません。インバーターからの電力ではすぐにバッテリーが上がってしまいそうです。そこで桟橋から電気が取れる、某マリーナに行って作業をすることにしました。
イヤア、絶好の天気です。暑すぎず、かつ風もあって乾燥にも良さそうです。10時半に桟橋を出てマリーナに到着したのが11時半。そこから4時まで作業をしました。

今回用意した機材は二つ。まずは電池式の農薬散布マシン。これに3リッターの洗剤を入れて内装に吹き付けます、先端のノズルを回すと細かい霧からシャワー状まで調節できます。たっぷりと吹き付けたところで、掃除機で洗剤を吸い取ります。すぐに容器の中にどす黒い泡水が溜まります。こまめに水を捨てないと、それが吸い取りファンに回って洗剤が霧となって室内に吹き出します。

さて、使用した洗剤は、日曜大工センターには業務用のカーペットクリーナーは売っていませんでした。そこで見つけた一番良さそうな洗剤が作業服を洗うものです。これを目一杯濃くして使ってみました。


今回の新兵器。電動農薬散布スプレーマシンです。

これが今回使用した洗剤です。

内装材にたっぷりと洗剤を吹き付けます。

こちらがドイツ製、ケルヒャーの湿式掃除機です!

こんな風に洗剤を吸い取っていきます!

どうです?洗剤を吸っあとの違いがわかりますか!

ここのカーペットも汚くなりました。

で、クリーニング後はこうなります。

座席のせもたれの後ろの汚れです。大変そう。

やはり、通常の手順では落ちそうもありません。

う〜む、トイレの横もシミが多いな〜

どうでそ?結構綺麗になりましたよン♪

かなりはっきりとしたシミが・・・・

う〜む、これくらい綺麗になりましたか・・

次はこのピラーのあたりですね。

一応、目立たないほどになりました。

中央に黄色いシミが流れています。

見事、綺麗になりました。お疲れサマー

ここが一番黒ずんで汚かった場所です。

それが・・・こんなに綺麗になりました!

洗剤を吹き付けたら、次は掃除機で吸い取ります。気をつけないと吸い取った洗剤が泡としてモーターのファンに回ってしまい、霧となってあたりに吹き出すことです。

さて、結果としてはまずまずの成果と言えるでしょうか。
年に1回くらいはやっておくと、もっと綺麗になることでしょうね。

 

2008年9月22日〜10月3日 メーカーからの回答(続き)

21日の問い合わせに対して、今度は翌日に輸入元からの回答がありました。その内容とは・・・

返信ありがとうございます。
××様が黄色マーカーした”Accessory Relay Kit”は現在使用されているキー・計器ハーネスには対応できませんが、その写真中の40Aヒューズ付き配線のみ(リレー無し)を使用して、バッテリー側からアクセサリー側まで取り回して使用することは可能です。Repower Informationでは、アクセサリーキットを使用できると記述されていますが(あくまでオプションです)、通常のケーブルを使用しても何ら問題はございません。もし××様がこのオプションの40Aアクセサリーハーネス(30フィート、リレー無し)をご希望でしたら、工賃負担は無理ですが、ハーネスは無償で提供いたしますので、もしこの40Aアクセサリーハーネスでよろしければ、ご返信ください。○○ボート様へお送りします。

つまり、30フィートというと9メーターくらいですか、電線だけならただでやるから自分で配線をやれば?ということですね。冗談ではありません。エンジンを注文したときに、仕様が変更されていて配線を変える必要があると言われていれば、そのとおりにしましたし、当然費用も負担します。しかしそのような話がなくて、エンストして漂流までしたことを、輸入元はどう考えているのでしょう?以下が23日に送った、私の怒りの返信です。

今回のご返答は到底受け入れることは出来ず、非常に困惑しております。
それは、前回、御社の製品のユーザーである私が持っている基本的な疑問と問題解決について、残念ながら真摯に対応しようとする態度が見られないからです。メールにお答えする以前の問題として、改めて以下の質問についてお答えくださるよう、お願いいたします。

1.インストレーションマニュアルの存在とその内容については承知されていましたか?

2.過去に「エンストの危険性については不知であった」といわれましたが、すなわちこのマニュアルにある「ニューズが飛ぶとエンジンが始動不能もしくは停止する」という特定の記述についても、御社は知らなかったということでよろしいですね?

