Trinity 日誌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*My boat life 2009 ・新春は船で作業! |
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2009年1月17日 船の作業 2009年の幕開けです。 うれしいことに年末からガソリンの価格が下がっています。今のうちに少しガソリンを入れておこうと、天気もいいので船に出かけました。シーズンオフの冬の間は燃料タンク内の結露によってガソリンに水が混じるのを防止するために、なるべく満タンにしておくのが良いのです。 年末に室内の掃除をしましたので、中はきれいです。携行缶を二つバイクに積んで、近くのスタンドに行きました。価格を見るとリッター99円とあります。安くなりましたね。夏には40リッターで7000円近くしたのに、今は4000円でお釣りがくるではありませんか。ふつうなら2往復ですませるのですが、3往復して120リッターを補給し、燃料系の針も2/3を越えました。 さて、次は魚探の振動子を外します。以前のGPS魚探は200KHzの単一波でしたが、船仲間からもらったモデルに取り替えたときに50KHzと200KHzの2波になって振動子も変わりました。それを前と同じ場所にシリコンで接着したのですがどうも今ひとつ感度が良くないのです。時々水深を表示しなくなったり、ちょっと走るとすぐに写らなくなります。そこで感度が良くなる「インナーハル取り付け」にしてみようと思ったのです。「インナーハル取り付け」というのは振動子を筒状のケースに取り付け、船底との間に不凍液を入れて密閉する方法です。 そのために100円ショップで適当な容器を物色し、見つけたのがインスタント漬物器です。蓋に穴を開けて振動子を固定し、桶の底を抜いて斜めに切り取って船底の傾斜にあわせます。 自宅での作業は簡単です。蓋にドリルで穴を開け、リーマーで広げてやすりで修正。桶の部分はカッターで切断して断面をガスの火であぶって溶かして成形しました。
インターネットボートクラブで知り合ったM氏から、釣りをやってその後バンド仲間と船上新年会をやるというイベントの話をうかがいました。今年になってまだ釣りにでていませんね、ぜひ一緒に連れて行って欲しいな〜と御願いしたところ、快く良いですよとのお返事。よしっ、私にとっては今年初の釣りです。うれしいなぁ〜 さて、獲物はキスねらいということです。 さて、朝9時に待ち合わせ場所でピックアップしてもらって運河を抜けて芝浦へ出ます。ありゃ、ここで白波が立っている!羽田沖でかなり潮をかぶりはじめました。私はキャビンに避難しましたが、デッキの女性は頭から潮をかぶりながら平気で座っています。うわ、たくましい・・・。波を避けるために京浜運河を抜けて横浜から小柴に向かうも、すごい波です。船はフィッシャータイプですから、潮こそかぶるものの航行には不安はありません。とは言ってもうねりもひどく、こりゃあ釣りになりませんね。堤防の影に逃げ込んで釣りを始めましたが、釣果は船中で5センチくらいのカサゴが1匹。 そうそうに中止して東京へとの戻り、京浜運河を出たら波も小さくなっているではありませんか。そこで風の塔でカサゴを2匹釣り(釣ったのは私ではなく女性陣デス)、さらにアジねらいで海ホタルへと移動しました。漁探には反応があるのに、オモリ50号で真下に下りないくらい潮が速いです!そこにヒョウも降ってきて、うううさぶっ〜手がかじかんでコマセを詰めるのもままなりません。ついに誰ともなくやめましょうという声が出て、釣り終了です!結局釣果はカサゴが3匹だけ。それも全て女性陣が釣りあげたもので、私はもちろん・・・ボウズ・・・情けない・・・ お次は宴会タイム〜♪ 4時に湾奥の運河に帰着して、宴会場となる51フィートの船に横付けしました。この船はレノン号という、普段はチャーターで営業をやっているパーティ船です。ですので広いサロンとキッチンがあり、さらに2階のデッキでも飲食が出来るというすばらしい船です。発電機が回り、暖房が効いた船内にはいると、M船長さんはキッチンで料理の真っ最中。いい匂いがキャビンに漂っています。俄然元気になった私は、空いたキッチンをお借りして差し入れの料理を温めさせてもらいました。 今回の差し入れは「ホタテのユズ和え」と「マダラの子の煮付け」、「カニ玉」、「秘伝のスパイスチキン」に「ウンパイロ-」です。参加人数が20人と聞きましたのであわててチキンを1品追加しましたけど、オードブルがたっぷりありましたので多すぎたかも・・・ そうこうするうちに、今回乗せてもらった船仲間のお友達のバンドメンバーが楽器やアンプを持って到着しました。船内でセッティングが始まり、準備が整ったのが5時半くらい。取りあえずそろったメンバーで飲み始め、そのうち参加者も増えて、いよいよ待望の船上ライブが始まりました。皆さん、私と同じくらいの世代とあって、演奏するのはベンチャーズにグループサウンズ、懐かしのフィフティーズのオンパレードです。つのだひろそっくりのM船長の「メリージェーン」も聴けて新年会は盛り上がることしきり。イヤア、ホント、素晴らしいひと時でした!!
海上保安庁に捕まった! さて、実は今回の釣行である、ハプニングがありました。 「Mさん、後にホアンチョーですよ。停船しろと言ってます!」 すぐにスローダウンする・・・ 「信号がバツなの、見ませんでしたかぁ〜右の運河に入って停船してくださ〜い。」とスピーカーの声。 信号?ここで?見てませんでしたね・・・・・ 「今回は注意だけにします。これから気をつけてください。今日は波がありますから十分注意してくださいね。それから救命胴衣は全員着用してくださいよ。」 ということで全員、「ハイ、わかりました。どうも済みませんでした!」。と一礼!
