Trinity 日誌

*My boat life 2009

  ・新春は船で作業!
  ・初釣り&新年会
  ・花見&リバークルージング
  ・ぶつけられました・・・
  ・あった〜♪
  ・エメラルドの海?
  ・免許がない!!
  ・ドライブが逝った!!
  ・戸田花火!
  ・東京湾花火!
  ・トローリング♪
  ・秋の潮干狩り♪
  ・警告音が鳴りやまず・・
  ・エルボーのチェック
  ・サブウーファー交換

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2009年1月17日 船の作業

2009年の幕開けです。

うれしいことに年末からガソリンの価格が下がっています。今のうちに少しガソリンを入れておこうと、天気もいいので船に出かけました。シーズンオフの冬の間は燃料タンク内の結露によってガソリンに水が混じるのを防止するために、なるべく満タンにしておくのが良いのです。

年末に室内の掃除をしましたので、中はきれいです。携行缶を二つバイクに積んで、近くのスタンドに行きました。価格を見るとリッター99円とあります。安くなりましたね。夏には40リッターで7000円近くしたのに、今は4000円でお釣りがくるではありませんか。ふつうなら2往復ですませるのですが、3往復して120リッターを補給し、燃料系の針も2/3を越えました。

さて、次は魚探の振動子を外します。以前のGPS魚探は200KHzの単一波でしたが、船仲間からもらったモデルに取り替えたときに50KHzと200KHzの2波になって振動子も変わりました。それを前と同じ場所にシリコンで接着したのですがどうも今ひとつ感度が良くないのです。時々水深を表示しなくなったり、ちょっと走るとすぐに写らなくなります。そこで感度が良くなる「インナーハル取り付け」にしてみようと思ったのです。「インナーハル取り付け」というのは振動子を筒状のケースに取り付け、船底との間に不凍液を入れて密閉する方法です。

そのために100円ショップで適当な容器を物色し、見つけたのがインスタント漬物器です。蓋に穴を開けて振動子を固定し、桶の底を抜いて斜めに切り取って船底の傾斜にあわせます。
加工作業は家でやることにして、今付いている振動子を取り外しました。これが、シリコンがしっかりとくっついていてなかなか外れない。ドライバーで一部を浮かせながら、カッターで切ることでようやく外すことが出来ました。

自宅での作業は簡単です。蓋にドリルで穴を開け、リーマーで広げてやすりで修正。桶の部分はカッターで切断して断面をガスの火であぶって溶かして成形しました。

 

2009年1月24日 初釣り&新年会

インターネットボートクラブで知り合ったM氏から、釣りをやってその後バンド仲間と船上新年会をやるというイベントの話をうかがいました。今年になってまだ釣りにでていませんね、ぜひ一緒に連れて行って欲しいな〜と御願いしたところ、快く良いですよとのお返事。よしっ、私にとっては今年初の釣りです。うれしいなぁ〜

さて、獲物はキスねらいということです。
釣りの参加者は男が3人に女性が5人ですって。前日までは雨でしたが、当日はきれいに晴れました。でも、今年一番の寒波がきているそうで風が冷たいです。朝、インターネットで海況をみると、洲崎で15メーターも吹いているではありませんか!!湾奥は北北西で3メートルですか・・・・これくらいなら大丈夫かな?

さて、朝9時に待ち合わせ場所でピックアップしてもらって運河を抜けて芝浦へ出ます。ありゃ、ここで白波が立っている!羽田沖でかなり潮をかぶりはじめました。私はキャビンに避難しましたが、デッキの女性は頭から潮をかぶりながら平気で座っています。うわ、たくましい・・・。波を避けるために京浜運河を抜けて横浜から小柴に向かうも、すごい波です。船はフィッシャータイプですから、潮こそかぶるものの航行には不安はありません。とは言ってもうねりもひどく、こりゃあ釣りになりませんね。堤防の影に逃げ込んで釣りを始めましたが、釣果は船中で5センチくらいのカサゴが1匹。

そうそうに中止して東京へとの戻り、京浜運河を出たら波も小さくなっているではありませんか。そこで風の塔でカサゴを2匹釣り(釣ったのは私ではなく女性陣デス)、さらにアジねらいで海ホタルへと移動しました。漁探には反応があるのに、オモリ50号で真下に下りないくらい潮が速いです!そこにヒョウも降ってきて、うううさぶっ〜手がかじかんでコマセを詰めるのもままなりません。ついに誰ともなくやめましょうという声が出て、釣り終了です!結局釣果はカサゴが3匹だけ。それも全て女性陣が釣りあげたもので、私はもちろん・・・ボウズ・・・情けない・・・

お次は宴会タイム〜♪

4時に湾奥の運河に帰着して、宴会場となる51フィートの船に横付けしました。この船はレノン号という、普段はチャーターで営業をやっているパーティ船です。ですので広いサロンとキッチンがあり、さらに2階のデッキでも飲食が出来るというすばらしい船です。発電機が回り、暖房が効いた船内にはいると、M船長さんはキッチンで料理の真っ最中。いい匂いがキャビンに漂っています。俄然元気になった私は、空いたキッチンをお借りして差し入れの料理を温めさせてもらいました。

今回の差し入れは「ホタテのユズ和え」と「マダラの子の煮付け」、「カニ玉」、「秘伝のスパイスチキン」に「ウンパイロ-」です。参加人数が20人と聞きましたのであわててチキンを1品追加しましたけど、オードブルがたっぷりありましたので多すぎたかも・・・

そうこうするうちに、今回乗せてもらった船仲間のお友達のバンドメンバーが楽器やアンプを持って到着しました。船内でセッティングが始まり、準備が整ったのが5時半くらい。取りあえずそろったメンバーで飲み始め、そのうち参加者も増えて、いよいよ待望の船上ライブが始まりました。皆さん、私と同じくらいの世代とあって、演奏するのはベンチャーズにグループサウンズ、懐かしのフィフティーズのオンパレードです。つのだひろそっくりのM船長の「メリージェーン」も聴けて新年会は盛り上がることしきり。イヤア、ホント、素晴らしいひと時でした!!


風の塔の裏は波も穏やかでようやく釣りらしくなりました。

カザゴが上がりました。良い形ですね!

これが今回の宴会の場所となる51ftのパーティ船です。

隣に横抱きしたのが今回の釣りに行った船です。

室内はこうなっています。

船内のコクピット。実際には使われていないようです。

2階のコクピット。まあ、フライブリッジですね。

楽器とアンプは持ち込まれたものです。

料理もすっかり準備が整いました。

さあ、飲み会を始めましょう。

そして、船上ライブが始まりました。

皆さん、素晴らしい演奏ですね。

海上保安庁に捕まった!

さて、実は今回の釣行である、ハプニングがありました。
横浜に向かって京浜運河を下り、鶴見つばさ橋との交差水路を越えたところで、船の後に海上保安庁の巡視船がついているのが目に留まりました。エンジン音に混じってなにか言っているのが聞こえます。

「Mさん、後にホアンチョーですよ。停船しろと言ってます!」

すぐにスローダウンする・・・

「信号がバツなの、見ませんでしたかぁ〜右の運河に入って停船してくださ〜い。」とスピーカーの声。

信号?ここで?見てませんでしたね・・・・・
差し出されたタモにM氏が船検証と免許証を入れるあいだ、私はコクピットに座って船位を維持。結局は、

「今回は注意だけにします。これから気をつけてください。今日は波がありますから十分注意してくださいね。それから救命胴衣は全員着用してくださいよ。」

ということで全員、「ハイ、わかりました。どうも済みませんでした!」。と一礼!

 

こういうことなのです。
港の入り口には「信号所」があって、電光表示板で「F」とか「I」の記号を表示しているの、見たことがありますよね?

右の写真はネットから拝借したものですが、そう、これです。

あれって、大型船への入出港の合図であってプレジャーボートは関係ないと思っていませんでしたか?

実は、わたし、そう思っていました。
ところがそうではなかったのです。「×」のときは「許可を受けた船を除いて全船舶は航行禁止」なのです。

各信号の内容と意味はこの通りです。

「I」点滅 入港してよい(総トン数500G/T以上は出航禁止)
「O」点滅 出航してよい(総トン数500G/T以上は入航禁止)
「F」点滅 15000トン未満の船は出入自由
「X」と「I」の交互点滅 注意信号(まもなく「I」の点滅に切り替わる)
「X」と「O」の交互点滅 注意信号(まもなく「O」の点滅に切り替わる
「X」と「F」の交互点滅 注意信号(まもなく「F」の点滅に切り替わる)
「X」点滅 注意信号(まもなく「X」の点燈に切り替わる)
「X」点燈 禁止信号:STOP

丁度そのときは、大型の自動車運搬船が扇島から離岸、出港するところでした。なのでその間、運河内の通行が禁止されていたというわけです。

これまでに何度も京浜運河は通っていますが、一度も信号なんか気にしませんでした。でも、運河内には何箇所も信号所があって細かく表示されているのです。迂闊でしたね〜
詳細はこちらをご覧ください。

鶴見航路、京浜航路、川崎航路の航法

免許を取ってもうすぐ5年、東京湾をいい気になってあちこち走り回っていましたが・・・・まだまだ無知な私でした。今回は事故もなく、注意を受けただけで「経験値」をひとつ積んだわけですが、これを機に、さらに謙虚に安全航行を心がけなければいけないと考えた次第です。

 

2009年2月11日 カレイ釣りとホアンチョー

ネットの船仲間からカレイ釣りの誘いがありました。

この時期、カレイ釣りの場所は潮干狩りをする三番瀬の沖です。仲間が船を置いているのは船橋なので、出て目と鼻の先の所です。実は彼の船、それまでは船宿の場所を借りていたのですが、漁協が新たに開発した「船橋ボートパーク」に引っ越したばかりです。場所が狭いとは聞いていましたが、確かに彼の23フィート艇の両側に僅かしか余裕がありません。普通は一つの区切りに2艇が入るのですが、ここは1バース1艇です。仕切りはアルミの桁ですが、その上を歩くようには作られていません。あくまでも後の係留索を縛るだけの目的です。

さて、現場の行徳沖に着きました。かなりの船団が出来ています。先頭に船仲間が以前係留していた船宿の遊漁船がいましたので近づいていくと、船頭が両手に30センチオーバーのカレイを掲げて見せてくれました。
お、これは行けるぞ、とそのすぐ横にアンカリングして釣り始めたのですが・・・・さっぱり釣れません。結局3時まで粘りましたが、あたりすらなくて帰港しました。

ところで、釣りをしていると3人が乗ったゴムボートがやってきました。あんな小さな船で頑張るな〜と思っていたら、1隻に近づいて何やら話しかけています。そのうちにこちらに向かってきて「ド〜モ、海上保安庁です。お楽しみの所お邪魔しますが、書類を拝見します。」もちろん書類に不備はなく、「救命胴衣は着用してますか?」私は自宅を出る前に防寒着の下に膨張式のライフジャケットを着込んで来ましたので「ハーイ、このとおりで〜す!」


船橋ボートパークです。約7割のバースが埋まっています。

これが1艇分のスペース!両側に30センチ位しか余裕無し。

行徳沖にはかなりの船団が出来ていました。遊漁船も3隻見えますが・・・釣果は上がっていません。

ゴムボートが来たと思ったら、海上保安庁さんでした。

そして次の船に向かって去っていきました・・・

 

2009年2月14日 振動子の取り付け

バレンタインデーです。
これは関係ないのですが、朝からポカポカと暖かい日です。なんでも5月の陽気ですって。さて、振動子をつけてしましょう。

まず、エンジンの横の船底をブレーキクリーナーで綺麗にします。オイルが付いているとシリコンがうまく馴染みませんからね。筒の底にシリコンを塗って貼り付け、水漏れがないよう、周囲を綺麗にならします。
しばらく放置してシリコンが乾いたら、車の冷却液(不凍液)を8分目くらい注ぎます。漏れはないようですね、そこにそっと振動子を差し込んで、完了です。

もう、夕方になりましたのでテスト走行には行けませんが・・・いい結果になるといいですね。

 

2009年3月14日 ボートショー2009

今年も仲間とパシフィコ横浜に行って来ました。
朝から生憎の雨です。それでも少しずつ空は明るくなってきて、横浜に着く頃には雨は上がりました。
今年の新製品は日産のカタマラン船のサンキャット28ですが・・・どうもピンときませんね。価格は800万とまずまずですが、キャビンは狭く使い勝手も良くない、釣り用なのかクルーザーなのかどうもはっきりしませんし、装備も価格から言ったら全然魅力がありません。
今回はウエストポーチ型のライフジャケットを買いたかったのですが、あまり安いのは出ていませんでした。唯一、自動膨張と手動膨張を切り替えることが出来るというセールスマンの言葉につられて「K-7ライフベルト」というのを購入しましたが・・・帰宅して取り説を読んだら「切り替え」ではなく「どちらでも使える」というだけの代物でした。セールスマンは「手動に切り替えておけば、雨水をかぶっても勝手に膨張しない」と確かに言っていたのですがネ。

そんなわけで、対して収穫のないボートショーでした。(なので写真もありません・・・)
その代わり、仲間10人が集まった老舗イタリアンでのオフ会は楽しかったですよ!