3.このインストレーションマニュアルは日本語にして販売店に配布していましたか?

4.もししていなくて、英文のCD−ROMだけを供給していたとすれば、それで十分と判断していましたか?していたとすればその根拠は何ですか?

5.2.3.4.がNOであるとして、その結果発生した私の船の事故についてどう考えておられますか?エンジンの販売元としての責任は感じておられますか?

6.2.3.4.がYESであるとして、その結果発生した私の船の事故についてどう考えておられますか?エンジンの販売元としての責任は感じておられますか?それとも100%取り付け業者の失態であると判断されますか?

7.当初から御社では「バッテリーから別系統で電源を引くべきである」とおっしゃっておりましたが、マニュアルでは「エクステンションキット」なりを使えと指示しております。御社がこのメーカーの指示に寄らず、独自の配線方法を指示なさる根拠は何ですか?

8.返信メールにある、「”Accessory Relay Kit”は現在使用されているキー・計器ハーネスには対応できませんが」とはどういう意味ですか?

9.「40Aリレーなしハーネス」なるものは初めて聞く内容です。その詳細と私の船における配線例を示してください。

10.この問題解決に向けて、直接の面談ないし交渉をしていただくことは出来ますか?

以上、ご返答をお待ちします。ちなみに、本日、近隣まで航行しましたが、ふとしたことからまたヒューズが飛び、エンジン停止および漂流の事態に至ったことをお知らせしておきます。

最後の、またヒューズが飛んだとは、航行中にマーセレーターを動かしたところヒューズが飛んでしまったのです。もちろん、今度は原因がわかっていますから、取りあえずバッテリーからヒューズボックスにジャンプ接続をして航行を続けることが出来ました。それにしてもいつまでもびくびくしながら乗るのはイヤなものです。そしてマーキューりージャパンからの回答がありました。

1.インストレーションマニュアルの存在とその内容については承知されていましたか?

インストレーションマニュアルは過去より英文のものがエンジンへ添付されています。今回のご指摘の内容は、誠に不甲斐ないですが、こちらが見落としていたもので、何の言い訳も出来ません。××様のご指摘のおかげで、その後の出荷エンジンへは、注意喚起を書面で行っております。

2.過去に「エンストの危険性については不知であった」といわれましたが、すなわちこのマニュアルにある「ニューズが飛ぶとエンジンが始動不能もしくは停止する」という特定の記述についても、御社は 知らなかったということでよろしいですね?  

上述の通りで、当方の至らなさでございます。ご批判は当然のこととして受け止めております。

3.このインストレーションマニュアルは日本語にして販売店に配布していましたか?  

上述の通り、過去よりインスタレーションマニュアルは英文のままで、和文化はしておりません。

4.もししていなくて、英文のCD−ROMだけを供給していたとすれば、それで十分と判断していましたか?していたとすればその根拠は何ですか?  

現行のインスタレーションマニュw?アルの和文が出来ていない理由は、販売店様の経験等に頼っているのが現状だからです。

5.2.3.4.がNOであるとして、その結果発生した私の船の事故についてどう考えておられますか?エンジンの販売元としての責任は感じておられますか?  

本件の危険を事前に把握できていなかったことで発生したわけですから、申し訳なく思い、当然本件の責任は痛感しております。

6.2.3.4.がYESであるとして、その結果発生した私の船の事故についてどう考えておられますか?エンジンの販売元としての責任は感じておられますか?それとも100%取り付け業者の失態であると判断されますか?  

取り付け業者様の失態ではあるとは考えておりません。

7.当初から御社では「バッテリーから別系統で電源を引くべきである」とおっしゃっておりましたが、マニュアルでは「エクステンションキット」なりを使えと指示 しております。御社がこのメーカー の指示に寄らず、独自の配線方法を指示なさる根拠は何ですか?  

アクセサリー電源の取り方は、インスタレーションマニュアル中の例のキットを使用するよりかは、バッテリー→バッテリースイッチ→ブレーカー→電源パネルへ業者様の手により配電される方法が一般的に行われているからです。その関連部品としてマーキュリーがその配線部品をオプションとして用意しているわけです.。

8.返信メールにある、「”Accessory Relay Kit”は現在使用されているキー・計器ハーネスには対応できませんが」とはどういう意味ですか?  

