Trinity 日誌

*My boat life 2010

  ・新春クルージング
  ・大島釣行!
  ・原因判明!
  ・今年も花見!
  ・今年も潮干狩り!
  ・潮干狩り再び!
  ・大島釣行再び!
  ・今年も館山だぁ!
  ・今年も戸田だぁ!
  ・再び館山だぁ!
  ・やっぱり漏れてる!
  ・穴がない?
  ・年末の大掃除

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2010年1月4日 新春クルージング!

2010年の幕開けです。
正月休みも最後なので船に行ってきました。エンジンをかけて・・とりあえず湾に出てみますか。風も穏やかで気持ちがいいですね。ディズニー沖で船を停めてエルボーをチェック。やはり右舷の方が熱くなっていますね。しばらくプカプカしてから戻りました。

桟橋に戻り、上流側のバースとの仕切りのポールロープが切れているので、新しく張り直しました。それからついでにハッチのロープの整理をしているうちに薄暗くなって来ました。近所のスーパーに行ってビールとソフトドリンク、それに紙ナプキンや紙皿、トイレの洗剤などの補充品を購入して船に運び込んで帰宅しました。さて、今年は楽しい一年になるでしょうか?

 

2010年1月10日 鶏煮亭開店!

昔は正月に船で宴会をやったものですが・・・最近はしばらくやっていません。船仲間から、友達のヨットマンを紹介したいので新年会をやってくれないかという話が持ち込まれました。良いですね〜やりますか、鶏煮亭。そうなるともちろん鶏鍋の出番ですね!

今回はじっくりと濃いスープを作りましょう。手羽先の先だけを集めたものを2キロ、胸肉を2キロ、そして「もみじ」と呼ばれる脚を1キロ、グツグツと煮込んで2リッターの美味しいスープができました。
つくねは胸肉ともも肉、胸軟骨、それに豚コマをミンサーで挽き肉にして、塩、コショウ、みりん、ネギ、ごま油で味付けをしました。鍋に入れる肉は、もも肉を使います。1枚を5つに切って塩と日本酒を振って一晩置き、表面だけスープで軽く茹でておきます。野菜はキャベツにエノキ、ニンジンを用意しました。


さあ、スープ作りの開始です。

今回は圧力鍋は使いません。

最高に美味しいスープができました。

つくねもミンサーで作ります。

さて、当日です。つまみとして、いつものナンチャッテかに玉、クジラのユッケ、タラコと白滝の煮物、それに小さいですがタラバガニを用意しました。
食材を持って桟橋へ来てみると、水面にはたくさんのカモメが羽を休めています。去年は下流までで私のところまでは上がってきませんでしたが、今年は様子が違いますね。今回の参加者は6人。ゲストからの料理の差し入れもあり、1時からはじめた宴会ですが、最高に盛り上がってお開きとなったのは夜の9時を回っていました。


カモメがこんなに。屋根の上にも被害が・・・

まずはカニではじめましょう!

船仲間とそのお友達のヨットマンです。

さあ、トリニティ名物鶏鍋の登場です。(翌日の写真です)

つくねが良くできていました。締めには鍋用のラーメンを選びました。

もう皆さん、すっかりハッピーになりました。

それにしても、よく飲みました。

賑やかにやったのは良いのですが、肝心の鶏鍋の写真を撮り忘れました。上の鍋の写真は、残った食材で翌日に自宅でやったものを撮影したものです。

 

2010年2月7日 点検です

このところ、寒い日が続きます。ようやく暖かくなったので、点検に行ってきました。カモメの被害はどうかな?あれ、ほとんど無いですね。エンジンをかけて、ドライブに付着した藻を落として作業終了です。

さて、もう少しでボートショーです。そしてそれが終わると春の訪れ・・花見からボートシーズン開幕ですね。

 

2010年3月6日 ボートショー

生憎の雨模様ですが・・・さあ今年もボートショーに行きますよ。今のところボートフックも壊れていませんから、ゲルコートの保護ワックスでも探してみましょうか。それにしても不景気なこの頃、何か新しい船とか技術は出ているのかなあ?

会場に着きました。あれ?なんだか狭いけど・・前とホールの使い方が違うんじゃないかな。全体を見渡しても、ボートの数が少ないですね。ヨットのマストだって3本くらいしか見えません。シーレイは?今年は出ていないですね、あ、マクサムがあるけど・・・なぬ、「売約済みにつき見学できません」だぁ?なんてこったい!

あ、大沢商会のブースにバベストのヒーターがあります。へええ、これかあ・・・ホントにコンパクトですね。これはガソリンでも軽油でも使えるFF式の温風ヒーターなんです。知ってはいたのですが、実物を見るのは初めてです。ヨーロッパでは乗用車にも取り付けられていて、リモコンのタイマーでセットしておくと朝車(に乗り込んだときにすでに温かいというわけです。1時間あたりの燃料消費が200ccというところも優れていますね。まさにボートの暖房に最適なんですが・・・セットで25万円くらいするのがちょっとね。

結局、国際VHFの無線機が出ていたくらいで、新製品もなければエンジンやボートも見るほどのものはありませんでした。アクセサリーショップもなんだか賑わいが無くて、ワックスも見つからず、寂しい思いで会場を後にしたのでありました。去年まではショー見物の後は船仲間との飲み会もやっていて、これだけでもショーに出てくる価値があったのですが、今年は誰もメンバーが集まらない。夕闇せまるなか、トボトボとそのままみなと未来駅から電車に乗って帰りました・・・とさ。

 

2010年3月14日 大島釣行!

船仲間のA氏から「大島へ釣りに行きませんか?」というお誘いがありました。彼は、昔は夢の島から海ほたる周辺へ出てイイダコなんぞチョボチョボ釣って満足していたのに、いまでは浦賀からはるかに南下して沖の山どころか大島がホームグラウンドだというのだから、完全にはまっちゃってるじゃありませんか!

しかも、船だって前のではスパンカーの効きが悪いからと完全なフィッシャーに買い換えちゃったんです。今回は初めてその船に乗せてもらうわけです。楽しみですね〜

さて、当日。
前の日はすごい風でしたが、それも収まっていい釣りになりそうな予感がしますよ。そして朝6時にマリーナに到着。船は前日のうちに下架してあって桟橋にもやってあります。朝日が昇ってきましたね。予定通り、6時半に出船です。

まずは剣崎を回って沖の山に向かいます。そこにはイカ釣りの船団が出来ていました。様子見ということで何人かが仕掛けを落とすと・・あらま、キンメとアジがかかりましたよ。私はイカの仕度はしていなかったのですが、アジがいるならとサビキを落としてみました。すぐに竿先がブルブルして、上げていくうちにも追い食いしているのがわかります。結果はアジではなくて鯖でした。4本付いていましたが、取り込むときに一本逃げましたので3本です。

とりあえずお土産が出来たところで、次は大島目指して南下。どんどん風も強くなり、波が大きくなっていきます。すこしでも風裏になるところに逃げ込もうとしたのですが、いやあ厳しいですね〜それでも何とかイサキを釣り上げました。次は深場でキンメを狙うとのことですが、ここで問題発生。なんと私の電動リールが回らないのです。ウィィィと速度可変のチョッパーがうなる音はするのですが、モーターが回りません。これでは350メーターの深場はねらえません。そこで船長の予備の竿を借りたのですが、惜しいことにラインが100メーターほど足りません。ここは皆さんの釣りを見学させてもらうことにしましょう。


さあ、出港準備完了です。

イヤア、なかなかの波ですよ、これは。

まずはサバ、ゲットォォォ〜

向こうに大島の元町が見えます。風裏でもこの通り。

さあ、イサキが来ましたよ。

船長が釣り上げたのは・・・深海のサメです。

美味しいイサキの刺身です。

ゴマサバですが、締め鯖も美味しくできました。

これで皆さんがバンバン上げるのなら見ているだけの私は悔しいのですが、どうも今日は海が悪いですね。魚探にはそれなりの反応があるのですが、潮の流れのせいでしょうか全然釣れてきません。結局諦めて戻ることになりました。この帰りの航行が大変でしたね。船自体に不安はないのですが、波が天井を超えてデッキに流れ落ちます。ですから窓は開けられない、そうするとフロントウィンドウが曇る・・・イヤア、まさにロデオ状態でした。

5時に帰港して、給油と船体洗いを終えてマリーナを出たのは6時。帰宅してからイサキは刺身に、サバは大きいのだけを締め鯖にして、残りは塩焼きにしました。今年初めての釣りとしてはまあまあの結果でしたが、楽しませてもらいました。これからは大島に出るのが普通になりそうです。なるほど、彼がはまるわけですね。

 

2010年3月27日 メンテの日!