 

2009年3月15日 魚探のテスト

振動子をつけてひと月が経ちました。
久し振りに暖かくなりましたので、船に行ってみました。振動子を納めた容器からの漏れはないようです。丁度、大潮とあって、船はどっかりと泥の中に着底していますからエンジンをかけるわけにもいきません。ということで、ガソリンを入れましょうかね。リッター107円ですから、前回よりは10円近く高いですが、まあ去年の夏から見ればうんと安い方です。携行缶で2往復して80リッターを追加して、ほぼ満タンになりました。

そのうちに水位も上がってきてエンジンをかけられるようになりました。ついでですから、少し走らせてみることにして上流へ向かいました。満タンのせいもあり、また船底に藻が着いているのでしょうね、船が重いです。滑走までにずいぶん時間がかかりました。それでも大場川の入り口くらいまで行って戻ってきましたので、少しは船底も綺麗になったことでしょう。

さて、肝心の魚探はというと・・・感度を変えたりオートレンジを入り切りしたり色々と設定を変えましたが、相変わらず探知が断続します。つまりインナーハルにした効果がありません。状況としてはいわゆる「泡切れ」のように画面が途切れて測深も出来なくなるのですが、それが滑走時の方が安定していて、逆に速度を落として浅い場所になると頻発するのです。不思議です。前の魚探は200KHzだけで振動子はシリコン付けでしたがGPSの表示が遅いけれども魚探としては何の問題もありませんでした。それが新しいのはGPSはバッチリですが魚探は50/200KHzになっているのに具合が悪く、インナーハルにしても改善しない・・・どうしてなのでしょうね?

釣りはともかく、浅瀬で水深が読めないというのは困ります。もう少し調べてうまくないようなら、別にモノクロの安い魚探を水深計として用意しなければいけません。

 

2009年3月28-29日 花見&リバークルージング

ボートショーが終わったら、次のイベントは花見です。
とは言え、やけに暖かった3月の前半に較べてその後が寒いこと。当初の予想に反して桜の見頃は4月になってしまいそうです。

さて、ともかく最初の花見は知人に頼まれて、その友人や職場の後輩を船に乗せてあげることになりました。普通花見なら昼前に出船するのですが、生憎その日は大潮です。昼近くになると係留所は干上がってしまい、船を出すことが出来なくなります。
そこで10時半に出船して、運河を抜けてお台場まで観光クルージングをし、ぐるっと回ってから篠崎水門に着いたのが12時半。残念ながら、桜はほとんど咲いていませんが、天気は良くなって太陽も出てきました。では、宴会を始めるとしましょうか。とは言え、キャビンの中ではカセットストーブで暖をとりながらですけどね。

用意したつまみは、ホタテのユズ和え、クジラのユッケ、ナンチャッテカニ玉、毛ガニ、サザエの壺焼き、スパイシーチキン、それに焼きうどんです。今回は若いゲストが乗るというので、品数を多くしてみました。メニューも、最初はイタリアンとかお肉中心の予定だったのですが、例の魚屋で良い食材があったので、急遽和風に切り替えた次第です。それがかえって若い皆さんにも喜ばれたようで、私も心を込めた甲斐がありましたよ。


旧江戸川を遡って篠崎水門にやってきました。

名物の桜は・・・・残念ながらまだみたいです・・

春っぽい日本酒で乾杯をしましょう。

本日の特選素材は、この毛ガニ様ですよ。

カニ、イェイ〜と、ご機嫌なお嬢さん・・・

ほら、こんなに大きなカニですよ〜

これも好評でした。サザエの壺焼きです。

最後はスパイシーチキンに、三つ葉とユズの焼きうどん。

さて、日曜日です。
こちらは、船仲間氏が女の子ふたりを載せて花見をするので私も一緒に 乗らないかというお誘いがあったのです。 確かに、なれないゲストを乗せて1人で船を操るのは大変だし、アンカリング だってクルーがいれば簡単。 ここは、まあ、ゲストの女の子はどうでも、船仲間の「仁義」として 当然センチョを助けてあげなくてはいけませんよね!

というわけで、オーケーしたのですが・・・料理を作る関係で聞いてもらったら、ゲスト嬢は「肉が嫌い」とのこと。 そこで持参するメニューも急遽変更して、ホタテとアスパラの和え物、ツブ貝、ナンチャッテかに玉、 活ミル貝とミズナの中華風サラダ、ケガニ、焼きうどんという構成にしました。
で、夢マリを1時出船というので20分くらいで浜離宮に着きますから、1時半に宴会が始まるだろうと考えて、クーラーボックスに保冷剤をチンしたものを敷いてそこに料理をいれて保温したのですが・・・・・
ところが、マリーナを出たあとセンチョが向かったのは門仲の大横川から隅田川に入り、さらに日本橋川から神田川を抜けて隅田川に戻って浅草までさかのぼっての観光クルージング。
私も初めてのコースでしたからとても興味深かったのですが、最終的にお台場にアンカーを打ったのは3時半。てっきりお昼を食べながらの宴会だと思っていましたから、昼飯抜きの私はお腹がすいちゃったよ〜それに料理も冷めちゃったよ〜


大横川に入りました。向こうに門仲のホテルが見えます。

残念ながら、ここも桜にはまだ早いです!

後からもプレジャーがやってきました。

江東区のボランティア、「和船友の会」の方々です。

隅田川に出ました。「ヒミコ」とすれ違いました。

隅田川は交通も多くて波が結構あります。

日本橋川を走り、「日本橋」をくぐりました。

明治時代に作られた石組みの「常磐橋」です。

神田川に入りました。後楽園ホテルが見えます。

さらに飯田橋へと下ります。

石垣が綺麗ですね。

後の正面は順天堂大学です。

お茶の水駅前で、地下鉄丸の内線が通りました。

昌平橋です。秋葉原の電気街が見えます。

隅田川に出てさらに遡ります。

カモメにカッパえびせんをあげると、こうなります。

ホタテとアスパラ、それにミル貝のサラダです。

続いて灯台ツブとナンチャッテかに玉。

そして、真打ちの毛ガニをいただきましょう。

やっぱり、甲羅酒は必須ですね。

ゲストの方々、満足していただけたかな?

そろそろ、帰港の時間ですかね・・・

ちょっとプランが予想外であったとはいえ、初めてのカナルクルーズは楽しかったです。
大横川なんて、たまたま当日は大潮のドン引きの時間帯でしかもオープン船だから楽々航行できましたが、トリニティだとあと30センチ水位があったら、低い橋をくぐるのはダメでしょうね。それでも、「和船友の会」の方々が和船体験会を実施していて、一緒にゆるゆると運河を航行するのは良いものです。いつかはトリニティで走りたいなぁ〜

そして、普段は見ることのない角度から見上げる、水道橋、飯田橋、お茶の水界隈の景色も新鮮でした。
むむむ・・・リバークルーズ・・・けっこう、奥が深いぞ!

 

2009年4月4日 ぶつけられました・・・

ようやく春らしい天気となって暖かくなったので、タイクーンまでクルージングをしてきました。

南西からの風があって、例によって羽田沖は白波が立っていますよ。京浜運河に逃げ込みましょう。今度は信号に注意してね・・・大丈夫、「K」の表示が出ています。で、この時にどうも船が左に傾くことに気が付きました。トリムを調整しても効果がありません。そのうちにブオッとエンジン回転が落ち込みました。ん?これは昔、良く発生した「ガソリンが来てないぞ〜」状態ですね。どこか詰まったな?
とりあえずアイドリングに落として、丁度良いのでトイレに入ってから航走を再開してみます。そのまま再発はなくタイクーンに到着。

さて、桟橋には数億円はしそうな巨大な豪華クルーザーが留まっています。良い天気だから、船を眺めながらテラスでビールを・・・・くくくぅ、これが楽しいですねぇ〜。そのうちに私が横抱きさせてもらった内側の船が出るので、降りていって「中抜き」を手伝っていたら次に「シエスタ1」という名前の船がやってきました。どうもアプローチが変だなと思っていると・・・おおっとぉトリニティの直前を横切って桟橋にまっすぐ向かってくるではありませんか。西風があるからトリニティのうんと前に出ないと風で押されて当たるじゃないか!と思うまもなく、手前に係留している船のバウに突っ込みそう!あわてて私がその船に飛び乗ってバウで向かってくる船の頭をそらし、店の店員と3人で「バックしろ、バック!」と叫ぶ。ところが一気にバックしないものだからそのまま流されて次にガキッとトリニティのバウレールに衝突。「ダメダメ、もっと広いところまでバックして!」・・ようやく離れて再度アプローチしてトリニティに横付けまでが約10分。
その時は私はもう席に戻っていましたが、ふと見るとその船の両舷灯が点いたまま船長が降りてこようとしている。仕方ないので上から「航行灯が点けっぱなしですよ〜」と教えてあげたのですが・・・な、なんとその中年の船長はライトを消した後東南アジア系の女性を伴ってまっすぐスタスタと店内に入っていったのでありました。唖然・・・
さて、ぶつけられたトリニティのレールですが、縦のポールの1本が台座から引き抜かれて外れてしまっています。店員が持ち上げて差し込み直そうとするのですが、無理のようです。「多分固定ネジを何本か外さないと入らないでしょう。あとで私がやっておきます」と伝えて食事に戻りました。

食後、バウレールのジョイントを外して差し込み直すことで修理自体は完了。ぶつけた船はと見ると「YAMAHA SEA STYLE」のステッカーが貼ってありますから、レンタル艇ですね。きっと「ボートで行くエスニックレストランで食事しようヨ♪」とでも言ってデートに誘いだしたのでしょう。そこに食事を終えた件の船長が戻ってきました。女性ゲストの前では面目がなくなるでしょうから、「船長さん、ちょっと」と呼び出し、陰で「船がぶつかるのは事故だとしても、その後挨拶もしないのは非礼ではないか」と問いただしたところ、本人は全く衝突を認識していなかった模様でパニック顔で平謝り。まあ、着岸の様子を見てもまだ数回しか舵を握ったことがなさそうです。それでどこから来たのか知りませんが、表のあの波のなかを来たのですから、ここに着いただけでイッパイイッパイだったとしても無理はありません。トリニティも凹んだり傷が付いたわけではないから許してあげましょう。離岸を手伝ってやって・・・・「気をつけて帰んなよ、来たときより波出てるからね〜」とは心の中で。


天使エビのガーリックバター炒めです。

すでに調理場で軽く焼いてあるので、コンロでちょっと温めるくらいで食べられます。ピリ辛のソースが美味しい。

骨付き牛肉の炙り、タイクーンソースというもの。

この時期の常で、帰りはさらに南西風が強くなりました。運河の中でも白波が立っています。姿勢の補正は相変わらず効かず、今度は右に傾いたままです。ポンプが動いてないな〜これは・・あれ、おまけに流量計が加算していない・・やっぱり燃料ホースにゴミが入ったか・・・ま、明日、まとめて修理やるべ。

 

2009年4月5日 あれ?無い!!

