Trinity 日誌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*My boat life 2011 ・初釣行! |
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2011年1月15日 初釣行! 2011年となりました。 ところが右舷の2名は立て続けに釣り上げるのですが、私がいる左舷はどうも振るわない。そのうえもう一人が釣り始めたものですから、ボウズは私だけとなって・・・アセルことしきり。 そのあとアマダイも試しましたが全くアタリはなし・・そんなわけで風も強くなってきたので早めに帰港して、全員で反省ラーメンを食べに行きました。うむむ、このラーメンなら、反省もまた良し。
帰りも道は空いていて1時間ちょっとで帰宅しました。A船長、どうもお世話様でした〜今度はうんと釣れるところに連れて行ってくださいネ。
穏やかで暖かい午後となりました。こんな時こそ、作業をしなければ罰が当たります。 部品の方は準備できていますので、あとは予備のタンクとエンジンを接続するだけです。古くて堅くなった燃料ホースを苦労して外して新しいホースと取り替えます。続いてガソリンスタンドで携行缶に40リッター購入し、タンクに注ぎ込みます。漏れがないかチェックしてオーケー! そのあと、エンジンに火を入れます。5ヶ月ぶりですからね。これまで毎回来るたびにイグニッションをオフにしてクランキングしてオイルが落ちきらないようにしてきました。まずは5秒ほどクランキングして30分休み、次は30秒間クランキングしてゆっくりとエンジンにオイルを循環させます。もう良いでしょうね、そこでイグニッションをオンにしてエンジンを始動しました。アイドリングで5分ほど暖機をした後、そうね、久し振りなので川を走ってみましょうか。例によって上流の中川を走り、滑走状態やエンジン水温に問題がないことを確認しました。さ、これで取りあえず短距離の航行は出来るようになりました。この後は・・・いよいよタンクのシール作業だ・・・
あれからタンクの修理は全然進んでいません。寒い日が続いたこともあり、もうすぐボートショーなので、会場でアドバイスをもらったりFRPの情報を仕入れられるのではないかと思ったからでもあります。 さて、ボートショーの日となりました。 入ってすぐに目に付いたのは、トーテムポールのようにカヌーを立てているチタン工業何とか会。いやあ、また今年もお目にかかれましたね。軽くて強いチタン製品、いつ見ても楽しいですね。今年はチタンのプロペラがありました。 さて、ジェットやグッズのショップを抜けて一番奥へ進みます。そこはヤマハのブース。一番端にあるのはUF-29ですね。モデルチェンジしたと聞きました。中を覗くと、シートが助手席にひとつとその後に前向きに二人用が付いています。これはいいですね、横向きだと揺れるときにうまくホールドできなくて、体が疲れることがあります。
今回のショーではポーナム35が披露されるとのことですが、場所は中ではなく屋外の展示広場だそうです。歩くと15分かかりますし、フローティング展示も取り止めになって中古艇の展示だけだそうなので外を見るのは止めました。 船を買って以来、ボートショーだけは毎年見に来ていますが、幕張の頃は本当に活気がありましたね。年々寂しくなるボートショーをみるのは寂しいことです。それと共に、昔はショーの後に10人くらい集まって飲み会をやった船仲間も最近はすっかりバラバラになってしまい、とうとう宴会の参加者もいなくなってしまいました。
2011年3月12日 トリニティは無事でした! 3月11日、忘れもしない大きな地震が東日本を襲いました。 そして翌日、良い天気です。朝食を済ませてから万一に備えて息子に手伝ってもらうつもりで二人で車で出かけました。ナビで見ると千葉方面に向かう道は目茶混みです。高速道路の湾岸線や7号線、京葉道路が閉鎖されているせいでしょう。裏道を通って荒川を渡り、すぐに左折して住宅街の中を通り、一旦行き過ぎてから逆方向で京葉道路を戻ります。普段なら15分で着くところを40分かかって到着しました。 土手の上から恐る恐る見た光景は・・・良かった!浮いています。ちゃんと並んでいます。
船に乗って、内外を点検します。ハルに傷もなければ、キャビンもそのままです。ビルジもたいして増えていません。ふと見ると、前のクリートのロープが2重に巻いてあります。誰かが舫をつめてくれたようです。きっとリトルオーシャンのスタッフでしょうね、有り難いことです。