もう1ヶ月以上も船に行っていませんでしたので、風が冷たいですがお掃除に行ってきました。
最初はドライブの掃除です。かなりの藻とフジツボが着いていました。次は揚水ポンプを使って冬の間に船体にこびりついた埃をゴシゴシ洗い流します。一汗かきましたが、きれいになりましたよ。次は室内です。ざっと拭いてから掃除機をかけて・・・そうだ、ビルジを見なくては。おおお、結構溜まっています。とは言ってもビルジポンプで吸い出せる量ではないので、灯油ポンプでシャコシャコ。結局ビニルバケツで2杯になりました。

お次は補充関係。ガソリンを60リッター入れて、それから人間用にビールを3パックと焼酎とお茶を積み込みました。水も、清水タンクにはまだ半分入っているので、すすぎ用としてペットボトルに3リッター汲んできました。エンジンもかけて、これでシーズンインの準備は完了!
さて、来週は花見かな?

 

2010年3月28日 原因判明!

この半年以上、エンジンの不思議な「現象」に悩まされていました。
すなわち、右舷のバンクのエルボーだけが熱くなる現象です。左舷側はしっかりと冷えています。そこに水温警告ブザーが鳴る症状が加わったために余計混乱しましたが、結局警告音は関係ないと判明したのは去年の12月のこと。それまでにキャブレターを分解したり、エルボーを分解したりしましたがどこにも異常はありませんでした。

では、どうして片方が冷えないのか?
先日のボートショーでお会いしたホーエイさんに相談したところ「右舷が熱いと言ってもチンチンになってはいませんよね?もしかして、逆に右舷が正常で左舷が冷えすぎなのではないですか?」とのアドバイス。むむむ、確かに・・・・そうか!やはり冷却水の流れに問題があるんだ!!

で、冷却水の通路を調べるべくサーモスタットハウジングを開けてみたかったのですが、前日はガソリンの補給や船体洗いなどで終わってしまいました。そこで寒風の中、日曜にサーモスタットハウジングを外してみたのです。内部を点検して冷却水の流れを調べた結果、どうもエルボーに水を送る回路に入っているボールバルブが臭いと思えてきました。
指で押してもスプリングの状態は正常に見えるのですが・・・・2個を直列にして間にワッシャーをはさんで一緒につぶすと、本来ならワッシャーが中央になければならないのに偏っています。つまり、スプリングのバネ性が左右同じではない・・・ということは、このボールは水圧に押されてバネを押し縮めて開くのですがそれに差があれば、当然ボールの開き方も偏って水は片方により多く流れる理屈です。


ドライブからの水はウォーターポンプとエルボーに流れていき、エキマニへはサーモスタット経由の水が流れます。

サーモスタットハウジングを外しました。

じっくりと構造を調べましょう。

本来はこのように左右のエルボーへ同量の水が流れるはずですが・・・・

左右のスプリングを直列にして押し縮めてみると・・・同じ力がかかっているのにワッシャーが真ん中に来ません。

すなわち、実際にはこの状態となって右舷のエルボーより左舷のエルボーがより冷却されていたわけです。

弱いほうを若干伸ばして、さらに左右逆にして元通り取り付けてみました。
エンジンを始動して、5分くらいのアイドリングではどちらのエルボーも同じ温度になりました。では負荷をかけてみるとどうでしょうか。川をさかのぼって、滑走すること10分。エルボーを触ってみると・・・やった!今まで熱かった右舷のエルボーはほどほどになり、冷え冷えだった左舷のエルボーは熱くなりました。

うう〜ん、なんという単純な原因だったのでしょう。わかってしまえばこんな簡単なことに、半年も悩んでいたなんて・・・・・あ〜でも、すっきりしました。
で、今度は逆に左舷がちと高めです。まだバネの弾性が同じではないのですね。次回はノギスで正確にバネを調整してやれば完全に「オッケー」でしょう。

 

2010年4月4日 今年も花見!

さあ、今年も花見の季節がやってきました。
仲間と打ち合わせて、日曜日に浜離宮で落ち合う計画を立てました。予報では土曜より日曜のほうが天気がいいということだったのでシメシメと思っていたのですが・・・土曜日は太陽が出てあたかかくなり、逆に日曜日は曇りで気温も上がりませんでした。寒かったですけど桜は満開で良い花見になりました。

で、当日。例によって朝から仕込みです。今日の料理は、タイの昆布締め、クジラのユッケ、カスベの煮付け、カニ玉、ホタテとミズナのサラダ、サザエの壷焼き、ウンパイロ-新バージョン、それにスパイシーチキンです。クーラーバッグに日本酒も詰め込んで出発〜

ゲスト4人を乗せて、桟橋を11時半に出船。今回は初めて大横川を通って隅田川に出てみようと思います。というのも、ここは橋が低いので、背が高いトリニティではよほど水位が低くないと通れないのです。夢マリを過ぎてから豊洲運河に入り、芝浦工大前から右折して大横川に入りました。おお、見事に咲いていますよ!ちょうど「お江戸深川桜まつり」が開催中で、ここは和船が希望者を乗せて航行しているので、曳き波なんてもってのほかです。アイドリングでごくゆっくりと進み、橋の下は幅が狭いので停船して和船に先を通ってもらいましょう。マナーが悪くてプレジャーボートが通行禁止になったりしては困りますからね。
【この日記を読んで興味を持たれた方、ここはおすすめの場所ではありますが航行前には水位を調べて事故の無いように、また騒音や曳き波などマナーに十分注意を払ってくださるよう御願いします】


さあ、本日の料理の準備完了です。日本酒は軽量化のためにペットボトルに入れました。

左はカスベの煮付け、右はクジラのユッケ。

ナンチャッテかに玉にホタテと水菜のサラダ。

サザエの壺焼きにスパイシーチキンも定番ですね。

今日のウンパイローにはキュウリをはさんでみました。


さあ、大横川に入りましたよ。見事に咲いているではありませんか!

ゲストも写真撮影に夢中です。向こうから和船がやってきました。



それにしても見事な桜。向こうの橋の上ではお祭りをやっているようです。

和船が通るので曳き波は厳禁です。

和船乗り場には乗船希望者の長い列が・・・

和船乗り場を過ぎるともうすぐ隅田川の水門になります。いやあ来てみて、良かった〜

空こそ曇っているものの、両脇から覆い被さるような桜も満開で、ゲストは大喜びでした。その時間の潮位は80センチ、水深は2メーターありましたし、屋根が高いトリニティでも心配の無い余裕を持って通過することが出来ました。来年もこのコースにしましょう。

隅田川に出ると、通る船の曳き波で予想通りのぐちゃぐちゃです。上流に行くのは止めて、集合場所の浜離宮に直行しました。水門から中に入ってみると・・・たくさんの船です。いつもは空けてある岸よりの航路にもてんでバラバラに描泊していますよ。なんとかいつもの場所に2艇分の隙間を見つけてアンカリングできました。

テーブルの仕度をして宴会の準備が出来たところに仲間が到着。横抱きして「乾杯〜♪」ロゼのCAVAで乾杯した後は・・・うぅこの寒さならビールより熱燗がいいですね。


さて、浜離宮に到着しました。ここの桜も見頃ですね。

いつもと同じ場所にアンカリング完了です。

仲間も到着。それにしても船が多いですね。

早速料理を並べます。まずは軽いおつまみから。

サザエの壺焼きは船内で調理して熱々を提供します。

寒いけど・・・楽しんでますね?