今日も暖かくて、作業日和です。
最初は燃料系統から。まず、燃料フィルターを外して分解します。このフィルターは、もともとはナイロンのネットがあったのですが目が細かくてすぐ詰まるので、ステンレスの切りくずのようなたわしと台所のごみネットを使って自作したものです。確かに小さなフレーク状のごみがたくさん溜まっていました。ブレーキクリーナーで洗浄し、ネットを交換して終了。次に流量計のセンサーを外して、これもクリーナーで洗浄し、中の羽が軽く回ることを確認して組み付けます。

それからバッテリー。前日に約1時間、オルタネーターから直結にして充電したのですが、やはりインバーターで電子レンジを使うと電圧低下警告音が鳴ります。電圧は10Vくらいしかありません。これはおかしいですね。自宅に持ち帰って完全充電することにして取り外します。


燃料フィルターを分解しました。ゴミがたまっています。

ネットを交換して綺麗になったフィルター。

昨年の上架したときの写真。タブが曲がっていました。

この通り、シリンダーから下がありません。

最後はトリムタブ。スイッチを操作すると、ちゃんとポンプが動く音が聞こえます。あれ?直ってる・・・船から下りてタブの状態をチェックしましょう。ありゃりゃ、右舷は正常ですが左舷のトリムタブが無い!!
トランサムにある三角の固定部は付いているのですが、そこにあるはずの油圧シリンダーがありません。そして板のようなフラップも・・・・・これはどういうことでしょう?そう言えば、去年のエンジン乗せ変えのときにフラップが曲がっていたのが左舷でした。もしかして干上がって着底したときに何かが当たって力がかかり、それで油圧シリンダーの根元が折れてしまった・・そして走っているときの波の力でフラップがちょうつがいから折れてしまったのでしょうか?その前の週に乗ったときはちゃんと姿勢制御が出来ましたから壊れたのは先週の大潮のときですね。
さて、困った・・・油圧シリンダーは補修部品があるとしても、フラップは片方だけというわけには行きませんね。
両方、同じものに取り替えてシリンダーを取り付け、エア抜きをして配管しなおすとなると、上架しなければなりません。ううう〜修理代、いくらかかるのだろう・・・
取りあえず部品がそろうまでは、近場はこのまま乗るとしましょう。ゲストにはバランス良く乗ってもらって、あまり動かないように頼むしかないですね、やれやれ・・・

 

2009年4月11日 あった〜♪

良い天気です。朝からお船の作業に行ってきました。

自宅に持ち帰ったバッテリーは丸一日充電して13Vになりましたが、ちょっと負荷をかけると10Vに落ちてしまいます。ということは、セルがひとつ死んでいますね。これは交換するしかありません。船に着いてまずはバッテリーを交換してしまいましょう。換えたバッテリーは前のより一回り小さいのですが、65AHありますので容量的にはオッケ-です。

さてトリムタブを製作してもらう場合に備えてサイズを測っておきましょう。20センチX31センチでした。そして、無くなったシリンダーの取り付け部をみると断面がポッキリと折れていますから、やはり干潮の時に着底して、船の重力がかかったためだと思います。でも、タブのちょうつがいのところがどうして外れたか、不思議です。接続部を手で触ってみましたが、別にちょうつがいのようにはなっていないし、ピンが抜けたりしてもいないのです。どうも構造が理解できません。

ところでガソリンの残量が100リッターくらいなので、GWになって値上がりする前に入れておきましょうね。2ラウンドして80リッター補給しました。
そうこうしているうちに、今日は大潮ですからぐんぐん水面が下がってきました。ゲストバースのあたりは水深10センチくらいで底が見えています。で、ダメ元で潮干狩り用に買った熊手を持ち出してきて、トリニティの左舷船尾のあたりを探ってみました。
5回・・・・・10回・・・・出てくるのは泥の塊ばかり・・・やっぱり、走っているうちに取れたのでしょうか。

あきらめようとしたその瞬間、ガチッとなにかが引っかかりました。石かな?そうっと向きを変えて引き上げると、フラップの隅が見えました!やったぁぁぁぁぁ〜!!!!!
ジャブジャブと洗って泥を落とします。うれぴぃ〜これで10万円を覚悟した修理代が、うまくすれば数千円で済みそうです。いやあ、よかったぁ!!


充電してもこの程度でした。

前のバッテリーより一回り小さくなりました。

電圧も正常になりました。

シリンダーの根本でポッキリと折れています。

やりました!見事に回収成功です。

折れた断面です。意外と薄いものですね。

船体側との接合部はこう。単に引っ掛けてあるだけ。

折れた断面です。中央にオイルを送る穴があります。

帰宅して、早速ネットで部品を調べます。今回の一件であれこれサイトを見たときに、折れた部分だけを扱っている店があったのです。どこだっけ・・あった〜!ベネットのアッパーヒンジ7350円なり。

http://www.marine-g.co.jp/accessory/gaisou/shopping/trimtab/index.htm

ついでにドライブのジンクも買っておきましょう。そろそろ交換時期ですからね。
さて、部品が来るのは来週です。来週末は旅行に出るので作業は出来ないとして、その次はまた大潮です。もしかしたら潮干狩りに行って、そこで作業をするのが良いかも知れません。

 

2009年4月26日 エメラルドの海?

前日の大雨からうって変わった良い天気です。
今日は、船橋の船仲間と三番瀬に行って潮干狩りをして、トリムタブの修理もやる予定です。

ところが、家を出るときは穏かだったのに桟橋に着くとかなりの風が吹いているではありませんか。
予定どおり9時に出船しましたが、川を下っている途中でもう白波が立っています。そのうちに向こうから来るプレジャーボートの船長が、すれ違いざまに腕をクネクネさせるジェスチャーをして教えてくれました。つまり、「湾内は波がすごいぞ」という意味です・・・・こりゃあ無理っぽいですね〜そこで急遽電話で打ち合わせた結果、船橋から出る仲間の船に一緒に乗せてもらうことにしました。そこからなら湾内ですし、ほんの10分くらいで潮干狩り場に到着しますから大丈夫でしょう。
トリニティは引き返して、かなりの強風の中うまく着岸も一発で決めて荷物を持ってタクシーで仲間の家へ。

さて、船橋ボートパークから船を出して、向かい風ですからバシャバシャ波を被りながら現場に近づきました。
ええええ〜この海の色はなに?ここはグアムか、サイパンか?まさに海がバスクリン色ににごっています。これが・・噂に聞いた「青潮」ですか・・・ひぇぇぇぇ、気持悪い・・・・

上陸しましたが、すごい風です。まさに台風並で、沖を見ると東京湾は真っ白です。これはトリニティで来なくて正解でした。で、潮干狩り開始。とは言え、あまり採れませんね〜シーズンインしたばかりだというのに・・これはやはり青潮の影響なのでしょうか・・・・
さて、お昼となりましたが、あまりの強風で、到底BBQができる状態ではありません。そこで、トリニティで宴会をすることになりました。12時半に撤収をはじめ、船橋港に帰港してから車3台でトリニティの桟橋に移動です。

みんなおなか空きましたよね〜まずはホタテのバター炒めとソーセージ炒めをカセットコンロで作ります。
その間に炭を起こして、イカを焼き、タレに漬け込んだチキンを焼き・・・鮭のチャンチャン焼き、厚切りビーフの網焼きステーキ、そして本日の特選素材である鴨を焼き・・・・締めは焼きそばです。


見てください、この海の色。

普段ならこんな色なのです。

奥の方と海の色が層になって変わっているのがわかります。

それにしても南の島に来たみたいですね〜

一方、こちらは東京湾です。一面に白波が立っているのがわかりますか?

全員でトリニティの桟橋に移動してきました。

桟橋BBQの開始です。

さて、ではチャンチャン焼きといきましょうか。

まずは鮭を半身丸ごと焼きましょう。

ミソを塗って野菜で蒸し焼きにすれば出来上がりです。

どう?美味しいでしょ?

そしてニュージー牛の厚切りステーキを焼きます。

切り分けていただきましょうね。

メイン食材の鴨さん、登場です。

スパゲティを茹ではじめます。

今回のアサリ。かろうじて一回分には間に合います。

出来ました。やはり三番瀬のアサリは最高です!

いつも三番瀬でやるBBQ舵と、潮の上がってくる時間には撤収しなければなりませんが、桟橋ではその制限がありません。ゆったり、まったりとしたBBQになりました。これはこれでいいですね。日が陰ってきて撤収。どうもお疲れさまでした。
そして・・・落ち着いて船で飲み直し。そうだ、そろそろアサリの砂も抜けた頃でしょう。たいした量ではないから、食べてしまいましょうか。というわけでボンゴレビアンコの準備にかかりました。

いやあ、忙しくて楽しい日でした。トリムタブの修理は出来なかったけど・・・皆で楽しくBBQは出来たし・・・その上、採ったばかりのアサリでボンゴレも作ったし・・・・充実の一日でした。

 

2009年4月29日 トリムタブの修理

潮汐表を見ると、中潮ですが1時半頃に結構潮が引くので三枚州でトリムタブの修理をすることにしました

幸い船仲間が手伝ってくれることになりましたので、二人で12時半に桟橋を出て川を下ります。休日のせいか結構人が来ています。砂浜に船を乗り上げて、潮が引くまで準備をしましょう。
まずはシリンダーの中のATFを排出します。水と混じった所がピンク色に濁っていますね。全部捨てて布で綺麗にふき取ります。次に新しいATFを注ぎ込んで新品のキャップを被せます。
さて、水に入りましょう。深さは膝くらいですが。まだ水は冷たいですね。壊れた部品を取り外しましょう。これは簡単。
次にフラップをかみ合わせるのですがこれがなかなかうまく入りません。下から差し込むようにしても入りません。左から差し込んでスライドさせてみますが、3センチくらいしか入りません。右から入れてやると・・良さそうですが、シリンダーの先がフラップ側の固定部から外れてしまいました。シリンダーの先の突起が折れてしまっています。代わりにタッピングビスをねじ込んで固定しましょう。結局シリンダーとフラップを分離してそれぞれ取り付けてから結合する方が良いことがわかりました。


購入した部品。右が壊れた物の交換部品で7000円。

干潮の30分前に三枚州に到着です。

夢マリからも仲間が見物にやってきました。

シリンダーに新しいATFを注入します。

キャップをねじ込んで、準備完了です。

結構、水が冷たいです。

壊れた部品を外したところ。ジョイントが見えます。

作業完了、作動チェックもオーケーです。

結局1時間くらいも水に入っていたでしょうか。途中で沖を通る船の曳き波が来て、半ズボンのお尻までびしょ濡れになってしまいましたので、すっかり寒くなりました。船に戻って着替えてから、圧力ポンプのタンクにATFを補充しますが・・・入り口が小さいのでアルミホイルでじょうごを作って少しずつ入れてやらなければなりません。ようやく補充が終わって作動テストです。エア抜きはちゃんとやらなくても、何回かトリムを作動させれば抜けるとのことです。大丈夫なようですね・・・ふうっ、これで修理完了です!!

帰り道では滑走状態にして作動も確認しました。これでもう安心して走らせられますね。それにしても・・・桟橋に戻ったら、フラップを上げた状態にしておく癖を付けなくては・・・また壊れたらたまりませんからね。

 

2009年5月16日 水中ポンプの交換

トリニティの係留場所はマリーナではないので、桟橋には水も電気も来ていません。そこで洗濯用のお風呂ポンプの一番大きなヤツを使っていました。しかし、それでも圧力が弱くてかろうじて水が上がるだけで不満に思っていたところ、ボートショップの「ビーフレンズ」で強力水中ポンプ¥9800というのを見つけました。確かにお風呂ポンプよりずしりと重く、パワーがありそうです。早速お買いあげ、そしてこれまでのポンプを入れ替えてみました。

さすがに水量が違いますね、勢いも良いです。が、こんどはホースが細いのが気になりました。コンパクトさとホースの短さで買ったホースリールは、ホース自体が細いのです。そこで普通の水道ホースに取り替えることにしました。とは言っても普通の太さの散水リールは15メーター以下は無くて、形状も大きくなります。なので今のホースだけを取り替えることにしました。リールを分解して、ジョイントも取り替え・・・5メーターの水道ホースを巻き取るコンパクトなリールが出来ました。これで水量も十分です。さて、早速それで船体を洗ってみましょうか。冬の間にたまった埃がこびりついていますので、デッキブラシでゴシゴシしながら洗い流します。気持ち、良いぃ〜!!
イヤア、綺麗になりました。この作業の詳細はこちらをご覧ください。

 

2009年5月23日 免許が無い!!

