Trinity 日誌

*My boat life 2006

  ・一年の計は宴会にあり!
  ・トリニティ復活(せず・・)
  ・上架作業・・・
  ・トリニティ(本当に)復活!
  ・花見2006
  ・葛西臨海公園でのんびり
  ・ついに潮干狩り
  ・キス釣り&「海の日」
  ・大〜島〜♪
  ・夏はやっぱり花火だ!
  ・今年も館山へ
  ・秋の三番瀬!
  ・カワハギ釣行!

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2006年1月3日 一年の計は宴会にあり!新年会2006

昨年は、「ちょっと軽くビールでおめっとさんしようか?」で始まった・・大新年会。
楽しかったから今年もやろうとの声がありましたので、3日午後3時から行うことになりました。

エンジンは直らなくても、宴会場としてはりっぱに使えるトリニティ・・口の悪い仲間が「鶏煮亭」となんぞ呼ぶものですから、「お〜し、ならやったろうじゃん!」とばかり鶏の水炊きをすることにしました。
年末に仕入れた材料はスープ用に鶏ガラ3キロ+手羽元2キロ、宮崎鶏のもも肉3キロと挽き肉1.5キロ。
スープは前日に4時間かけて煮込み、漉して一晩屋外で冷却。上に固まった脂をすて、ゼラチンでプルプルに固まったところをまた火にかけて、スジや脂を落として一口大に切ったもも肉を下煮して灰汁を取ってスープの完成!
挽き肉は、ショウガ、みりん、酒、塩、胡椒、ネギ、タケノコを入れてしっかりと練り上げて出来上がり。
野菜は、キャベツ、春菊、エノキ、ネギ、ニンジン、他に麩とマロニー、パックご飯を用意しました。

他につまみとして、築地の卵焼きと自宅で作った出汁巻き、アンキモの酒蒸し、スペアリブを準備。
スペアリブは、半腹つながったままのを茹でてタレに漬け込み、食べる前に最近手に入れたカセットバーナーで軽く炙って風味を出してから切り分けました。キャビンにいい匂いが立ちこめ・・これは大成功!(写真下左)
そうそう、何と言ってもお正月ですし、別に船を動かすわけではないので着物を着てみました。年に一回、正月にしか着ませんが・・・これは受けましたね。(下写真右)

さて、2時頃から準備をしながら待つも、上流から船で参加するはずのメンバーが到着しない・・・先に来た仲間とちびちび日本酒を飲むうちに・・すっかりご機嫌になってしまいました。
そのうちに船がおせち料理とともに到着。聞けば、案じたとおりペラを損傷したとか・・・水中に杭でもあったのでしょうか。

そんなわけで、まだ日の明るいうちに始まった新年会、暗くなってから到着した仲間も加わって総勢10人が狭いキャビンに集いました。右の写真で写っているだけで8人、9人目は8番さんの横に座っていますし、撮っている私が10人目、ちなみにお子さんも一人居ましたから10.5人・・・・・
さすがにこれだけキャビンに集中するとバウが下がりますね。テーブルにおいた鍋が前方に傾いていました。

宴は果てしなく続き・・盛り上がり・・お開きとなったのはやはり真夜中でした。

途中で気になる会話を耳にしました。
「この船さあ、動かないんだし、いっそエンジン外して発電機付けて、店にしたらいいよね?」
「そうそう、赤い提灯でもぶら下げてさ!」
「イベントの時は引っ張っていけばいいじゃん」
「そうだそうだ。シノ○メも無くなったことだし、受けるよ!」
だって・・・・
(ナニを勝手なことを・・・・部品さえ来れば1-2時間で動くようになるんだから!!)

う〜む、今年も・・良いスタートを切った!・・・・と思いたい・・・・

 

2006年1月7日 トリニティ復活・・・?

仕事始めの5日、部品を注文した東京湾マリーナに電話してみました。7日の昼頃に部品が入るとのことでした。

さて、今度は間違いなく部品到着。2個一セットでガスケットとスタッドボルトが付属して、49000円也・・・(-_-;)
そのまま係留所に直行して取り付け作業開始。新品のライザー(右)と古いライザーを比較してみてください。左上内側の境界壁が腐蝕していて、つつくとポロポロと崩壊してしまいます。この状態になると、崩れた壁から冷却水がエンジンのシリンダーに流れこんでウォーターハンマー(水は空気と違って圧縮されないのでピストンが上がりきらずコネクティングロッドが曲がったり折れたりする不具合)をおこします。今回は先にサビで水が流れなくなったのはまだ幸いと言っていい方でしょう。
サビや腐蝕の状態は外から見てわかりませんので、年数が経っているエンジンではガスケットを準備してエルボーを外して点検するしかないですね。トリニティの場合は、左右のライザーの温度が違ってきた時点で原因を調べておけば良かったわけです。

さて、取り付け作業は1時間半ほどで終了。オイルを点検してクランキング・・やがて下がりきったガソリンも回ってバスンと初爆があり・・・・かかりました!しばらく2000回転で暖機して水温が上がりきるのを待ちます。左舷側バンクのゴムジョイントから水が漏れてきましたが、ホースバンドの締め付けが足りなかったようです。締め直して・・・・大丈夫です!!

この時点で夕方になりましたので、試験走行は翌日に行うことにして・・・さあ、これで「限定沿海船」に戻ったぞ!!

2006年1月8日 新年会その2!

ネットの船仲間で昨年の秋にエンジン故障で大修理をした人が居るのですが、ようやく修理も終わって湾奥に遊びに来るということで、再度新年会の第2弾を企画しました。

3艇でお台場に集まって友抱きにして宴会をやろうというわけです。トリニティも久々の出船です。午後2時に出る予定で、まずは暖機をしようとキーを回す・・・・クランキングはするのですが・・・かからない。
だって、前日にちゃんとかかっていたのに・・・おかしい・・ガソリンは来ている、火は?・・・見るとイグニッションコイルのセンターから端子にリークしています。そのうちに一緒に乗船するメンバーも到着しましたが、あまり時間をかけていると皆と合流できなくなる・・というわけで出船をあきらめ、上流から下ってくる仲間に乗せてもらうことにしました。

天気はいいですが風が冷たい東京湾を進み、合流場所を浜離宮に変更して宴会開始!
差し入れには北海甘エビをオリーブオイルとニンニクとパセリで炒めた、我が家で通称「スペインエビ」(作り方はレシピのページを参照)と言っている料理を持参。オーナーの用意した豆腐鍋と、寿司折りでまたまた楽しい一時を過ごしました。さすがに41フィート(だったかな?)もあると8人がゆったりとソファに座ることが出来ますし、発電機も温風ヒーターも完備しているので、快適なことこのうえありません。

帰途、丁度葛西臨海公園の水路を通ったときにディズニーランドの花火が上がりました。楽しい仲間と美味しいお酒、やっぱり今年も良いスタートを切りました。さて、あとはエンジンがかからない原因を見つけなければ!!

 

2006年1月15日

珍しくポカポカと暖かい日曜となりました。

今日は絶好のクルージング日和、エンジンがかかれば久し振りに湾に出てみようと思いました。まずエンジンをかける・・かかった!!再度暖機して、排気部の温度を確認・・大丈夫そうです。

と・こ・ろ・が・・・シフトが入らない?
リモコンレバーが前進にも後進にも入らないのです。シフトケーブルはエンジンの上で中継されていますので、そこで切り離してみました。そうするとリモコンレバーはちゃんと動くのですが、クラッチ側のケーブルが押しても引いてもびくともしません。アルファワンのクラッチはドッグクラッチですがドライブのシャフトがロアケースから出て、そこでトランサムから来たシフトケーブルにカムによって動かされます。

3ヶ月近く動かしていなかったので、良くてシフトケーブルのサビによる固着、悪くするとドライブの分解かもしれません。いずれにしてもカムの部分は水中ですので船を上架しなければチェックも出来ません。そこで知人でもあるメカニック氏に電話して上架の手配を取ってもらうことにしました。

さて・・・どうなることやら・・・

 