これは、私の説明不足で申し訳ありません。このAccessoryRelayKitに含まれるリレーを接続するためには、艇側のキー・計器ハーネスを14ピンのものへ交換しないと接続できません(この場合は、例の変換ハーネスを使用することはありません)。現在艇に使用されているキー計器ハーネスでは、このRelayを接続できないので、「対応できません」と説明いたしました。言葉足らずで申し訳ありませんでした。

9.「40Aリレーなしハーネス」なるものは初めて聞く内容です。その詳細と私の船における配線例を示してください。

これは上述のAccessoryRelayKitのリレーを使用しないで、40Aヒューズ付きハーネスのみ電源供給用線として使用するという内容です。この場合は、バッテリースイッチからヒューズパネルへ接続することになります。

10.この問題解決に向けて、直接の面談ないし交渉をしていただくことは出来ますか?

この解決に向けて、部品供給作業等含めて、当方から○○ボート様へ依頼させていただきたく、ご了解お願い申し上げます。>以上、ご返答をお待ちします。

>ちなみに、本日、近隣まで航行しましたが、ふとしたことからまたヒューズが飛び、エンジン停止および漂流の事態に至ったことをお知らせしておきます。

こちらとしても早々に問題解決を行いたく思っております。40Aハーネスで容量が問題なければ、早々に部品を無償で供給し、○○ボート様が当社負担にて取り付けを行いますので、××様のご指示をお願いいたします。

ここに至って、ようやくまともなやり取りが出来るようになりました。責任を認め部品、工賃とも負担する、と私にとっては至極当然とも思える回答が出てきました。本来ならば、最初のメールですぐに船を引き取って改修して返すくらいの対応があってしかるべきなのですがね。確かにこの経過でわかったことはメーカーの製品の不具合ではないということです。そして輸入元に瑕疵担保責任もないのですが、輸入元が重要な情報を交付していなかったという業務上の過失によって取り付け作業が適切に行われず、その結果ヒューズが飛ぶという「損害」を私に与え、さらには航行不能という事態になったのですから、十分にその責任は認識してしかるべきでしょう。

さて、これで一件落着?いえいえ、初めの方で述べたように、最初からわかっていれば素直に配線変更を受け入れました。ですがこちらから配線図を示しマニュアルを見せるまで「エンジンから電源を取ることはあり得ない」とか「ヒューズがあることは知らなかった」などという頭からヒトを無視した対応でしたので、いまさら配線の変更は受け入れられません。あくまでも船はいじらずにエンジンの範囲で直してもらおうではありませんか!

そこで、下の図のように配線することを提案しました。すなわちエンジンの後にはオリジナルのヒューズボックスに行く太い配線が来ています。そしてエンジンの上にはブレーカーがあってバッテリーの電源が来ている、ですからその間の15Aのヒューズをバイパスして太い配線でつないでしまうという、要は昔のエンジンのようにするという極めてリーズナブルな案です。

これでバッテリーからわざわざ配線をメーターパネルの裏まで引き直すこともありませんし、ヒューズボックスやイグニッションの回路を変更する必要がないので作業時間も短くてすみます。しかも輸入元の提案ですaAその作業のために船を動かさなければならないのです。つまり誰か係留場所から作業をするところまで持っていって、終わったらまた戻す・・当然ながら人件費もかかりますしガソリン代もかかります。もちろん私が負担するわけではありませんが、それにしても私の案の方が輸入元にとっても安上がりなはずです。さて、次はどう出てくるでしょうね?

船の改修の話がついたら、次は航行不能になったことへの「補償」の話をしなくてはなりません。

 

2008年9月28日 桟橋でバーベキュー!