大変です、船舶免許が切れていました!!
最初に免許を取ったのが平成15年。そして翌年の春に1級にステップアップしていますから、今年で5年の更新をしなければいけなかったのです。それをすっかり忘れていました。

たまたま、他の人のホームページをみていて「免許の更新は1年前から出来る」と書いてあったので、あ、そう言えば来年だったよな・・と思いながら免許証をみて・・平成21年だから・・・ぎょえぇぇぇぇ、過ぎてる!!

それにしてもボート屋からハガキは来ていなかったぞ。ということで電話してみたら、昔はやっていたようなのですが人や組織が変わっていつのまにかやめちゃったそうです。それはともかく、どーすんのよ私の免許。すると更新のために講習を受ける必要があるのですが、それは自分のところではやっていないというのです。え?そうなの?
早速ネットで調べました。まずは国土交通省のページから。資格自体は終身有効なので、失効しても講習を受けて再度発行してもらえる、ふむふむ。講習を受けられるのは国土交通省の認定を受けたところだけですね、都内には5ヶ所しかない・・・そのなかで週末に講習を実施してくれて、自宅から近くて、料金が安いところは・・ありました!サウスランドマリンクラブ!!でも、予約は1週間前ですか、よし電話してみましょう。よかった〜直ぐに予約できました。

そして講習当日。場所は自宅からバイクで10分の所です。しかも、その昔「しののめ」というボートで行けるレストランがあったのですが、その隣のイタリアンレストランですって。きっと関係者がそこを経営していて、店が休みの時間にそこを使っているのですね。
で、「生徒」は私一人なので雑談を交えながら気楽な感じでやっていただくことが出来ました。まずは身体検査。視力が0.6以上、これは問題なし。そして聴力も身体機能もオッケー。次は一般の更新講習です。最近の法規の変更などや安全に関する注意をDVDを観ながら学習します。それから「失効講習」、こちらでもDVDを観ますが最後に学習内容を確認するテストがあります。二つの講習を通して強調されることは「小型船舶の船長としての遵守事項」です。昔は「マナーとされていたことが、今は法律になっているのです。その内容は以下の7項目です。

1.酒酔い操縦等の禁止 飲酒等の影響により注意力や判断力等が著しく低下しているなど、正常な操縦が出来ないおそれがある状態で操縦することは禁止。
2.免許者の自己操縦 水上オートバイを操縦するとき(全水域)、ボート等で港則法の港内や海上交通安全法の航路内を航行(横断を含む)するときは、免許受有者が直接操縦しなければならない。
3.危険操縦の禁止 遊泳区域への不用意な進入や遊泳者等への付近で航行するなど、危険のおそれのある操縦は禁止。
4.救命胴衣の着用義務 水上オートバイに乗船する者、12歳未満の子供は救命胴衣等の着用義務付け。
5.発航前の検査の実施 発航前には、航行の安全に支障をきたさないよう、燃料やオイルの量の点検、気象・水路情報等の収集、船体の状態等の検査を実施しなければならない。
6.見張りの実施 航行の安全を確保するため、周囲の水域の状況や他の船舶の動向等を判断することができるよう、常時適切な見張りを確保しなければならない。
7.事故時の対応 事故が発生した場合には、自分の身に危険がない限り人命救助に必要な手段を尽くさなければならない。

そして、1-4の項目に違反すると点数制の行政処分があって、再教育講習や停止となることも、どんどん車みたいに厳しくなっています。最近のボートマナーの低下もひどく、事故も多くなっていますから仕方のないことかも知れませんが・・・面倒な時代になりましたね。


さぁ、講習開始。講師の高川さんは私と同じ年ですって。

DVDでお勉強です。この辺は車と同じ・・

講習資料です。荒川で良く見る標識のリストもあります。

最後に理解力チェックのテストがあります。簡単!

さて、講習が終わったので高川さんが月曜に関東運輸局に更新の申請をしてくれることになりました。ですから火曜か水曜には新しい免許が手に入るはずです。
申請は、都内の運輸局は江東区の青海にあるので私が直接行ってもいいわけですが、お役所ですから当然平日に会社を休んでいかなければなりません。即日発行と言っても10分でもらえるときもあれば、数時間待つこともあるそうで、そうなると1日仕事です。なので代理人に依頼することになるのですが誰でも良いわけではなく、「海事代理士」でなければなりません。司法書士と行政書士をあわせたようなものなのですが、そういう職業もあったのですね。幸い高川さん自身が海事代理士なので、講習と申請代理を同時にやってもらえるわけです。これは楽で良いですね。

話は変わりますが、当初、自分で申請しようとして国土交通省のホームページを見たのですが、その時に海に関する法律があまりにも多いのに驚きました。こんなにあるのです。
ポツダム宣言ノ受諾ニ伴ヒ発スル航行ノ制限ニ関スル件
海事代理士法
海上運送法
海上衝突予防法
海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律
海上保安試験研究センター依頼試験規則
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
救命艇手規則
勤労者財産形成促進法
個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律
港則法
港湾運送事業法
航路標識法
国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律
最低賃金法
指定漁船に乗組む海員の労働時間及び休日に関する省令
小型船造船業法
小型船舶の登録等に関する法律
水先法
水路業務法
船員の雇用の促進に関する特別措置法
船員災害防止活動の促進に関する法律
船員職業安定法
船員保険法
船員法
船舶のトン数の測度に関する法律
船舶安全法
船舶職員及び小型船舶操縦者法
船舶保安認定書等交付規則
船舶法
船舶油濁損害賠償保障法
造船法
男女雇用機会均等法
中小企業退職金共済法
賃金の支払の確保等に関する法律
統計法(一般統計)
統計法(基幹統計)
内航海運業法
内航海運組合法
日本船舶であることの証明書交付規則
本州四国連絡橋の建設に伴う一般旅客定期航路事業等に関する特別措置法
離島航路整備法
労働安全衛生規則
労働組合法

いやあ、これなら何をするにも海事代理士が必要なわけですね。「ポツダム・・」にも笑っちゃいますけど、お船を作るにも法律があったんですね〜

 

2009年6月7日 ドライブが逝った!!

6月6日。翌日の保田クルージングに備えて昼からお船の準備に行ってきました。
ガソリン代はリッター119円。少し上がっていますね。携行缶で往復すること3回。ほぼ一杯ですがあと10リッターくらい足りない感じです。ついでだからもう1ラウンド。で、携行缶2/3位入ったところで満タンになりました。保田までの往復を200リッターとみても、100リッターの予備があるので安心です。ドリンクもクーラーボックスに入れて、氷を入れておきましたから翌朝までなら十分冷えるでしょう。さて、準備完了、翌日のクルージングが楽しみです。

6月7日。朝から快晴です。9時半にディズニー前に集合ということなので、9時10分前に出航しました。
今回の参加艇は6艇です。快調に南を目指して東京湾を下ります。木更津を過ぎて、第一海
堡が近づいてきたときに、ゴツンと音がしてエンジンが止まりました。あらら、ロープを巻いちゃったみたいです。ドライブを上げるとプロペラがキラキラ光ながらクルクル回っています・・・なんでもない・・ところがエンジンがかからないのです。
正確にはセルモーターは回ろうとするのですが、クランクシャフトがまわらない、つまりロックしています。これは重症ですね。
これではリタイアするしかありません。心配して戻ってきてくれたメンバー艇には状況を説明して先に行ってもらい、救助を呼ぶことにしました。アンカーを打って、BANに電話して救助を待ちます。ところが、救助艇はいま別件で出動中だそうで、それが終わって燃料を補給してからじゃないとこちらには来られないそうで、かなり時間がかかるらしいのですが・・仕方ありませんね。 結局、海上で待つこと4時間。お昼は・・・「ばんや」のお寿司が目にちらつきますが・・船にはあいにく飲み物しかありません。以前はレトルトとかレンジでチンする食料を積んでいたのですが、結局食べずに賞味期限が切れたのでそれ以降は何も積んでいなかったのです。いやあ失敗です。

さて、ようやく救助の船が来たのは南風が強くなって白波が立ち始めた3時半でした。それから7ノットで曳航してもらいましたが、エンジンが止まっているのでパワーステアリングが効かない舵をとること3時間。夢の島マリーナの前で修理をする東京湾マリーナの船とバトンタッチして桟橋へ到着。やれやれと上陸したときは、もうすっかり薄暗くなっていました。


ディズニー沖に集結する参加艇は6隻。

向こうに見えるのが第一海堡。ここで無念のリタイア。

付き添っていてくれたS氏艇。有り難うございました。

曳航されるトリニティ。日が陰ってきました。

6月8日。修理を依頼したKENマリンのメカニック氏から電話があり、原因はドライブのギア欠けによるベアリングの固着であるとのことです。なにしろ去年新品と載せ換えたばかりですから、もしかすると製品不具合の可能性がありますので、それを考えてマークルーザーの正規代理店であるKENマリンに見てもらうことにしたのですが・・・どうみても保証の対象にはならないようです。
ともかく見に行ってきました。ドライブの一番下のフィン(スケグ)が大きく欠けていて、プロペラも曲がっています。これではかなりの衝撃があったはずですが・・・いつのことでしょう?確かにプロペラに流木などが当たったことは数回あります。そのたびにドライブを上げてみてもプロペラには異常が無くて「さすがにステンペラは強いなぁ」なんて喜んでいたのですが・・・まさかこんなことになろうとは!!
従って、原因としては衝撃がシャフトからギアに伝わってクラックが入り、それが走行中に割れて破片がギアに噛んでクランクシャフトが回らなくなったのでありました。しかも破片がギアに押されてハウジングの内壁を突き破って穴を開けています。これがなければギアだけ交換すればいいのですが、このままではギアオイルが漏れ出してしまいます。はたしてハウジングの補修は出来るのでしょうか?出来なければアッパーギアをアッセンブリー交換しなければなりませんが、それだと新品なら40万円もするのです。さて困った。


ドライブを降ろしたトリニティ。

これがドライブ本体です。

アッパーのベベルギアが損傷して、かけらが見えます。

ペラが曲がってしまい、スケグが半分欠けています。

破片が内壁を突き破って穴が空いています。

上架したトリニティ。こうしてみると小さい・・・

さて、修理については、いろいろ調べましたがハウジングの穴は溶接で修理が出来そうだと判明しました。ここは力がかかるわけではなく、オイルが漏れ出ないように塞げば良いわけです。良かった・・・中古とのアセンブリー交換も考えましたが、中古はシールやクラッチの状態とか履歴がわからないこと、今のドライブはまだ1年ちょっとでもったいないことから、穴が修理できるのであればオーバーホールをする方が信頼性が確保できるので良いですね。ということで、ハウジングの修理のためにドライブを分解してもらうこととになりました。

 

2009年6月25日 ドライブ修理

KENマリンで分解したハウジングは、知り合いの車屋さんに持ち込んでアルミの専門家に溶接をしてもらいました
あの狭い穴に溶接のトーチが入るのか心配でしたが、そこはプロ。内側から周囲の壁全体を補強する形でちゃんと穴を塞いでくれました。そして修理が終わったハウジングはまたKENマリンに運び込んで、本格的にオーバーホールを開始してもらいます。さて、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?


上から見るとベアリング周囲の肉盛りが見えます。

空いていた穴がふさがっています。

 

2009年6月27日 ペンキ塗り!