イヤア、今年も良い花見になりました。

3時過ぎに雨がぱらついてきたので撤収。
結局、空は一向に陽がささず風が冷たかったですが、ともかく楽しいひと時をすごすことが出来ました。

ここで、同行した知人の作品を紹介させてください。これはHDR(ハイダイナミックレンジ)写真というもので、デジタル写真でありながら、絵画のようなトーンが不思議な魅力を持っていますね。

さあ、今度のイベントは潮干狩りですね!

 

2010年5月1日 今年も潮干狩り!

今シーズン初の潮干狩りです。
今回は3艇で行きますが、大人と子供合わせて22人ほどになる予定です。
29日の休みに麻布のニッシンへ行って、カルボナラソーセージ2パック、鴨2羽、ラム2.5キロ、ニュージーのチャックロール4.5キロを用意しました。魚は、金曜日に家人に頼んで買ってもらいました。殻付きホタテ25枚、イカ4杯、エビ35匹にカジキマグロ。カジキはお肉がダメなゲスト専用で、イカとエビ同様バジルを振ってオリーブオイルで焼きます。さらに、仲間がニジマス(塩焼き用)とお好み焼きの準備をしてくれることになっています。

トリニティの係留所の前で上流から下ってくる仲間と合流し、ディズニー沖から東へ向かいます。実はシーレイ乗りの彼、まだ船で潮干狩り行ったことが無いというのです。三番瀬はその昔、私が先輩に教わって初めて潮干狩りをした記念すべき場所です。浅瀬の場所にアプローチ方法、アサリのいる場所・・・良いでしょう、一緒にいらっしゃいよ、そうすれば勝手がわかりますから、というわけで半ば強引に誘ってしまいました。
行きは波も無く2艇で快調にクルージングできました。予定より若干遅れましたが11時に三番瀬に到着し、すぐにタープを立ててサイトの準備です。それが終わったら、潮干狩り開始!
今年のアサリは・・・・まあまあですかね。約1時間半、ホンビノスの小さいのと半々で1回のスパゲティには十分な量を採って、そろそろBBQにかかりますかね。

戻ると、すでにニジマスの焼けるいい臭いが漂っています。いつもの「なんちゃってカニ玉」を出し、肉を仕込みながら、まずはお腹の空いたお子さま向けにソーセージから行きますか。続いてイカとエビをオリーブオイルで炒め、バジルをパラパラ。続けて殻付きのホタテを焼き、同時に鉄板でラムとビーフを焼きましょう。最後には炭火でビーフのブロックを転がしながら炙ります。


一緒に走るのはシーレイの230DA。三番瀬は初めてとのことで、シッカリ「ご案内」させていただきます。

お〜新浦安にも結構船が来ていますね〜

さあ、貝殻島に到着。シーレイの初アプローチもOK!

イヤア良い天気です。すぐにタープを張って日陰になる場所を作ります。

コンロの準備もしておきましょうね。

ニジマスを焼く香りが立ちこめます。

ラムとビーフを「秘伝のタレ」に漬け込んで準備完了。

まずはソーセージを焼きましょう。

ホタテも焼きますよ・・いい匂い!

さあ、お肉も行っちゃいましょう。

皆さんにお手伝いしてもらいました。

締めは例によってビーフのかたまりを焼きます!

思ったよりBBQに時間がかかり、撤収を始めたのは3時半を回っていました。例によって南西の風が出てきてきましたが、軽く叩く程度で戻ってくることが出来ました。

いやあ、忙しかったけど・・・楽しかった。

 

2010年5月22日 潮干狩りの準備

あれは5年前。
免許を取って船を持ったお祝いに、プレゼントをくれた人がいます。それはステンレスのガソリン携行缶。ボートショップで買うと2万円以上するシッカリとした携行缶、これまでずっと使わせていただきました。

「いやあ、ありがとうございました。こんど、ぜひトリニティに乗ってください。釣りに行きましょう!」なんちゃって・・・そのあとはトラブルの連続で、早い話、安心してお誘いできる状況ではなかったのでありますね。
今ならエンジンも変えたし、大丈夫でしょう。たまたまお会いする機会があったので、次回の潮干狩りにお誘いしました。釣りではイマイチのときもありますが、潮干狩りならボウズはありませんし、少なくともBBQは楽しんでいただけますからね。しかも、同じ会社の営業嬢も参加とか。ナント彼女のダンナは湘南方面でフレンチのお店のシェフだとか・・・ひぇぇ、プロの方にBBQをご馳走するの?ちょっと・・・キンチョール・・・ですだ。

ともかく、失礼のないよう準備をしに船に行ってきました。
前回の潮干狩りで船内には砂や貝殻がいっぱいです。掃除機を丹念にかけて、ガソリンを補給して、清水も20リッター入れておきましょう、手足を洗うでしょうからね。次はお買い物。えっと、まずは紙コップと紙皿を補充して・・・そうだ、この機会に汚れているトイレのカーペットも取り替えちゃいましょう。
次はドリンクね。ビールでしょ、ウーロン茶と、水はまだいいか、そうそうワインが切れていました!うぅ〜チリにスペイン?フランスでこれぇ?あきらめて近所をバイクで走り回ります。確か、ここに酒のディスカウントショップが・・・あれ、なくなってる!?仕方なく大きなスーパーでまあまあのを買いました。家の近くならまだ良いワインが買えるのですが、当日は10キロもの食材をかついで電車で来ますのでね、重いワインを持ってくることが出来ないので先に船に積んで置かなくてななりません。

ようやく準備が終わった時、すでに太陽は大きく傾いております。バタバタしてたら、もうこんな時間。 あ〜床屋に行きたかったのに、遅くなっちゃった・・・

 

2010年5月29日 潮干狩り再び!

今シーズン2回目の潮干狩り、今回は2艇で大人と子供合わせて16人の予定です。
例によって木曜の晩に麻布のニッシンへ行って、カルボナラソーセージ2パック、鴨1羽、ラム1.8キロ、ニュージーのチャックロール3.5キロを用意しました。魚は、ホタテにイカ、揚げかまぼこと磯ツブを仕入れました。

さて、当日・・・天気はどんよりとしていまひとつ、気温も上がりません。ビールが美味いとはいえませんが、雨さえ降らなければOKでしょう。最寄り駅で件のゲストほか3人と待ち合わせ、タクシーで桟橋へ。残念ながらシェフご一家は都合で欠席となりました。桟橋の前で車で来たもうゲスト夫妻と合流して、9時20分に出船。