こういうことなのです。 右の写真はネットから拝借したものですが、そう、これです。 あれって、大型船への入出港の合図であってプレジャーボートは関係ないと思っていませんでしたか? 実は、わたし、そう思っていました。 各信号の内容と意味はこの通りです。
丁度そのときは、大型の自動車運搬船が扇島から離岸、出港するところでした。なのでその間、運河内の通行が禁止されていたというわけです。 これまでに何度も京浜運河は通っていますが、一度も信号なんか気にしませんでした。でも、運河内には何箇所も信号所があって細かく表示されているのです。迂闊でしたね〜 免許を取ってもうすぐ5年、東京湾をいい気になってあちこち走り回っていましたが・・・・まだまだ無知な私でした。今回は事故もなく、注意を受けただけで「経験値」をひとつ積んだわけですが、これを機に、さらに謙虚に安全航行を心がけなければいけないと考えた次第です。
2009年2月11日 カレイ釣り ネットの船仲間からカレイ釣りの誘いがありました。 この時期、カレイ釣りの場所は潮干狩りをする三番瀬の沖です。仲間が船を置いているのは船橋なので、出て目と鼻の先の所です。実は彼の船、それまでは船宿の場所を借りていたのですが、漁協が新たに開発した「船橋ボートパーク」に引っ越したばかりです。場所が狭いとは聞いていましたが、確かに彼の23フィート艇の両側に僅かしか余裕がありません。普通は一つの区切りに2艇が入るのですが、ここは1バース1艇です。仕切りはアルミの桁ですが、その上を歩くようには作られていません。あくまでも後の係留索を縛るだけの目的です。 さて、現場の行徳沖に着きました。かなりの船団が出来ています。先頭に船仲間が以前係留していた船宿の遊漁船がいましたので近づいていくと、船頭が両手に30センチオーバーのカレイを掲げて見せてくれました。 ところで、釣りをしていると3人が乗ったゴムボートがやってきました。あんな小さな船で頑張るな〜と思っていたら、1隻に近づいて何やら話しかけています。そのうちにこちらに向かってきて「ド〜モ、海上保安庁です。お楽しみの所お邪魔しますが、書類を拝見します。」もちろん書類に不備はなく、「救命胴衣は着用してますか?」私は自宅を出る前に防寒着の下に膨張式のライフジャケットを着込んで来ましたので「ハーイ、このとおりで〜す!」
2009年2月14日 振動子の取り付け バレンタインデーです。 まず、エンジンの横の船底をブレーキクリーナーで綺麗にします。オイルが付いているとシリコンがうまく馴染みませんからね。筒の底にシリコンを塗って貼り付け、水漏れがないよう、周囲を綺麗にならします。
もう、夕方になりましたのでテスト走行には行けませんが・・・いい結果になるといいですね。
2009年3月14日 ボートショー2009 今年も仲間とパシフィコ横浜に行って来ました。 そんなわけで、対して収穫のないボートショーでした。(なので写真もありません・・・)
2009年3月15日 魚探のテスト 振動子をつけてひと月が経ちました。 そのうちに水位も上がってきてエンジンをかけられるようになりました。ついでですから、少し走らせてみることにして上流へ向かいました。満タンのせいもあり、また船底に藻が着いているのでしょうね、船が重いです。滑走までにずいぶん時間がかかりました。それでも大場川の入り口くらいまで行って戻ってきましたので、少しは船底も綺麗になったことでしょう。 さて、肝心の魚探はというと・・・感度を変えたりオートレンジを入り切りしたり色々と設定を変えましたが、相変わらず探知が断続します。つまりインナーハルにした効果がありません。状況としてはいわゆる「泡切れ」のように画面が途切れて測深も出来なくなるのですが、それが滑走時の方が安定していて、逆に速度を落として浅い場所になると頻発するのです。不思議です。前の魚探は200KHzだけで振動子はシリコン付けでしたがGPSの表示が遅いけれども魚探としては何の問題もありませんでした。それが新しいのはGPSはバッチリですが魚探は50/200KHzになっているのに具合が悪く、インナーハルにしても改善しない・・・どうしてなのでしょうね? 釣りはともかく、浅瀬で水深が読めないというのは困ります。もう少し調べてうまくないようなら、別にモノクロの安い魚探を水深計として用意しなければいけません。
ボートショーが終わったら、次のイベントは花見です。 さて、ともかく最初の花見は知人に頼まれて、その友人や職場の後輩を船に乗せてあげることになりました。普通花見なら昼前に出船するのですが、生憎その日は大潮です。昼近くになると係留所は干上がってしまい、船を出すことが出来なくなります。 用意したつまみは、ホタテのユズ和え、クジラのユッケ、ナンチャッテカニ玉、毛ガニ、サザエの壺焼き、スパイシーチキン、それに焼きうどんです。今回は若いゲストが乗るというので、品数を多くしてみました。メニューも、最初はイタリアンとかお肉中心の予定だったのですが、例の魚屋で良い食材があったので、急遽和風に切り替えた次第です。それがかえって若い皆さんにも喜ばれたようで、私も心を込めた甲斐がありましたよ。
さて、日曜日です。
ちょっとプランが予想外であったとはいえ、初めてのカナルクルーズは楽しかったです。 そして、普段は見ることのない角度から見上げる、水道橋、飯田橋、お茶の水界隈の景色も新鮮でした。
ようやく春らしい天気となって暖かくなったので、タイクーンまでクルージングをしてきました。 南西からの風があって、例によって羽田沖は白波が立っていますよ。京浜運河に逃げ込みましょう。今度は信号に注意してね・・・大丈夫、「K」の表示が出ています。で、この時にどうも船が左に傾くことに気が付きました。トリムを調整しても効果がありません。そのうちにブオッとエンジン回転が落ち込みました。ん?これは昔、良く発生した「ガソリンが来てないぞ〜」状態ですね。どこか詰まったな? さて、桟橋には数億円はしそうな巨大な豪華クルーザーが留まっています。良い天気だから、船を眺めながらテラスでビールを・・・・くくくぅ、これが楽しいですねぇ〜。そのうちに私が横抱きさせてもらった内側の船が出るので、降りていって「中抜き」を手伝っていたら次に「シエスタ1」という名前の船がやってきました。どうもアプローチが変だなと思っていると・・・おおっとぉトリニティの直前を横切って桟橋にまっすぐ向かってくるではありませんか。