ドライブの修理完了までお船はマリーナの船台の上に鎮座したままです。その間にかねてから気になっていた作業に取りかかることにしました。
それが、コクピットの車でいうとダッシュボードに当たる部分の補修です。じつはこの船を買ったときから、すでに直射日光にさらされる水平部分が白っぽく変色して塗装に細かいひびが入っていました。修理は大変なので、その上にカーペットの滑り止めに使うネットを敷いて隠していたのですが、そのネットも5年を経過してかなり汚れてボロボロになってきたのです。そこでちゃんと補修しようと思ったのですが、方法は3つ。まずはゴムなどの滑りにくい素材のシートをぴったりと切り抜いて被せること、もしくはカッティングシートで覆うこと、そして最後はペイントで塗装をすることです。ゴムシートを敷くのは簡単ですが、縁をどう処理するかが問題です。カッティングシートは、裏に粘着剤が付くので作業が楽で仕上がりが綺麗な利点がありますが、耐熱性、耐候性の点で疑問が残ります。そして塗装は色の選択が自由にできるのですが、塗る作業が大変という難点があります。

結局あれこれ考えた末に、光沢のある屋外用の水性塗料で塗装することにしました。トリニティの次の世代の船からはダッシュボードの色が黒からライトグレーに変わっていてとてもおしゃれに見えましたので、似たような色を選びました。作業の前に、上に固定してある魚探のマウントやスピーカー、メーターパネル、配線ダクト、トリムなどを全て取り外します。次にひび割れた塗装にサンドペーパーをかけて表面を綺麗にします。テープでマスキングをして、ローラーと刷毛で塗装開始です。最初は下塗りをして、一晩乾燥させてから2回目の塗装です。


ネットをとって、マウントやコンパスなどを外しました。

ハッチのトリムも外します。奥が白っぽく変色しています。

これが表面の細かなひび割れです。ザラザラです。

サンドペーパーで表面を綺麗に磨きます。

マスキングをして最初の下塗りです。

ライトグレーの光沢のある水性ペイントを使いました。

メーターやコンパスなどを元に戻しました。

どうです?明るくなりましたね。

28日。前日とは違って涼しくて作業ははかどりそうですが遅くなると雨になるようなので、午前10時と早めに作業開始です。まずは2回目の塗装です。お昼で中断してから3回目の塗装にかかったところで雨が降り出しました。あちゃぁ、乾燥が遅くなりますね。仕方ないので出来るところから外した部品を戻していきましょう。作業が完了した頃にはザーザー降りになりました。まだペイントが完全に乾いてはいませんが、このまま放置することにしましょう。仕上がりはイマイチで、ローラーの跡や刷毛目が気になります。メーカーのようなツルピカの高級感がありません。さらにクリアラッカーを吹き付ければいいのでしょうが・・・また部品を外すのも大変・・・やるとしたら秋にしましょうか。

 

2009年7月4日 塗装の仕上げ他

塗装は終わったものの、素人の浅はかさで養生をきっちりしなかったためにはみ出た塗装があちこちにあります。近くの日曜大工センターに行って、剥離剤とシンナーを買ってきてゴシゴシと付着したペイントを落とします。また、同じく日曜大工センターで滑り止めネットを買ってきました。60センチ×120センチの網目状になったソフトなネットです。これを2本買ってダッシュボードの水平面に貼り付けました。これで目隠しにもなりますし、ダッシュボードの上に置いた携帯やデジカメ、バッグなどが揺れで滑り落ちるのを防止することが出来ます。


一度付けたパーツを外してネットを敷き混みます。

パーツを戻して作業完了です。綺麗になりました。

さて、ドライブの方はロアケースの分解が終わりました。やはり中に削られた鉄粉が混じっていたそうです。ハウジングだけになりましたので、これを自宅に持ち帰って次の日に修理に持ち込むことにしました。

2009年7月5日 

ハウジングは、午前中に知り合いの車屋さんに持ち込んで前回同様、アルミの専門家に溶接をしてもらいます
そして午後からはまたお船へ。工具入れの扉のキャッチが壊れていたのを交換し・・前日は作業のしっぱなしで帰りましたので、綺麗に片づけましょう。キャビンのカーペットに掃除機をかけてふと船底のハッチを開けてみると水が溜まっています。灯油ポンプで汲み出したら、バケツ3杯にもなりました。以前、バウに水が溜まって「前が沈んでいるよ〜」と言われたとき以来です。もちろんその間は時々点検していましたし、このところはずっと上架していましたから、入ったのは雨水以外あり得ません。やはりビルジポンプの排水口から逆流するのでしょおうか。
バウの物入れも点検しました。前に吸湿剤を入れておいたのですが、たっぷり水を吸ってパンパンになっています。そのうえ跳ねたときの衝撃のせいか、中の水がこぼれて釣り道具はびっしょりです。全部引っ張り出して虫干しをしなくてはなりません。


250馬力のエンジンが2基掛けですよ!!

アルミの船底にフロートが付いています。

キャビンには「爆発物処理班」と書いてあり、ゾディアックのハリケーン920というモデル名が見えます。

ところで、修理をしているマリーナに変わった船がありました。いわゆるゴムボートなのですが、かなり本格的で、アルミ製のキャビンも付いています。そして何よりも異様なのがエンジンです。マーキュリーの電子制御インジェクションの250馬力エンジンがダブル、つまり500馬力ですよ、こんな小さなボートに!
それもそのはず、横には「爆発物処理班」という文字が見えます。警視庁か水上警察の船なのでしょうね。これなら40〜50ノット位でるのではないでしょうか。特殊な目的のための船ですから、お金も規則も関係なし・・なんでしょうね。ま、金輪際お世話になることはないと思いますが・・・・
ちなみにこのおフネ、「Z」のマークが見えますね。これはかの「怪傑ゾロ」・・ならぬ、フランスのインフレータブルボートメーカー「ゾディアック」社のマークです。英語ではゴムボートの代名詞として使われるくらいのゾディアックは軍用を初めとして様々な特殊用途のボートを作っています。マークの下に「ハリケーン920」というモデル名が見えます。調べてみると最大搭載エンジンは300馬力×2で46ノット、燃料は860リッターとあります。

http://www.zodiacmilpro.com/hurricane-ribs.php

http://www.zodiacmilpro.com/tds/920_OB_Cabin.pdf

う〜む、さすが、ただものではなかったですね。

 

2009年7月11日 アルミ削り!

トリニティのドライブは依然修理中です。
前回、アッパーケースに開いた穴を知り合いの車屋さんの伝で溶接してもらいました。で、スケグが折れたロアケースも修理をお願いすることにして先週持ち込んで1週間、修理が出来たというので今朝、引き取りに行ってきました。見てみると、厚さ1センチのアルミの板がどかんと溶接されています。元の部分は5ミリくらいなのですが、倍の厚さですね。つまり・・・あとは好きなように削れ・・・と。

ひとまず自宅に持ち帰って、それから近所の日曜大工センターへ。あれだけのアルミを削るには、マニュアルでは出来ません。電動ドリルの先に付けるヤスリビットはありますが、それでは埒があきません。かといってNCリューターというわけにも行かず・・・ここはディスクグラインダーを買うことにしましょう。そしてディスクは・・あった、アルミ切削用、それに磨きのためのディスクも必要です。
次はペイント材料。アルミ用のツヤあり黒はありますが・・下地処理用のサフェーサーが見つかりません。まあ良いか・・・・脱脂のシンナーはあるし・・と。

さて、ベランダにロアケースを持ち出して、グラインダーで削ります。ある程度までは削れましたが、さすがに元と同じ厚さにまでは削れませんね。溶接部分を削りすぎるとポロッといってしまうのではないか・・・怖すぎます。それにしてもすごい音です。ごめんなさいね〜そしてあたり一面、アルミの粉だらけです。私も頭から粉をかぶりました。約1時間アルミと格闘してなんとか見られる形になったので、次は塗装です。
目の細かいペーパーをかけて脱脂して・・・吹きつけ開始。3回塗って、これでお終い。明日の朝まで乾燥させて、東京湾マリーナに持ち込むことにしましょう。


こんな風に折れた部分にアルミ板を溶接してくれました。

それにしてもこの分厚いこと、1センチはあります。

これが横から見たところです。さて、やりますか。

まずは3辺の角を落とします。

さらに全体を削ってなめらかな形状に仕上げます。

反対側も同じように仕上げました。

2009年7月12日 内外装清掃!

ロアケースはKENマリンさんに引き渡して、お船を見ると、船底塗装が終わっていました。
前回はエンジンの乗せ換えの時に自分でやったのですが、それから1年以上経ってキールのあたりはだいぶ剥げてしまっています。かといって、ここは普通のマリーナですから、面罵ならともかく前のように勝手に船底塗装は出来ません。それに、前にやってさんざん懲りた・・・というのもあって、今回はプロにお任せしたのです。

そこで、私は内装のクリーニングをすることにしました。
コクピットの天井は、2年前に掃除下だけですので、またしてもカビが広がっています。カビキラーとメラミンスポンジでサイドのトリム、シートなどビニールレザーのクリーニングをしました。


サイドとリムも薄汚れています。

綺麗になりました。

シートです。これもシワの間が黒く汚れています。

新品みたいに綺麗になりました。

これが問題の天井。黒いのはカビです

殆ど目立たないくらいに綺麗になりました。

バウのビルジポンプの排水口にカバーを接着しました。

どうです?すっかり綺麗になりましたね。

お次は外回りです。
ハルにこびりついたフェンダの黒い汚れをクリーナーで落とし、係留所のポールでこすった時の青いペンキ跡を落とし、ヘコミキズはパテで埋めて白いペンキで塗装して・・・・全体をクリーナーで水垢を落としました。さらに、周囲のゴムベルトが浮いているところがあったので、ハンマーでたたきながら埋め込んでおきました。

前回、バウの方に水が溜まっていました。2007年の暮れにはカーペットまで水に浸かったことがありました。これはハルの水漏れではなく、雨水が外から入り込んだものと推定されます。
キャビンは全然濡れてませんので、多分大雨や横殴りの雨の時にハルに開いているビルジポンプの排水口に雨水が流れ込み、そのままポンプを経由して下に溜まったのではないかと思うのです。というのも排水口よりもポンプははるか下にありますが、逆流止めのフラップみたいなものは排水口にもポンプにも無いからです。そこで排水口を上から多うカバーを透明のプラスチック板で作って接着剤で貼り付けました。簡単なものですが、これで効果があったら、もう少し見栄えの良いものを作るつもりです。

 

2009年7月20日 またもやちょこっと作業!

3連休の最終日、またお船にやってきました。
ドライブはどうなったかな?あれれ、前と同じですね。じゃあ、例によって作業をやらせてもらいましょう。まずは前回手が付けられなかった左舷のゴムモールの修正です。アルミの台座が浮いているのですが固定しているリベットが腐っています。これを取るにはドリルが必要です。そこで今回はドリルを持参。インバーターで100Vを用意してドリルでリベットをもんで取り去り、さらに穴を2ヶ所開けてタッピングネジで固定しました。ゴムモールを打ち込んで修理完了。

お次はバウのローラー。これは、今回曳航してもらうときにバウと曳航船の船尾が接触し、その時にローラーのステンケースが曲がってしまったのです。モンキーをかけて曲がりを直そうと思ったのですが、先が開くだけで旨く修正できません。そこでローラーを取り外してショップに修正を依頼しました。傷が付いたバウの部分はパテで修正しました。

そして最後はハルのストライプの修正です。面倒なことにこのラインは黒と紺色、金色、それにブルーグリーンの4色なのです。そこで日曜大工センターに出かけて、黒とブルーとグリーンのラッカーに絵筆とパレットを買ってきました。黒と青を調合して紺色は出来ましたが、金色が明るすぎます。黒を混ぜると黒すぎて、どちらかというとブロンズに近い元の色になりません。これは赤も買ってくるべきでした。ともかく黒と紺色だけ修正することにしました。


左舷のモールがアルミの台座ごと浮いています。

リベットが折れているのが原因でした。

前後に穴を開けて、タッピングネジで固定します。

モールをはめ込んで修正完了です。

これがストライプ。ところどころ剥げています。

パレットで黒と青と金色を混ぜ合わせます。

こんな具合に修正しました。色が合わないところがありますが、まあいっか=B

さて、ベアリングは今週中にはいるので週末までには修理を終えておくとの話でした。
イヤア、結構かかりましたね、1ヶ月半ですか・・・ちょっと予定よりはかかりましたが、これから挽回しますよ!