川を下って滑走すべくスロットルを開けます。乗船人数は大人6人。全員がスターンにあつまっているし、ちょっと重いかなと思いながら4000回転を保つのですが、なかなかGPSの速度が上がりません。10ノット、14ノット・・ようやく18ノット・・・しばらく走ってようやく滑走に入りました。いつもなら3750回転で22-24ノットで巡航するのですが、4000回転でも20ノットがやっとです。河口のまっ平らなところはまだ良かったのですが、海に入って東へ転舵して向かい風になったらスピードがどんどん落ちて15ノット。ほとんど失速状態です。さらに4200回転まで上げて、ようやく19ノットまで回復しましたが・・・・前回よりは倍の人数だとしても、あまりにも走りません。ひと月でよほど船底に藻でも付いたのか・・・・エンジンの音もなんだかパワー感がないですね。しかも、スロットルはまだ全開ではないのにもう4000回転以上回っているのもおかしい。確かペラを換えたときにWOT(ワイドオープンスロットル=全開)では4600回転くらいだったはずです。パワーがないのに回転だけ上がるってどういうこと?キャビテーションじゃないし・・・ふと、思いついて手のひらでバシンとタコメーターを叩くと、すっと1000回転くらい針が下がりました。
なんだ、これかよ!3000回転そこそこでは失速寸前でも無理はありません。針の指示が実際より上ということは、メーターのアースの不良か、あるいは気筒数に合わせてセットするスイッチの接触不良でしょう。やれやれ・・・

その後は快調に22ノットで航走して予定どおり10時半に現場に到着、潮干狩りを始めます。
相変わらずホンビノスは多いですねぇ〜大きいのを専門にねらう人もいますが、私はアサリと一緒に調理できるチビホンビだけです。肝心のアサリはポツポツとしか採れませんが、この時期まで生き延びたアサリともなるとさすがに大きいですね!分厚くて重くて、こんなのがゴロゴロ採れたら楽しいンですけどねぇ。1時間ちょいで2キロ以上採れました。

さて、もうすぐ12時。BBQの準備をしましょうか、。午後からは風も強くなりそうなので、今日は2時くらいにはあがりたいところです。ちょうどコンロのほうも鮎の塩焼き作業が終わったようです。
いつものナンチャッテかに玉と磯ツブをテーブルに出して、まずはソーセージそしてイカを炭のコンロで焼き始めます。同時にガスのホットプレートでは揚げカマボコとホタテを調理。揚げかまぼこはバター焼きにしたのですが、美味しいと大評判でした。炭コンロでは鴨を焼いて、次にいつもは最後にする牛ブロックの塩焼きです。ウン、美味しい!スピーディに調理は進行して、最後はタレに漬け込んだビーフとラム。今回のラムは肩ロースなので軟らかくて美味しいんです。天気の方は食べ始めにちょっとだけ雨が降りましたが、そのあとは止みました。とは言え、寒いのでコンロの周りに自然と人が集まります。


三番瀬に到着しました。どんよりとして寒いです。接岸している船は6艇でした。

天候のせいか、人出も少ないです。

皆さんは潮干狩り中のようです。それにしても防波堤の向こうの人影はまばらです。

1時間ちょっとでこれだけ採れました。ホンビノスが多い。

たまに見つかるアサリはこんなに大きいんです。

さて、BBQの開始時間です。全員集合〜

何を焼いているのかな?

揚げカマボコのバター炒めです。人気抜群!

さあ、炭コンロではイカを焼いていきます。

お次はホタテのバジル炒めです。

ビーフブロックの塩焼きですよ。美味しいでしょ?

最後に秘伝のタレに漬け込んだお肉を焼きま〜す。

右は
アサリ、左がホンビノス。1:2の割合です。

見てください、このアサリの厚み。コロンとして・・

グツグツ・・ボンゴレビアンコを作りまぁ〜す。

パスタが入りました。う〜ん、良い香り!

アサリたっぷりのスパゲティの出来上がり。

予定どおり、2時にトリニティグループだけ先に撤収させていただきました。帰りはかろうじて白波が立つかどうかという海況でしたが、追い風だったのでたいして叩かれることもなく戻ってくることが出来ました。

帰宅して、風呂あがりに飲むビールのうまいこと!照りつける太陽の下の潮干狩りも辛いですが、やっぱりビールには青空が似合いますね。
さて、今日のお昼はボンゴレビアンコに決まりです。食べ終わったら、船に掃除とゴミの回収に行ってまいりま〜す。

 

2010年6月5日 大島釣行再び!

船仲間のA氏から再び「釣りに行きませんか?」というお誘いがありました。前回はサバ中心のイマイチの結果でしたからね。海況も悪かったし・・今度はリベンジなるか?

前は朝6時でしたが今回の集合時間は4時とのこと。ひええ早いですぅ〜前夜は釣具屋に行って仕掛けとエサを買い、船に回ってウェストポーチ式のライフジャケットをとってきたら10時に就寝。

朝2時に起床、朝食を食べて真っ暗な高速を南下します。1時間でマリーナに到着。すでに他のメンバーはそろっていますね。今回は全部で5人です。
4時半、予定どおり出港して穏かな海を南西に向けて進みます。ポイントに到着したら、別の港から出港した仲間たちの船はすでに先に着いていて、もう釣果を上げているようです。こちらもすぐに釣り開始。程なくあたりが来て、20センチサイズのイサキチャンゲットです。ヨシヨシ、いいぞ。その後も好調で、30センチ越えのイサキが釣れます。これは前回とは違って楽しい釣りになりそうです。

その後も船中では快調に釣果が上がり、なんとカンパチも釣れました。そして、ついにワタシの竿先がグイッと引き込まれました。電動で巻き上げる途中でもクンックンッと竿が下がります。これはイサキではない・・・電動を止めて慎重に手巻きします。ゆっくりと仕掛けを手繰ると・・・見えましたピンクの影!「おお、マダイだぁ!」仲間がすかさずタモ網ですくい上げてくれました。やったぜ、初めてのマダイチャン!!
そうナンです、生涯で初めて鯛を釣ったのであります。なにしろ北海道じゃソイは釣ってもタイは釣れないですから。これまでアジだの、イイダコだの、マルイカだの、カワハギだのいろんな「内地のサカナ」を釣らせてもらいましたが、マダイ様にはまだお目にかかったことが無かったのであります。
その後はたいしたアタリも無く、ウリボウ(イサキの幼魚)を追加したくらい。でも、ガツンと竿が引かれ、上げてみるとハリスがそっくり消えているということが2回もありました。よほど大きなサカナが「食って」行ったのでしょうね。それにしても、仕掛けの消耗の激しいこと。他にも根がかりあり、フグに針を切られたり・・・最後は手持ちの仕掛けを使い尽くして、タックルボックスに残っていた古い仕掛けを継ぎ接ぎして使う羽目になりました。今度は大物用をたくさん持ってこなくては。
午後はさらにキンメもねらう予定でしたが、潮が早くて無理とのことで浅い場所に移動してマルイカを釣ることになりました。しかしそのマルイカ、魚探にしっかり反応はあるのですがさっぱり釣れません。結局、誰も釣ることが出来ずタイムアップ、帰港しました。
いやあ、楽しい釣りでした。天気が良くて、腕は真っ赤に焼けてしまいました。それにもまして、初めてのタイ、嬉しいです。あとで測ってみたら39センチでした。イサキも大きいのは33センチありました。

帰りの高速は渋滞も無く、1時間ちょっとで帰宅。早速サカナの処理です。イサキは7匹、ちょっと多いのでご近所にもおすそ分けしましょう。イサキとタイ、それに同乗の仲間から分けていただいたカンパチを刺身にしました。タイは松皮造りにして、皮も楽しみましょうネ。さらにタイの頭と骨は塩焼きに、イサキは皮ごと炙りにしました。


雲の間から漏れる日の光がカーテンのようです。

先行した仲間に合流します。

どうですか、釣れてますかぁ〜

これが我が人生初のマダイちゃんです。

本日の釣果です。このほかにフグ1匹と、名前がわからない魚が2匹釣れましたが、ポイッとしました。

このタイは長さ39センチでした。

刺身です。左からイサキ、カンパチ、タイ(松皮造り)。

タイの頭と骨は塩焼きにしました。

イサキは皮ごとあぶりにしました。ウマイ!