西風があるからトリニティのうんと前に出ないと風で押されて当たるじゃないか!と思うまもなく、手前に係留している船のバウに突っ込みそう!あわてて私がその船に飛び乗ってバウで向かってくる船の頭をそらし、店の店員と3人で「バックしろ、バック!」と叫ぶ。ところが一気にバックしないものだからそのまま流されて次にガキッとトリニティのバウレールに衝突。「ダメダメ、もっと広いところまでバックして!」・・ようやく離れて再度アプローチしてトリニティに横付けまでが約10分。 食後、バウレールのジョイントを外して差し込み直すことで修理自体は完了。ぶつけた船はと見ると「YAMAHA SEA STYLE」のステッカーが貼ってありますから、レンタル艇ですね。きっと「ボートで行くエスニックレストランで食事しようヨ♪」とでも言ってデートに誘いだしたのでしょう。そこに食事を終えた件の船長が戻ってきました。女性ゲストの前では面目がなくなるでしょうから、「船長さん、ちょっと」と呼び出し、陰で「船がぶつかるのは事故だとしても、その後挨拶もしないのは非礼ではないか」と問いただしたところ、本人は全く衝突を認識していなかった模様でパニック顔で平謝り。まあ、着岸の様子を見てもまだ数回しか舵を握ったことがなさそうです。それでどこから来たのか知りませんが、表のあの波のなかを来たのですから、ここに着いただけでイッパイイッパイだったとしても無理はありません。トリニティも凹んだり傷が付いたわけではないから許してあげましょう。離岸を手伝ってやって・・・・「気をつけて帰んなよ、来たときより波出てるからね〜」とは心の中で。
この時期の常で、帰りはさらに南西風が強くなりました。運河の中でも白波が立っています。姿勢の補正は相変わらず効かず、今度は右に傾いたままです。ポンプが動いてないな〜これは・・あれ、おまけに流量計が加算していない・・やっぱり燃料ホースにゴミが入ったか・・・ま、明日、まとめて修理やるべ。
2009年4月5日 あれ?無い!! 今日も暖かくて、作業日和です。 それからバッテリー。前日に約1時間、オルタネーターから直結にして充電したのですが、やはりインバーターで電子レンジを使うと電圧低下警告音が鳴ります。電圧は10Vくらいしかありません。これはおかしいですね。自宅に持ち帰って完全充電することにして取り外します。
最後はトリムタブ。スイッチを操作すると、ちゃんとポンプが動く音が聞こえます。あれ?直ってる・・・船から下りてタブの状態をチェックしましょう。ありゃりゃ、右舷は正常ですが左舷のトリムタブが無い!!
良い天気です。朝からお船の作業に行ってきました。 自宅に持ち帰ったバッテリーは丸一日充電して13Vになりましたが、ちょっと負荷をかけると10Vに落ちてしまいます。ということは、セルがひとつ死んでいますね。これは交換するしかありません。船に着いてまずはバッテリーを交換してしまいましょう。換えたバッテリーは前のより一回り小さいのですが、65AHありますので容量的にはオッケ-です。 さてトリムタブを製作してもらう場合に備えてサイズを測っておきましょう。20センチX31センチでした。そして、無くなったシリンダーの取り付け部をみると断面がポッキリと折れていますから、やはり干潮の時に着底して、船の重力がかかったためだと思います。でも、タブのちょうつがいのところがどうして外れたか、不思議です。接続部を手で触ってみましたが、別にちょうつがいのようにはなっていないし、ピンが抜けたりしてもいないのです。どうも構造が理解できません。 ところでガソリンの残量が100リッターくらいなので、GWになって値上がりする前に入れておきましょうね。2ラウンドして80リッター補給しました。 あきらめようとしたその瞬間、ガチッとなにかが引っかかりました。石かな?そうっと向きを変えて引き上げると、フラップの隅が見えました!やったぁぁぁぁぁ〜!!!!!
帰宅して、早速ネットで部品を調べます。今回の一件であれこれサイトを見たときに、折れた部分だけを扱っている店があったのです。どこだっけ・・あった〜!ベネットのアッパーヒンジ7350円なり。 http://www.marine-g.co.jp/accessory/gaisou/shopping/trimtab/index.htm ついでにドライブのジンクも買っておきましょう。そろそろ交換時期ですからね。
前日の大雨からうって変わった良い天気です。 ところが、家を出るときは穏かだったのに桟橋に着くとかなりの風が吹いているではありませんか。 さて、船橋ボートパークから船を出して、向かい風ですからバシャバシャ波を被りながら現場に近づきました。 上陸しましたが、すごい風です。まさに台風並で、沖を見ると東京湾は真っ白です。これはトリニティで来なくて正解でした。で、潮干狩り開始。とは言え、あまり採れませんね〜シーズンインしたばかりだというのに・・これはやはり青潮の影響なのでしょうか・・・・ みんなおなか空きましたよね〜まずはホタテのバター炒めとソーセージ炒めをカセットコンロで作ります。
いつも三番瀬でやるBBQ舵と、潮の上がってくる時間には撤収しなければなりませんが、桟橋ではその制限がありません。ゆったり、まったりとしたBBQになりました。これはこれでいいですね。日が陰ってきて撤収。どうもお疲れさまでした。 いやあ、忙しくて楽しい日でした。トリムタブの修理は出来なかったけど・・・皆で楽しくBBQは出来たし・・・その上、採ったばかりのアサリでボンゴレも作ったし・・・・充実の一日でした。
2009年4月29日 トリムタブの修理 潮汐表を見ると、中潮ですが1時半頃に結構潮が引くので三枚州でトリムタブの修理をすることにしました。 幸い船仲間が手伝ってくれることになりましたので、二人で12時半に桟橋を出て川を下ります。休日のせいか結構人が来ています。砂浜に船を乗り上げて、潮が引くまで準備をしましょう。
結局1時間くらいも水に入っていたでしょうか。途中で沖を通る船の曳き波が来て、半ズボンのお尻までびしょ濡れになってしまいましたので、すっかり寒くなりました。船に戻って着替えてから、圧力ポンプのタンクにATFを補充しますが・・・入り口が小さいのでアルミホイルでじょうごを作って少しずつ入れてやらなければなりません。ようやく補充が終わって作動テストです。エア抜きはちゃんとやらなくても、何回かトリムを作動させれば抜けるとのことです。大丈夫なようですね・・・ふうっ、これで修理完了です!! 帰り道では滑走状態にして作動も確認しました。これでもう安心して走らせられますね。それにしても・・・桟橋に戻ったら、フラップを上げた状態にしておく癖を付けなくては・・・また壊れたらたまりませんからね。