2006年2月4-5日 上架作業

船の修理のために上架の手配が出来たと、修理を依頼したHOEIの石田社長から連絡がありました。
朝9時に仲間が二人、係留所まで手伝いに来てくれました。石田氏自ら舵を取る曳航船も既に到着。天気は快晴ですが、気温は0.5度!そのうえ北からの強風が吹き付けます。風にあおられると、船を出した途端に隣の船のバウから盛大に突き出ているアンカーにもろに突き刺さる可能性があります。3人がかりで舫を解いて川下に流れないようロープを掴みながら半分まで船を引き出し、そこから曳航船とタイミングを合わせながら一気に離岸。無事に隣の船をかわすことが出来て一安心、ゆっくりと川を下ります。水門をくぐって江戸川に出、約1時間で上架場所に到着。一旦係留して、沈めた船台に乗せてウィンチで巻き上げて陸に引き上げます。その後は、10トンまでオーケーというフォークリフトで持ち上げて作業場所におろすわけです。

まずはドライブのチェックですが、ドライブを外すためにはシフトを前進に入れないといけない、ところが前進には入れられない・・・ということでロアケースも外すことになりました。どうせドライブのオイル交換をする予定でしたから別に支障はありませんが、オイルのベントネジが固着していて外れないのでオイルの出が悪い・・これはトップカバーを外すことで解決しました。
まずロアケースがはずれたところ、でシフトレバーを動かしてみます。軽く動きますし、ドライブシャフトを手で回しながら切り替えるとちゃんと逆転します。つまりクラッチはオーケーです。よかったあ〜
そしてシフトケーブルを点検。やはりびくともしませんので、完全にケーブルの固着です。外したケーブルを見ると、固着の原因はサビではなく、排気管に接触して溶けたケーブルの外皮のプラスチックが内部に入り込んでケーブルの芯線を止めてしまったようです。そこでケーブルとベローズの交換を御願いしました。

さて、プロが修理にかかっている間に、私達は船底の掃除からはじめました。
係留場所が河川ですので、2年半ぶりの上架ですがバウのキールにフジツボの一軍がいるだけであとは藻が付いているだけのマア、きれいなものです。始めは、塗装の剥げたところだけを手直しするつもりでしたが、結局ペイントも余ってしまいますので全部塗り直すことにしました。
また、ハル(船体)にも傷や汚れがありますし、装飾テープがはがれたりしているところがありますので細かく修復をしました。全体をコンパウンドで磨き、傷はパテで補修し、切れたラインはペイントで直し・・最後にワックスを掛けましたので、ハルだけは見違えるようにきれいになりました。

せっかくロアケースが外れていますので、こんなこともあろうかとネットで入手したインペラも交換しておくことにしました。見ると2年の使用ではゴムもしっかりしていますし、全然交換の必要もない感じでしたが、せっかくなので取り替えてしまいましょう。また、ドライブの底のジンクも上架しないと交換できないのでやっておくことにしました。さらにプロペラは外して、表面を磨いて塗装、もちろんシャフトにからんでいた釣り糸も除去しました。

2日間に渡った作業ですが、シフトケーブル交換とドライブオイル交換、ジンク交換をプロの手で、インペラ交換、船底塗装、ハルの手直し、プロペラ塗装などは自分たちで行いました。
そして船をおろしてエンジンをかけ、ケーブルの長さを調整。これはアルファドライブはドッグクラッチであるため、シフトの瞬間にイグニッションをカットしてトルクを弱めているので、調整が悪いとシフト時にエンストしてしまうからです。サービスマニュアルにはテスターとノギスで調整するように細かく書いてあるのですが、さすが石田さん、数回リモコンを前後に動かしただけでなんなく調整してしまいました。
ところで最近始動直後のオルタネーターベルトの鳴きがひどくなっていて、今回も始動したところ盛大に鳴いています。「ついでにやってしまいましょう」とことで、予備のベルトと交換。これでぴたりと止まりました。
それから試運転。江戸川を遡上します。途中で全開にしたり、停止、発進、後進をくり返してエンストしないことを確認します。何事もなく終了して、そのあとは自走で係留所に戻りました。


石田氏が操船する船に曳かれて旧江戸川を行く。

上架完了。喫水線下の塗装はがれが目立つ。

シフトを動かすカム。全く前後に動かない。

ケーブルの外皮が溶けてしまっていたのが原因。

左が新品、右は2年使用したインペラ。

新品(左)と2年半経ったジンク。

息子も動員してハルの補修をやりました。

ドライブの組み付け作業中です。

これで作業完了!プロペラも塗装しました。

軽々と持ち上げるフォークリフト。

レールの上の台の上に載せるところです。

するすると沈んでいきます。

その晩は・・・作業を手伝ってくれた息子ともども祝杯をあげたことはいうまでもありません。
ボートショーをひかえて忙しい中、短時間で修理をしてくださったホーエイの石田氏、そして徹夜明けにもかかわらず仕事先から駆けつけてくれた船仲間のY氏に、船底塗装の道具を準備してなおかつ家族まで呼んで送迎もしてくれたF氏・・・それぞれに心から感謝の念をささげながら。

 

2006年2月11日 ボートショー見物!

晴天に恵まれた祝日の土曜日、今年もボートショーに行って来ました。とは言え、昨年よりもさらに展示も地味になり全体に活気がない印象を受けました。せっかくなので安いボートフックと、デッキのサビのしみが落ちるという触れ込みのクリーナーを購入しました。

会場は=A昨年と同じ幕張メッセの1-3ホールだが、中央に休息所があったりして全体的には展示が少なくなったような気がする。ちなみに幕張での開催は今年が最後で、来年からは横浜に移るとのこと。

今年の話題はトヨタのポーナム45、ただし既に2年待ちの人気とあって、当日先着順で予約した人しか中を見ることは出来ないようになっていた。

こちらは部品関係のメーカーの展示とか、ボートショップのブースが並ぶ西側のホール1。
祝日のお昼過ぎにも関わらず、こちらの通路は閑散としている。やはりボートショー自体の観客動員数が落ちているということか・・・。

展示の中では、オールチタン製のボートが興味深かった。ただし、価格は12フィートで1000万円を超えるとか・・やはり高価な金属である。

色々なボートを見て、あらためてトリニティ(ベイライナー2452)のパッケージングに感心した次第。これでエンジンさえディーゼルであったなら文句無し・・・と思ったら、あった!

マリンディーゼル社の6.5リッターで、マークルーザーの5.7の配線コネクターや排気管をそのまま使用できる互換性があって燃料消費がアワー18リッターと1/3。気になるお値段は、ブラボードライブ込みで340万円なり。

ボートショーのあとは、一緒に見学したネット仲間とミニオフ会!
9名が洋風居酒屋に集合して、モチロン飲み放題でスタート。新しく参加したメンバーも加わって、大いに盛り上がったひとときに。そして、「小さなジョッキではまどろっこしい!」とばかり、パーティピッチャーをそのままジョッキにして飲むのは、我らが宴会部長!!

さて、次のイベントは?やっぱり「トリニティ退院祝いオフ」かもね・・・・。

 

2006年2月18-19日

前の週にボートショーに行ってしまったので、この週末は細かな作業をすることにしました。

18日、まず船内を掃除してそれから時々動かなくなるチルトドライブポンプのメンテをしました。このポンプ、動かないときには軽くコツンとモーターを叩いてやるとすぐに動き出すのですが、スイッチを入れながらでなければならないので一人の時は大変です。特にクルージング中にチルトが動かなくなるとやっかいなので完全に直してしまいましょう。
以前にブラシは掃除したのですが、その後も起きるということは他にも原因があります。どうもサーモスタットが怪しい・・というわけで再度モーターを分解し、ブラシも磨いておきました。

19日、さて次です。実はマニホールドを脱着したときに落ちた細かな鉄粉が錆びてゲルコートにシミを作っていました。修理後すぐにクレンザーを使ってデッキブラシでこすったのですが、イマイチきれいになりませんでした。そこでボートショーでクリーナーを出しているメーカーに相談したところ勧められたのが、この「ドリームクリーナー」です。
植物性の物質から作ったペーハー1という強度の酸でサビを解かしてしまうそうです。もともとはペラに付いたコケを落とすものだそうですが、デモでは黒くなった10円玉がすっかりきれいになりました。一瓶2500円と、安くはないですがこれできれいになれば嬉しいことです。
さて効果のほどはどうでしょう?原液をブラシでサビがシミを作っているところに刷り込んで待つこと15分、見事にシミが消えました!