シャワーを浴びて、ビールでぷはあ〜、生き返るぅぅぅ。
そして、日本酒で刺身をいただきまぁす♪イサキが甘い!カンパチも養殖とはちがってすっきりしていますね。そして、ジャジャーン、主役のタイ。私が初めて釣ったタイ。これも天然らしいほのかな甘味と奥の深い旨味があります。
美味しいですね〜疲れましたね〜お酒が進みますね〜朝も早かったし、日本酒も回りました。さ、シャーワセ気分一杯で寝るとしましょうか。

 

2010年6月20日 ちょこっとメンテ

日曜日、梅雨の晴れ間です。

割と涼しい風が吹いているので、前回の潮干狩りでおかしかったタコメーターの修理をしに船に行ってきました。
まずは直す前に症状の確認。エンジンを始動してアイドリングで、バンッとメーターを叩いたら針がふわりと1000 回転くらい上がりました。なるほど、接触不良がありますね。やはり気筒数の切り替えスイッチでしょうか。この先エンジンを取り替えることはないのですから、メーターをばらして切り替えスイッチを8気筒の状態で直結してしまいましょうね。

3本連結されたコネクターを引き抜き、照明のプラス電源端子を抜いて、固定ナットを緩めます。メーターパネル側からタコメーターを外し、分解しようと調べてみたのですが、どうにも開けられません。表のガラスを止めている黒い金属リングが裏でカシメられていて、ハウジングを押さえ込んでいるらしく青いハウジングが分離しないのです。
仕方なく、電源と信号の端子になっている真鍮のボルトをサンドペーパーで磨き、気筒数の切り替えスイッチは数回カチャカチャ動かして接触不良を予防しました。
メーターを元に戻して、エンジンをかけ、バンバン叩きましたがとりあえずは大丈夫みたいです。しばらくこれで様子を見ましょう。また、おかしくなるようならデジタルのタコメーターでもパラに接続するとしましょうかね。


メーターパネルの裏側。左がコネクターで矢印が切り替えSW.。

分解できないメーター。3本並んだ左からプラス、アース、信号。

その次は流量計です。この流量計は、クランキング時に電圧が下がると数値が減算してしまう難点があって、その防止のためにニッカド電池でバックアップ電源を作っていたのですが、最近その機能が働いていないようでエンジンをかけるたびに消費燃料が少なくなってしまうのです。メーターパネルの裏を見ると、なんと電池のケースが経年変化で壊れてしまっていました。これではバックアップが効かないわけです。
ところで、昨年エンジンハーネスのヒューズが飛んだ事件がありそのあと配線の変更をしたときに、バッテリー直の電源を別系統でメーターパネルまで引いて来ています。こちらはイグニッション回路とは切り離されているので、クランキングの影響をほとんど受けないはずです。試しにそちらから電源を取ってみると・・・大丈夫ですね、影響を受けません。配線を変更して、用済みのニッカドバックアップキットを取り外しました。この変更によって、バッテリースイッチを入れると、イグニッションをオンにしていなくても流量計が表示されるのですが、たいして電気を食うわけではないので良しとします。


流量計の電源を、バッテリー直のアクセサリーニューズボックスからとるよう変更。(オレンジ色で網掛けした配線)

流量計の電源をエンジン経由のイグニッションスイッチから取っていたものを、バッテリーからの別系統の電源に変更した。

電気系統は以上です。ガソリンは・・・まだ半分入っているから、次回でいいですかね。で、オイルを点検・・若干少なめです。300ccくらい補充しておきましょう。もう少ししたら、オイル交換ですね。

動くと暑いですが、川風が気持ちいい午後でした。
さて、花火の前にもう一回くらい潮干狩りにいけるかな?

 

2010年7月25日 今年も館山だぁ

館山在住の船仲間のU氏から「みんなで遊びにおいでよ!」とのお誘いがありました。彼はサラリーマンではありますが漁業権も持っているので、遊びに行くと毎回潜って海の幸を差し入れしてくれるのです。前に行ったのは9月でしたが今回は梅雨明けを狙って2艇、10名で押しかけることにしました。

朝6時に起床、おつまみのカニ玉、スパイシーチキン、それに鮭おにぎりなどを作ります。ウンパイローは前日に作ってありますので、スライスしてタレを作るだけ。さて出かけるとしましょう。途中スーパーに寄って氷を3パック買い込み、地下鉄の駅で一人さらに山手線の駅でもう一人のゲストをピックアップして横浜方面を目指します。そうなんです、今回は車で浦賀まで行って、そこから仲間の船で館山に行くのです。トリニティは、なにしろ2時間半のクルージングは大変ですし、燃料も満タンに携行缶を足さないと安心できない距離ですから湾奥でお休みです。

夏休みに入った日曜の朝ということで心配でしたが、渋滞もなく9時半にマリーナに到着。すでにもう1艇は先に出てイカ釣りをしているはずです。穏やかな海を快調に航行して館山に到着しました。おお、水が綺麗です。すぐに仲間のUさんがやってきて、「タコ、採ったよ。ほら、食べな?」とウニウニ動く脚を切ってくれました。ウン、ウマイ!

ほどなく釣りをしていたもう1艇も到着して(釣りの方はサッパリだそうで)、本格的に宴会が始まりました。そして今朝の釣果である、たった1杯のスルメイカを皆で食べることになりました。身の方は氷で締めてから細切りにしてショウガ醤油でいただきましょう。ゲソと耳は新鮮なイカのワタ(肝臓)で和えましょう。活イカの刺身は久し振りです・・・おお、甘い!!
さあ持ってきたつまみも並べましょう。カニ玉にツブ貝の煮付け、ホタテのバター焼き、ウンパイロー、そしてズワイガニを網焼きします。ここでUさんの職場仲間とそのお友達がやってきました。若い女性が6人。オジサンばかりの船上が一気に華やかになりました。

ひとしきり食べたところで泳ぎの時間です。
水深は5メートルですが、水は綺麗で底までよく見えます。Uさんはすっと潜るとカワハギをつかまえてきました。泳いだ後はバナナボートの出番。初めて乗った人もいて、皆とても楽しそうでした。

3時。楽しい時間はあっという間に過ぎて撤収の時間です。帰りは2艇で並んでクルージングしてきました。マリーナに着くと前に上架した船が釣ったのでしょう、カジキをクレーンで吊り上げています。おお、大きいですね、これがクロカワというカジキでしょうか。重さを聞いたら196キロだそうです。
クラブハウスでシャワーを浴びてスッキリしました。こういうときは、やっぱりマリーナ係留は羨ましいですね〜

帰りの高速も渋滞も無く、1時間ちょっとで都内に戻れました。ゲストを送って帰宅したら、早速後片づけです。ゴムボートや水泳道具はマリーナで水洗いしてきたので、ベランダに干すだけです。タオルや着替え、水着を洗濯機に放り込んで、さて、いただいたお土産を食べましょうか。ウニはそのまま、トコブシは煮付け、サザエはやはり壺焼きでいただきましょう。


浦賀から1時間弱、現地に到着です。綺麗な水の色を見てください!

Uさん登場です。採ったばかりのタコ、食いませんかぁ〜

もう1隻の仲間も到着して、横抱きします。

本日の釣果の貴重なイカを供出してもらいました。

さっそく刺身にします。身が透き通っていますよ。

身の方はショウガ醤油、ゲソと耳は肝和えにしました。

ウンパイロー。横はホタテのバター焼きにタコの水煮。

女性軍団登場で一気に華やかになりました!