2009年5月16日 水中ポンプの交換 トリニティの係留場所はマリーナではないので、桟橋には水も電気も来ていません。そこで洗濯用のお風呂ポンプの一番大きなヤツを使っていました。しかし、それでも圧力が弱くてかろうじて水が上がるだけで不満に思っていたところ、ボートショップの「ビーフレンズ」で強力水中ポンプ¥9800というのを見つけました。確かにお風呂ポンプよりずしりと重く、パワーがありそうです。早速お買いあげ、そしてこれまでのポンプを入れ替えてみました。 さすがに水量が違いますね、勢いも良いです。が、こんどはホースが細いのが気になりました。コンパクトさとホースの短さで買ったホースリールは、ホース自体が細いのです。そこで普通の水道ホースに取り替えることにしました。とは言っても普通の太さの散水リールは15メーター以下は無くて、形状も大きくなります。なので今のホースだけを取り替えることにしました。リールを分解して、ジョイントも取り替え・・・5メーターの水道ホースを巻き取るコンパクトなリールが出来ました。これで水量も十分です。さて、早速それで船体を洗ってみましょうか。冬の間にたまった埃がこびりついていますので、デッキブラシでゴシゴシしながら洗い流します。気持ち、良いぃ〜!!
大変です、船舶免許が切れていました!! たまたま、他の人のホームページをみていて「免許の更新は1年前から出来る」と書いてあったので、あ、そう言えば来年だったよな・・と思いながら免許証をみて・・平成21年だから・・・ぎょえぇぇぇぇ、過ぎてる!! それにしてもボート屋からハガキは来ていなかったぞ。ということで電話してみたら、昔はやっていたようなのですが人や組織が変わっていつのまにかやめちゃったそうです。それはともかく、どーすんのよ私の免許。すると更新のために講習を受ける必要があるのですが、それは自分のところではやっていないというのです。え?そうなの? そして講習当日。場所は自宅からバイクで10分の所です。しかも、その昔「しののめ」というボートで行けるレストランがあったのですが、その隣のイタリアンレストランですって。きっと関係者がそこを経営していて、店が休みの時間にそこを使っているのですね。
そして、1-4の項目に違反すると点数制の行政処分があって、再教育講習や停止となることも、どんどん車みたいに厳しくなっています。最近のボートマナーの低下もひどく、事故も多くなっていますから仕方のないことかも知れませんが・・・面倒な時代になりましたね。
さて、講習が終わったので高川さんが月曜に関東運輸局に更新の申請をしてくれることになりました。ですから火曜か水曜には新しい免許が手に入るはずです。 話は変わりますが、当初、自分で申請しようとして国土交通省のホームページを見たのですが、その時に海に関する法律があまりにも多いのに驚きました。こんなにあるのです。 いやあ、これなら何をするにも海事代理士が必要なわけですね。「ポツダム・・」にも笑っちゃいますけど、お船を作るにも法律があったんですね〜
6月6日。翌日の保田クルージングに備えて昼からお船の準備に行ってきました。 6月7日。朝から快晴です。9時半にディズニー前に集合ということなので、9時10分前に出航しました。 さて、ようやく救助の船が来たのは南風が強くなって白波が立ち始めた3時半でした。それから7ノットで曳航してもらいましたが、エンジンが止まっているのでパワーステアリングが効かない舵をとること3時間。夢の島マリーナの前で修理をする東京湾マリーナの船とバトンタッチして桟橋へ到着。やれやれと上陸したときは、もうすっかり薄暗くなっていました。
6月8日。修理を依頼したKENマリンのメカニック氏から電話があり、原因はドライブのギア欠けによるベアリングの固着であるとのことです。なにしろ去年新品と載せ換えたばかりですから、もしかすると製品不具合の可能性がありますので、それを考えてマークルーザーの正規代理店であるKENマリンに見てもらうことにしたのですが・・・どうみても保証の対象にはならないようです。
さて、修理については、いろいろ調べましたがハウジングの穴は溶接で修理が出来そうだと判明しました。ここは力がかかるわけではなく、オイルが漏れ出ないように塞げば良いわけです。良かった・・・中古とのアセンブリー交換も考えましたが、中古はシールやクラッチの状態とか履歴がわからないこと、今のドライブはまだ1年ちょっとでもったいないことから、穴が修理できるのであればオーバーホールをする方が信頼性が確保できるので良いですね。ということで、ハウジングの修理のためにドライブを分解してもらうこととになりました。
2009年6月25日 ドライブ修理 KENマリンで分解したハウジングは、知り合いの車屋さんに持ち込んでアルミの専門家に溶接をしてもらいました。
2009年6月27日 ペンキ塗り! ドライブの修理完了までお船はマリーナの船台の上に鎮座したままです。その間にかねてから気になっていた作業に取りかかることにしました。 結局あれこれ考えた末に、光沢のある屋外用の水性塗料で塗装することにしました。トリニティの次の世代の船からはダッシュボードの色が黒からライトグレーに変わっていてとてもおしゃれに見えましたので、似たような色を選びました。作業の前に、上に固定してある魚探のマウントやスピーカー、メーターパネル、配線ダクト、トリムなどを全て取り外します。次にひび割れた塗装にサンドペーパーをかけて表面を綺麗にします。テープでマスキングをして、ローラーと刷毛で塗装開始です。最初は下塗りをして、一晩乾燥させてから2回目の塗装です。
28日。前日とは違って涼しくて作業ははかどりそうですが遅くなると雨になるようなので、午前10時と早めに作業開始です。まずは2回目の塗装です。お昼で中断してから3回目の塗装にかかったところで雨が降り出しました。あちゃぁ、乾燥が遅くなりますね。仕方ないので出来るところから外した部品を戻していきましょう。作業が完了した頃にはザーザー降りになりました。まだペイントが完全に乾いてはいませんが、このまま放置することにしましょう。仕上がりはイマイチで、ローラーの跡や刷毛目が気になります。メーカーのようなツルピカの高級感がありません。さらにクリアラッカーを吹き付ければいいのでしょうが・・・また部品を外すのも大変・・・やるとしたら秋にしましょうか。