 

上が作業前、下がクリーナーでシミを除去したあと水で洗い流したあとです。これはすごい!!
(右の写真の黒い汚れは以前からあったオイルか何かのシミのようで、これも全然落ちません)

なお、今日はステレオに手を入れて、サブウーファーを取り付ける予定だったのですが、手違いがあって作業が途中で終わってしまいました。これについては後日、艤装のページでご紹介します。

 

2006年2月25日 サブウーファー取り付け

前の週に作業が中断したのは、ラジオにラインアウト端子がなかったからでした。自宅に持ち帰って改造したラジオを付けに船に行きました。

作業は難なく終了して、丁度やってきた友達とサブウーファーの効果をテストしながら船内に置いてあったビールで小宴会。
マア、ものがそれほど大きなウーファーではないのでビックリするほどではありませんが、少なくとも無いよりはずっと良い音になっています。

サブウーファーの作業の模様を艤装のページに書きましたので、そちらをご覧ください。

 

 

2006年3月5日 トリニティ(今度は本当に)復活!

船仲間とは有り難いもので、トリニティの「退院祝い」をやってくれるという話になりました。
(一説には、ただの飲み会の口実だという話もあります(^_^)b)それはともかく、そもそものトラブルは昨年の10月15日のタイクーンへのクルージング中に発生したわけですから、リベンジというか厄落としというか、ともかくタイクーンに行くのが一番よかろうということになりました。

穏やかな天候に恵まれた日曜日は午前10時、まずは係留所に上流から1艇、シャンパンの差し入れを持って仲間がやってきました。早速シャンパンを、エンジンにもチョットかけて桟橋で「乾〜杯〜!」。
そして10時半に出船して川を下り、ディズニー沖の三番瀬東南灯標のそば=「悪夢の場所」で一時停船。海にビールを捧げて昨年の故障に思いをはせてからあらためて「出発!!」。つまり「仕切り直し」をしたわけです。
その後は穏やかな海面を快調に船を進め、12時前にタイクーンに無事、到着しました。
この日集まったのは、23フィートから41フィートまで5艇14名。タイクーン名物のエスニック料理を頂きながら大いに盛り上がった午後となりました。


エンジンにもシャンパンをかけてあげました。

桟橋に集まってくれた仲間と乾杯!

久々に川を下るトリニティです。

う〜む、船底のブルーが上品な感じ。

ディズニー沖で「仕切り直し」の滑走開始。

ベタ凪の海上を快調に進むトリニティ。

ベイブリッジの下をくぐるトリニティ。

予定通りに到着しました。

タイクーンへのアプローチ中。

タイクーンに着岸です。41ftに横抱き。

41ftと23ftにはさまれた24ft。

なんか、親子みたいに見えま〜す。

総勢14名が5艇で集まりました。

2次会は、例によってこのとおり。

話が弾むうちに3時を回り、そろそろ撤収の時間となりました。トリニティと上流からきた一隻は係留所に戻って2次会をやることになっています。というわけで湾奥に戻りまして、居酒屋「鶏煮亭」は5時半に開店。そこに宴会の噂を聞きつけて一旦帰港してからやってきた仲間もいて、最終的には9名様ご来店となりました。

さて今回のメニューですが、昼にさんざん飲み食いしたあとなので、軽めに考えました。
また、食材は朝に船に持ち込んで夕方使うわけですから「生もの」を避けました。

・カツオの腹身の薫製(友人からのいただきもの)
・厚焼き卵(魚屋で購入した市販品)
・皮付きタイの昆布締め、松皮作り
・アラスカ産菊子(タラの白子)煮つけ
・タケノコの煮物
・蒸しホタテのシェリー酒漬けバターソテー
・新作「漬け込みスペアリブの炙り」
・おまけ「魚肉ソーセージ炒め」

タイは皮付きのまま昆布締めにして、食べる直前にカセットのガスバーナーで皮を焼いて氷で冷やしたもの。白子の煮付けは、船内では天ぷらにしても焼くにしても調理に制限があるのであらかじめ出し汁で煮つけておきました。スペアリブは、ピックル液(塩水に砂糖、胡椒、ナツメグ、ローリエ、ガーリックを混ぜたもの)に4日間漬け込んで前日に塩ゆでし、食べる直前にガストーチで表面を焼いたものです。(詳細はレシピのページでご覧ください)

そんなわけで、意外と早く夜八時には解散となりました。

それにしても楽しい宴会&オフ会でした。
幹事さんに感謝、そして故障を気にかけてくださった皆さんに感謝・・そして・・海の神様に感謝の一日でした。

 

2006年3月26日 花見2006

今年は桜の咲くのが早いらしい、ということでまた浜離宮で花見を挙行しました。
今回は総勢5艇、特にネットで新たに知り合ったご家族が、なんと当日朝に船の引渡を受けて試運転がてら花見に参加するという、まことに珍しいパターンのイベントとなりました。

午前10時に係留所前で上流からの船と合流して、そのまま川を下って新メンバーが待つ係留場所へ。
この方は、なんとこのホームページを見て感想を送って下さり、それからメールや掲示板でのおつき合いが始まったのです。しかも普段は地方に在住されていて、たまに東京に戻っては東京湾に船を出したいということでこのほど初めてのマイボートを所有されたとのこと。何しろ初めてのボートで、初めて東京湾に出るというので、仲間の一人が乗船してガイド役を、そして私ともう1艇ではさむ形にして3艇重連で出発。

臨海公園を抜けて東雲運河軽油で浜離宮へ進み、浦賀からの仲間と落ち合って横抱き。すぐに中央の41フィート艇に乗り移って宴会の開始です。私は今回は差し入れとして、リクエストのあった「スペインエビ」と「ガーリックチキン秘伝のスパイス付き」、それに「ピリ辛味のスペアリブ」を持参しました。勿論、最近ハマっているカセットガストーチによる炙り仕上げ付きです。

当日は天気は保ったものの、午後遅くから風が強くなるということもあり、浦賀に戻る仲間のことを考慮して3時半には解散、例によって2次会を私の係留所で行うことにして若干忙しいプランでしたが、今年も無事花見を終えることが出来ました。

 

2006年5月4日 横浜ベイサイドマリーナで試乗

風は強いですが良い天気の4日、知人がヤマハの船を試乗するということで同乗させてもらうことにしました。

その船とはYAMAHA32コンバーチブルという、32フィートでボルボの310馬力を2基掛け、お値段もボートショーで展示したオプション品が付いて割安になっており、ホンの4500万円ですって!!

かなり波のある中を順に操船させてもらいましたが、やはり色々と違うものですね。コントロールの軽さ、馬力の強さ、安定性に2軸+バウスラスター付きならではの操船の容易さ・・・ま、いくら惚れ込んだところで私にゃ買えるわけではないですから、それなりに違う船の感触を理解した、経験したということで・・・ま、ま、そういうことで。


室内は十分以上に豪華。

この角度から見るYBM。オーナー気分です。

FBのヘルム前ゲストシートは眺め最高!

ガラスには潮の跡がくっきり・・・

 

 

2006年5月6日 「玄関灯」取り付け&バーベキュー

天気に恵まれたゴールデンウィークの6日、ついに「玄関灯」ことソーラー庭園灯改造赤色/緑色灯が完成し、係留所に取り付けることができました。
製作記事は艤装のページをご覧ください。

実は、最初の「玄関灯」は2003年の終わりにオレンジ色のを1灯、下流側の柱に付けてそれなりに重宝していたのですがいつの間にか点灯しなくなっていました。
それは4月15日のことです。同僚と二人でエンジンオイルを交換し、燃料を補給して・・そうだ、ランプを外して修理しようと思ったのです。船の係留索を解いて前に出し、船の屋根に上ってランプを外した瞬間、船がググッと動いてしまって足場がない!
一瞬、柱に手をかけたものの、そのまま足を下にしたまま屋根の高さからザブンと落水してしまいました。高さがあったので水面が完全に頭の上まで来るくらい潜りましたね。幸運なことに、船首の方なので深いのと上げ潮で水位があったことでヘドロに足を取られないで済みましたが、もし浅くて腰までヘドロに刺さったりしたら浮かび上がれなかったかも知れません。すぐに水面に出て、生まれて初めてやりましたよ、着衣水泳ってものを。幸い同僚が船に乗っていたのでボートフックを差し出してもらってそれにつかまり船尾のスイムデッキから船に這い上がりました。いやあ水を含んだ衣類って本当にずっしり重いですね。
幸い、船内にはバスタオルに夏用と冬用の2種類の着替えと下着、靴の予備など一式を積んでいたので、すぐに着替えて風邪も引かずに済みました。