 

2009年7月25日 またまたちょこっと作業!

7月最後の土曜日となりました。
予報とは変わっていい天気になりましたね。でも、風がかなりあります。今夜は浦安の花火ですが、仲間が船で出るというので船が直っていれば合流することも考えてはいたのですが、この風の状態では例え近距離といえどもディズニー沖を横切るのはキビシそうです。

さて、私のお船はどうなったのか?
何も電話がないということは、まだ終わっていないということですね。で、様子を見に行きました。途中、日曜大工センターに寄って金属製のラックとアルミの柄がついた虫捕り網を購入しました。ラックは、工具などを入れているハッチの中の整理用です。今使っている樹脂のラックが壊れてしまったので交換です。
そして、虫捕り網は・・・・ルーフからデッキの照明を固定するポールに使うつもりです。

さて、マリーナに行くと・・・あれ?船が見えない・・・もしや、もう修理が終わって試運転とかやっちゃってくれたりなんかしてる?期待を込めてマリーナの水面を見ても・・・・無い。あらためて探したら、ずっと奥の大きな船の間に置いてありました。で、後を見ると・・・まだドライブは外れたままです。
工場に行ってみると・・組み立てている途中のドライブが目に入りました。メカニック氏が一生懸命やってくれていますが、どうでしょう?明日には終わるのでしょうか?

さて、ではこちらは船で作業をしていますか。
まずは壊れたラックを引っ張り出して、代わりの金属ラックを組み立てます。組んでから入れようとすると・・・アラ、入らない。分解してまた中で組み立てます。高さを変えたり、棚を入れ替えたり・・あれこれ苦闘すること1時間、ようやく中が収まりました。
お次は虫取り網のネットを切って取り去ります。使うのはアルミの柄と輪になった針金部分だけ。これで夜間、デッキで宴会をするときの照明を吊り下げるポールを作成します。これまでテーブルの上にランタンを置いていましたが、もっと上からデッキ全体を照らしてくれる、頭の位置に照明を固定する方法を探していたのです。これで花火もオッケーでしょう!


これが壊れたプラスチック製の棚。

金属製です。これなら頑丈でしょう。

中に入れてから組み立てました。

最終的にこうなりました。

買ってきた虫取り網。これを素材に使います。

まずは網を取り去りました。

針金を折り曲げてこういう形にします。

これが完成型。ライトはとりあえずビニールテープで固定。あとでベロクロに代えます。

取り付けはこのようになります。

裏から見るとこうなっています。

いよいよドライブの取り付けです。

二人がかりで組み付けています。頑張れ!

さあ、修理完了です。

曲がったプロペラも修正してくれました。

そうこうするうちに、下の方からガトゴト音がし始めました。スターンを覗き込むと、二人がかりでドライブを組み付けているところでした。 やた〜っ!!!それから約一時間・・・ついにエンジンがかかりました! ギアを入れたり切ったり・・うふふ、動いている、動いている!これで陸の上のテストは終了ですって。 翌日3時に船を引き取ることとなりました。
いやあ・・・長かったなぁ・・・

 

2009年8月1日 戸田花火!

今年も戸田の花火の時期となりました。
花火も楽しみだけど、料理に知恵を絞るのも楽しい・・・さて、今年は何を作ろうか?

まず思いついたのが「餃子」。これはとある餃子で有名な店にイベリコ餃子なるものを食べに行ったら、ランチタイムには やっていないということで、イベリコ豚の餃子はそんなに美味いのかな・・・から連想して、そうだ、ギョーザをつくろう!と思い立ったのです。

まずは基本の豚肉を美味しくしよう・・・ということで肩ロースとばら肉をブロックで用意して、ミンサーで塩と紹興酒をかけながらひき肉を作成。そこに干しエビの戻したものを混ぜ、鶏がらスープ、塩、コショウ砂糖、ごま油で味付け。具にはプリプリのエビとホタテの2種類を用意しました。朝8時から始めて、餃子が焼きあがったのが11時。ふうっ・・・・次は魚屋に仕入れにいかなくっちゃ。
今日は良い物が入っていますね、ボタンエビが大きくて美味しそう!でも、エビが嫌いな人がいるから止めておこう・・・磯ツブがありました、いつものタイにホタテも購入、イカが大きいの3杯で450円安いしそれにしても抜群の鮮度ですね、お買い上げ〜インドマグロのいいのがありますね、これもゲット。今日のサザエも大きいなぁ。ウニ・・・無くてもいいけど・・300円だから買っちゃお。う、このケガニ・・・予定にはないんだけど、大きくて身がしっかり入っている・・でもアワビを大きいのにしちゃったしなぁ・・・品数も多すぎちゃうしなぁ・・・ええい、使う使わないは別として、とにかく買うだけ買っておくか・・・というわけでメニューは、
・磯ツブの煮付け
・イカそうめんウニ和え
・活タコとミズナのサラダ
・アワビとホタテの水貝
・ヅケマグロとタイの生春巻き
・サザエのつぼ焼き
・ケガニ塩ゆで
・スパイシー手羽先焼き
・エビ餃子とホタテ餃子
となりました。
これにゲストからの差し入れで野菜料理とおこわ、それに鎌田の名店のチキンの竜田揚げが追加される予定です。

生春巻きは初めて作ってみましたが面白いものですね。
当初、タイをサニーレタスとキュウリではさみ、スィートチリをかけて巻いてみたですが、チリが強すぎてタイの甘味が出ません。そこで、塩とごま油でタイを味付けをしてスィートチリはやめました。一方、マグロのヅケのほうはナンプラーでとも考えたのですが、タイを弱い味にしので、こちらも素直に醤油とみりんだけで。
子供がいるのでワサビも控えましたが、代わりにカイワレを使いました。これは、花火を見ながらでも食べやすいし、野菜料理にもなるのでもっと研究してみたいですね。さて、準備が終わりました。クーラーバッグに詰め込むとしましょう。


自家製挽き肉にエビを混ぜ込みました。

パリパリに焼き上げましょうね。

見事に羽付き餃子が完成しました。。

こちらはイカそうめん。アメリカ産のウニを載せました。

サザエの壺焼き。食べる前にタレを入れて加熱します。

塩とごま油で味付けしたタイの生春巻きの出来上がり。

宴会の開始。ツブ貝、活タコサラダ、イカそうめんから。

浴衣のゲストも満足そうです。

さて、4時になりました。お迎えの車が来て桟橋へ。去年と異なり、今年は若潮なので大丈夫かと思ったのですが、かなり水位があります。去年の二の舞は避けたいので、海から回ることにしました。現場に着いたのは予定より30分遅れの6時半。それでもアンカリングして食事を始める余裕がありました。そうして打ち上げ開始!イヤア、何度見ても素晴らしいですね。ズシンとお腹に響く音・・・目の前一杯に広がる花火・・・これですよ、花火は!!


さあ、打ち上げ開始です。

それにしても迫力があります。

相変わらず素晴らしい。

カメラのフレームに入り切りません。

今年はなるべく前の方に船を停めてみました。

これはまたカラフルですよ。



さあ、フィナーレの時間です。すごい!!

イヤア、今年も素晴らしかったです。

8時45分、今年の花火も終わりました。片づけて撤収しましょうか。帰りは問題の平和橋もちゃんと通過することが出来ました。無事に着岸したのは10時半。さて、次は東京湾花火です。

 

2009年8月2日 魚探が直った!

今年の2月に振動子をインナーハル取り付けをしました。
しかし思ったほど結果がよくなくて、特に浅い川では水深も断続的にしか表示されず、海にでてようやく正常になるような調子でした。それが段々ひどくなって、ついには振動子を交換してみようかと思ったものでした。

そしてドライブの修理が終わったときのこと。実は修理中に振動子の中継配線をやり直したのです。修理が終わった船を引き取って荒川を走っているときはバッチリと表示されていて、やはり配線のせいかと安心したのですが・・・10分もするとまた何も表示されなくなってしまいました。途中で船を停めてあれこれ設定を変えてみましたが、何も映りません。オートレンジにすると反射波を捕らえていないのでどんどんレベルを変えては戻ることをくり返します(写真右の状態)。

戸田の花火の時も、結局水深が表示されないままで使っていましたが、川で水深がわからないのはとても不安です。そこでじっくりと調べてみました。まず本体のケースを開けて基板のコネクタの接触をチェックします。これはオーケー。次に振動子を取り外して直接デッキから川に浸けてみました。その時は変わらなかったのですが、STCを大きく変えた途端に映りはじめたのです。その設定で、インナーハルに戻すと・・・映らない?ということは筒の中の不凍液がおかしい模様です。そこでスポイトで不凍液を抜き取って水を入れてみると・・アラ、ちゃんと映る!どうやら航行時の振動で濁った不凍液が原因だったみたいです。不思議ですね〜どの手順書を見ても不凍液を入れると書いてあるのですが・・・ともかくこれでオートレンジでもちゃんと水深も表示されるようになりました。あとは水が変質しないようになんらかの防腐剤を入れることにしましょう。

 

2009年8月4日 江東区花火!

2004年には三番瀬の潮干狩りのあとに江東区の花火見物なんて元気いっぱいなこともやったものですが、その後平日の開催になったために船で行くことはありませんでした。ですが、仲間が自分の船で行くしかも人数に空きがあるというので、急遽乗せてもらうことになりました。

会社が終わってから、最寄りのスーパーとケンタッキーでつまみを買い込み、地下鉄で西葛西へ。駅前でビールを仕入れて左近川マリーナへと向かいました。7 時半に出船、と言ってもマリーナを出たすぐ上流が打ち上げ会場です。観覧水域にはかなりの屋形船が出ています。花火を楽しんでいるとなにやら左前方で騒ぎが持ち上がりました。なんと40フィートを越えるプレジャーボートが屋形の直前を横切って前アンカーをプロペラに巻いてしまったようです。2隻はぶつかりこそしませんでしたが、ロープでつながったまま川の流れのせいで下流に向かって流され、屋形の後アンカーでぶら下がった状態になっています。屋形としてはたまったものじゃありませんね、商売で客を乗せているのに船の向きが逆になってしまったのですから。「何やってんだよ、てめぇ!」なんて怒号が聞こえますが、プロペラに絡まったロープはそう簡単に外れるものではありません。そのうちに警戒船や水上警察も集まってきましたが、手の出しようがありません。我々はとばっちりを受けないようにすぐに別のところに避難しました。
そうしたら、今度は目の前のプレジャーボートが猛烈にバックしていきます。その前にはこれも屋形がバックしてくる・・・どうもこちらも屋形を怒らせて「幅寄せ」を食らったみたいです。結局こちらはアンカーも打たず、はるか後方から見物して、ようやく花火も終了。


初めて左近川マリーナにやってきました。

さて、そろそろ出船の時間です。

それなりに大きな花火が上がります。

横切っている黒い影は東西線の鉄橋です。



水面に見える灯りは見物の屋形船の灯りです。

船内で海上保安庁の事情聴取を受ける船長。

マリーナに戻ってみると、桟橋の向こうから3人の海上保安管がやってくるではありませんか。何事かと思っていると奥の方のシーレイに乗り込んで船長から事情聴取を始めました。桟橋仲間から聞いた話では、どうも屋形といざこざを起こし、先方の船で喧嘩して帰ってきたらしいというのです。それにしてもトラブルの多い花火見物でした。こういうことが多くなると、遠からずプレジャーボートが立入禁止になってしまいますね。くれぐれも営業船には近寄らないようにしたいものです。

 