あれから2ヶ月。途中で一度、物をピックアップがてらエンジンをかけに来ただけで全然船を動かしていません。修理作業も進まず、かといって船をだすでもないうちに花見の季節が過ぎ、そして潮干狩りのシーズンとなりました。 あの三番瀬はどうなったのでしょう?テレビのニュースでは三番瀬の海浜公園は液状化と地盤沈下で営業再開は出来ず、今年の潮干狩りは行わないとのことです。ではあの干潟は、そして貝殻島はどうなったのでしょうか?調べてみたらこんな情報が見つかりました。 そしてこのゴールデンウィーク、いつも行く仲間から4日に三番瀬に行くという連絡がありましたが生憎その日は予定があって参加できません。後日聞いた話では、貝殻島は形が変わっていたものの健在、ただしアサリは全然採れなかったそうです。もしかすると液状化でヘドロが吹き出してアサリが窒息したのかもしれませんね。 そんなわけで今年は三番瀬に行くことはないようです。とはいっても、せっかくの休日ですから、船の掃除くらいはしなくては。そう思って船にやってきました。見るとデッキの上は雨による埃の縞模様が出来ています。早速デッキブラシと汲み上げポンプでゴシゴシ。天気がいいので一汗かきましたがきれいになりました。次はガソリンの補給です。40リッター給油して、エンジンをかけます。少し走らせましょうね。今日は東京湾に出たいです。 う〜実に久し振りの潮の臭いです。南風があるのでところどころに白波が見えます。三枚州の先まで走って写真を撮って帰るとしましょう。
桟橋に戻ってから、船内の片づけをしてビールなど飲み物を持ち帰ることにしました。なにしろ全部去年の夏に買ったものですからね、賞味期限が切れる前に入れ替えなければ・・・。 ああ、短時間でしたが楽しいクルージングでした。さて、次回はいつ?
2011年5月22日 トリニティの掃除! 燃料タンクについては、これまで決定をズルズル引き延ばして来ましたが、ついにプロの手に委ねることに決定して、エンジン換装でお世話になったホーエイさんにヘルプコール。宜しく御願いしま〜す。 そして、船の回航にそなえて船内の片づけをしに行ってきました。工具類をまとめ、ついでに冷蔵庫の中もきれいにして時間が経った食品や飲料を取りだし、かび臭くなった割り箸やコップを処分。 ところでふと隣を見ると、横の船がやけに近い・・・見ると、桟橋側の舫が緩いのか浮き船台がポストを越えてこちらのバースに入ってきています。もしやと思って左舷のハルを見ると・・ありゃ、こすれてる。風で押されて浮き船台がトリニティをゴリゴリしちゃったみたいです。とりあえず船台の向こう側の舫をつめましたが、重くて一苦労しました。
燃料タンクの修理については、ホーエイさんに依頼してあるのですがその後進展がありません。 次の案は外側から封止するものです。つまりタンクとその外側を囲む壁との1-2センチの隙間に液体状のものを流し込んで後に固める、と言う方法です。もちろん、その物体はガソリンに溶けない性質のものでなければなりません。 まずはガソリン耐性の確認です。ガラス瓶に1液性の発泡ウレタンを吹き込んで十分に硬化させ、ガソリンを注いで一晩置いてみました。まったく変化しません。これはいけるかもしれません。燃料タンクの下はビルジで常に濡れていますので完全に乾燥させるためには上架してドレンを抜きたいところです。早速ホーエイさんに電話して上架の手配をしてもらいました。土曜日に上げて、日曜に発泡ウレタンを注入、1週間くらい放置して完全に硬化したところでガソリンを少しずつ入れてみようと思います。これでうまくいけば安いものですし、もしそれでダメなら、そのときはタンク交換をすればいいというわけです。
今回の修理はエンジンを載せ換えした東京パワーボートさんで上架をお願いしました。 燃料がタンク半分くらいなので近所のガソリンスタンドで携行缶に60リッター買ってきて出航です。ゆるゆると川を下り、篠崎の水門に向かいます。久し振りですね、ここを通るのは。水門を通るのは私だけです。スムーズに通過して桟橋へ向かいます。着岸してすぐにフォークリフトが船を運んでくれました。
ホーエイさんに発泡ウレタン作戦の説明をしたところ、ウレタンは溶けなくても発泡部分にガソリンが染み込んで溜まる、つまり水を含んだスポンジ状態にならないだろうかという指摘を受けました。それは好ましくありません。臭いが残りますし、何かの火で発火しないとも限りません。 結局、発泡ウレタン作戦は断念して、定石通りタンクをとりだしてステンレスの新品タンクと交換してもらうことに決めました。費用はかかりますが、今後長い間安心して乗ることも、売却することも出来るのですからこれが正しい選択だと思います。幸い今年は震災の影響で戸田の花火も東京湾の花火も中止です。急いで船を直さなければいけない理由はないので、全部プロの方にお任せすることにいたしましょう。