そういう経緯がありましたので、今回の取り付けはごく慎重に、もちろん船仲間に手伝ってもらってロープをルーフレールと柱に巻き付けて完全に船を固定してからランプの取り付けをしたことは間違いありません。
今回、ランプは赤と緑の2個にしましたのでそれぞれ右舷灯標、左舷灯標として上流側に赤を、下流側に緑を設置しました。
暗くなってから見ると・・・美しい!!やった甲斐があったという喜びと落水の恥ずかしさが同時にこみ上げてきたのでありました。

 

さて、その日の夕方に、リトルオーシャン主催のバーベキューパーティが係留場所で行われました。
それに参加する仲間が上流から船でやってくるというので、途中まで迎えに行くことにして船を出しました。当初は、作業後ディズニー沖くらいまで出掛けてのんびりしようと思っていたのですが、風が強いのでそれは諦めて川クルージングに変更したのです。だんだん雲が広がって肌寒くなりましたが、久し振りにゆっくりとビールを片手にクルージングを楽しみました。

仲間の船をゲストバースに係留して会場に向かうと・・ちょうど始まったところでした。
いつも仲間内でのバーベキューでは食材の購入から下ごしらえ、調理からサーブまでやっているのでたまには人任せでなにもしないでバーベキューをゴチになろうと思っていたのですが・・・・
まだ掃除(肉の脂身やスジを取り去ること)していない肉の塊を見た途端、次の瞬間には包丁を握ってしまっていました。(人はこれを性=さがとよぶのでありませうか・・・)

それからは味付け、回して焼いた肉の焼けた部分のスライスなど・・結構楽しみながらやっている自分がおりました。いいじゃないですか、人に迷惑かけるわけじゃなし!(多分・・そうであったと思いたい・・どうでした、社長さん?・・)


こちらは調理グループ、現在肉の仕込み中。

丸のチキンの腹に野菜を詰めて糸で縫い合わせ。

牛肉の塊を直火で焼いていきます。これで1/3。

美味しそうに焼き上がりましたよ。右はラム。

ダッチオーブンではチキンを調理中。

そしてチキンの蒸し焼きが出来上がり。

こちらは配給グループ、「あの〜お肉、まだっすかぁ?」

仲良くラムと鴨をカットしているのは・・・


「ほらこうすると切りやすいんだ、マチガイナイ!」
「あらあなたってホントすごいのね・・って・どこみてんのよ!」という会話中の、通称リトルオーシャンの永井秀和こと河西店長と青木さやか(?)嬢。



「いい女は35才からですよね〜」と言われて満足げな美女2名!

 

2006年5月21日 葛西臨海公園でのんびり

前日は雨でしたが、翌日はうって変わったいい天気。気温も上がり、真夏並の日差しの中、対岸に係留する仲間の作業を見物に出掛けました。彼は浮き船台を使っているのですが、夜間は船台の両側が見えないということで、私と同じ玄関灯を付けることにしたのです。

準備の終わった玄関灯はと見ると・・下にステンレスの立派な足と台が付いています。おまけに「仕事きっちり」のR氏、若干の寸法の狂いをノミで修正して柱のセンターに取り付けています。(写真右)

さて、作業も終わり、なぜか見物に行ったはずの私のクーラーバッグにはビールとつまみが入っている・・・ということで、そのまま葛西臨海公園に行くことにしました。既に先行していた仲間のシーレイとジェットスキーに合流して、晴天のもと飲むビールのうまいこと!!

そのうちにたまらなくなったのはR氏、ジーパンにTシャツのままジェットスキーに飛び乗り、豪快にしぶきをあげてターンを決めます。勿論上がってきたら全身びっしょりです。「いやあ〜気持ちいい!、きーさんもやりなよ!!」といわれてついその気になってしまったのです。もちろん私も水着なんて用意していませんし、もう「着衣水泳」は経験していますので落水しないようゆっくりと走りましたが、それでも頭からしぶきを浴びて全身ぐっしょり。いやあ、ちょっと「夏」を感じた一日でした。


シーレイ船上でくつろぐ仲間。それにしてもいい天気!

ちんたら?走っているのは私です。

イヤア、濡れたけれど気分は最高!

この方はジェットでお帰りですって、寒そう・・

 

2006年6月2日 磯子の夜メバル

仲間からのお誘いで「夜メバル釣り」に行ってきました。
今年初めての釣りです。

今回は仲間の知り合いが磯子から船を出すので、私と仲間の3人は車で現地に行って乗船します。船から竿や仕掛けなどを持ち出して係留所で拾ってもらい、夜9時頃に磯子に到着。ところが、海の色がおかしいのです。なんだか赤茶色に濁っています。赤潮なのでしょうか。釣果に対する不安が高まりますが、準備を終えてまずは出船。

とは言ってもポイントはすぐ近く。初めは黒鯛をねらいましたが反応がないので早めに見切りを付けてメバルポイントに移動しました。ところが・・・ぜんぜんアタリもありません。再度移動して流すうちに、ようやく私に小さなメバルがかかりました。その後は同じ場所で立て続けにメバルが釣れて、結構良い形も混じりだして安心。・・が、すぐにパッタリと食いが止まりそれっきりとなりました。さらに別の場所でカサゴも試しましたが、小さいのが1匹かかっただけ。

案内してくれたT氏と仲間は「こんなに釣れないのは初めてだ、おかしい。」とのことでしたが、それでも私にとっては初めての夜メバル。結局オーナーのT氏と仲間が交代で操船をし、一人はルアーでシーバスねらいなので、実質私だけがメバル釣りを楽しませてもらう形になりました。釣果が今ひとつだったので粘った結果、マリーナに戻って掃除をしてラーメンを食べ終わったときにはすでに外が明るくなっていました。
結局、獲物は全部私が頂くことになり、煮付けをメインに作ってご近所にもお裾分けをしたことはいうまでもありません。いやあ、面白かった!皆様に感謝です!またリベンジ、誘ってください!!


釣船から見た磯子の工場群。精油所の炎が目立つ!

本日の釣果です。一番大きいので23センチでした。カサゴが一匹だけ混じっています(庖丁の前に起きているのがそうです)。

ハイ、メバルの煮つけ、お待ちどうさま!

 

 

2006年6月25日 ついに潮干狩り!!

前日は暑いくらいの天気、船に行ってロッドホルダーと扇風機の取り付け作業を行いました。これで竿がすっきりとおさまりました。(写真右。詳細は艤装のページにて)ついでに酒屋に行ってビールも一ケース買い込んで、準備完了です。

翌日、朝から雲が広がっていますが雨は降らないようです。
干潮が10時半頃なので9時半に到着する予定で、8時20分出船。幸い風もなく、順調にコースをたどり、三番瀬に到着したのがぴったり1時間後の9時20分。上陸してテーブルやイスを並べているうちに仲間も到着し、例によって乾杯のあと潮干狩り開始。気温のせいか、昨年よりちょっとヘドロの匂いが強いですが、成果のほうはまあまあでしょう。今回は少人数なのでバーベキューはやらずに簡単に枝豆などのつまみでビールを飲み、係留所に戻ってからゆっくり飲む予定でした。

ところが、なぜかチルトモーターが動かずドライブが降りない!!仕方なくモーターを外してポンプを直接ドライバーで回して下げることが出来ましたが、そうこうしているうちに2時近くになりお腹も空いたので、防波堤に係留して宴会を始めました。

スモークの鴨やシュウマイをレンジでチンして飲み始め、次に札幌から持ち帰った使い捨てジンギスカン鍋を使用して味付けラムも焼きました。そして、最後に本日のメインイベント、採ったばかりのアサリのパスタを作ります。
このために最初に採ったロットを砂抜きをしておいたのです。
宴会途中に少し雨がパラつきましたが、ともあれ、今年初の潮干狩りはまあまあの成果とジンギスカン、そしてとれたてのボンゴレを味わうという、非常に中身の濃いイベントとなりました。

さあ、次はいつかな?梅雨明けを待たなければいけないのかなあ〜。


さあ、いつもの場所に仲間も到着です!