8月8日 東京湾花火
今年もやってきました、戸田に続くビッグ花火イベントです。今年は初めてのゲスト希望者が多く、定員一杯の9人で出船です。係留場所からは6人で出て、夢の島マリーナでさらに3人をピックアップして観覧場所に向かいました。船底塗装のおかげでしょうか、9人乗船でもスムーズに滑走してすぐに観覧予定場所に到着。現地では先着して場所取りをしてくれた横浜から来た船仲間と合流して、まずは宴会開始。今回のメニューは、
・さんまのなめろう
・アマエビとホタテのウニ和え
・活タコとミズナのサラダ
・ケガニ2杯
・サザエのつぼ焼き
・なんちゃってカニ玉
・手羽先のパイナップル煮と秘伝のスパイスエスニック風
・ニュージー牛チャックロールのローストビーフ
・焼きうどん
・サンマの押し寿司
となりました。

戸田ほどの近さではありませんが、玉数も大きな花火も多く、ゲストも大喜びの花火見物となりました。


初めてのメニュー「手羽先のパイナップルジュース煮込み」。

さて、宴会開始。タコのサラダと刺身でスタート

浴衣のゲストも2名参加です。

さすがにデッキに9人座ると狭いですね、ごめんなさい。

本日の特選素材で〜す。日本酒とぴったりでした。

花火が始まる前の一品はサザエの壺焼きです。

さあ、打ち上げ開始ですよ。良いポジションです。

水面に見える赤と緑の三角は見物の船の灯りです。

船が揺れるもので、こんな画像が撮れました。

こちらもこのとおり。

花火のあとはまた宴会です。彼女の衣装も綺麗・・・

ロースとビーフと焼きうどん、それに押し寿司です。

帰り道、別の船仲間と出会って「夢マリで2次会をやりましょう」ということで2次回のおまけまでついて、桟橋に戻ったのは11時を回っていました。いやあ、今年も良い花火となりました。お疲れさま〜

 

9月5日 トローリング
船仲間からトローリングへのお誘いがありました。
なんでも相模湾でカツオが釣れているというのです。前日は遊漁船がなんと600匹を上げたという情報も入っています。それは楽しみですね〜「Keyさん、道具は船にありますからクーラーボックスだけは大きいのを持ってきてくださいね」と言われて「リョーカイマシタァァァ〜♪」

6時にマリーナ集合ということで自宅を4時半に出てベラシスへと向かいました。横浜横須賀道路の終点からさらに道が延びていますね。行ってみましょうか。浦賀出口がありました。ウンここで降ります。ベラシスの北側から向かう道に出ましたよ。この方が近いですね。

駐車場に車を止めて、えっちらおっちら大きなクーラーボックスを引っ張りながら「おはようございます」。直ぐに出航して剣崎からトローリング開始です。アウトリガーを伸ばして4本引きです。そして城ヶ島の沖に大船団を発見!ワラサねらいですね。コマセで流れた魚がかかるのではないかと風下をゆっくりと回ったのですが・・・ドラグは鳴らず終い。さらに西へ向かいやがてカツオ船団を発見。ミヨシでは散水をしてポツポツとカツオが上がっています。我々はその周囲をぐるぐると回ってみましたが、当たりには恵まれず一度は離れまた戻ってきたときに・・・ついにカツオがかかりました。鯖みたいに小さいですがちゃんと黒いスジが走って本カツオであることを示しています。立て続けに3本ヒットしたあとはばったりと当たりはなくなり、かかるのはシイラばかり。

そのうちに船長が電話で何やら手配を始めました。そして釣りを切り上げて向かったのはとある漁港。そこでサザエとアワビを買い込んだのです。直売ということで市価より安く買うことが出来ました。私も大きいアワビ2枚を買わせていただきました。


仕掛けの準備中です。一番わくわくする瞬間ですね。

船長はポイント探しに一生懸命です。

城ヶ島沖にはとてつもない数のワラサねらいの船団が出来ていましたが、おこぼれには預かれませんでした。 

見てください、この仕掛けの山!

さあ、投入の時間となりましたよ。 

こちらも準備万端ですよ。

カツオ船団発見!さあ、行きましょう。

さあ、最初の1本目は、お約束のシイラでした。

そてまた・・・シイラ。

来たっ」と竿にとりつく仲間の背中には「漁師魂」が。

これは本日一番のサイズ
でした。

港に入って「取り引き」の最中です。

いい場所ですね〜奥の方では子供が泳いでいます。

それにしても良い天気です。

こちらがバースです。手前の磯も遊びにぴったり。

見事なアワビとサザエも「釣れ」ました。

中央のカツオ、そしてシイラ、そして・・・

上がカツオ。若いので身がピンクですが味は良し。下がシイラ。

アワビは水貝とステーキにしました。

帰宅してからカツオはそのまま降ろして刺身にしました。魚体が小さいつまり若いせいでしょうね、身の色が薄いですが鮮度は良いのでちゃんとカツオの味を楽しむことが出来ました。そしてシイラは、大きいのは3枚におろして刺身に、小さいのは塩コショウしてオリーブオイルでソテーにしました。アワビは身の中央部を水貝にして、ほかはバターでステーキにして以前作ったパセリソースをかけました。

イヤア、疲れました。でも美味しかった。そして楽しかった!

 

2009年9月12日 ワンコリード交換

2年くらい使用したワンコリードを応用した係留ロープ回収機ですが、先日右舷後のリールの巻き取りが出来なくなりました。分解して見たところ、中のゼンマイがドラムから外れていましたので修理しました。その時に、もうヒモの表面が風化して切れそうになっているのに気が付きました。

適当なヒモを見つけて交換しなければいけないなと思っていたところ、ちょうど出張したパリのディスカウントスーパーでとても安い散歩リードを見つけました。しかも大型犬用なのでリードも長く巻き取りの力も強いのです。異国の地でわざわざ買う物ではないとは思いましたが、ともかく安値につられて4個買って帰ってきました。

そして帰国して船の様子を見に行ったときに、今度は右舷前方のリードが切れているのを発見しました。やはり全体に寿命が来ているようですね。この際、4個とも交換してしまいましょう。全て交換して、リードは8メーターありますから後で2メーター、前で1.5メーターほど短く切ってからロープに結び付けました。

 

9月19日 秋の潮干狩り♪
6日に桟橋に行ったときのこと、丁度戻ってきた船があったので聞いてみたら、「三番瀬に行ってきた。春アサリが大漁だ。沢山の人が来ていた」とのことでした。

う〜ん、もう出ていますか、春アサリ・・・粒は小さくても味は全く変わらないのですよねぇぇ・・食べたいな。

というわけで、連休の初日ですが海況も良いので出かけてまいりました。
干潮が11時と早いので、9時に出船です。三番瀬に近づくと・・・アラ、人がいませんね。船は数隻、それにしても春のようなうじゃうじゃという人の塊が見えません。来ているのは大きなジョレンやリヤカーを曳いたプロみたいな人達ばかりです。

さて、どんな具合かな?おお採れますね。春とは大違いです。ひとかきで2、3個出てくることもあります。それに結構大きいサイズがありますね。中には春の生き残りかと思う大きいものも採れました。2時間ほどでスパゲティ2回分以上は採れましたね。さて、帰るとしましょう。波も穏やかで、日差しも強くなく、とても快適なクルージングでした。もう一回くらい、行きたいなぁ・・・


人影もまばらな三番瀬。春とは大違いです。

見てください、この元気なアサリちゃん!

さあ、これでボンゴレを作りますよ。 

う〜ん、グツグツと美味しそうな香りが一杯です。

三番瀬のボンゴレ、完成です!さあ、いただきましょう。

 

10月4日 再度の潮干狩り♪
前回の収穫が良かったので、もう一度出かけてきました。今回は家族とゲストの4人です。

今回も干潮が11時なので、9時に出船です。河口の京葉線の鉄橋の下に見覚えのあるボートが・・・アラ、カン助さんだ。バス釣りをやっているんですね。声だけかけて三番瀬に向かいました。
今回も人がいませんね。2時間ほどで十分に採れました。お昼に持参したお弁当を食べて帰り道、浦安の公園の前で同じ年式の2452と合いました。向こうも気が付いたようで、お互いに手を振って・・お元気で〜

波も穏やかで、快適なクルージングでしたが・・なぜか断続的に警告音が鳴ります。それも滑走途中で1、2回ピィ〜っと数秒、それが2分くらいの間隔でくり返すのです。なんでしょうね?もちろん水温計はぴったり175度(華氏)で安定していますのでオーバーヒートでもありません。ただ、水温計と警告ブザーのセンサーは違うところで測っていますから部分的にブロックの温度が上がっているのかも知れません。もしかするとセンサーの不良とも考えられます。ちゃんと調べなくてはいけませんね。


今回も人影はまばらな三番瀬です。潮の引きが弱いので向こうから渡ってくる人は僅かです。

このあたりには、ホンビノスの小さいのが沢山。

周囲で潮干狩りをしているのは我々だけ・・・ 

一人1時間でこれだけ採れました。

4人合わせるとこのとおり。ホンビノスも多いです。

 

10月10日 大丈夫かな?
今回の台風は、思ったほどひどくはなくて良かったです。とはいうものの三浦半島の西側では大きな被害が出たようです。風が強かったので、もしかして雨でも吹き込んでいないだろうか・・・心配になったので、様子を見に行ってきました。外傷もなく、中にも水は入っていませんでした。ビルジは・・きっとポンプが大働きをしたのでしょうね、スイッチの位置まで溜まっています。それを排出して、ガソリンを補充しました。桟橋への足として使用しているバイクの後にキャリーカートを付けてそれに携行缶を一つ、もう一つを足の間に乗せてこれで一回40リッター、2往復すれば80リッターです。もちろんスピードは出せませんが、15Km/hで走るだけでも楽です。問題は、カートが華奢で、タイヤがそのうちに重さでダメになりそうなことです。まあ、その時はもう少し頑丈なものを探しましょう。

 

 

10月25日 ちょっと作業を・・
午後から雨が上がったので、船に行って来ました。
いやあ、風が冷たいですね〜船内に入って、まずはもう使わない扇風機を撤去して、代わりにカートリッジガスのヒーターを出してきて・・点火。うほほ〜あったかい。

温まったところで、警告音の原因調査です。
まずは友人が気にしていた、サーモスタットのカバーに入っているホースを外してみます。丸い玉っころの圧力バルブがあるのですが、その状態をチェックします。大丈夫ですね、別に固着しているところはありません。さらに他のホースも外して、状態をチェックしました。若干、茶色いサビがホースの内側に付着していますが、大丈夫でしょう。なにしろまだエンジンを交換して1年半ですからね、そんなにサビが出て冷却水が流れないとは考えられないのです。

ふと見ると、ドライブのオイルリザーバーのレベルが若干低めです。まさかこれじゃないよね?このオイルが少なくなるとレベルスイッチが働いて警告ブザーが鳴るのです。前に見たときはもっとあったように思うのですが・・・ともかくMaxまで補充しておきましょう。

さて、とりあえず思いつくところはやりました。あとはガソリン。今日はリッター120円まで下がっています。前回より4円安いですね。また80リッター入れておきましょう。それから、気温が下がってフェンダーも縮んできているのでエアを入れておきましょう。そうだ、アンカローラーのシャフトの止めに割りピンを買って来てあるの、付け替えましょう。んなこんな、細かな作業をして、今日のメンテは終了です。
わ、日が短くなりましたね・・・寒いので、早く帰るとしましょう。

 

11月15日 試験走行・・断念
日曜日は、陸では風が無くて良い天気でした。それで午後から海ほたるあたりまで行ってみようかと、そしてもしも警告音が鳴らなくて海の状態が良かったらさおを出してみようか、というつもりで桟橋近くの釣具屋でコマセを買って船を出してみたのですが・・・・ディズニー前で白波とうねりがあって航行を断念し、引き返してきました。

さて、例の警告音ですが、ギアオイルはたっぷり入れたのですが滑走前に一度と滑走後にしっかり鳴りました。ディズニー前の大揺れの中、ハッチを開けてエンジンを触って見ると、右舷のエルボーが左舷よりはるかに熱くなっていました。急いで非接触の温度計で測ってみたのですが、20度くらいの差がありました。

やはり温度のせいで警告音が鳴るみたいですね。とはいえ、帰り道の1500回転くらいではどちらも同じ温度に下がっていました。さて、そうなると、この温度差の原因はなんでしょう?
もうひとつ、関連があるのかどうかわからないのですが、前回の潮干狩りの帰りに滑走中、急に排気音が変わったのです。バタバタバタという大きな音で、最初、ヘリが上空に来たかと思いました。そして今回、河を下ってトロトロ走っているときにも途中で大きさは小さいですが同じ音がでたのです。でも、どちらも一度アイドリングに落としたら元に戻りました。もしかして排気の逆流防止シャッターあたりが暴れているのでしょうか?とにかく一度排気系をばらしてみなければいけないようです。

 

11月28日 警告音の調査
15日の試運転の結果、ギアオイルは補充しても警告音が鳴るのでここが原因ではないとわかりました。そして左右のエルボーに温度差があることもわかりました。しかし、冷却水の流れが悪いとも考えられない・・それなのに排気管の温度が上がるということは???