船仲間のMチャン、仕事が忙しくて今年は私と一緒に花火で2回出ただけだという。
いまだに忙しいけれど、今度の日曜に出るので一緒に行きませんか、バーベキューもやりたいんです、とのお誘いでした。もちろん、オッケー。でも、確かにその日は大潮だけど、干潮が10時半と早い・・・三番瀬で潮干狩り&バーベキューと言っても、12時になってこれからという時間に撤収じゃあつまらないネ、そうだ、いっそ桟橋でやりますか、ということになったのであります。

でもって、前日に近所のスーパーに行ってラムを調達。スライスする前の1キロ半くらいの真空パックになったブロックをそのままもらってきました。ブロックは筋と脂を除いて一口大にカット、他に手羽先は秘伝のスパイスに漬けておきましょう。

さて、朝になって、かに玉とホタテのバター焼きを作ったら出かける準備です。10時に桟橋に集合ですから、9時には家を出なければなりません。飲み会なので、もちろんバスと電車とタクシーで。

10時10分前に桟橋に着いたら、ちょうど上のほうKに船影が・・・いいタイミングでした。ゲストバースに着けて荷物を広げてセットアップしましょうか・・・あれ、もう焼き始めるの?早くもカニの焼ける臭いがあたりに広がりました・・・あわてて枝豆とかに玉と、ホタテを並べて、乾杯!

続いてサザエとハマグリを焼き、お次は手羽先。それからラムを焼いてジンギスカンのタレでいただく。最後はスモークした鮭のカマを焼きましょう。締めには、キムチ鍋も登場。うひぃ、辛い〜、でも美味いぃ〜


今回のメイン食材の生タラバ。仲間がネットで買ってきました。

枝豆とカニ玉もテーブルに出しましょう。

次は特製のスパイスに漬け込んだ手羽先です。

さあ、真打ちの登場!使い捨ての鍋で焼くジンギスカン!!

ハマグリも、ジンギスカンも、そしてカニもあって・・

みんなでまったりとした時を楽しんでいます。

ジンギスカンの2回目を焼きますよ〜

仲間のKさん、8キロ痩せて「ナベアツ」そっくりになった。

途中からは私の船のかつてのパートナーや向かいの桟橋の仲間も加わって・・・楽しい時間はあっという間に過ぎて薄暗くなったきました。撤収にかかりましょう。

しかし・・・10時半くらいから6時近くまで・・・よお飲んだ・・・デモ、良い一日を過ごしました。

 

2008年10月5日 桟橋でバーベキュー第2弾!

船仲間のミニオフ会BBQを、夢の島マリーナでやりました。

小人数ですが、炭のコンロが使えるということで選んだメインの食材は鴨。例によって、金曜日に麻布で鴨を仕入れてきました。そして魚介はいつもの魚屋。お、殻付カキが出てきましたね。一箱1300円は安いけど、8人では食べ切れません。結局サザエと鯨とプリプリのエビ、それにアナゴと「大定」の玉子焼きを買いました。

アナゴは骨きりをして、下煮をしてから煮付けます。
鴨は解凍して脂をとってぶつ切りにして秘伝のスパイスで味付け。
さて、鴨の手羽とか骨を使ってスープを作っておきました。
ここに豚のばら肉を入れて、ごく弱火に保ちます。美味しそうなウンパイローが出来ましたよ。このまま一日スープに漬けておけばより美味しくなるでしょう。前日の仕込みはここまでです。

さて、当日。
サザエは焼いて身を取り出し、小さく切って三つ葉とかまぼこを加えて殻に戻します。あとは現場で出汁を入れて炭火で焼くだけ。鯨は千切りにして、醤油とみりんとごま油で和えてユッケ風に。
おっと、エビです。エビは甘めの出汁で下煮しておき、型に流したゼラチン入りの出し汁に三つ葉と一緒に沈めてそうっと冷蔵庫へ。
さて、ご飯もちょっとほしいですね、舞茸の炊き込みご飯で一口おにぎりを用意しましょう。で、野菜ものが無い・・・葉っぱもののサラダは食べにくいからスティックですね。マヨネーズと味噌を混ぜてディップにする・・・・と。
前菜は一人分ずつカップに入れます。プラケースにぴったり8個入りました。食べる順番にクーラーボックスに収めて・・・・以上で仕込み、完了です。