ピンクの浮き輪がかわいいこと・・・

ん?ベトナムからのお客さんが・・・と思ったら

魚屋でした。ウニ、トコブシ、シッタカはいらんかえ〜♪

どれどれ、一番大きなウニを割ってみましょうか・・

ウン、結構身が入っていますね。

さて、泳ぎましょう。 Uさん、何かいますか?

おお、Uさんはカワハギをゲットしました!

イェイ!この海はサイコーだぜぃ!!

バナナボートの出撃です。落ちないでね〜

キャッホー♪、気持ちよさそうですね。

お疲れさま〜どうです?楽しかったですか?

すっかりお世話になりました。またやりましょう!それに、ご馳走様でした!!

帰りは2艇並んでクルージングです。

しかし綺麗な水ですねぇ・・・

マリーナに着くと196Kgのカジキが上がっていました。

お土産のウニをいただきました。ウマイ!

いやあ、楽しい海遊びでした。綺麗な水、海の幸、そして何より仲間との楽しい一時。ボート遊びを始めて良かったと思う瞬間です。これで辛いのは・・・唯一、筋肉痛なんだなあ・・・・・

 

2010年8月1日 準備作業!

日曜日です。

涼しい風が吹いているので、翌週の花火クルージングの準備をしに船に行ってきました。
まずはエンジンを始動してタコメーターのチェック。オーケーです。次は航海灯・・・あれ白色灯が点かない。カバーを外して球を外そうとしたら点灯しました。接触不良でした。そうか、たまにはこういう点検しなくちゃいけませんね。それでは走らせてみましょう。荒川までの七曲がりを通ってみます。ここは帰りに夜間航行で通りますが、この1年走っていないので、工事や障害がないか明るい時にチェックしておくわけです。護岸がきれいになり、例の平和橋は工事中ですが低さに変わりはないと確認して帰着。当日はサポートクルーはいませんので、アンカーはバウのダンフォースを後ろに打つように、デッキに持ってきておきましょう。その代わりにフォールディングをバウに入れておきます。次は補給関係ですね。ガソリンは往復下回りでもいいように100リッター、そして人間の燃料もビールと焼酎、缶チューハイ、お茶などを買い込みました。船内に掃除機をかけてイスのたぐいも出してバウに並べておきましたし・・・こんなところかな。さて、あとは当日のお楽しみ。

 

2010年8月7日 今年も戸田だぁ

今年も花火の季節となりました。

例年より1週間くらい遅くて、そのためか大潮と重なっています。しかも出船時間の夕方5時は最大満潮とぴったり重なるではありませんか!これでは到底例の低い橋はくぐれません。今年も葛西臨海公園回りで行くよりありませんね。

朝7時に起床して、8時からおつまみを作り始めます。最初にウンパイロー、そしてかに玉とスパイシーチキンを作ります。さて11時半、魚屋に行く時間です。商店街は七夕祭りをやっていて、とても人出が多いですね。で、本日の食材は・・・ホタテ、それにボタンエビがありますから買っておきましょう。あ、サザエが無い!いや、モノはあるのですが大きくて数が5個しかないのです。う〜ん、二人で1個とはいかないし、あきらめますか。イカが大きいですね、お買いあげ。お寿司のサンマはどうかな?ありますが・・イワシがとてつもなく大きいです。こちらにしてみましょう。帰宅して寿司の準備をしながらイワシを締めます。ふう、忙しい・・3時にようやく全部できました。
今日のメニューは:
・ボタンエビとホタテのユズ合え
・イカそうめん
・なんちゃってカニ玉
・ウンパイロー
・スパイシーチキン
・北海道の居酒屋の定番、ラーメンサラダ
・イワシの押し寿司

さて出かけるとしましょう。地下鉄の駅をでたところでスーパーに寄って氷を3パック、ビールも2パック買い込みました。タクシーで桟橋に行くと、今日一緒に乗る会社の後輩家族はすでに到着していました。すぐに準備をして出航。
やや風が強いですね。川面に白波がたちます。荒川の河口は流れも強くてなかなかスピードが乗りません。

結局予定を20分くらい遅れて現地到着。すでに仲間が前の方にアンカリングしていてくれるはずですが・・・と、橋をくぐってすぐに「Keyさぁ〜ん」と声がかかりました。おや、ここにいたの?もう1艇、夢マリからの仲間が来るはずなんだけど・・前の方にいるんじゃないかな・・どうしよう。でも、遅れちゃったから早いところアンカー打たなくちゃね。というわけで早速横抱きさせてもらって、お次は宴会開始!

まずはユズ和えとイカそうめん、カニ玉から行きましょうか。初めてトリニティに乗船したゲストさん、大丈夫かな?食事を楽しんでくれてるかな?ここで隣の船のNさんから煮玉子とソース焼きそばの差し入れがやってきました。この煮玉子、味付けが独特でおいしいですね〜

かなり食べたところで打ち上げの時間となりました。
昨年よりは後ろですが、角度的にはちょうどよく見えます。ゲストのS氏は趣味が写真とのことで、大きなレンズをつけた高価そうなカメラでバシャバシャ撮っています。それも普通の「カシャ、カシャ」というシャッター音ではなく、花火が打ち上がると「カシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・」と連続するのです。連写機能とはいえ、さすがにそこらのデジカメよりは圧倒的に早い。ちょっと見せてもらった写真は、花火が上空に上がって開いたまさにその瞬間をとらえていて、まるで宇宙で超新星誕生か、というモノでした。のちほど彼からデータをもらったら、みなさんにもご覧いただきましょうね。それまでは、私の(安い)デジカメ写真をご覧くださ〜い。


さあ、出船。南風が強くて川面に白波が立っています。

夕陽が沈みます。打ち上げ会場までもうすぐです。

6時半に会場に到着しました。ボートが結構来ています。

土手の上の観客は・・・この通り、ぎっしりの人また人。

打ち上げ時間が近づいてきました。まずは乾杯をして打ち上げを待ちましょう。

今日の食材です。自分の船と仲間2隻の分です。

仲間から煮卵とソース焼きそばの差し入れがきました。

本日の初メニュー、ラーメンサラダです。

さあ、打ち上げの時間となりましたよ。

写真の下に見えるのは前に停泊している船の航海灯です。

大きいのが上がりました。お腹にズシンと響きます。



これはまた・・・ユニバーサルスタジオのマークみたいな写真が撮れました。





さあ、スターマインの時間です。

どんどん上がりますよ。

だんだん花火が大きくなってきます。

しかし綺麗ですねぇ・・・来てよかった。

もう、これでもかって感じで・・・

最後にでかいのが上がりました。サイコー!

さあ、帰るとしましょう。

シーレイのNさんと一緒に走っています。

これらの写真はゲストのS氏が撮ったものです。

ここでお別れです。お疲れさま〜

8時45分、花火終了。撤収の時間です。帰りはNさんと2艇で並んでクルージングして荒川を下りました。この時間なら例の橋もくぐれますから途中で中川に入ります。慣れたNさんに先導してもらいました。10時ちょっと過ぎに着岸できました。車で来たゲストさんがゴミを持ち帰ってくれるということで、そのまま船内の後片付けをしてしまうことにしました。当初は翌朝、車で来て片付けとゴミ回収をするつもりでしたが、ゴミがないなら夜のうちに片付けておけば出直す必要もありません。アンカーを元に戻し、ロープやGPSを仕舞い、カバーをかけて・・終わったぁ!
今年は東京湾花火のときは夏休みに入っていて出ませんから、花火クルージングはこれでお終いです。
*ゲストのS氏氏が撮影した、素晴らしい花火の写真を別ページに収録しました。ぜひこちらからご覧ください。