もしかして、片バンクだけ排気温度が高くなっているのではないでしょうか?そうなる原因のひとつととして、混合気が薄いことが考えられます。このキャブレターは2バレルと言っていますが、実際にはそれぞれのバンクにジェットからガソリンを送り込んでいますから、片方のジェットから出るガソリンの量が少なくて混合気がリーン状態になっているのかも知れないのです。

というわけで、まずはプラグを外して見ます。もし片方の混合気が薄いならばそのバンクのプラグが焼けて真っ白になっているはずです。本来は高負荷回転させてからすぐにプラグを外したいのですが、このエンジンはOHVでプラグは排気マニホールドの下から斜め上にブロックに入っています。とても熱い状態では外せません。しかたなく冷たいまま両バンクのプラグを外してみました。その結果は、焼け具合の違いは全く見られませんでした。

次にキャブレターを分解してみました。これもエンジンが新しいので詰まるとも思えませんが、順番ですからね。ファイアアレスターを外して中を見る・・綺麗ですね。ネジを外して上部ユニットを外します。若干カーボンがありますが、チャンバーの中も綺麗なものです。そして最後にジェットを外して、見た目は問題無さそうですが念のためキャブクリーナーで完全に掃除してみました。
さて、これで目には見えなかった詰まりがとれたのでしょうか?組み付けて試運転してみましょう。


2番と7番のプラグでは全く違いがありません。

キャブレターを分解しました。 

ジェットの穴には詰まっているところはないようです。

吹き出しのノズルも汚れていません。

う〜ん、どこもかしこも綺麗です。

念のため冷却水の圧力バルブも掃除しました。

エンジンを始動してアイドリングで暖機して2000回転、3000回転、4000回転と回して温度を測ります。エキゾーストマニホールドの温度はそれなりに上がりますが、左右で温度差はありません。つまり排気温度に差はないと見て良いでしょう。ところがエルボーには温度差が出ています。それも水が入る前の方は冷えていて後だけが熱いのです。そして温度差は3000回転くらいで発生して低速では差がなくなります。ということは冷却水が足りない?でもいくら温度が上がるといってもそれはエルボーの話であって、水温センサーが付いている場所ではないのです。不思議・・・

それはひとまず置いておいて、夕闇せまるなか、川を遡ってみました。開けたところで滑走してみます。3000回転から3500回転・・普通ならこの辺で鳴るのですが・・・お、直ったか?
ところが滑走からスロットルを戻した瞬間に、数秒間ピーっと鳴りました。もう一度・・やはりスロットルを戻した瞬間に3秒間くらい鳴ります。これはどうしてでしょう?もし水温が上がっているのなら、そんなに短時間では鳴りやまないはずです。今回の結論としては、排気の温度も正常で、警告音と水温は関係なさそうだということです。

 

12月6日 ブザーが鳴らない?
前回に引き続いて警告ブザーの修理をしてきました。その結果、いまひとつ、釈然としないのですが、どうも修理できたみたいなのです。以下、その報告です。

前回の調べで、エンジン自体の水温はそんなに上がっていないと想像できました。エルボーの温度差と警告ブザーの作動は関係ないようです。そこで基本に立ち返って、警告システム全体を調べてみました。
ブザーを鳴らすのは、エンジンの油圧低下、ドライブのオイル不足、そして水温上昇の三つのスイッチです。それぞれのスイッチにおいて接点が閉じるとブザー回路がアースに落ちて警告ブザーが鳴ることになっています。

最初にメーターパネル裏のブザーのコールド側をアースしてハーネスをゆすり、異常のないことを確認します。このラインはエンジンからは1本の線でつながっています。つまりエンジンの上で3つのスイッチがパラにつながっていますね。イグニッションを入れるとすぐにブザーが鳴るのはエンジンがかかっていないので油圧スイッチが閉じているからです。鳴り続けでうるさいので、まずこれを外しましょう。油圧スイッチは後ろのほう、ディストリビューターの横にあります。端子を引き縫いたら鳴らなくなります。エンジンをかけると油圧が上がって鳴り止むので、このスイッチは正常と見なします。
次に、オイルレベルスイッチはリザーバータンクの下からケーブルが二本出ています。コンコン叩いても鳴らず、端子をアースに落として鳴るので、これも正常です。
となると残りは問題の水温スイッチです。ここで自分の間違いに気がつきました。サービスマニュアルを見ると、スイッチはサーモスタットハウジングの水温センダーの反対側に付いているのです。これまでブロックの右舷バンクの上についているのがそうだと思い込んでいましたが、ハーネスを追っていくと、これは「ターンキーシステム」というオートチョークに相当する機構につながっているようです。つまりエンジンが暖まったら、ソレノイドでエアバイパスを閉じるのでしょう。水温スイッチはホースの下です。冷却水のインレットとエキマニへのアウトレットホースを外さないとアクセスできません。その上、ロングソケットがないと回せないので、しかたなくスパナで少しずつ緩めます。苦労して外してみると、検知部が茶色いさびで覆われています。とはいってもかさぶたでガビガビではありませんので、これが原因とは思えませんがとりあえず磨いてみましょう。金属ブラシとサンドペーパーで磨いたら、ピカピカの銅色の地肌が出てきました。(写真右上)

さて、点検です。テスターをつないでお鍋で温度を見ながらコンロで「茹でて」みます。温度を上げるとどこかでオンになるはずが・・・・あれれ?抵抗値がどんどん変わっていくではありませんか。サービスマニュアルによると、これは単純なオン/オフするスイッチで、90度くらいでアースに落ちるはずなのですが、新しいエンジンではサーミスターに変更されていましたね。ということはどこかにセンサーアンプがあるはずです。エンジンのハーネスを探っていくと・・・ありました、イグニッションモジュールと一緒にある箱、これにセンサーのハーネスが入って、ブザーに行く線が出てきています。センサーの抵抗値は常温で2.6キロオームで、95度では260オームでした。そこでコネクターに100オームの抵抗をつなぐと・・「ピー」、なるほどやはりこのアンプが作動しています。でも抵抗を外しても鳴り止まず、イグニッションをオフにしてようやく鳴り止みました。ロジックはわかりませんが、何らかのヒステリシスを設けてあるようです。

そうなると、あとはセンサーの抵抗特性(30度でXキロオーム、90度でXオームとか)とアンプの設定(Xオームでブザーオン信号が出る)がわかればどっちの部品が悪いのかわかるのですが・・・それはあとでメーカーに聞くとして、とりあえず掃除したセンサーを戻してテストしてみましょうか。


ここにあるのが油圧スイッチです。

ここに見える2本の線がオイルレベルセンサーの線です。 

これは警告ブザーではなく、ターンキーの水温スイッチでした。

ここに付いているのが水温スイッチです。

水温は94度になりました。抵抗は260オームです。

エルボーに付いている真ん中のユニットがアンプでした。

ということで、外した部品を元に戻してエンジンをかけます。暖機をして水漏れがないことを確認してから川をさかのぼり、加速、減速を繰り返してみると、あら、鳴らない!
どうやら直ったみたいでが、わずかな錆を落としたくらいでセンサーが正常になるとは思えないのですけどね、はっきりと原因を掴まないで直ったというのは納得がいきませんが・・・まあ、いいでしょう。これでしばらく様子を見ることにします。

ところで、3000回転あたりでエルボーの温度が左右で違うのは相変わらずです。これは別の現象として調べてみることにします。

 

12月27日 エルボーの分解チェック
前回からの続きです。警告音とは関係ないとわかりましたが、エルボーの左右の温度差は依然として残っています。それも3000回転くらいで回しているとエルボーの後から上にかけて熱くなります。
一方、ライザーの下の方と前の方はそれほどではありません。しっかりと冷却されています。つまりイメージ的には右の絵のように温度にムラができているのです。冷却水の流れが阻害されている部分があるのでしょうか?エンジンの使用時間から言ってサビの類で冷却水路が詰まったとは考えられないので、あるとすれば剥離した内側のコーティングなどが引っかかっているのかも知れません。

最初にシフトコントローラーリモコンのユニットを外します。それからゴムのフレキシブルチューブの固定バンドを緩めてズラします。最後に4本の長い固定ボルトを外します。前のエンジンでは、ここはスタッドボルトになっていて、エルボーとライザーに別れていましたが、新しいエンジンでは一体の部品です。

さて、エルボーが外れました。エキゾーストマニホールドの中の水をスポイトで吸いだして、灯油ポンプを流用してエアを送り込んでみましたが特に問題は無いようです。次は問題のエルボーです。エアを送っても全くスカスカで抵抗はありません。さらに確実に調べるために、ウォッシュダウン用の揚水ポンプのホースを直接押しつけて見ましたが、ジャバジャバと問題なく流れ出してきます。


エルボーとライザーが一体のパーツになっています。

エルボーが外れました。 

これがエキマニからの冷却水の出口です。

エルボー側も詰まっている様子はありません。

ということで、またもや外した部品を元に戻してエンジンをかけます。暖機をして水漏れがないことを確認して作業終了です。3000回転で回すと、やはり温度の差はありますが、前ほどではありません。これはどういうことでしょう。いずれにせよ、しばらくこのまま乗ってみて、もう少しデータを集めることにしましょうか。

 

12月30日 サブウーファー交換
今年の作業納め
です。できればちょっと走らせたかったのですが、満潮で水位があったので上流は橋をくぐれない可能性があり、また風もあったので湾内は波がありそうだったので作業だけとなりました。

さて、現在使っているサブウーファーは、16センチのコーン型をボックスに入れたもので、アンプはエコライザー付きの30WX2です。イコライザーをローパスフィルターとして使用して、低域以外を下げることでバスブーストする仕組みです。ウーファーとは言え、中高域も再生するので、イコライザーをフラットにすることでスピーカーボックスを船外に出してPA用として使用することができます。花見で横抱きしたり、海岸にビーチングしたときのBGMスピーカーとして流用できるので便利でした。

とは言え、JBLと名が付いていてもサブウーファーとしての効果は今ひとつ。無いよりはましな程度で低域ののびはたいしてありませんでした。そこにJVCのサブウーファーの出物が手に入りました。仮接続して音を出してみると、JVCのほうがはるかに効果があります。前のサブウーファーはバウベッドの上にどっかりと鎮座していましたが、JVCのほうはコンパクトで場所をとりません。ということで入れ替え作業を実施しました。=>作業の詳細は艤装のページをご覧ください。


これがJVCのサブウーファーです。

ラジオのシェルフボックスの下に吊り下げ固定します。 

前のサブウーファー(下)と比較するとこのとおり。

テーブルの下なので場所をとりません。

さあ、コンパクトで効果の高いサブウーファーシステムを手に入れました。これで、ますます宴会船として楽しい船になることでしょう。
このあと、船内を掃除して今年の作業はお終いです。来年も楽しいボートライフをエンジョイしたいと思います。

2009年終わり

2010年に続く

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