2009年7月4日 塗装の仕上げ他 塗装は終わったものの、素人の浅はかさで養生をきっちりしなかったためにはみ出た塗装があちこちにあります。近くの日曜大工センターに行って、剥離剤とシンナーを買ってきてゴシゴシと付着したペイントを落とします。また、同じく日曜大工センターで滑り止めネットを買ってきました。60センチ×120センチの網目状になったソフトなネットです。これを2本買ってダッシュボードの水平面に貼り付けました。これで目隠しにもなりますし、ダッシュボードの上に置いた携帯やデジカメ、バッグなどが揺れで滑り落ちるのを防止することが出来ます。
さて、ドライブの方はロアケースの分解が終わりました。やはり中に削られた鉄粉が混じっていたそうです。ハウジングだけになりましたので、これを自宅に持ち帰って次の日に修理に持ち込むことにしました。 2009年7月5日 ハウジングは、午前中に知り合いの車屋さんに持ち込んで前回同様、アルミの専門家に溶接をしてもらいます。
ところで、修理をしているマリーナに変わった船がありました。いわゆるゴムボートなのですが、かなり本格的で、アルミ製のキャビンも付いています。そして何よりも異様なのがエンジンです。マーキュリーの電子制御インジェクションの250馬力エンジンがダブル、つまり500馬力ですよ、こんな小さなボートに! http://www.zodiacmilpro.com/hurricane-ribs.php http://www.zodiacmilpro.com/tds/920_OB_Cabin.pdf う〜む、さすが、ただものではなかったですね。
2009年7月11日 アルミ削り! トリニティのドライブは依然修理中です。 ひとまず自宅に持ち帰って、それから近所の日曜大工センターへ。あれだけのアルミを削るには、マニュアルでは出来ません。電動ドリルの先に付けるヤスリビットはありますが、それでは埒があきません。かといってNCリューターというわけにも行かず・・・ここはディスクグラインダーを買うことにしましょう。そしてディスクは・・あった、アルミ切削用、それに磨きのためのディスクも必要です。 さて、ベランダにロアケースを持ち出して、グラインダーで削ります。ある程度までは削れましたが、さすがに元と同じ厚さにまでは削れませんね。溶接部分を削りすぎるとポロッといってしまうのではないか・・・怖すぎます。それにしてもすごい音です。ごめんなさいね〜そしてあたり一面、アルミの粉だらけです。私も頭から粉をかぶりました。約1時間アルミと格闘してなんとか見られる形になったので、次は塗装です。
2009年7月12日 内外装清掃! ロアケースはKENマリンさんに引き渡して、お船を見ると、船底塗装が終わっていました。 そこで、私は内装のクリーニングをすることにしました。
お次は外回りです。
2009年7月20日 またもやちょこっと作業! 3連休の最終日、またお船にやってきました。 お次はバウのローラー。これは、今回曳航してもらうときにバウと曳航船の船尾が接触し、その時にローラーのステンケースが曲がってしまったのです。モンキーをかけて曲がりを直そうと思ったのですが、先が開くだけで旨く修正できません。そこでローラーを取り外してショップに修正を依頼しました。傷が付いたバウの部分はパテで修正しました。 そして最後はハルのストライプの修正です。面倒なことにこのラインは黒と紺色、金色、それにブルーグリーンの4色なのです。そこで日曜大工センターに出かけて、黒とブルーとグリーンのラッカーに絵筆とパレットを買ってきました。黒と青を調合して紺色は出来ましたが、金色が明るすぎます。黒を混ぜると黒すぎて、どちらかというとブロンズに近い元の色になりません。これは赤も買ってくるべきでした。ともかく黒と紺色だけ修正することにしました。
さて、ベアリングは今週中にはいるので週末までには修理を終えておくとの話でした。
2009年7月25日 またまたちょこっと作業! 7月最後の土曜日となりました。 さて、私のお船はどうなったのか? さて、マリーナに行くと・・・あれ?船が見えない・・・もしや、もう修理が終わって試運転とかやっちゃってくれたりなんかしてる?期待を込めてマリーナの水面を見ても・・・・無い。あらためて探したら、ずっと奥の大きな船の間に置いてありました。で、後を見ると・・・まだドライブは外れたままです。 さて、ではこちらは船で作業をしていますか。
そうこうするうちに、下の方からガトゴト音がし始めました。スターンを覗き込むと、二人がかりでドライブを組み付けているところでした。 やた〜っ!!!それから約一時間・・・ついにエンジンがかかりました! ギアを入れたり切ったり・・うふふ、動いている、動いている!これで陸の上のテストは終了ですって。 翌日3時に船を引き取ることとなりました。
今年も戸田の花火の時期となりました。 まず思いついたのが「餃子」。これはとある餃子で有名な店にイベリコ餃子なるものを食べに行ったら、ランチタイムには やっていないということで、イベリコ豚の餃子はそんなに美味いのかな・・・から連想して、そうだ、ギョーザをつくろう!と思い立ったのです。 まずは基本の豚肉を美味しくしよう・・・ということで肩ロースとばら肉をブロックで用意して、ミンサーで塩と紹興酒をかけながらひき肉を作成。そこに干しエビの戻したものを混ぜ、鶏がらスープ、塩、コショウ砂糖、ごま油で味付け。具にはプリプリのエビとホタテの2種類を用意しました。朝8時から始めて、餃子が焼きあがったのが11時。ふうっ・・・・次は魚屋に仕入れにいかなくっちゃ。 生春巻きは初めて作ってみましたが面白いものですね。
さて、4時になりました。お迎えの車が来て桟橋へ。去年と異なり、今年は若潮なので大丈夫かと思ったのですが、かなり水位があります。去年の二の舞は避けたいので、海から回ることにしました。現場に着いたのは予定より30分遅れの6時半。それでもアンカリングして食事を始める余裕がありました。そうして打ち上げ開始!イヤア、何度見ても素晴らしいですね。ズシンとお腹に響く音・・・目の前一杯に広がる花火・・・これですよ、花火は!!