さて、またもやトリニティに問題が発生したかもしれません。それは、購入当時に修理した燃料タンクのトラブルです。花火に備えて前の週末に100リッター補充しておいたのですが、帰る前にゲージをみたら1/4を切っていたのです。行きで消費した燃料は45リッターでしたから、給油時の2/5位置よりも多くなければならないはずです。そして、出航前にはビルジにガソリンが混じっていたのです。もちろん出る前にビルジは排出して船底を川水で洗っておいたのですが、その後もずっとガソリンの臭いが消えませんでした。ガソリン臭はキャブ仕様のこの船にはずっと付き物で、特に夏は頻繁だったのですが、今回はいつもよりずっとひどかったのです。流量センサーの周囲から漏れは前に増し締めで止まってたはずです。ということは、タンクの上の方で新しい腐食穴が開いたのでしょうか。ああ・・・原因を知るのが・・恐い・・・

 

2010年8月22日 再び館山だぁ

館山在住の船仲間のU氏のところにまた行って来ました。今回は私の向かいの係留所の仲間が3艇、湾奥からクルージングして参加するとのことで、全部で6艇が集まる予定です。

前回同様、朝6時に起床、おつまみのカニ玉、豆鼓味のチキン、ホタテのバター焼き、それに焼きうどんを作ります。穴子の煮物は前日に作っておきましたので、これで準備完了、さて出かけるとしましょう。そこで携帯にメールが入っていることに気が付きました。なんと2名のゲストのうち一人が来られなくなったというのです。お酒が好きなゲストのためにクーラーボックスにはたっぷりとお酒を用意しましたし、料理も人数分作って分けてパックしてしまいましたが仕方ありません。現地で捨てるよりは多い分は置いていった方が良いですし、差し入れの分を増やしたりで、あらためてパックのやり直しです。

さて、一人となったゲストをピックアップして、ドライブの方はまたしても渋滞もなく9時半少し前にマリーナに到着。予定どおり10時に出港して館山に到着しました。現地には朝7時に湾奥を出てきたという3艇がすでにアンカリングしていて、子供達はもう泳いでいます。我々も横抱きさせてもらって、すぐに宴会の開始です。そうするうちに、イカ釣りをしていたもう1艇も到着し、続いてUさんもゲストの女性を乗せて合流、総勢25名の大パーティが始まりました。Uさんからはタコとサザエの差し入れがありましたし、釣りに行ったTさんからもまたもやたった1杯のスルメイカを差し入れにもらったのでイカそうめんとゲソのワタ和えを作りました。

なにしろ今回は6艇が集まりましたから壮観です。バナナボートも大活躍。2回目の海遊びは大いに盛り上がりました。


先に着いた仲間の船に横抱きさせてもらいました。

もう皆さん海水浴に夢中です。

では持ってきたつまみを出すとしましょう。

さっそく乾杯♪今日も楽しみましょうね。

やがて仲間のTさん艇が到着しました

ヤアヤア、お久しぶり・・でまずはビールです。

またしてもたった1杯の貴重なイカを供出してもらいました。

イカそうめんとげその肝和えでございます。

さらにUさんが美女二人を乗せて到着〜♪

隣の船から差し入れのかき氷に・・・・ハッピィ♪

う〜ん、気持ちよさそうですね!

さあ、バナボート発進ですよ〜

いやあ、いい気持ちです。来て良かったぁ〜

バナナボートは大人気です。ヨッコラショ〜

ねえ、今度東京で飲みに行きませんか・・ナンチャッテ。

さあ、そろそろ撤収の時間です。

どぉーもぉ、お疲れさまでした。

浦賀までTさん艇とランデブークルージングです。

楽しい一日を過ごして、3時に解散です。湾奥組はこれから3時間かけて帰るわけです。浦賀に向かう我々2艇は今回も並んでクルージングです。4時にマリーナに到着し、シャワーを浴びてマリーナを出たのは5時頃でした。
帰りの高速ではちょっと渋滞がありましたが、1時間ちょっとで都内に戻れました。
やはり人数が多いと楽しいですね。Uさん、今回もお世話になりました!!

 

2010年9月12日 やっぱり漏れてる

戸田の花火で気になっていたガソリン臭。しかし連日の猛暑のせいで船に行って調べる気が起きませんでした。9月になったことだしいい加減何とかしなければと、猛暑となった前日と予定を入れ替えて、ようやく船に行ってきました。

で、タンクの調査の前にエンジンのオイル交換をやってしまいましょうか。
このエンジンにはオイルパンからのドレンチューブが装着されています。軽く暖機してオイルをやわらかくしておいてから、その出口にバキュームポンプを接続して古いオイルを吸い出します。3リッターちょい回収できました。注入口から新しい純正オイルを3.5リッター入れ、ゲージでオイルレベルを確認してお終いです。

そしていよいよ問題のタンクのチェック。
給油口はキャップでふさがれていますから、ブリーザー(エア抜き)ホースを外して出口をゴム風船でふさぎます。そしてエンジンへの供給ホースを外して、そこにポンプを繋ぎます。この状態でポンプからシュッシュッと空気を送り込むと、タンク内の行き場の無い空気は風船を膨らませてずっとそのままの状態を保つはずです。ところが・・・・・風船はちょっと膨らんでそれ以上は膨らみません。そればかりか、ポンプを止めると次第に「しおれて」いくではありませんか。ありゃりゃ・・ということは、何処かからか空気が漏れています。すなわち、タンクに穴が開いていることにほかなりません。ガガーン!やっぱり・・・・

さて、その場所は?水道ホースを聴診器代わりにしてタンクの周囲で空気の漏れるシューという音を探します。うん、左じゃない・・・右側です。そこで右舷のハッチを開けて中のものを全部引っ張り出して仰向けに潜り込み、さらに探っていきました。わかりました!幸いなことに、前方ではなく、エンジンに近い右舷の壁、しかも底に近い場所あたりでシューっという音が鮮明に聞こえてきます。ここならば、タンクの天板が露出している場所のすぐ横ですから、天板に大きな作業用の穴をあけて、そこからシール剤を塗りこむことが出来そうです。よかったぁ〜そのくらいの作業なら自分でも出来るでしょう。とりあえず、最悪のパターンであるエンジン降ろしてタンク交換=修理費30万円コースは回避出来そうな気がしてきました。開いてる穴が、そこだけならば・・・・・ですけどね。


オイルパンから古いオイルをバキュームで吸い出します。

純正オイルを3本半、注入しました。

ポンプでタンクにエアを送っても風船が膨らみません。

ホースでエアの漏れる音を探しています。

右舷のハッチからもぐり込んで調べます。

あ、この辺が怪しい!だんだん絞り込んでいきます。

赤く印を付けた辺りから漏れているようです。

青い部分に穴を開ければ漏れの部分にアクセス可能です。

これがタンクの形状です。天板の青丸部分に作業窓を開ければ、穴が空いている赤丸部分をシールすることが出来るはず。

ともかくこれで修理の目途がたちました。あとは天板に穴を開ける方法、つまり爆発の危険を回避しながら直径20センチ位の穴をどうやって開けるか、です。鉄だと火花が怖いですから水を充填したりするのですが、アルミなら手でギコギコやるくらいなら大丈夫ではないだろうか?電動ジグソーとかディスクグラインダーもあるけど・・・それはちとやばいかな?そして穴を埋めるには何が一番いいのか?エポキシ?FRP?タンクシーラー?いろいろと調べなければならないことがたくさんあります。

それにしても・・・悔やまれるのは最初の修理のとき、せっかくタンクが露出していたのですから別料金を払ってでも周囲をFRPで完全にコーティングしておけば良かった・・・ことです。
う〜む、後悔先に立たず。
それにしてもこれは久々の大トピックになりますね。さあ、またトリニティの修理日記らしくなってきたぞ。(なんだかやけくそに聞こえるかもしれませんが・・・多分そうです。)

 