さて、マリーナに到着。遅くなると雨が降るそうですから、皆がそろったらはじめましょうか。
最初は玉子焼き。そして鯨のユッケとアナゴとエビのゼリー寄せ。鯨とアナゴが好評でした。
その間にサザエを焼きましょう。ぐつぐつしてきました。熱いので気をつけてくださいね〜最後にかまぼこが2個でてきたら、お終いです。つゆも飲んでね〜。
お次はウンパイローといきましょう。これは冷めると美味しくないです、脂身が透明になるまで炭であぶりましょう。たれは、焼肉のたれをベースにしますが、決め手は「五香(ウーシャン)」です。ね、おいしいでしょう、これ・・・・
さあ、いよいよ鴨を焼きま〜す。うふふ、美味しそうな香りが漂ってきましたよ。焼けたところからどうぞ。中が半生くらいが美味しいですからね。鴨って味が「濃い」ですよね〜
最後にMさんの差し入れの和菓子のデザートが出てきて、全員感激!


エビのゼリー寄せ。出汁のゼラチンゼリーでくるみました。

クジラは千切りにしてユッケ風に味付けました。

前日に煮込んだ穴子。ツユが煮こごりになっています。

さあ、サザエを焼きますよ!

次はお肉と行きましょう、まずはウンパイローから・・

そして真打ちの鴨の登場です。

花火も上がりましたよ〜

大きな丸い花火は無いみたいです。



それでもフィナーレはそれっぽく・・・

イヤア、楽しかったですね!

花火は思ったより規模が小さいものですたが・・・その物悲しさが秋っぽくて・・・
宴の終了と同時に雨が降り始めました。いいタイミング、すぐに撤収です。

ちょっとあわただしかったですが・・・楽しいイベントでした。来年もやりたいですね。

 

2008年11月9日 メーカーからの回答(続き)

10月3日に送った提案に対してなかなか返事が来ないまま、約2週間が経過しました。いくらなんでも時間がかかりすぎる、これは無視にかかったかとややむっときて、10月16日、ついに直接電話をしてみました。
もし「居留守」なんぞ使ったら、直接浜松に乗り込むからな・・という意気込みで電話したのですが、すぐに出てきたのは意に反して非常に低姿勢で丁寧な担当者の声。なんでも、すぐにメールで返事をくれたそうですが、逆に私から連絡がないので出張にでも出ているのかと思っていたとのことでした。早速調べましたが、やはり私の所にはそのメールは入っていません。理由はわかりませんが、どうもスパムメールとしてプロバイダーに隔離されてしまったみたいです。そこで別のメールアドレスを連絡しました。勘違いでスミマセン・・・

電話で話しあった内容は、配線の改修作業を東京の代理店であるKENマリンサービスに委託したい、ついては一度担当者に船を見せてやって欲しいとのことでした。KENマリンは、一番最初に燃料タンクの修理をやったところですし、その後も部品を買ったりしていて、メカニックの氏家さんもよく知っていますから、彼がやってくれるのなら良いでしょう、ということで話がまとまりました。
10月27日に係留場所で氏家さんに船を見てもらった結果、はやはり当初の案のとおりにバッテリーからヒューズボックスまで別配線を引きたいというものでした。元々問題はエンジンハーネスにあって、そのために船の方で対応するのは理屈が通らないと思っていましたが、まあ作業をするのは私ではありませんし、マーキュリーの対応もきちんとしていましたので、そういうことならばお好きにどうぞ・・ということで全てを氏家さんに任せることにしました。そして11月7日の午後に東京湾マリーナへ船が回航されました。

東京湾マリーナは自宅から近いので、昨日、様子を見に行って来ました。まだ作業にはかかっていませんでしたが、配線のルートやブレーカーの取り付け位置などを打ち合わせて来ました。船が戻るのは14日前後になる模様です。

 

2008年11月29日 久し振りに・・船に来たぁ!

11 月の15日になってKENマリンから電話が入りました。
配線の改修作業は終わったのですが、オイル交換をするのにオイルフィルターが外れないというのです。そのため、エキゾーストマニホールドを外すので1日遅れるがいいだろうかというものでした。