8時45分、今年の花火も終わりました。片づけて撤収しましょうか。帰りは問題の平和橋もちゃんと通過することが出来ました。無事に着岸したのは10時半。さて、次は東京湾花火です。
2009年8月2日 魚探が直った! 今年の2月に振動子をインナーハル取り付けをしました。 そしてドライブの修理が終わったときのこと。実は修理中に振動子の中継配線をやり直したのです。修理が終わった船を引き取って荒川を走っているときはバッチリと表示されていて、やはり配線のせいかと安心したのですが・・・10分もするとまた何も表示されなくなってしまいました。途中で船を停めてあれこれ設定を変えてみましたが、何も映りません。オートレンジにすると反射波を捕らえていないのでどんどんレベルを変えては戻ることをくり返します(写真右の状態)。 戸田の花火の時も、結局水深が表示されないままで使っていましたが、川で水深がわからないのはとても不安です。そこでじっくりと調べてみました。まず本体のケースを開けて基板のコネクタの接触をチェックします。これはオーケー。次に振動子を取り外して直接デッキから川に浸けてみました。その時は変わらなかったのですが、STCを大きく変えた途端に映りはじめたのです。その設定で、インナーハルに戻すと・・・映らない?ということは筒の中の不凍液がおかしい模様です。そこでスポイトで不凍液を抜き取って水を入れてみると・・アラ、ちゃんと映る!どうやら航行時の振動で濁った不凍液が原因だったみたいです。不思議ですね〜どの手順書を見ても不凍液を入れると書いてあるのですが・・・ともかくこれでオートレンジでもちゃんと水深も表示されるようになりました。あとは水が変質しないようになんらかの防腐剤を入れることにしましょう。
2009年8月4日 江東区花火! 2004年には三番瀬の潮干狩りのあとに江東区の花火見物なんて元気いっぱいなこともやったものですが、その後平日の開催になったために船で行くことはありませんでした。ですが、仲間が自分の船で行くしかも人数に空きがあるというので、急遽乗せてもらうことになりました。 会社が終わってから、最寄りのスーパーとケンタッキーでつまみを買い込み、地下鉄で西葛西へ。駅前でビールを仕入れて左近川マリーナへと向かいました。7 時半に出船、と言ってもマリーナを出たすぐ上流が打ち上げ会場です。観覧水域にはかなりの屋形船が出ています。花火を楽しんでいるとなにやら左前方で騒ぎが持ち上がりました。なんと40フィートを越えるプレジャーボートが屋形の直前を横切って前アンカーをプロペラに巻いてしまったようです。2隻はぶつかりこそしませんでしたが、ロープでつながったまま川の流れのせいで下流に向かって流され、屋形の後アンカーでぶら下がった状態になっています。屋形としてはたまったものじゃありませんね、商売で客を乗せているのに船の向きが逆になってしまったのですから。「何やってんだよ、てめぇ!」なんて怒号が聞こえますが、プロペラに絡まったロープはそう簡単に外れるものではありません。そのうちに警戒船や水上警察も集まってきましたが、手の出しようがありません。我々はとばっちりを受けないようにすぐに別のところに避難しました。
マリーナに戻ってみると、桟橋の向こうから3人の海上保安管がやってくるではありませんか。何事かと思っていると奥の方のシーレイに乗り込んで船長から事情聴取を始めました。桟橋仲間から聞いた話では、どうも屋形といざこざを起こし、先方の船で喧嘩して帰ってきたらしいというのです。それにしてもトラブルの多い花火見物でした。こういうことが多くなると、遠からずプレジャーボートが立入禁止になってしまいますね。くれぐれも営業船には近寄らないようにしたいものです。
8月8日 東京湾花火 戸田ほどの近さではありませんが、玉数も大きな花火も多く、ゲストも大喜びの花火見物となりました。
帰り道、別の船仲間と出会って「夢マリで2次会をやりましょう」ということで2次回のおまけまでついて、桟橋に戻ったのは11時を回っていました。いやあ、今年も良い花火となりました。お疲れさま〜
9月5日 トローリング 6時にマリーナ集合ということで自宅を4時半に出てベラシスへと向かいました。横浜横須賀道路の終点からさらに道が延びていますね。行ってみましょうか。浦賀出口がありました。ウンここで降ります。ベラシスの北側から向かう道に出ましたよ。この方が近いですね。 駐車場に車を止めて、えっちらおっちら大きなクーラーボックスを引っ張りながら「おはようございます」。直ぐに出航して剣崎からトローリング開始です。アウトリガーを伸ばして4本引きです。そして城ヶ島の沖に大船団を発見!ワラサねらいですね。コマセで流れた魚がかかるのではないかと風下をゆっくりと回ったのですが・・・ドラグは鳴らず終い。さらに西へ向かいやがてカツオ船団を発見。ミヨシでは散水をしてポツポツとカツオが上がっています。我々はその周囲をぐるぐると回ってみましたが、当たりには恵まれず一度は離れまた戻ってきたときに・・・ついにカツオがかかりました。鯖みたいに小さいですがちゃんと黒いスジが走って本カツオであることを示しています。立て続けに3本ヒットしたあとはばったりと当たりはなくなり、かかるのはシイラばかり。 そのうちに船長が電話で何やら手配を始めました。そして釣りを切り上げて向かったのはとある漁港。そこでサザエとアワビを買い込んだのです。直売ということで市価より安く買うことが出来ました。私も大きいアワビ2枚を買わせていただきました。
帰宅してからカツオはそのまま降ろして刺身にしました。魚体が小さいつまり若いせいでしょうね、身の色が薄いですが鮮度は良いのでちゃんとカツオの味を楽しむことが出来ました。そしてシイラは、大きいのは3枚におろして刺身に、小さいのは塩コショウしてオリーブオイルでソテーにしました。アワビは身の中央部を水貝にして、ほかはバターでステーキにして以前作ったパセリソースをかけました。 イヤア、疲れました。でも美味しかった。そして楽しかった!