2010年9月26日 穴がない

日曜日、午後から船に行ってきました。タンクに穴を開けて漏れた部分を確認するためです。
作業にかかる前に、スタンドに行って灯油を10リッター買ってきてタンクに投入しました。というのは、タンク内にはまだ抜き切れていないガソリンが何リッターか残っているはずですので、灯油と混ぜることでガソリンが蒸発しにくくなるのではないかと考えたのです。そして給油口にヘアドライヤーを取り付けて、エアを送り込みました。つまりタンク内に溜まっているガソリン蒸気を追い出して、その後蒸気が濃くならないようにするためです。

しばらく待って、ブリーザーから噴き出すエアのガソリン臭が薄くなったところで穴あけを開始します。
最初は電動ドリルを低速で回して2ミリくらいの穴を4つ開け、それを5ミリのドリルで広げながら繋ぎます。出来た溝に金属のこを差し込んでギコギコ放射状に切れ目を入れました。天板の厚みは2ミリくらいですが、結構硬いアルミを使っているようですね、なかなか切れません。ある程度切れたところでプライヤーで切り口を起こして開口部を広げます。5センチくらいの穴が開いたのでエアがびゅうびゅう出てきます。ガソリンの臭いはあまりしません。もう大丈夫でしょう、ジグソーで一気に穴を広げて10センチくらいの作業穴を開けます。

切り抜かれた丸い板をひっくり返してみると・・・・あれ?!白っぽくてツヤツヤの光沢がありました。
照明をタンクの中に入れて、手鏡で中を覗くと・・・うわあ、なんだこれ!!!外側のアルミの汚さと違って、中のきれいなこと!まるで新品のヤカンの中みたいな感じです。
そして、多分この辺だろうと当たりをつけた場所は一面ツルツルのピカピカです。腐蝕した穴は見つかりません。

思った通り、タンクに中にはガソリンの偏り防止のための仕切りがあって一部に切り欠きがあります。多分、タンクは三つに仕切られているようです。そして開けた穴から見える一番手前の部屋には、ガソリンが漏れ出すような穴は見つかりませんでした。これはどういうことでしょう?


給油口からドライヤーでエアを送り込みます。

ドリルで開けた穴にノコギリを差し込んで切っていきます

ある程度の穴が開いたので、ジグソーでカットしていきます。

切り出したアルミ板の裏側はとてもきれいでした。

さらに穴を広げました。

これがタンクの内側です。とても滑らかできれいです。

上の管はブリーザーです。右半分は仕切りの隔壁です。

左端の茶色い管は吸い出し管。センダーユニットが見えます。

白いのは切りくず。奥に見えるのは腐蝕で膨らんだ部分。

この穴は前の漏れの穴。表からあて板をして溶接してあります。

前回、外側から空気が漏れる音を聞いたときには、確かに場所を特定できたと思ったのですが・・・
かくなるうえは、隔壁の向こう側も含めてもっと詳細に調べる必要があります。そのためには、ファイバースコープかCCDカメラが必要です。とりあえずはこれ以上手を出せないので一時「撤退」して、後日じっくりと漏れている場所を探すとしましょう。

それにしても・・・・悔しいなあ・・・

 

2010年11月28日 相変わらず穴がない・・

あれから2ヶ月経過しましたが、残念ながら事態は進展していません。
この間に船には2回行って穴を見つけるべく別のCCDカメラを使ったり、音波で穴を捜したりしましたが成功しませんでした。

一方、以前にエンジン交換でお世話になったプロに電話して事情を説明し、さらにメールで説明図や写真を送って修理方法を相談し、いつでも先方の都合で上架場所に移送できるように中を片づけて連絡を待っていましたが、忙しいらしくなんの音沙汰もないままです。
まあ、来年の春のシーズンまでに治ればいいようなものですが、それにしても気になります。

そこでせめてもう少し調べてみようと、天候も良く暖かかったので、今日、また船に行ってきました。どうせ埒があかなかったらタンクは解体して引き出すしかありません。だから思い切って穴を大きく開けて調べてみることにして、さらにジグソーで穴を広げてみました。そしてカメラを入れてとくに仕切りの辺りを重点的に調べてみました。ガソリンが漏れるのは腐蝕穴ではなく仕切りと外壁との溶接部分の亀裂ではないかと思えるからです。今回、見ることが出来たのは一番手前の部屋の部分です。その結果は、やはり明らかな亀裂も穴も見あたりませんでした。

もしかすると亀裂はもっと前の方のセクションかも知れません。この上は、タンクの上に乗っている清水タンクと汚水タンクを取り外してタンクの天板全部を露出させてからそれぞれのセクションに穴を開けて調べる以外ありません。かなりの作業になりますが、どうせ長いオフシーズンですから、暖かい日を選んで作業をするのも良いかも知れません。


前に開けた穴は右下の丸い穴。さらに上の方に大きく広げましたが、残念ながら途中でジグソーの歯が折れたため折り曲げました。

仕切りの右舷側です
。右に見えるのは右舷側の壁です。

左の写真の床への溶接部分。細い亀裂が見えます。

仕切りの穴から向こうがのセクションを見たところです。

仕切り穴の左舷寄りの部分です。

仕切りと床との溶接分を見てみます。

同じ仕切りの中央床部分です。

仕切りの床から左舷側です。異常は見つかりません。

タンクの後部分です。相変わらずきれいなものです。

 

2010年12月30日 年末の大掃除

最後に船に行ってから一ヶ月。まさか沈んではいないでしょうが、ずっとほったらかかしです。
タンクについては、取りあえず樹脂製のタンクを搭載してそれで動けるようにすることにしました。タンクが修理できたら予備タンクとして使用できますので50リッターもあればいいでしょう。

早速オークションで探していたところ、適当なものがありました。船外機船で使用する12ガロン(45リッター)のタンクです。値段も手頃です。見ると90リッターのタンクもあるんですね・・・いざとなったらこれを3本積みますか・・給油が面倒ですけど。

年末の休みになったので、掃除をかねて行ってきました。タンクも持っていって、サイズが合うか調べなくては。タンクには取りだし口には何も付いていません。1/4インチのネジが切ってあるだけです。通常はここに各船外機メーカーにあわせたワンタッチコネクターの受けを付けるわけですが、私の場合は3/8インチのホース用の出口が必要です。これもネットで注文しましたし、あとは燃料ホースと切り替えコックなどのパーツが揃えば作業が出来ます。それは来年やることにして、まずは大掃除。

船内を片づけて、汚れたテーブルを拭き、最後に船体を洗います。しばらく置いておいたので全体が薄黒く汚れています。こんな時に高圧洗浄機が使えると良いのですが・・水道と電気が完備したマリーナならなあ・・・
ともかく今回は汲み上げポンプとデッキブラシで頑張りましょう。


注文した燃料タンクが到着しました。軽い〜

わりと薄いんですね。手前の四角いのがレベルゲージです。

ハッチにぴったり入りました。キャップがちょっと当たる?

上から順に洗っていきます。黒いスジが見えますか?

バウの汚れを見てください。これが・・・=>

こんな具合にきれいになりました。

次はデッキです。右舷のハッチの上にシミがありますね。

青クレンザーで洗ったらきれいになりました。

こちらは左舷のデッキ。しかし汚いですね・・・で?=>

よぉ〜し。キレイになりました。

ともかく一生懸命ゴシゴシしたらかなりキレイになりました。できればハルの横も洗いたかっ田のですが、それにはゲストバースに移動しなければなりません。予備タンクへの接続が出来たらやることにしましょう。

さあ、これで2010年もお終いです。船仲間の皆さん、来年も安全運航で楽しいボートライフを満喫しましょうね!
え?その前にタンクを早く何とかしろ?・・・はぃ・・・・・

 

2011年に続く

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