今回の参加メンバーです。

小さい粒も有りますが、まあ満足の成果でしょう!

ほら、この大きさと厚みが「三番瀬」なのです!

防波堤に係留して宴会開始です!

さて、いよいよボンゴレを作りますよ。

ウン、ぷっくりとして美味しそう!

そこにパスタが入りました!う〜ん、いい匂い!!

さあ、皆さん、出来ましたよ〜

あ〜ちゃん、おいしい?・・だよね!

自宅では酒蒸しを作りました。

う〜ん、この旨さ・・・最高。三番瀬、万歳!!!

 

2006年7月1日 チルトポンプモーター修理

去年からチルトポンプの具合が良くありませんでした。
チルトとは、プロペラを回すギアボックスを斜め上にすることで、それによって推進効率が上がりスピードも出ます。また、浅いところではプロペラが海底に当たってしまいますのでドライブ全体を後方へ跳ね上げる働きもします。

その油圧ポンプを駆動するモーターが回らないことがありました。これまで2回、モーターを分解してブラシの掃除や過熱防止のバイメタルスイッチの接点磨きをしたのですが、完治していませんでした。ですがハンマーやボートフックで衝撃を与えると何事もなかったように回り出すので放置していたわけです。
それがついに回らなくなりました。しかも潮干狩りで上陸しているときに!これでは帰れません。そこで現場でモーターを分解してブラシとバイメタルスイッチを磨いたのですが依然として回らない・・結局その時はドライバーでポンプを回してドライブを降ろして帰港したわけです。

そして、回らないモーターは自宅に持ち帰って調べました。
コイルが断線したのでしょうか?あんな太い銅線がしかもニスで固められているのに切れるわけがないし、リード線も、ブラシの網線も切れていないし腐蝕もない・・・目視では異常がないのでテスターで順に調べましょう。
黒のリードはバイメタル接点を経てブラシにつながっており、ブラシの反対側は二つの励磁コイルにつながり、それぞれから青と緑のリードが出ています。つまり黒がマイナスで、青にプラスか緑にプラスかで回転方向が変わる構造です。
そして見た目も問題なさそうなバイメタル接点に導通がありませんでした。
指で動かしてもしっかりと押しつけられている、つい2-3ヶ月前にサンドペーパーをはさんで磨いたばかりだし、船上でもペーパーを通したから大丈夫と思いこんでいましたが、なんと、それが盲点でした。接点を開いてみると片方が丸く、受けのほうが凹んでいましたが、酸化もなく目視では導通がないなんてとても思えませんが、テスターは正直です。接点をヤスリでしっかりと成型したところ導通が回復しました。

今思えば、前の作業のあとちゃんとテスターで確認すべきでした。いや、船上でモーターが回らないときに、テスターで供給電圧だけ測って内部の導通を調べていませんでした。そこに原因追及の甘さがありましたね。
ついでなので内部を完全にクリーニングし、給脂して組み立てましょう。やはり、おかしいときは完全に修理してからではないと、モーターひとつでもバカにしてはいけないという教訓でした。

矢印の先がバイメタルのスイッチです。接点も酸化や腐蝕はありません(写真中央の四角部分)

 

2006年7月16-17日 キス釣り&「海の日」

梅雨のさなかというのに前日まで暑い日が続きました。でも予報は曇りで雨は降らなそう・・釣りにはぴったりの天気です。ということで仲間の船で船橋をでてアクアラインに向かいました。狙うはキス、最近は結構数が出ているとかで期待が膨らみます。

ところが・・・全然あたりが出ない。こんなに釣れないのは初めてです。たまに竿を上げてみると・・・ん?なんだ?
見るとカレイの・・・赤ちゃん!それが3枚だけの惨めな釣果となりました。

結局、キスの姿にはお目にかからず行きはビールでずっしりと重かったクーラーボックスは空っぽになって帰港。それでも久し振りに海の上でのんびりと過ごすことが出来ました。

翌日は横浜クルージングの予定・・・天気はどうかな?

さて、「海の日」の7月17日となりました。
あいにく朝から雨がぱらつく中、例によって夢マリで仲間の船に乗船し、YBMを目指します。

ところが、東京湾に出てみると結構波があるので、運河沿いに行くことにコースを変更。
ビッグサイト横からお台場をかすめ、京浜運河に入ります。このコースは私にとっては初めてなので、しっかりと記憶にとどめながら案内してもらいます。

羽田裏の細い運河もさることながら、夜間では絶対に通りたくない海老取川や多摩川の微妙なコース(写真上右)など、楽しくまた勉強になったクルージングでした。
その後は横浜港を散策。横浜駅のシーバス乗り場やみなと未来、赤煉瓦倉庫横、氷川丸などを見ながらベイブリッジをくぐり、YBMへ。

こんな風に竹杭の間を抜けるのですよ〜ひえぇ・・(写真左)  曇天にそびえるランドマーク他横浜の象徴(写真右)

 

YBMの入り口では釣りに出ていた仲間の船と合流、そのままゲストバースに舫をとって直ちに宴会開始!
釣ったばかりのキスは小さいのは焼き、大きいのはメバルや黒鯛と一緒に刺身にしました。

写真上左:ゲストバースで魚をさばく   写真上右:左の皿は黒鯛、右の皿の下がメバルで上がキス

帰りは波も収まってきたので横浜からお台場まで湾内を直行、さらにお台場の中を通って運河経由で夢マリに向かい私はそこで下船。

時折、雨は降りましたが楽しい仲間のおかげで有意義な「海の日」を満喫することが出来ました。

 

 

2006年7月29-30日 大〜島〜♪

昨年に続き、2回目の大島行きです。今回も仲間の船に乗せてもらいましたが、41フィートの沿海船とあって多少の波は気にしないで航海が出来そうです。

朝5時に起きてまずは世田谷に向かい、そこから友達の車で浦賀にあるマリーナへ。好天の土曜日の朝にもかかわらず道は空いていて10時の出港時間でしたが、8時半にはマリーナに到着しました。
さすがにここのマリーナには小さい船はありません。30フィートや40フィートはざら、なかには50フィートクラスの大型外洋ヨットも係留されています。
今回乗船するメンバーは11名。全員そろう前にフライブリッジのカバーを外したり、タープを張ったり、水を補給したりの準備を手伝いました。

予定通り10時に出港して浦賀水道を抜けます。途中遊漁船が多いので多少進路を変更しましたが、そのあとはオートパイロットをセットして一路大島の東岸を目指します。
2時間あまりで筆島という岩が海面から突き出ている海水浴場でアンカリングし、2馬力の船外機付ゴムボートで上陸。1時間ほどシュノーケリングなどして遊んだあと波浮港に接岸しました。
夜宿泊する国民宿舎の迎えの車を待つ間にかの有名なお店に行ってコロッケとハムカツを人数分注文。揚げたてですから不味かろうはずがありません。全員大喜びで「明日も買って帰ろう」いう声が出るほどでした。


見てください、このフネ!大きいのばかり!!

奥はマリーナのマンション。住みたいなぁ。

ゲストの美女軍団登場です!

この波の色を見てください、これ!

よ、船長(この船のオーナです)!カッコイーッ!!

イヤア、これですよクルージングってのは!

この穏やかな海面!

ほら、大島が近づいてきました

筆島海岸に到着です。さあ、泳ごう!

波浮港に着岸完了!大きいので槍付けです。

ハイ、お約束その1!波浮港のキンコンカン。

お約束その2・・美味いでしょ?

コロッケとハムカツ・・どっちが美味しい?