2009年9月12日 ワンコリード交換 2年くらい使用したワンコリードを応用した係留ロープ回収機ですが、先日右舷後のリールの巻き取りが出来なくなりました。分解して見たところ、中のゼンマイがドラムから外れていましたので修理しました。その時に、もうヒモの表面が風化して切れそうになっているのに気が付きました。 適当なヒモを見つけて交換しなければいけないなと思っていたところ、ちょうど出張したパリのディスカウントスーパーでとても安い散歩リードを見つけました。しかも大型犬用なのでリードも長く巻き取りの力も強いのです。異国の地でわざわざ買う物ではないとは思いましたが、ともかく安値につられて4個買って帰ってきました。 そして帰国して船の様子を見に行ったときに、今度は右舷前方のリードが切れているのを発見しました。やはり全体に寿命が来ているようですね。この際、4個とも交換してしまいましょう。全て交換して、リードは8メーターありますから後で2メーター、前で1.5メーターほど短く切ってからロープに結び付けました。
9月19日 秋の潮干狩り♪ う〜ん、もう出ていますか、春アサリ・・・粒は小さくても味は全く変わらないのですよねぇぇ・・食べたいな。 というわけで、連休の初日ですが海況も良いので出かけてまいりました。 さて、どんな具合かな?おお採れますね。春とは大違いです。ひとかきで2、3個出てくることもあります。それに結構大きいサイズがありますね。中には春の生き残りかと思う大きいものも採れました。2時間ほどでスパゲティ2回分以上は採れましたね。さて、帰るとしましょう。波も穏やかで、日差しも強くなく、とても快適なクルージングでした。もう一回くらい、行きたいなぁ・・・
10月4日 再度の潮干狩り♪ 今回も干潮が11時なので、9時に出船です。河口の京葉線の鉄橋の下に見覚えのあるボートが・・・アラ、カン助さんだ。バス釣りをやっているんですね。声だけかけて三番瀬に向かいました。 波も穏やかで、快適なクルージングでしたが・・なぜか断続的に警告音が鳴ります。それも滑走途中で1、2回ピィ〜っと数秒、それが2分くらいの間隔でくり返すのです。なんでしょうね?もちろん水温計はぴったり175度(華氏)で安定していますのでオーバーヒートでもありません。ただ、水温計と警告ブザーのセンサーは違うところで測っていますから部分的にブロックの温度が上がっているのかも知れません。もしかするとセンサーの不良とも考えられます。ちゃんと調べなくてはいけませんね。
10月10日 大丈夫かな?
10月25日 ちょっと作業を・・ 温まったところで、警告音の原因調査です。 ふと見ると、ドライブのオイルリザーバーのレベルが若干低めです。まさかこれじゃないよね?このオイルが少なくなるとレベルスイッチが働いて警告ブザーが鳴るのです。前に見たときはもっとあったように思うのですが・・・ともかくMaxまで補充しておきましょう。 さて、とりあえず思いつくところはやりました。あとはガソリン。今日はリッター120円まで下がっています。前回より4円安いですね。また80リッター入れておきましょう。それから、気温が下がってフェンダーも縮んできているのでエアを入れておきましょう。そうだ、アンカローラーのシャフトの止めに割りピンを買って来てあるの、付け替えましょう。んなこんな、細かな作業をして、今日のメンテは終了です。
11月15日 試験走行・・断念 さて、例の警告音ですが、ギアオイルはたっぷり入れたのですが滑走前に一度と滑走後にしっかり鳴りました。ディズニー前の大揺れの中、ハッチを開けてエンジンを触って見ると、右舷のエルボーが左舷よりはるかに熱くなっていました。急いで非接触の温度計で測ってみたのですが、20度くらいの差がありました。 やはり温度のせいで警告音が鳴るみたいですね。とはいえ、帰り道の1500回転くらいではどちらも同じ温度に下がっていました。さて、そうなると、この温度差の原因はなんでしょう?