2011年8月6日 様子見です 7日から旅行に出るので東京パワーボートに様子を見に行ってきました。 土手から見たところでは全然変わったところはありません。後に回ってみて、ドライブがきれいになっているのがわかりました。前回は藻に覆われていましたので、高圧洗浄をかけてくれたようです。
お盆明けにはエンジンを降ろしてタンクを取り出せるだろうとのことでした。一体どこに穴が開いていたのか見てみたいものです。
2011年8月27日 再び様子見です 2週間の夏休みを終え、進捗状態を見ようと行ってみました。船は同じ位置にあり、どこも変わった様子はありません。残念ながら作業は全く進んではいないようです。
2011年9月10日 再々の様子見です 前回の偵察から2週間、エンジンがおりてタンクを引き出すところとの話をホーエイさんから電話で聞いて、楽しみに飛んでいきました。 船の場所が移動していて、ドライブが外れているのがわかりました。船に登ってハッチを開けてみると、エンジンは降りていますがタンクはまだそのままでした。ちょうど通りかかったM所長に聞いてみると、タンクを降ろすにはあと2-3日はかかるだろうとのことでした。で、エンジンに錆が出ているとのことで、工場に行ってみました。たしかにプーリー始め数カ所に錆が出ています。これもメンテをしなければいけませんね。
ということで、まだタンクのどこに穴が開いたのかはわかりません。もうすぐ10月になるし、そうしたらクルージングしたいと思っていたのですが・・・まあ、気長に待つより仕方ありませんね。
2011年9月23日 久し振りの様子見です 前の週の3連休は出かけてしまいましたので見に来ることが出来ませんでした。もうタンクはおりたかな・・工場を見ると、前からあったタンクの上に新たなタンクが。近づいてみると、それはまさに二つに切断されたトリニティのタンクでした。 横に切っただけではなく、縦にも切り込みが入っています。取り出すのに相当苦労した様子が分かります。で、肝心のガソリン漏れの場所は?ざっと見たところでは全然わかりませんでした。どうせピンホールのような小さな穴なのでしょうね。とは言え、こうやって切断したからにはタンクを修理するというプランは消えたわけです。ステンレスなどで新しくタンクを作ることになるようです。
さて、床がそのままということはハッチの幅はタンクより小さいので、前と同じ大きさのタンクを作成しても入りません。もとのタンクは300リッターでしたが、湾口に出る時を別としていつも200リッターくらいで走っていました。重量を減らしたかったからです。ですので、200は少ないにしてもタンクを作るなら250リッターくらいでも構わないとは伝えてあります。また、積み込みが大変なようなら2分割してコック切り替えで使ってもいいとも伝えてあります。 2011年10月1日 出直しての様子見です タンクに開いていた穴はわかったのでしょうか。気になったのでタンクを見に出かけてきました。船のほうは前回から作業は進んでいません。タンクを床におろして見せてもらいました。内側と外側から見ましたが、結局穴の場所はわかりませんでした。前に補修したところのようでもあり、そうでもないようであり・・少なくとも前回のようにはっきりとした腐蝕穴は見つかりませんでした。
さて、このあとは修理方法を決めなければなりません。ハッチは切っていませんので今と同じ大きさのタンクは入りませんから、一回り小さなタンクを作って入れることになるのでしょうか?
2011年10月10日 さて困った・・ 船の修理方法について相談したいと言われて見てきました。タンクの周囲のベニア板はFRPが被せてあるのですが、水が滲みて腐っているというのです。タンクを上から押さえている天板とタンク下の支えの板が確かに腐っているようです。対応策としてタンクを持ち上げて支える架台をステンレスで作るという方法とFRPで箱状の補強を作ってその中にタンクを入れる方法を見当しました。ステンレスの補強は、波でボートがたわんだときに接合部にストレスがかかって破壊される可能性があるということで一緒に変形するFRP方式をとることにしました。タンクはそのあとで一回り小さいものを作って入れ込むことになりそうです。かなり時間がかかりそうですが、仕方ありませんね。まあ、花見までには直ることでしょう。
さて、来年は楽しいボートライフが送れるのでしょうか・・・・ |
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