切り遠しでみた見事な褶曲地層。

宿は元町の近くにあるので、車で約20分。到着して3部屋に別れて荷物をおき風呂に入って夕食。とこぶしやかんぱち、キンメの刺身に名物の明日葉のてんぷら、タカベの塩焼きの夕食を済ませ、部屋でさらに宴会の続き・・・これもお約束ですものね。

翌朝はアジの干物と納豆という定番の朝食を済ませ温泉に行くグループと船を出して釣りをするグループに分かれました。私を含む6人は釣り組、波浮港に着いて、さて昼食を仕入れようと思ったところに問題が発生。なんとご飯を準備するのに1時間かかるとのこと。仕方なく弁当はあきらめてメンチカツとコロッケだけを調達しての出港となりました。

かなり時間をロスしたので、他のメンバーをピックアップする野伏漁港まで、取り敢えずスターンから仕掛けを流しながらゆっくりと曳いてみました。途中で釣り舟が固まっているところがありましたが魚探には反応はなく、またナブラがあったので周囲を探ってみましたが、これも小さないわしと思われる群れがいくつか見えただけで、結局期待した当たりはついにありませんでした。

野伏港で残りのメンバーをピックアップしたあとは一路東京湾へ。今日は東からの風が吹いていましたが、海上はそう大きなうねりもなく、また休養を取ったせいか前日船酔いした女性軍も今日は元気いっぱいでマリーナに帰港することが出来ました。3時過ぎに着岸した後、手分けして船内の掃除や船体の水洗いなどを終えて4時過ぎに解散。


向こうに見えるのが元町です。

大島を後にして浦賀へ。

はるか遠くを眺める女・・それを見つめる男・・

今日は元気いっぱいな女性達。

いやあ、楽しかった。結構日焼けもしましたが良い仲間のおかげでゆったりとクルージングを満喫させてもらいました。
ただ、前回の大島行きは5月でしたが、富津を過ぎてからは海水の色がはっきり変わり、浦賀あたりからはきれいなブルーグリーンだったものですが、今回ははるか遠くに観音崎灯台を視認したあたりでもすでに茶色っぽくなっていたのです。先日の横浜でのメバル釣りの時といい、先々週のアクアラインでの釣りのときといい、どうも今年の東京湾の水はきれいではないように思えます。

このときのクルージングでお世話になった砂守船長は、2013年10月5日に中国自動車道の事故で桜塚やっくんとともに亡くなりました。55歳でした。ご冥福をお祈りします。

さて、これからは花火の時期ですね。トリニティにも活躍してもらわなければ!

 

 

2006年8月5日 夏だ、花火だ!

梅雨も明けて暑い日が続きます。潮干狩りに並ぶ夏のボートのイベントと言えば、花火見物ですね!
昨年に続いて今年も仲間2艇とトリニティを含む3艇で出船しました。

さて、私は例によって料理担当。今回は無茶苦茶忙しい仲間の元気づけと、ゲストにちょっといいところを見せようということでかなり気合いを入れて準備しました。

まず前夜にはチキンとラムの下ごしらえと下味つけに2時間を費やしました。当日は朝7時から肉に味付け。それから築地に行って今の時期限定の塩水ウニと、北海道産の磯ツブに活ホッキを仕入れ、そして特大の活毛ガニを見つけたので衝動買い。
さて、毛ガニは塩ゆでしてそのまま食べるのが一番美味しいのですがねぇ、フネの上でホジホジしてると花火が見られないでしょ?・・かといってカニ玉にしてしまってはせっかくの活毛ガニの繊細な味が活きないし・・・・う〜ん、どうしよう。
そんなこんなで最終的に決まった昨夜のメニューは
・塩水ウニと卵豆腐の味合わせ
・う巻き(ウナギ入りの出汁巻き卵)
・活ホッキ炙り焼き
・磯ツブ煮物(塩ゆでしてから出し汁でゆっくりと煮付けたもの)
・手毬カニめし(塩ゆでしてほぐしたカニにごま油、ご飯、シソを混ぜて一口大に握ったもの)
・秘伝のスパイス味一口チキンソテー
・ラムステーキ(ニンニクとシェリー酒漬け)
ホッキとラムは焼きたてが美味しいので、下ごしらえだけ家でしておいて船内で調理をしました。他にもイカの差し入れや、仲間が用意した美味しいだだちゃ豆やキュウリの漬け物、にぎり寿司に海苔巻き、はてはデザートのスイカもあって・・・・
見て満足、食って満足、飲んで満足、喋って満足・・の最高の一夜となりました。


築地で買ってきた本日の特選素材です!

塩水ウニと卵豆腐を合わせてみました。

つぶとチキン、だだちゃまめ、漬け物、揚げ餃子。

アンカリングしたらまずはカンパーイ!

浴衣姿を含む美人3名のゲストをお迎えしました。

女将さん、まずは一杯・・なんちゃって・・

隣の船も・・こんな感じで見物です。

初めての船上花火見物・・ゲストも楽しそう。


 

2006年8月13日 再び葛西臨海公園でのんびり

前日は東京湾花火を見物する予定でしたが、雷雨の予報のために順延。仲間の船と2艇で出る予定でつまみの準備もしたのですが、順延となっても13日に都合が悪いメンバーがいたので結局出船は取りやめとしました。そこで、対岸に係留する仲間が船を乗り換えたというので、電気系統の作業を手伝いにに出掛けました。もちろん、私のクーラーバッグにはビールと前日に出番の無かったつまみが入っていたことはいうまでもありません。

ま、作業のほうはアクセサリーの作動点検とか配線のチェックなので割愛。「きーさぁん、何してます?」と電話してきたP氏には「よう、今からお出でよ!!」と呼び込んでビールを飲みながら大きな船をあちこち点検。昼になって宴会もしたし、暑いし、出ましょうか・・・ということで、そのまま葛西臨海公園に。う〜ん、32フィートの2基掛けは早いなあ!

臨海公園でアンカリングして、あらためてオジサン4名は宴会の続き。そこへ仲間がジェットスキーでやってきました。俄然元気になったのは例によってR氏、早速ジェットスキーに飛び乗り、豪快にターンを決めます。「いやあ〜気持ちよかった!」それを聞いて「私も乗ってみるか・・」とK氏。久し振りだったのでしょうか、結構楽しんでニコニコしながら戻ってきました。
夏休みの一日・・・飲んで、はしゃいで・・相変わらず元気なおじさん達なのでありました。


若干白波のある湾内を試走。さすがに良い走り!

しかしこの広いデッキ、いいですねぇ。

ジェットスキーでお友達登場!マア、一杯!!

すかさずジェットに乗り込むR氏、決まってます!

イヤア久し振り、行ってきま〜す!とD氏

うふふ、面白かった・・

 

2006年8月20日 館山海遊び!

船を買い換えた仲間がテスト航行で館山まで行くというので同行しました。まず、横浜で一人をピックアップしてそれから第一海堡を超えて館山へ。途中で湾奥から来るもう一艇と合流するはずでしたが、エンジンの片方の調子が悪くなったとのことで引き返してしまいましたので、結局単独で館山に向かいビーチの沖でアンカリング。

陸路参加の一家に三浦半島から東京湾口を横断してきた仲間などが集まって、早速浜辺でバーベキューを開始。地元の仲間が用意してくれたアカウニ、タコ、サザエなどに、三浦組が釣ってきたばかりのシイラとサバを刺身で加え、さらに私が東京から持ち込んだ肉類も焼いて大いに楽しみました。バーベキューのあとは、去年から恒例となった流しそうめん。裏山から切ってきた竹を半分に割って節を抜いた樋を使います。これが美味しくて、サッパリしてつい食べ過ぎてしまいますね。

幸い天候にも恵まれ、風もなく楽しい海遊びの一日となりました。


アカウニとサザエのおつまみ!

シイラの刺身製作中、いいですねぇ。

シイラ刺し、出来上がり!マア、一杯!!

続いてはサバを刺身でいただきます!

流しそうめん、子供の部、開催!

彼の手つきも決まってます!

はい、次、行きますよ〜!

大人だって・・この通り、夢中です。

 

2006年8月27日 三番瀬、バーベキュー&潮干狩り!

今年の三番瀬は、今ひとつアサリの生育が悪い・・というのか、まだまだ採れているそうです。そこで、潮干狩りをしてバーベキューを楽しもうという企画が生まれ、大人16人、子供6人が5艇で集まりました。
結局、アサリのほうは数は採れましたけれども粒が小さくて相変わらずシジミサイズ。もちろん、味のほうは小さくてもちゃんと「三番瀬」しているので美味しくいただきました。天候のほうも、曇りということで、暑すぎず丁度良い具合でした。さて、もう一回くらいはいけそうですよ!


上陸しました!さて設営にかかりましょう。

テントも張ったし、準備完了です。

子供達もお手伝い・・で、早速試食中?

例によってビーフの塊も登場です!

