そうだ、ヨーロッパに行こう！

会社の夏休みは8月15日からの1週間。ですが今年は節電に協力するためその前の週から物流や営業業務は地方の拠点に分散してしまい、東京の本社は閉鎖することになったのです。そのため、職務によっては強制的に有給休暇を取得しなくてはならず、私もその中に含まれます。これによって会社は最低限の業務を継続しながら節電を達成し、なおかつ有給休暇の消化推進をも図ることが出来るのです。というわけで急に生まれた2週間の休み、さて、何をしよう？

そこで思いついたのは、いくら節電が目的の休暇といっても自宅でエアコンをつけてテレビを見ていたのでは目的は完遂できません。かといって山で焚き火してテント生活も厳しい。であれば、いっそ海外に出てしまえば日本の電気を消費しないですむわけで、完璧に趣旨に沿うではありませんか。出かけるならやはりヨーロッパです。以前に家族でヨーロッパ旅行したのは1996年です。あの時はパリの空港でレンタカーを借りて11日間で3500ｋｍくらい回り、ブラッセルでレンタカーを返して帰国しました。
今回はパリでアパートホテルに滞在して途中でまだ行ったことのないブルゴーニュ地方を訊ねるというプランを立てました。
早速ネットで情報を集めます。いくら夏休みを外すといっても8月はツアーも高いですね。そこでフライトと宿は自分で手配することにしました。まず当たったのはエアフランス、ここで14万円のチケットがありました。しかし燃油サーチャージが別で7万円もします。かといって聞いたことのない格安エアラインもいやです。結局パリ直行便では安いフライトはありませんでした。
しかし、エアフランスと同じフライングブルーグループのKLMなら、アムステルダム行きでもっと安いのがあります。そこで昔4年間住んだブラッセルに行ってあとはレンタカーで回るプランに変更です。フライトは休みの間で一番安い日を選んだら7日出発の18日戻りとなりました。またもや11日間です。フライトが決まったら次は宿です。前回泊まったカンパニールというフランスのホテルチェーンのサイトから予約を入れました。なんと地方だけではなくパリも含めて3人で1泊90ユーロ前後（約1万円）で部屋を取ることができました。ブラッセルのみ3人部屋がありませんが、夏休み割引で半額の部屋があったのでこれを二つとって合計90ユーロで泊まることができます。
最後はレンタカー。これも前回と同じく勤務先の関連会社に依頼して、シトロエンC4ピカソ、ディーゼルのマニュアル、エアコン付きを予約しました。これで旅行の手配は完了です。

最終的に作成した日程は以下のようなものでした。

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