オイル交換というのは、丁度冬になる前に最初のオイル交換をしようと考えていたのですが、配線作業の時に一緒にやってくれるよう依頼しておいたものです。オイル交換はこのエンジンで今回が初めて、ということはエンジンのアッセンブリーの時に工場で誰かがバカ力で締め付けたのでしょうね。結局、上架してエキゾーストマニホールドを外してようやくフィルターを外したそうですが、どんなに大変な作業だったかはこのぐしゃぐしゃになったフィルターの写真でわかります。イヤア、良かったです、ついでとは言えプロに頼んでおいて。もし自分でオイル交換をしようとして、フィルターが外れなかったら大変な騒ぎになっていたことでしょう。
で、船はその週末に使う予定はありませんでしたので、どうぞもう1週間くらい平気ですからごゆっくり、と返事をしたというわけです。

さて、船は係留所に戻ったと聞いたのになかなか見に行く時間がありませんでしたが、ようやく見てきました。バッテリスイッチの隣にブレーカーが付いていますね。この配線がメーターパネル裏のヒューズボックスにつながるわけです。(..)、パネルの裏を見てみます。ウンなるほどね、こうしたのか・・・

ちゃんとエンジンがかかるのを確認して、さてガソリンを入れておきましょう。というのも翌日久し振りに船を動かしがてら海ほたるか木更津まで釣りに行こうと思っているからです。携行缶をバイクに積んで近くのスタンドへ。
おほほ、嬉しいですね、116円ですって!前回入れたときは165円でしたからね〜なんでも午前中に2円下げたばかりだそうです。いいタイミングでした。海ほたる往復だけなら60リッターですが・・・取りあえず100リッター入れましょうか。3往復して給油完了。なかも整理して、釣りに行く準備も出来ました。

さて、明日は暖かくなるかな?


配線が変更され、バッテリースイッチから中央のブレーカー経由でメーターパネル裏へ給電されます。

メータパネル裏の配線。太い赤の線(黄色矢印)が左から来てヒューズボックスに入ります。

 

2008年11月30日 トリニティでちょい釣り!

さて日曜日、良い天気になりました。釣り日和です。

今回、釣りに同行してくれたのは、船仲間のAさん。ねらいはアジで、海ほたるか木更津あたりで釣る予定です。8時半に桟橋を出て、とりあえず南へ向かいます。

う〜ん、海ホタルの北に遊漁船が3隻ほどいますね、行ってみますか。と、その時ガツンという衝撃があってエンジンが一瞬止まりました!急いでニュートラルにして振り返ると、後の海面には長さ1メートルくらいの太い流木が浮かんでいるのが見えます。あちゃ〜、ちょうど太陽が海面に反射していて見えませんでしたよ。やっちまったか、とりあえず予備のペラはあるけど・・・・波もあるし、大変だなあ。ともかくドライブをあげて見ると・・・・プロペラは・・大丈夫のようです。よかったぁ、ステンレスプロペラで・・・・昔のアルミのプロペラなら間違いなく曲がっていたことでしょう。

さて、再び走り出しましたが、北風があるので遊魚の周りに近付くのはきつそうです。そこで、プレジャーボートが集まっている、海ホタルの西にアンカーを打ちました。周りを見ると、サバが上がっていますよ。程なくAさんの竿に良い型の真サバがかかりました。そして私にも来た!・・・でも・・ゴマサバだ・・・・


海ほたるの前。周りにプレジャーボートが集まっています。

視界が良く、横浜の向こうには富士山が見えます。

快調なA さん。久し振りの釣行です。

さあ、私にも来ましたよ!太ったサバちゃんです。

爆釣とはいきませんが、ポツポツとサバがかかります。結局10時頃から始めて、昼前にコマセがなくなったので帰ることにしました。着岸して船を洗い、お昼を食べて解散。たまにはこんなお気軽釣りも良いですね。
暖かくて、湾の回りもぐるっと視界が良くて富士山もくっきり。
いい休日となりました。

 

2008年12月13日 船のメンテです

前回の釣りの時に、電子レンジを使おうと思ってインバーターの電源が入らないことに気が付きました。

そこで、インバーターを取り外してみました。スイッチへの配線をやり直して点検、作動はオーケーです。きっとスイッチリモコンへのケーブルの接触不良だったのでしょう。

さあ、今年もこれで終わりです。
来年はエンジンも調子がいいことですし、春からバリバリ行きたいですね!

 

2009年に続く

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*My boat life 2008

  ・一年の計は洗濯にあり
  ・ついに修理開始!
  ・ついに修理完了!
  ・初クルージングは花見!
  ・初の船検です!
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