 

2006年9月9日 初の湾口トローリングを体験!

船仲間からトローリングへのお誘いがありました。大島に行ったときに1時間くらい流したことはありますが、湾口に出て流すということです。久し振りに気温も上がり、風も穏やかないい天気となりました。

新中川の係留場所を出発したのが8時半、給油をして一路東京湾を南下します。結構速いペースで浦賀を過ぎ、剣崎から仕掛けを流し始めました。5ノットのスピードを保ちながら、ビール片手にゆったりと走る・・・でもチト暑い!
魚探には海底の岩とその回りの魚の群が沢山写るのですが、中層には何も反応がありません。普通大きなイワシの群とかサバの群とかがあって、それをエサにする大物を釣るのが今回の目的なのですが、さっぱり。

せめてシイラくらいかからないものか・・・と思っているうちに城ヶ島まで来てしまいました。そこで相模湾に出船しているはずの仲間に電話してみると「なんだ、城ヶ島ですか?今行きますから待っててください!」ほどなく遠くからカットンデ来る船があると思ったら、それが仲間でした。「どう?釣れてる?」「だめっす、ゼンゼン!」「なら、こっちきて飲もうよ」というわけで海上で船を繋ぎ合わせてミニ宴会の始まり・・・結局、釣果のほうはゼロでしたが、好天の元、楽しく過ごした残暑の一日でありました。


今回の船は日産のPS780、ディーゼル艇
です。

仲間がバリバリ釣り仕様のベイライナーで到着!

早速マアイッパイ・・後に見えるのは城ヶ島です。

暑いけれど波もなく最高の天気です!

 

2006年9月17日 ポンプ修理+水位計取り付け

台風接近のせいで曇り空が広がり気温も上がらない、こんな日は修理日和ですね。何度手をかけてもダメだったチルトポンプのモーターを先々週に外して修理屋さんに持ち込んだのですが、それが戻ってきました。ブラシの接触不良でないとすればコイルに問題があり、最悪はコイルまき直しとなるのでプロに任せることにしたのです。調べたところやはりコイルに断線があったそうで、修理の完了したモーターを取り付けることにしました。既に何度もやっているので、簡単に取り付けが出来て、テスト。気のせいか回転音もスムーズで力強い感じです。良かった!

さて、それから水位計の取り付け。清水タンクはコクピットの床下にあるのですが、水があるかどうかはハッチを開けて床下をのぞき込まなければわかりませんでした。それをコクピットでチェックできればいいと常々思っていました。
週末を費やして試作品を作ること数回、ようやく満足のいくものが出来ましたので、いよいよ取り付けです。船での作業はパネルへの穴開けとタンクへのセンサーの取り付け、それにメーターとセンダーを繋ぐケーブルを床下に通すことです。
出来れば汚水タンクの量も見ることが出来るようにしたかったのですが、これはセンダーユニットさえ付けてしまえばメーターの入力を切り替えるだけですみます。ただ、水漏れすると・・悲惨ですから、まずは清水でしばらくテストしてから設置することにしましょう。水位計の製作記は「艤装」のページで紹介しています。

 

2006年9月23日 秋の三番瀬!

今年の三番瀬は、今ひとつアサリの生育が悪い・・という前回の経験からもう一回は行こうということでお彼岸の一日、三番瀬に出かけました。今回は2艇5人だけでささやかに、でもメンバーの希望もあってジンギスカンの準備をして出発。

さすがにこの時期ともなると潮干狩りに訪れる人も少なくて、接岸している船も他に2隻しかいませんし、バーベキューをやっているグループも他にひとつだけ。風が結構強いうえ、日差しも強いというほどではなく、また人数も少ないのでタープは省略してテーブルとイスだけセットして乾杯。

そしてアサリのほうですが、依然として粒は小さいものの数だけは結構採れました。1時間弱で1キロ近くになったでしょうか、おかずには十分なのでバーベキューの開始。2日前に釣りに行った仲間がサバとイナダを持参しましたので、サバは網焼きに、イナダは刺身でいただきました。続いて生ラム、これは半分を塩胡椒味に、半分を「ベルのジンギスカンのタレ」味としました。最後はソース焼きそばでシメて・・ご馳走様。

トラブルは、帰りに発生しました。
右上の写真でもわかるように、今回は北東の風が強く船が岸に吹き寄せられています。メンバーで順に船を押し出し、やれやれ離れたと思った瞬間にトリニティはエンスト。シフトレバーも動かない・・ドライブを上げてみると、案の定プロペラが回りません。トリニティのドライブは目一杯上げてもプロペラが水面に出ないので、手で探ってみると網が巻き付いているではありませんか。誰かが捨てて海底に埋まっていた網が巻き付いたのですね。そこで、以前、干上がったときに海岸に網の塊が埋まっているのを見た記憶が蘇りました。今回は潮の引きが弱いので、いつもよりずっと東側に船を泊めたのですが、そこが丁度、網のあったところだったのですねぇ・・なんたる不覚!
さて、こんな時のためにと用意しておいた、100円ショップで買ったパン切りナイフを出してきて、スイムデッキから片足をペラにかけて半身を乗り出し、網をカットする・・普通のナイフでは刃が滑ってロープはうまく切れないので、パン切りと同じ波形の刃が付いたロープカッターを使うのです。
ところが、スターンに跳ね返った波をカブって上半身もびしょ濡れになるは、その割に軸にしっかり巻き付いた部分は切れず、刃を差し込んでこじったらナイフが曲がってしまうは・・・なかなからちがあかない。そこで、たいして深くはないのでそのままザブンと海に胸まで入って、海底に埋まっている網をプロペラの下で切り離すことにしました。そうすれば船尾が自由になりますので、岸の浅いところまで持っていってそこでゆっくりプロペラにからまった網をほどくことができます。

100円ショップのナイフとは言え、新品ですから刃はそれなりに切れる・・・程なく網を切り終わり絡まった網も外すことが出来ました。
船内にはいつも着替えを用意してありますので、前回の落水に続いて2回目のお着替えをしてエンジン始動、じわじわとドライブを降ろしながら離岸し帰途につきました。
やれやれ、先週チルトポンプの修理を終わらせて置いて良かった・・・

持ち帰ったアサリですが、丁度その日の晩にいとこ夫婦が遊びに来たので、ビールのつまみに和風、そして食事の途中にイタリアン風の2種類の酒蒸しにしていただきました。
ご近所2軒にお裾分けしてもまだボンゴレスパゲティ1回分が残っています。それは翌日のお昼になりました。アサリの粒は小さくとも、数だけはたっぷりと入れましたのでその美味しさたるや・・・もう至福のひとときとはこれかというくらい、これまでで最高のパスタとなりました。(作り方はこちら

さて、ハプニングはありましたが、今年最後のアサリ採り、楽しませていただきました!
また来年もよろしくね、三番瀬ちゃん!!

 

2006年10月9日 最後の三番瀬!

前回の三番瀬のアサリ、「春アサリ」というそうですが、絶品の味でしたのでもう一回行こうということになりました。前日の豪雨がウソのように晴れ上がった土曜日ではありましたが・・・風が強い!当初は同じ係留場所の仲間の船で行く予定にしていましたが、この風ではきついだろうということで船橋から船を出すことにしました。

およそ5分で三番瀬に到着してみると、さすがにプレジャーボートは誰も来ていない・・プロとおぼしき人達が海に入ってジョレンでアサリ取りをしている姿が見えるだけです。前日の雨と強風のため空気が澄んでいるので、都心のビル群はおろか、はるか丹沢の山並みや富士山がくっきりと見えます。

今回は3人だけですので、バーベキューの類はやらず、さっと行ってパッと採ってすっと帰る作戦です。前回同様、粒は小さいですが数だけは結構採れました。途中の休憩を入れて1時間半、アサリ取りに専念して帰ってきました。これで今年のアサリ採りは本当に終了。さて、また酒蒸しが楽しみだなあ・・・。

小さなクーラーボックスですが、ぎっしりという感じに採れました。重さにして2キロくらいでしょうか。洗面器に移して食塩水に入れておくと、水管を長〜くべろんと出して元気良く水を吐き出しています。かわいい・・でも・・美味しそう!!

 

2006年10月28日 鶏煮亭再び!