11月28日 警告音の調査 もしかして、片バンクだけ排気温度が高くなっているのではないでしょうか?そうなる原因のひとつととして、混合気が薄いことが考えられます。このキャブレターは2バレルと言っていますが、実際にはそれぞれのバンクにジェットからガソリンを送り込んでいますから、片方のジェットから出るガソリンの量が少なくて混合気がリーン状態になっているのかも知れないのです。 というわけで、まずはプラグを外して見ます。もし片方の混合気が薄いならばそのバンクのプラグが焼けて真っ白になっているはずです。本来は高負荷回転させてからすぐにプラグを外したいのですが、このエンジンはOHVでプラグは排気マニホールドの下から斜め上にブロックに入っています。とても熱い状態では外せません。しかたなく冷たいまま両バンクのプラグを外してみました。その結果は、焼け具合の違いは全く見られませんでした。 次にキャブレターを分解してみました。これもエンジンが新しいので詰まるとも思えませんが、順番ですからね。ファイアアレスターを外して中を見る・・綺麗ですね。ネジを外して上部ユニットを外します。若干カーボンがありますが、チャンバーの中も綺麗なものです。そして最後にジェットを外して、見た目は問題無さそうですが念のためキャブクリーナーで完全に掃除してみました。
エンジンを始動してアイドリングで暖機して2000回転、3000回転、4000回転と回して温度を測ります。エキゾーストマニホールドの温度はそれなりに上がりますが、左右で温度差はありません。つまり排気温度に差はないと見て良いでしょう。ところがエルボーには温度差が出ています。それも水が入る前の方は冷えていて後だけが熱いのです。そして温度差は3000回転くらいで発生して低速では差がなくなります。ということは冷却水が足りない?でもいくら温度が上がるといってもそれはエルボーの話であって、水温センサーが付いている場所ではないのです。不思議・・・ それはひとまず置いておいて、夕闇せまるなか、川を遡ってみました。開けたところで滑走してみます。3000回転から3500回転・・普通ならこの辺で鳴るのですが・・・お、直ったか?
12月6日 ブザーが鳴らない? 前回の調べで、エンジン自体の水温はそんなに上がっていないと想像できました。エルボーの温度差と警告ブザーの作動は関係ないようです。そこで基本に立ち返って、警告システム全体を調べてみました。 最初にメーターパネル裏のブザーのコールド側をアースしてハーネスをゆすり、異常のないことを確認します。このラインはエンジンからは1本の線でつながっています。つまりエンジンの上で3つのスイッチがパラにつながっていますね。イグニッションを入れるとすぐにブザーが鳴るのはエンジンがかかっていないので油圧スイッチが閉じているからです。鳴り続けでうるさいので、まずこれを外しましょう。油圧スイッチは後ろのほう、ディストリビューターの横にあります。端子を引き縫いたら鳴らなくなります。エンジンをかけると油圧が上がって鳴り止むので、このスイッチは正常と見なします。 さて、点検です。テスターをつないでお鍋で温度を見ながらコンロで「茹でて」みます。温度を上げるとどこかでオンになるはずが・・・・あれれ?抵抗値がどんどん変わっていくではありませんか。サービスマニュアルによると、これは単純なオン/オフするスイッチで、90度くらいでアースに落ちるはずなのですが、新しいエンジンではサーミスターに変更されていましたね。ということはどこかにセンサーアンプがあるはずです。エンジンのハーネスを探っていくと・・・ありました、イグニッションモジュールと一緒にある箱、これにセンサーのハーネスが入って、ブザーに行く線が出てきています。センサーの抵抗値は常温で2.6キロオームで、95度では260オームでした。そこでコネクターに100オームの抵抗をつなぐと・・「ピー」、なるほどやはりこのアンプが作動しています。でも抵抗を外しても鳴り止まず、イグニッションをオフにしてようやく鳴り止みました。ロジックはわかりませんが、何らかのヒステリシスを設けてあるようです。 そうなると、あとはセンサーの抵抗特性(30度でXキロオーム、90度でXオームとか)とアンプの設定(Xオームでブザーオン信号が出る)がわかればどっちの部品が悪いのかわかるのですが・・・それはあとでメーカーに聞くとして、とりあえず掃除したセンサーを戻してテストしてみましょうか。
ということで、外した部品を元に戻してエンジンをかけます。暖機をして水漏れがないことを確認してから川をさかのぼり、加速、減速を繰り返してみると、あら、鳴らない! ところで、3000回転あたりでエルボーの温度が左右で違うのは相変わらずです。これは別の現象として調べてみることにします。
12月27日 エルボーの分解チェック 最初にシフトコントローラーリモコンのユニットを外します。それからゴムのフレキシブルチューブの固定バンドを緩めてズラします。最後に4本の長い固定ボルトを外します。前のエンジンでは、ここはスタッドボルトになっていて、エルボーとライザーに別れていましたが、新しいエンジンでは一体の部品です。 さて、エルボーが外れました。エキゾーストマニホールドの中の水をスポイトで吸いだして、灯油ポンプを流用してエアを送り込んでみましたが特に問題は無いようです。次は問題のエルボーです。エアを送っても全くスカスカで抵抗はありません。さらに確実に調べるために、ウォッシュダウン用の揚水ポンプのホースを直接押しつけて見ましたが、ジャバジャバと問題なく流れ出してきます。
ということで、またもや外した部品を元に戻してエンジンをかけます。暖機をして水漏れがないことを確認して作業終了です。3000回転で回すと、やはり温度の差はありますが、前ほどではありません。これはどういうことでしょう。いずれにせよ、しばらくこのまま乗ってみて、もう少しデータを集めることにしましょうか。
12月30日 サブウーファー交換 さて、現在使っているサブウーファーは、16センチのコーン型をボックスに入れたもので、アンプはエコライザー付きの30WX2です。イコライザーをローパスフィルターとして使用して、低域以外を下げることでバスブーストする仕組みです。ウーファーとは言え、中高域も再生するので、イコライザーをフラットにすることでスピーカーボックスを船外に出してPA用として使用することができます。花見で横抱きしたり、海岸にビーチングしたときのBGMスピーカーとして流用できるので便利でした。 とは言え、JBLと名が付いていてもサブウーファーとしての効果は今ひとつ。無いよりはましな程度で低域ののびはたいしてありませんでした。そこにJVCのサブウーファーの出物が手に入りました。仮接続して音を出してみると、JVCのほうがはるかに効果があります。前のサブウーファーはバウベッドの上にどっかりと鎮座していましたが、JVCのほうはコンパクトで場所をとりません。ということで入れ替え作業を実施しました。=>作業の詳細は艤装のページをご覧ください。
さあ、コンパクトで効果の高いサブウーファーシステムを手に入れました。これで、ますます宴会船として楽しい船になることでしょう。 2009年終わり |
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