今年の正月にやった水炊きの評判が良かったので、丁度季候も良くなったしまたやりますか・・・・という話から水炊きの宴会第二段を開催することになりました。

前夜に鶏もも肉3キロの下ごしらえをして置いて、当日はハナマサに行って豚バラブロックと鶏ガラ4キロを購入。寸胴にネギとショウガを入れて2時間煮込み、鶏ガラでスープをとります。一度残骸を取りだして漉してから今度は2キロの手羽元を煮込んで更に出汁を取り、最後はもも肉をスープで下煮してスープの完成。

一方、豚バラはこれもショウガとネギで水からゆっくりとゆで上げます。これをスライスして白髪ネギをのせ、五香(ウーシャン)を効かせたタレをかければ白雲肉(ウンパイロー:ゆで豚バラ肉の四川風ソースかけ)の出来上がり。

そしてお刺身はスズキ、カンパチ、ホタテ、イナダ、それに和え物としてアジのナメロウとカワハギの肝和えを用意しました。カワハギは珍しく活きのいいのが丸ごと売っていましたので、これは肝和え以外にはないでしょう。ホタテを除いて、皆東京湾で釣れる食材を選んでみました。

さて、日没と友に「鶏煮亭」は開店。メンバーが6人そろったところでビールで乾杯!
皆で刺身をつついているときにもう一人が遅れてやってきて、一通り鍋を食べたところで最後の3人が到着。あらかじめとっておいた刺身と白雲肉を出して第二ラウンド開始。お終いのシメは鍋に残ったスープでうどんを作って全員お腹も一杯、満足一杯。ふと気がつくと時計はとっくに午前1時を回っていました。
いやあやっぱり船でやる宴会は楽しいなあ〜。


白雲肉(ウンパイロー)です。評判良かったです。

刺身がうまい、特にカワハギの肝和えは絶品!

2回目の鶏煮亭特製水炊き・・何たってスープが最高!

いやあ、仲間と飲むのはいいなあ・・・

  

2006年11月5日 カワハギ釣行!

横浜の仲間からお誘いがあって、初めてのカワハギ釣りに行ってきました。しかも場所は竹岡沖、カワハギ釣りの名所です。なにしろ「エサ盗り」の別名があるくらい、釣り上げるのが難しくて初心者には釣果は期待できないらしいです。
当然仕掛けも持っていませんし、竿もカワハギ専用のほうが僅かなアタリもわかるのだそうで、取り敢えず近所の釣り道具屋にいって初心者用の竿とリールのセットを買ってきました。

朝6時半、迎えの車が来て横浜に着いたのが7時半。8時に出船して、行きは私が舵を取って約1時間で釣り場に到着。カワハギ釣りのエサはアサリと相場が決まっています。早速釣り始めたものの、その名の通りアタリはないのにエサばかり無くなります。たまにかかってくるのはトラギスやフグばかり。

程なく一緒に行ったメンバーが最初の1枚を釣り上げ、その後もさらに2枚を上げました。マア、初めてだからボウズでも仕方がないと思い始めたその時に、ついに釣れました。しかも24センチとかなり良い形です。結局私はそれ1枚だけで、午後2時に竿を上げて帰港しました。

さてその晩、私が釣った1枚と、船頭のM氏からいただいた小さめの2枚で「肝和え」を造り、さらにはK氏が釣り上げたカサゴまで頂戴して、酒のつまみは十分、ちょっとばかり飲み過ぎて地球がグラグラしていたことは(他の理由があるとしても)間違いありません。皆さん、素晴らしい経験をさせていただきました。ありがとうございました!


カワハギの肝和え                      カサゴの煮付け

 

2006年11月18日 アジ釣行!

またまた仲間からお誘いがあって、今年初めてのアジ釣りに行ってきました。実は先々週カワハギ釣りをしているときに仲間から電話があり「中ノ瀬でカツオみたいなサバとサバみたいなアジが釣れてるよ〜」という話を聞いてから、アジ釣りに行きたかったのです。

日曜は雨になりそうでしたので、土曜日9時少し前に出船、途中で横浜ベイサイドマリーナで一人拾ってまずは八景島沖で釣り開始。最初に釣れたのはまるまると太ったサバでした。取り敢えずこのサバを使っていつものお約束「船上締め鯖」を作りましょう。

その後、ゼンゼンあたりが来ないので第二海堡の近くに移動。こちらのほうが場所が良く、すぐにサバが釣れましたが、普通なら一人釣れれば同時にみんなにも釣れるはずなのに、なぜかポツリポツリと単発でしか来ません。そのうちにあたりも無くなりましたので、ランチタイム。出来たばかりの締め鯖とチキンのカレー味ソテー、焼き豚、枝豆でビールを飲みました。いやはや、今の時期、脂ののったサバの美味しいこと!

結局、一人がようやく念願の大きなアジを一匹上げただけであとはサバばかり、それも一人2-3本と若干盛り上がりに欠ける釣りとなりました。それでもその晩にはもう一度、締め鯖を堪能しましたし塩をした分は翌日のおかずです。
さて、次回はきっとアジを釣って「なめろう」を作るぞ!


 

2006年11月26日 相模湾釣行!

このところ人の船で釣りに行きまくっている私です。今度は三浦半島は先の三戸浜に船を置く仲間からお誘いがあって、ついに相模湾にワラサ&カワハギ釣りに行ってきました。

朝7時に仲間がお迎えに来て、8時にはビーチバムというマリーナに到着。道具を積み込んで、人間が乗り込んで・・・そのまま船は船台ごと移動して坂を下り海面へ。それを駆動するのはなんとショベルカーなのです。かなりの急坂を下っていきます。

出港してからものの15分でポイントに到着。周囲には遊漁船の大船団が出来ています。そのそばで釣りを開始。
一人がすぐに50センチ近いイナダを釣り上げ、続いて私が25センチのアジをゲット。

これはさい先の良いスタートだと思ったのも束の間、その後私が釣り上げたのは、小さなメバルだけ。一方仲間のほうは、沢山のシマダイにサバ、ホウボウ、そしてカワハギと絶好調です。3時に沖上がりして帰港、そのあとマリーナ事務所の2階のテラスで釣りたてのカワハギの肝和えとシマダイの刺身を作って、皆でいただきました。

いやあ、相模湾は良いですね。水もきれいだし、出ればすぐ釣り場というロケーションも最高。
ま、釣果は今ひとつでしたが、楽しませてもらいました。

 

2006年12月3日 またまた相模湾釣行!

先週釣れなかった私に、悪魔のささやきが聞こえてきました。相模湾でワラサが爆釣だそうで、今度も三戸浜から出ましょうよというお誘いでした。

「いやあ、いくら何でも連ちゃんはなあ・・」と言いながら、直後に釣具屋のフィッシングに行って仕掛けやコマセ籠、それにエサを買い込んでいる私でありました。
前回同様、7時に仲間がお迎えに来て、8時にはビーチバムに到着。空気が非常に澄んでいて、左奥には大島が、正面には伊豆半島が先端までくっきりと見えます。今日は良い釣りが出来そう・・・ところが船をおろすスタッフが来ていない。しばし待つうちにスタッフが到着。早速道具を積み込んで、出船です。

北風が残っているので、午前中は近場でカワハギ釣りをすることにしました。すぐにアタリがあって、まずは私がミニワッペンサイズのカワハギをゲット。さらに次は少し方が良くなってワッペンサイズ・・最終的には20センチオーバーを含む5枚のカワハギを上げることが出来ました。

続いてタイがねらえる城ヶ島沖に移動、メバルが釣れましたが潮の流れが速くてまたすぐに三戸浜に戻りました。やがてサバの群が来て立て続けに4本。結局、今回の釣果はカワハギ5枚、メバル2匹、トラギス1匹、タイみたいな魚2匹、サバ4匹、それにマリーナの人でも名前がわからない赤い魚1匹という結果になりました。下の写真は3人全員の釣果です。

きれいな夕陽を眺めながら、帰り支度。やはり相模湾は魚影が濃いですね。帰宅したのは6時前、例によってカワハギは肝和えと薄造りにして、サバはもちろん締め鯖。さらにメバルとサバと名前のわからない魚を塩焼きにしていただきました。イヤア、今回は大満足の釣りでした。・・相模湾・・やみつきになりそう・・・

 

2007年に続く

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